ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

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【ソロプレイマイベスト】春夏秋冬ずっと楽しかった記憶しかない。令和6年、どれを遊ぶのか迷いまくった充実のソロプレイを振り返るボードゲーム10選(2024年版)

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今年、もう終わっちゃいます。

なにもかもが早すぎるんですってばよ( ゚o゚)

 

と、毎年同じ事言ってる師走です。この前12月になったばっかだと思ってたらもう10日以上も過ぎてることに愕然としてますが、皆さんもしてますでしょうか。

7月あたりからブログ復活を目指して延々描きまくった2024年。振り返ってみれば今年も良きボドゲたちに囲まれた1年であったなと思います。でもあまり種類は遊べなかったなぁ...積みゲーも崩せなかったしヘゲモニーとか楽しみにしていたタイトルも遊びきれず年末を迎えてしまいました。毎年変わらない反省点も感じつつ、それでも慌ただしい中で年末恒例のソロプレイマイベストをまとめられるくらい遊べたのは僥倖。

ベスト選出の目安

  • 中〜重量級中心に、今年初めて遊んだゲーム
  • ソロプレイがオフィシャルルールで存在する
  • プレイ時間は60分弱〜

昨年と選出基準は同じでございます。年末に振り返った時、遊んだ時の楽しさが脳裏にスッと浮かび上がったタイトルを優先的に選出しています。一般的に面白いと言われるボドゲは数ある訳ですが「自分の記憶に残っているか?」は結構大事にしたいポイント。1人遊びを目一杯充実させてくれた2024年のソロボドゲ10選、今年もしっかり振り返りたいと思います。

 

 

インフェルノ(Inferno Deluxe Edition)

ダンテの「神曲」地獄編をモチーフにしたインフェルノ。「人の業とは何か?」って、かなり重いテーマをたずさえた重量級ボドゲなのですがかなりのお気に入りになりました。それだけ業が深いってことかもしれません。実はGamefoundのレイトプレッジでポチるか否かガチ悩みしたゲームでもありましたので届いてからもちょっとばかり半信半疑。

でも遊んでみたら面白かったのよ....あの時ポチった自分をマジ褒めた1品。誰もが面白い!と手放しで褒めるようなボドゲではないですがソロプレイ中心の自分にはまさにベストと言えるゲーム。派手な盛り上がりや高揚感みたいなものはあまりありません。それでもうまく得点に繋がった時のジワっとくる嬉しさはあって、個人的にはこれがなんとも言えない感覚なのですよね。何度か遊んでみて初めてわかることもあると改めて感じ入った地獄めぐり。デラックス版でポチったことも更にお気に入り度を高めてくれました。

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ワイアームスパン(Wyrmspan)

壮絶な予約合戦をうまくすり抜けてゲットしたワイアームスパン。名作ウイングスパンと同じ系統のタブロービルディングですが、なんせドラゴン好きなものでワイアームスパン最高!となりました。ソロプレイでの面白さも文句なく、うまくタブローが作れた時の爽快感はたまりませんです。登場するドラゴンのイラストがまた可愛くて、全部プレイするまで満足できない!って気分にさせてくれます。

ウイングスパンと比べるとちょっとドラゴンの能力次第と言いますか、カード運みたいなものが強い印象もあります。なのでゲーム性の高さを好む方はウイングスパンと拡張を組み合わせた方が楽しめるかもしれません。ですがファンタジー好きとしてはドラゴンの生態を眺め、イラストを眺め、卵を眺め、洞窟を探検できることが重要なのかもしれません。臨機応変にタブローを組み上げる楽しみを存分に感じられたタイトルです。

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ファーショア 日本語版

エバーデールの森の北方にある港町が舞台のファーショア。新規性はともかくも、新しい舞台で遊ぶワーカープレイスメントは幸せです。港町が舞台になったため登場するキャラクターや職業が目新しくなり、エバーデールをやり込んだファンも楽しめるのは嬉しい。イラストもエバーデールに比べると少しだけ大人の空気感を漂わせています。

