ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

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【ソロプレイマイベスト】ついに誰ともボドゲを遊べなかった令和5年が終わります。もったり悩む時間が楽しかったボードゲーム10選(2023年版)

名実共にぼっちのホビー満喫した2023年が終わります。

....さ.さ..寂しくなんかなかったからねッ...(;´༎ຶД༎ຶ`)

2023年が終わります。ああ終わりますとも。早かった、早すぎた。去年も忙しかったわけですがそれでも年初は普通に遊べてたんだよ。でも今年は年初から一年ぶっちぎりで忙しかったので過去イチ「誰ともボドゲを遊んでおりません」って一年になりました。自虐を込めたブロブタイトルがこんなにもリアルになるとは...泣ける。

ただし、今年遊んだボドゲは面白いボドゲばかりでした!年末恒例となったソロプレイマイベストは全てのソロプレイヤーに贈るぼっちの味方のベストセレクション。今年遊んだ中からピックアップする疲れた気分を大いにアゲてくれたボドゲ10選です。

ベスト選出の目安

  • 中〜重量級中心に、今年初めて遊んだゲーム
  • ソロプレイがオフィシャルルールで存在する
  • プレイ時間は60分弱〜

ボドゲのソロプレイを嗜まれるプレイヤーの方も随分増えた印象がありますが、主にじっくり考え事をすることが好みでボドゲを遊んでる方には刺さってくれるんじゃないかというタイトルが中心です。1人で遊んでもそこそこ時間がかかるボドゲ中心なので、年末年始のお休みに存分に熟考したい方向けでございます。まとめの最後には過去のマイベスト記事一覧がありますので、お暇があればそちらを覗いていただくと1人遊びの遍歴が垣間見えます。1人遊びのお供をお探しの方はご参考までにお納めください。なお、今年初めて遊んだタイトルから選んでいますのでリストには旧作も混じっております。

 

では2023年もぼっちのホビーブログ的ソロプレイベストを謹んでご紹介いたします。

 

テラミスティカ:革新の時代

テラミスティカ:革新の時代 | 中古・新品通販の駿河屋

今年一番の出来事と言っても過言ではなかったテラミスティカデビュー。ずっと棚に置いていた名作をいよいよ遊んだ理由がこの革新の時代を堪能するためでした。ある意味めちゃくちゃ贅沢で冒涜的な理由でテラミスティカに手を出した訳ですが、結論「テラミスティカは神」という感想に至った訳でございます。なかでもソロプレイを中心に嗜まれる方には革新の時代のほうがおすすめかなと思います。理由はいくつかありますがなんといってもリプレイ性の高さは革新の時代に軍配が上がりましょう。

組み合わせ次第で異なる戦略が必要になる種族タイルは何度やっても飽きないプレイを約束してくれます。ダブルレイヤーボードなどプレイアビリティがましたコンポーネントもソロプレイの満足感を一段引き上げてくれること間違いなし。エリアマジョリティってこんなにも楽しかったか!と思ってしまいました。ただ個人的には誰かと一緒に遊ぶなら元々のテラミスティカを選んでしまいそう。革新の時代よりも少し要素の削ぎ落とされた無印テラミくらいのほうがガチ勝負にはちょうど良くない?と思ってたりします。テラミスティカの魅力は無限大でありました。

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エクスペディションズ

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サイズ-大鎌戦役-の世界観を引き継いで生まれたエクスペディションズ。日本語版の発売を心待ちにしてたんだよ!このフレーバーなら一生遊んでいられると思ってるし実際遊んでみても一生遊べそうって思いました。どんだけ世界観好きやねん。フレーバー推しではありますがエクスペディションズはちょっと不思議なプレイ感。デッキ&エンジン構築をベースに栄光報酬につながるアレコレを奪い合います。しかもソロプレイがめっちゃ楽しいのよね。というかエクスペディションズはソロで遊んだ方が楽しいんでは無いかと思うくらいです。

ちょっとゲームとしては地味かもしれず、気持ちの良いコンボをかませる確率も低そう。ただし全体を俯瞰して良き計画を練り戦略を修正しながら進めていくプレイ感は非常に楽しいソロプレイの時間を供してくれます。フレーバーとなるこの世界観が好きな方はマストバイと言っても過言ではありますまい。ただし友達と遊びたい、戦いがしたい!という方は大鎌戦役のほうが楽しめる気がします。計画性や軌道修正、コントローラブルな支配感を求める方にはエクスペディションズは良いですよ!なおコモノックスの支配感が満たされたことはまだありません。

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リバイブ 日本語版

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今年のエッセンシュピールでのスカウトアクション(人気投票)で注目を浴びたリバイブ。冒険感満載のエリアマジョリティはソロプレイもとても楽しかったです。エリアマジョリティをベースに、テックツリーやエンジンビルディング要素のような自分自身の成長を感じながら、未踏の大地を明らかにしていく冒険感を堪能できる魅力に溢れているボドゲでございます。

ちょっとアートワークにはゴチャゴチャ感はあるものの、キャンペーンデッキのロック要素を全て解放した後に待っている自由なプレイは種族ごとの戦略の違いもあり、ランダムに配置されるタイルと相まってリプレイ性は高め。リソースのマネジメントもピリッと効いているバランスの良い重ゲーです。ゲーム終盤の美しい盤面は、きっと失われた世界が復興する未来を感じさせてくれるはずです。来年でる拡張も楽しみだな!

