ども。コモノです。
届いちゃいました、ファーショア!あのエバーデールの北に広がる海岸の街を発展させる中量級ボドゲがCOMON JAPANから発売されましたよ!
舞台は海辺の街へとかわり、動物たちの新しい街づくりが始まります。発売されるのをまったく気が付いていなかったファーショア、思わずポチッとしてしまいました。どんな感じの続編なのか、届くまで楽しみで仕方なかったファーショアを今日はご紹介いたします!
ファーショア 日本語版
プレイ人数:1〜4人
対象年齢 :10歳以上
プレイ時間:40〜80分
国内発行元:ファーショア – CMONJAPAN
Boardgamegeek
ファーショアってどんなゲーム?
ファーショアは英語版の原題(Everdell Farshore )が指すように中量級ワーカープレイスメントの人気タイトル「エバーデール」の続編です。これまでエバーデールシリーズは拡張が連続で出ていましたが、ファーショアはこれまでのエバーデールとの互換性はなく独立したボードゲームです。
エバーデール?という方はコチラ
舞台は北の海へ!
エバーデールは森に住む動物たちが主役でした。ファーショアはエバーデールの森の北方にある海岸の街「ファーショア」が舞台です。
ゲームの舞台が森から海へと変わったことで、登場する動物や建物も変わりました。港町を舞台にした賑やかな世界がファーショアの魅力ですな!
基本メカニクスはほぼ同じ
ファーショアの基本ルールはほとんどエバーデールと同じなので、エバデシリーズを遊んだことがある人はスルッとプレイすることが可能です。ゲームのバランスはカード能力の調整や新規カードが入ることで良くなってるみたい。やりこんでいないライトゲーマーにはそこまでバランス云々が理解できるはずもなく...
しかしゲームの面白い部分は変わりありませんでした!主な変更点はルールブックの背面に記載があるのでそこを見れば大丈夫。入り江にある同じカードは重ねておくルールになったので、常に異なる8種類のカードが並んでいるのは嬉しい変更点です。
気持ちちょっとだけ、資源とか集めるのが難しくなったかな。。宝箱は資源としても使えるんだけど最後に得点にもなる悩ましいアイテム。カード能力も更新されてるので新しくコンボとか探すのも楽しそうです。今日のところは、まぁ、初見だからってことにしとこう.....
ファーショアのコンポーネント
ファーショアのコンポーネントはエバーデールと同様に可愛い。いや可愛い。。。大人の童話チックなイラストはファーショアでも健在です。が、
イラストはリニューアルされてます
イラストレーターそのものが変更されておりJacqui Davisという方がクレジットされてます。ワイナリーの四季とかを手掛けてる方みたいですな。エバーデールシリーズよりもちょっとだけ大人な雰囲気。
イラストレーターが変わったことでアートワークそのものはテイストが変わっています。エバーデールそのものの雰囲気は感じさせつつも少しスタイリッシュになった感じ?これはこれで好きですねー。
あの森の木は灯台に
エバーデールファンを喜ばせ、そして悩ませたあの大きなツリーは港を照らす灯台になりました。シンボリックではありますが大きな枝に動物を蓄えたような機能はなくなり、足元にカードを置いておく目印のような役割。プレイしやすさは確かに上がりましたがなんか寂しい気もします。でもあの木は倒れたりすると悲劇なのよねぇ・・・悩ましいw
可愛いコンポーネントが世界を盛り上げてくれる
ファーショアでもコンポーネントが世界観を底上げして没入感を上げてくれます。帆を貼り海へと繰り出す小舟(大きいのかな?)や、真珠貝のからのような得点トークンは海へと繰り出す感じを増してくれております。
なかでも錨トークンという金属製のトークンは金属製で雰囲気がとてもよろしいのです。この錨トークン、使い所も重要なんですが自分の作った街に錨トークンが置いてあるとテンションが静かに上がります。これだけメタルというのも心憎い演出。
ファーショアのルール・遊び方
ファーショアのゲームの準備も大まかにエバーデールと一緒です。ファーショアの海岸に自分の街を作り発展させていくことが目標になりますよ。手番で選べるのは3つのアクションなのも同じです。
- 船員をアクションエリアに配置して効果を得る
- カードを手札か入江から1枚プレイする
- 次の季節の準備をする
おおまかな部分はエバーデールの基本セットと共通です。もちろん難しいことはほぼありませんので、初めて遊ぶよ!という方でもすぐに覚えられると思います。
ゲームの流れ(ざっくり)
ゲームは冬から始まり、春・夏・秋へと移り変わっていく4ラウンドです。この辺りの設定も同じ。手番で船員(労働者)を各エリアに派遣したり、手持ちのカードをプレイしながら街を発展させていきます。
カードには効果が描かれていて、プレイ時やゲーム終了時に追加で資源や得点をもたらしてくれるものがあります。この組み合わせをしっかり考えながら街を発展させて、より多くの勝利点を稼いだプレイヤーが勝つのです。
自分の街に置けるカードは15枚まで。どのカードをどの順番でプレイするかが鍵。
ざっくり流れを知りたいという方は、過去のエバーデールの記事をご確認していただくのがわかりやすいかと思います。(手抜きではないぞ....)
ソロプレイはできる?
もちろんできます!ファーショアのソロのお相手はボニー船長!海賊の船長と競うソロプレイ。
これがまたボニー船長がですね・・・やらしい。いやらしいんですよ。難易度も段階を選べて、海賊王とかあるんですよ。オートマがまたこれね.....エリアをボッコボコ埋めていくだけじゃなくて建物もゴンゴン建てていくわけですよ。しかも上限無しで。もちろんコストも無しで。
天気カードも加えると難易度調整の幅も広いので、ソロも飽きずに遊べそうですよ!
ファーショアの感想・まとめ
ファーショア、いいな!エバーデールも好きだけどファーショアはファーショアで良い感じにまとまっているゲームだと思います。
基本セット単体で遊ぶならファーショアが好きかもしれない
エバーデールの基本セットは何度かプレイするとちょこっと物足りない感じだったり上手くいかない感じが気になりました。拡張入れるとそのバランスが取れるような作り方かなと個人的には思っています。
ファーショアはその辺りが最初から調整されていて、基本セットだけでもじっくり考えてプレイすることが出来るような印象です。プレイ回数が少ないので簡単に言い切ることは出来ないですけども、ヒョイっとだして基本だけ遊ぶならファーショアのほうがゲームした感は味わえるかもしれません。
ただし可愛さ補正についてはエバーデールの方が魅力ある気もするので甲乙つけ難いなー。子供ウケだけ考えるならエバーデールのほうがウケは良さそうですね。
海!宝箱!提督!
カードの動物たちた港町に集う動物に変更されているので、とてもなんというか、大海賊時代っぽい名前のカードもあってテンションあがります。提督もいるし海賊もいるし、税関もあるしカード並べてても新鮮で楽しい。
やっぱ海辺ってなんかロマンあります。山育ちだからなのかもですがファーショアの設定は好き。港町の発展を目指すというフレーバーはやはり魅力的でした。
エバーデール好きならポチって後悔なし。ゲームとしての面白さとかだと、、、エバデ+拡張の組み合わせも捨てがたく(個人的には剣ヶ峰好き)、どっちも良いよなーと思います。エバーデールは結構遊んで満足しちゃったのもあり一度手放しちゃってますが、もう一回遊びたくなってきた。。。あ、これ困ったやつだ....
ファーショアはしばらく黙々と遊びます!
【ファーショア販売情報】
駿河屋でも取り扱いありますよ!