基本セット単体で比較するならファーショアの方がちょっと難しいというか、悩ましさが上がっている印象です。基本のみで遊ぶならファーショアのほうが好きかなぁ...拡張を加えるとグッと深みがますエバーデールとはまた違った感じがありますが、今後ファーショアにも拡張が出るのだとしたら結構楽しみ。幸せな気分になりたいときに手に取るのがおすすめの中量級タイトルです。

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デューン 砂の惑星:インペリウム 反乱

デューン 砂の惑星:インペリウムの独立拡張の位置付けとなる「反乱」は中〜重量級のワーカープレイスメントゲームとしては何か一つ飛び抜けたような感じがしました。そのくらいバランスが良く、またルール調整のおかげなのか難易度もキュッとしまった完成度。サンドワームも出てきたりと惑星アラキスの厳しさを感じさせてくれます。

映画のストーリーがベースになっているものの元ネタを知らずに遊んでもしっかりゲームとして楽しめるし、過去に出ている拡張セットを加えて遊ぶこともできるのでリプレイ性が高いのもポイント。デッキ構築とワーカープレイスメントの組み合わせがベースになっているのでソロでもあれこれ考えることが止まらないタイトル。サンドワームの召喚はやはりドラマチック。

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エンデバー:ディープ・シー

2024年エッセンの後半で突如ランキングに急浮上してそのままスカウトアクションをかっさらったエンデバー:ディープ・シー。いわゆるリメイクタイトルなんですが、前作とは全く異なる世界観です。深海調査という現代においてもロマンが詰まっているテーマをベースにしていて、潜水艇コマを動かしていると海洋調査って面白そうよね....と不思議な感覚にもなってしまうのです。

ソロプレイで採用されているミッションも手応えのある難易度でそう易々とクリアはさせてもらえません。海洋エリアのタイルが徐々にテーブルに並んでいくのを眺めていると、ワクワク感と悩ましさに同時に包まれるような怪しげな魅力もあります。やりたい事をストレートに出来るのでソロプレイもとても楽しいですよ。

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マラカイボの海賊たち

重量級の名作「マラカイボ」のスピンオフタイトル「マラカイボの海賊たち」は本家よりもぐっと遊びやすさが増した中量級。悩ましいポイントはマラカイボ譲りですが、アイコンなどが整理されたおかげで遊び始めるまでのハードルはかなり下がってます。悠々自適な引退生活を目論む海賊となってカリブの海で好き勝手やっちゃうのです。

ゲームの展開も「マラカイボ」に比べるとスピーディなので、何度か連続して遊ぶこともできる手軽さも本作の魅力。マラカイボのように最適解を悩みに悩み抜いて更にみっちり悩むようなボドゲではありませんが、うまく調整されたルールのおかげでヘビーゲームのようなじっくり考えましたっ!って感覚を中量級ながらもしっかり楽しめます。重量級を遊ぶほど余裕がない時にも満足感の高いタイトルです。

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ラタ 日本語版(Lata)

カードのみで構成されているラタ。ポルトガルの伝統産業である缶詰工場を経営するアクションポイント制のマネジメントゲームです。軽めの雰囲気を漂わせつつもしっかり悩ましいカードゲームで、アートワークにもセンスの良さが光ます。見た目はお菓子の箱のような感じなんですが、遊んだ後は美味しいお菓子を食べた時に匹敵する満足感なのです。アクションポイントとリソースをうまくマネジメントしながら効率良く缶詰を出荷するための工場ラインも作らなければなりません。そんなこんなをプレイしているうちに工場経営してる気分が自然と生まれるのも楽しい。

オークションやドラフトというシステムも入っているのにわかりやすいルールなので、初めて遊ぶ人もボドゲしてる満足感がしっかり感じてもらえそう。休日の午後にお茶でも飲みながら仲の良い人と遊んだら結構ハマりそうなオシャレ感、ソロプレイだったけどお気に入りなのよ?