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スリーピング・ゴッズ

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クラウドファンディング限定で日本語版が制作されたスリーピング・ゴッズ。もう日本語版の入手は困難になってしまっているのが残念ですがゲームとしてめちゃくちゃ楽しかったのでマイベスト入り。ちょっと乱暴な説明で言うならば超壮大なゲームブックです。しかもマルチエンディングかつ世界は一度の探検で明らかにできないほどに広いという点がこのゲームの奥深いところ。1ゲームにかかる時間も20時間弱は必要なので、全部明らかにするのにどれだけ冒険に行くことになるのかというボドゲです。我が家でも最初クリアするまで1週間テーブルに出しっぱなしで遊んでました。

ゲーム中入手するクエストも膨大で移動できるマップも膨大。ゆるーく探検するのかと思ったらお金はすぐなくなるし戦闘もこちらの習熟関係なく選んだクエストや場所によって発生するので、うっかり強敵が出てきて全滅しかけることもザラ。マンティコア号の乗組員の能力を生かしたプレイを心がけないと何かが足らない、危ないということにすぐなってしまうシビアさもありました。要はワクワクするお話を楽しみながら、気が抜けない20時間を過ごすってことです。楽しいんだよ。でも辛いんだよ。ゲームブックってそこまで辛くなかった思い出ある(すぐ死んでやり直すからかな?)んだけど、スリーピング・ゴッズは「簡単に死なない、でもお話は思うように進まない」パターン。苦しい状態に追い込まれてなお話は進む...という壮大な冒険譚なのです。プレイする価値ありますぜ。

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Otaru1899

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Sapporo1876の独立拡張としてリリースされたOtaru1899。2人用のボドゲだったのでもともとはお見送り予定のタイトルだったのですが、事前予約キャンペーンでソロモードが搭載されることが確定したので勢い余ってポチっちゃったのです。結果その判断は間違っていなかったと思うことになりました。ソロプレイは専用のカードデッキを使用したお邪魔系プレイ。これがあれよあれよと欲しいものを奪っていきます。

ゲームは中量級なので、うんうん悩みながら遊んで小一時間くらい。でも時間の割に満足感があるのはリソースをどのように使っていくか非常に考えさせられるデザインにありました。アクションをうまく組み合わせてより良い効果を得る必要がありますが、すんなり行かない仕掛けがそこかしこに潜んでいます。一手、二手先を考えどうする?どうすればいい?と悩ましい時間が待ってること請け合い。Otaru1899をプレイするというのは、それはクオリオティの非常に高いコンポーネントに支えられ当時の小樽に思いを馳せる珠玉の時間を過ごす事なのです。

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ウイングスパン 東洋の翼

ウイングスパン 東洋の翼 | 中古・新品通販の駿河屋

語られ尽くした感があるウイングスパンに2人用としてデザインされた東洋の翼が追加されました。独立拡張の位置付けなので、基本セットに加えても遊ぶことができると言う東洋の翼ですが、実際に遊んでみたらばソロプレイするなら東洋の翼のが良いじゃん!となったタイトルでした。2名までという制限はあるものの、ウイングスパンにエリアマジョリティ的な要素が追加されたプレイ感は個人的にもお気に入り。

親しみのある東洋の野鳥を愛でながらボーナス獲得のための野鳥を招き、つがい目的ボードでどう得点するか迷い悩むウイングスパン、我が家の環境だともう基本セットじゃなくて東洋の翼だけで良いじゃんとなっております。新しく追加された要素は2人プレイ時に程よいインタラクションを追加してくれるので、ちょっとピリリとしたウイングスパンを遊びたい人にも良い選択となる気がします。相変わらず美しい野鳥カードを眺めてるだけでも知識欲満たされて満足感高し。

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アース 日本語版

アース 日本語版 リゴレ | 中古・新品通販の駿河屋

自然の美しさ、生命の繁栄を感じさせてくれたアース。写真がベースになったカード類もどれも美しくてナショジオ的雰囲気の中で生命が繁栄していくメカニクスを体験できるようなプレイ感が楽しいです。キノコがいかに大事な役割を果たしているか、新しい学びを得ることもできました。キノコありがとう。

コンポーネントも非常に可愛らしく、プレイ後の並んだカードを眺めて悦にいる時間が至福です。ソロプレイでエンジン構築に没頭していると「地球よ...緑の星よ....」と何やら違う次元に飛んでいきそうな感覚にすらなります。エンジン構築がうまくいった暁には自然にマジで感謝する気分になるのはなんでしょう。遊んだ後は目に入ってくる空や木々が少し違った見え方をするかのような、とても良き気分になれるアース。売り切れちゃってるので早く再販されると良いですなー。

