ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

主にボードゲーム中。ぼっちの時間を豊かにしたいボドゲブログ。

リバイブ 日本語版【ボドゲ紹介】|終焉の時の真実。暗き5,000年を地の底で過ごした僕らは、氷に覆われた大地を探索し世界を再建する旅に出立するのでございます!

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ども。コモノです。

 

ようやくリバイブ、遊ぶことが出来ました。

ツイート界隈での評判は「面白かった!」と見かけるもののボドゲから離れてしまっていた時間が割とあったので情報だけではテーブルに付くモチベーションを上げられなかったアタシですが、興が乗った日曜の午後ようやくプレイできましたよ。結論、遊ばなかった自分を責めたい。あぁ責めたい。ソロでもめっちゃ楽しかったリバイブ、久しぶりのレビューなので辿々しくもご紹介したいと思います!

 

 

リバイブ

プレイ人数:1〜4人

対象年齢 :14歳以上

プレイ時間:90〜120分

国内発行元:リバイブ | ANALOG GAME INDEX

Boardgamegeek

boardgamegeek.com

 

 

リバイブってどんなゲーム?

リバイブの舞台は人類が自らの罪によって滅亡してから5,000年後の世界。地中に残されていたわずかな人々は氷に覆われた地上に出て、各地を探検しながら世界を新たに再興するという壮大な世界観を持ったボードゲームです。

デザイナーはサンタマリアやマグニフィセントのEilif Svensson & Kristian Amundsen Østbyの2人を中心としたチームが担当してます。マグニフィセントはあまり派手さはないけど、しっかり楽しめた印象あるのでリバイブにもその点を期待してました。

メインボードの中央にポツンとあるのが大裂孔。この穴から地底に潜んでいた人類の生き残りが氷に覆われた大地に立ち氷に覆われた世界を再興していきます。

キャラクター(種族)は全て固有の能力(テックツリー)を持ち、各々得点につながる道筋が異なります。個人ボードには失われたかつてのマシンメカニクスが眠り、ゲームの進展に合わせて新しい機能が付加されていきます。

メインボードの氷に覆われた地を探検することで居住地に適したエリアや資源の眠るエリアなどが公開され、空き地に拠点を建設することで更に遠くの地への遠征を可能にします。徐々に明らかにされる氷の大地と、種族の繁栄を示すように配置される建物コマや探検隊コマが徐々に再興されていく雰囲気を盛り上げてくれる、そんなボドゲなのでございますよ!

 

リバイブのルール・遊び方

準備はちょっと細かいですよ。ただ所定の位置にコマを配置したり、ランダムにタイルを配置したりするのが面倒なくらいで、捻った準備はほぼありません。選んだ勢力がことなっても準備自体は一緒です。

ゲームの終了条件

ゲームはメインボードに置かれた上級遺物の最後の1つを獲得したプレイヤーが終了タイルを得ます。それ以外のプレイヤーが最後の1ターンをプレイしてゲームは終了するよ。一番得点が高かったプレイヤーの勝利となるのです。

得点はゲーム中に加算されていく青いアイコンの得点に加え、ボード上に描かれている紫の得点を加算して合計点が出ます。

紫の得点は勢力ボードやプレイヤーボードに描かれているので、合計し忘れないように注意するのです。

手番の流れ

手番ではアクションを2回行うか、冬眠するかを選びます。

アクションの実行(5種類から2回)

アクションは以下の5つから2個選んで行う。同じアクションを2回行っても良いし、異なるアクションを選択しても良いのです。

市民カードのプレイ

勢力ボードの下に並ぶ市民カードをプレイヤーボードの各所に差し込んで描かれたアイコンの効果を得ます。多くはリソース(歯車・本・食料・クリスタル)を得ることができるけど、中にはリソースの変換や勢力ごとの固有効果を発動するアイコンもあるよ。

基本的に各スロットには1枚しかカードを差し込めないけれど、写真のようにカード上にスロットアイコンが描かれていると追加で差し込める市民カードもあります。

探検

探検によって氷で覆われた大地が露わになっていくのです。探検にはその地に向かうためのコストとしてタイル上に食料や本が描かれているので、それらを支払う必要があります。また拠点(居住地や建物)から数えて空きマス分の遠征費(食料)が必要なのでどの地に向かうかによってかかるコストが変わります。

建築

タイル上の砂漠には建物を建てることが出来ますよ。建物には大型建築と小型建築があって、それぞれ歯車コストが異なります。大型建築は歯車5を必要とするのですが、建築時に得られる周辺地の効果(灰・黄・緑のマシントラック推進やトークン類・クリスタルの獲得など)が2重に発動するなど、その効果も絶大。

マシントークンを進めると勢力ディスクが解放され、新しいマシントークンを配置して新たな効果を使用できるようになったり、最終得点に加算されたりと良いことが多数起きます。ただし、どの色をどのように伸ばすか戦略に合わせて決めていかなければ効果的に得点を伸ばすことが出来ません。