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スピリットアイランド拡張「ひびわれた大地」「枝と鉤爪」

 

スピリットアイランドの拡張2種類は、混ぜて遊ぶことで精霊たちの島での戦いに新しい深みをもたらしてくれました。基本セットはそれだけでかなり楽しいタイトルでしたが、この2種類の拡張を加える事で基本セットの楽しさが色々底上げされること間違いなし。このゲームのキモとなる精霊はこの拡張で追加された数をあわせると合計20種類にもなります。もう永久にスピリットアイランドだけで遊び倒せそう。

タワーディフェンス型のスピリットアイランドは、そもそもの難易度が高いのでクリアするのは基本セットだけでもかなり大変。この2種類の拡張が加わる事で新精霊にもかなり多様性にとんだ種族が揃うのでもうずっとコレだけで遊んでいられるくらいの充実度。もともとソロプレイの評価が高いボドゲなのでソロ好きの人には拡張込みで遊んでみてほしいタイトルです。

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スノープランナー

2023年のゲムマ新作だったスノープランナー、遅ればせながら遊ばせてもらったところ「これ、国産ゲームなの?マジなのか?」と素直に感動したタイトルです。長野県生まれなのでフレーバーに自動補正が働いている感じもなくはないんですが、ウインターリゾート開発に没頭できるユーロゲーム。

ゲストを招き、ゲストの要求に応え、最高のリゾートを作り上げることにチャレンジするものの色々間に合わない。なのでゲストは連泊せずに帰っちゃう訳ですがその度に「なんかごめん...」って心の中で呟きながらプレイするソロゲームは、終わった後の1人反省会もなかなかどうして楽しいのです。あとちょっとでうまく出来たのに!って実にいいバランスで何度も遊びたくなるタイトルです。

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ニュークレウム

ルチアーニ&ターツィコンビのヘビーユーロゲーム「ニュークレウム」はやはり安定の面白さでした。ネットワーク構築系の重量級ボドゲでフレーバーとアートワーク、ゲームシステムがとてもうまく混ざり合った没入感の高さはさすがの一言。うまく遊べた感じは全然持てなくて悔しい....ってなるんですが、まさに「考え抜く事」をしっかり楽しめるユーロゲーム。

ありとあらゆる事が繋がっていてどれも疎かにできない中で、どう効率よく得点をあげていくのか考えてプレイしてるつもりなんですが、、、今年もやっぱりうまくできなかった(笑)。ゲーム内のそれぞれの要素のつながりがとても無駄なく納得感があって「あっ!そうか....」とプレイ中に1人反省会が始まるくらいに考えまくるソロプレイ。ユーロゲームの厳しさと楽しさをしっかり感じさせてくれるタイトルでした。

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番外編

今年遊んだタイトルで番外編を2つご紹介しておきます。いずれもクラウドファンディングで出資を募り大成功を収めた国産タイトルたち。まだ一般販売されていないのでベスト入りとはしませんでしたがサンプルを遊ばせてもらった感じでは間違いなくランクインとなったに違いないボドゲです。来年の完成を楽しみに待ちましょう!

Sweet Lands(スイーツランド)

スノープランナー拡張 NEW SEASON

 

2024ソロプレイベストまとめ

今年はとても多くのタイトルがリリースされた印象がある1年。中でもソロプレイ可能なボドゲも相当多くて、どれを手に取るのか、すでにもうボドゲ並みに悩ましい状態でした。とても全部は買えないし時間的にもそこまで余裕もなくて、心残りは非常に多い1年だったなと思います。でもボドゲ開設当初は結構ソロで遊んでる事が奇異な目で見られていた事を考えると随分とボドゲのソロプレイを取り巻く環境も変わったわね...

Covid-19も落ち着きみんなでボドゲを出来るようになってもなおソロゲーム可能なタイトルがこれだけリリースされているのは、楽しいと思っているユーザーが実際に増えたという事だと思います。ソロプレイマイベストも気がつけば5年となりましたが、、、もう50タイトルになるんだね。書き始めた時は来年も書けるかな?が心配事だったんですけどこうなってくるとこの先どれだけ遊べるんだろう....という不思議な課題感です。

 

来年も劇的に時間が出来て外に遊びに行けるようになりそうもなく、今年遊びきれなかったタイトルも含めてまだまだソロプレイに没頭しそうなのですが、当面手に取るタイトルには困る事がなさそうで一安心している年末。ボドゲのソロプレイがお好きな皆さまの一助になれば幸いでございます。

 

ソロプレイ可能なボードゲーム一覧

 

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