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パックス・パミール 第二版

パックス・パミール 第二版 | 中古・新品通販の駿河屋

ROOTのデザイナー、コール・ウェーレが送る動乱のアフガニスタン史。なるほど、そんな成り立ちなんだね、、という知識的な喜びもありますがこの「混乱・動乱」というフレーバー的な要素がゲーム性にも色濃く反映されている非常に悩ましいゲームでした。なにかこう大樹の影に寄り添いながら、時には寄り添う大樹をさっさと切り替えながら生き抜く感じがたまらなく面白いと言いますか...あぁ、パックス・パミールを語るにはまだまだアタシは青いなと思ってしまう。そんな魅力あふれるボドゲです。

タブロービルディング、エリアマジョリティなのではありますがとにかく臨機応変さを求められ続けるゲーム。カード効果もさることながら盤面をしっかり見つつ的確な判断を下していくこと以外に動乱期のアフガニスタンを生き抜くことは出来ないと思い知らされます。毎度思い知って散っていくという経験しかできていませんが、間違いなく悩ましく楽しく、そしてチャレンジングな気分にさせてくれます。うまく行かなくても「もうヤダ!」ってならないのは多分ソロプレイだからよね。ソロなら自分のペースでパックス・パミールを楽しむことが出来ますよ。ありがてぇス....

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ダーウィンズ・ジャーニー 日本語版

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「ダーウィン」という言葉がまずロマンを感じさせてくれるので好感触なのですが、そのダーウィン先生の探検に同行できちゃうダーウィンズ・ジャーニー。このアートワークだけでも期待を裏切らない、そんなワクワク感溢れるゲームでございました。標本探索とか楽しい。ソロプレイの歯応えもかなり高めなので、じっくり楽しめる良き重ゲーですよ。

成長していくワーカー、ロック要素のあるアクション選択などいくつかの道筋から自分で戦略を立てそれに沿った行動を求められるタイプのゲームですが、どうしてもアンモナイトの標本とか揃えたくなっちゃってちーん....みたいな結果に甘んじるプレイになりました。いやだがしかし。そんな勝利とは関係ない楽しみも味わえるのがこのダーウィンズ・ジャーニーなのでございます。ちょっと変わった乗組員もいて、面白い童話のような仕上がりになってるフレーバーも楽しいですよ。

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グレート・ウェスタン・トレイル拡張 北部への道 第2版

やはり北へ。そう、カウボーイたちは新しい出荷先をもとめて北部に新天地を求めたのです!初版では入手できなかった北部への道拡張、やはり遊んでみたらたのしかった訳です。常に入れて遊びたい感じあるな。ガラッとプレイ感が変わる事もなく、控えめと言うかぎゅっと悩ましさが増すような拡張だったのが印象的。

カウボーイたちのフロンティアスピリッツが交錯するGWT2。支社の開設、出荷先の選択と悩ましさが純粋に増す北部への道。ソロプレイでも十二分に満足感を高める良い拡張なのでグレート・ウェスタン・トレイルが好きな方はぜひ持っておいて欲しい拡張だと思います。ただ一つ難点としてはプレイスペース。。。拡張のボードを繋げたらとてもデカくなるのでそこだけは覚悟が必要でございます。

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2023ソロプレイマイベストまとめ

今年も非常に楽しいボドゲが多かった一年でした。なかでもテラミスティカを初めて遊んだインパクトはかなりデカかったな。。。名作と言われるボドゲにはそういう理由があるよね、と改めて思い知る年となりました。

本当に誰かと遊ぶ機会を作れなかった2023年、忙しかった今年、振り返ると軽めのボドゲよりも重めのボドゲの満足感が高かったように思います。そのため選出したゲームもちょっと重めよりが多い結果となりました。実際は中量級でも楽しいソロボドゲは結構あったのですが、ソロプレイというのはゲーム性だけで楽しさが決まるものではないと思っているのでこのような結果となっています。

ケルタエも印象深かったタイトルの一つ

環境的には引き続きソロルールが用意されているボドゲも多く、ボドゲを選ぶ悩ましさは増す一方です。昨年も感じていましたがブログを書く際も選択肢が多すぎて全部紹介も出来ないし、どれを選んだら楽しい時間を過ごせるのか個人的にも悩ましく悶々とした2023年。はぁ、幸せなんだけど辛い・・・

今年は遊べた総タイトル数が例年より少なかったのですがソロベスト10選を選ぶのには相変わらず迷いました。贅沢に選べるようになったボドゲ環境、来年はどんなボドゲを遊べるか今から楽しみです。同じようにソロプレイのボドゲを探している皆様が今宵のお供を選ぶ際の一助になれば幸いでございます。

 

 

ソロプレイ可能なボードゲーム一覧

 

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