居住

タイル上にある拠点スペース(都市の影のようなタイル)には自分の居住トークンを入植させることができますよ。居住しているエリアは探検の起点にできるのでコスト削減にも繋げられます。

更に勢力ボード上のテックツリーが解放されて新たな能力が獲得できるので、積極的に入植させて行きたいところ。他の勢力のトークンが置かれていても配置することが出来ます。

スイッチトークンの使用

スイッチトークンをスライドさせると、デフォルトルールではクリスタルを1つ獲得することが出来るよ。キャンペーンが進むとこのスイッチトークンの機能が改善されたりするので侮れないアクションとなります。なおスイッチトークンは一度使用すると冬眠を行わない限り再び使用することが出来ません。

冬眠(リセット)

冬眠は使用した市民カードを休眠エリアに移し、休眠していた市民カードを使用できるようにするなどリセット効果をもたらします。冬眠を行うごとに冬眠トラックを1マス進め、通過したエリアに描かれているアイコンの効果を1つ得ます。

 

 

ソロプレイはできる?

リバイブはソロプレイにも対応してます。ソロでもあまりプレイ感に変化はないのですが、カードプレイの上限が20回(以下)に制限される縛りが特徴的。

カードを1枚プレイする度に1マス、冬眠を行うと2マス進捗トラック上のマーカーが進みます。最後のマスにマーカーが到達するとプレイ終了となるので、自然と冬眠のタイミングやカードプレイに慎重にならざるを得ないという、なかなかしんどいソロプレイが楽しめるのです。

 

キャンペーンで解放されるルールなど

リバイブにはキャンペーンデッキなるカードが付属しているのです。これらをめくりながらプレイすることで新しいルールや勢力が追加されていき、より深みのあるゲームへと変わっていくのが特徴的。最初のゲームから入れても混乱することはないと思うので積極的に使っていいと思うぞ。なお、キャンペーンの途中で勢力ボードを変えて遊んでも全く問題ないのです。

キャンペーンは全部で5部のパートからなる物語。徐々に明らかになる世界の真実と、段階的に解放されるルールが魅力なのですが、特に物語に興味のない方や時間がなくてキャンペーンなんか出来ないよ!って方も追加ルールは是非。キャンペーンデッキ内にある青いカードだけ抜き出すと追加ルールだけ確認できますよ。

追加ルールは全部入れて遊んでもいいし、気に入ったものだけ入れてもOK。初期デッキのドラフトルールもあるので、それを基本ルールに加えるだけでもグッとインタラクションがまします。個人的には追加される勢力ボードのおじいちゃん推し。

鷹匠なんやで?飛ぶで?

 

リバイブの感想・まとめ

久しぶりの重ゲー。最初アイコンが頭に入ってこなくて、ルールを読んでいても「??....」ってなってました。あまりキャッチーなアイコンではないのだけど、慣れてしまえばどうってことありません。サマリー欲しいかなぁ。。。

肝心のプレイ感は、思っていたほど重い感じでもなくて、リソース管理にウンウン言いながら勢力固有の能力をどう使って上手いこと建築や探検や居住をしていくか悩むという正に復興のお悩み満載。

4種類のリソースはうまく管理しないとやりたい事がままならず、マシントラックもうまく進めないと得点も伸びず、最初のうちはこれで本当に得点伸びていくのか???という疑心暗鬼に囚われまくるのです。が、しかし。

何かどこかでスイッチが入るとあれよあれよと建物がたち、居住トークンのコストは払えるのに拠点エリアが足りないとか悩ましさの質がちょいと変わります。

ゲーム終盤のメインボードは再興の雰囲気漂うのもとても好き。真っ白だったボードに自分の勢力のコマが並んでいることにとても喜びを感じるわけです。はぁ、、、これは好きかもしれん。

テックツリーは複雑ではないけれど勢力固有の能力を活用するには解放は必至。何から手をつけて得点を伸ばすのか、勢力の能力や目標カードの内容などを念頭にあれこれ計画を立てるのが楽しいですな!

 

異なる勢力が全部で4つ、キャンペーンを進めることでプラス2勢力となって合計6勢力。これらが全て異なる傾向を持っているのでランダムに配置されるエリアタイルと合わせると繰り返し遊んでも飽きのこないセット。加えてポストアポカリプスの世界設定ともなると、楽しくないわけないじゃない.....(●ↀωↀ●)!

 

超久々にボドゲ遊んだから尚更楽しかったリバイブ。新しい世界が手元で広がっていくような感覚になれる良いボドゲです。楽しかったー!キャンペーンもうちょっと進めてフルルールで遊んでみたいぞ。

 

【リバイブ販売情報】

あまり品薄感はないけど、再販されなさそうな気もするので見つけたらポチるが吉。

 

 

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