今年もずっとソロプレイ。なんなら例年よりずっと多くの時間、ボードゲームをソロプレイで過ごしたぼっちのホビーBlogが皆様に贈る年末マイベストです。ご紹介するボードゲームはソロ専用ばかりという訳では無いので、ソロプレイもできるマイベストリストとなっております。(1つを除いて)
ボードゲームをソロプレイ、皆様のご事情は十分お察しいたします。COVID-19もありますし、たまたま一緒に遊んでくれる人が見つからない時とか、たまたま恋人がいなくてちょっと寂しいなって時とか、たまたま家族からの重圧により自宅から出れない時など、たまたま1人でいる時間ができちゃったね?って時にはきっと重宝するタイトルが揃っております!ええ、たまたまです。わかっております。来年にはきっと変わってますよ!あ、でも1人も楽しいのよ?
と言うことで我が家に置いておいても如何なる時もきっと楽しめるボドゲリスト、ご紹介しちゃいますよん。
- MAQUIS(ソロ専用)
- トロワダイス
- Loot of Lima(ルート・オブ・リマ)
- Amalfi(アマルフィ)
- 西フランク王国の建築家 拡張:職人の時代(Architects of the West Kingdom: Age of Artisans)
- イーオンズ・エンド完全日本語版
- K2最高峰エディション
- ロビンソン・クルーソー 完全日本語版
- マラカイボ 日本語版
- ネメシス 日本語版
- ソロプレイマイベスト2020年まとめ
- おススメのまとめ記事
MAQUIS(ソロ専用)
Maquis(マキ)はレジスタンスとなってパリ解放に向けて活動するエージェントとなるボードゲームです。ソロ専用のボードゲームなのですがこれがとっても面白いのです。
いかに警察から捕まらずにミッションを達成していくか、ハラハラしながらのゲーム展開は小さな映画を見ているかのようですぞ。
残念ながら海外版のみなんですが、来年Kickstarterで新しい拡張のプロジェクトが始まるかもしれないという情報をキャッチしました。きっとブログでも紹介すると思うので、続報をお待ちくださいませ。
トロワダイス
いわゆる紙ペンゲームではありますが、なかなかに悩ましいしっとりしたお時間をすごしていただけるトロワダイス。インタラクション皆無なので1人トロワの街の貢献に没頭できること請け合いです。
ダイスを選んで、シートに書き込む。それだけなのに何故か汲々とする頭脳。うまくいきそうでいかないという絶妙なバランスのトロワダイスですが、思考の流れは中量級のボードゲームのそれです。うまく得点を集めていくにはしっかり最後の得点計算を見定めたダイス選択が重要。今の所紙ペン系のボドゲではNo1なのです。
Loot of Lima(ルート・オブ・リマ)
豪華なコンポーネントが気分を最高に盛り上げてくれるLoot of Limaは論理パズル系のボードゲームです。わずかな情報からお宝が隠されている2つの場所を見つけ出していくゲームですね。論理的思考で理詰めに情報を整理していくのですが、けっしてとっつきにくいとかしんどいとか言うことはありません。
どのエリアについての質問をするのか?他のプレイヤーが答えた結果は、自分の情報に出来るので質問は慎重に選ばないと先を越されてしまいます。確実に答えに近づいていく緊張感と答えにたどり着いた時の開放感がたまらないゲーム性。めちゃくちゃ豪華なコンポーネントが宝探しの時間をさらに豊かにしてくれます。
Amalfi(アマルフィ)
やはりアマルフィです。ソロプレイであることを忘れさせてくれる没入感がたまりません。ワーカープレイスメントですが、コマの使用にはご注意ください。ワーカーとなる船コマはリソースも兼ねているのです。
さらに控えているカードによる拡大再生産。歴史上の偉人の名を胸に、寂れゆくアマルフィの復興に没頭する至福の体験。美しいアートワークに包まれつつ、1人の時間も悪く無いと心から思わせてくれるボードゲームでした。っていうくらい気に入ったアマルフィ、いまならルールブックが更新された第2版が手に入りますよ!
西フランク王国の建築家 拡張:職人の時代(Architects of the West Kingdom: Age of Artisans)
西フランク王国3部作の第1作品目である「西フランク王国の建築家」の拡張:職人の時代。こちらを追加することでソロプレイが可能になるのです。元々のゲームの完成度が高く、この拡張を追加することでプレイの深みが増します。
オートマカードを使ったソロプレイですが良い感じにこちらの邪魔をしてくれるのでソロプレイでありがちな単調さは感じません。オートマ相手なのですがしっかり手番で悩ませてくれる展開も、対人プレイでは焦ってしまいそうな熟考も気にせず心ゆくまで悩めます。西フランク王国シリーズでは遊びやすい建築家、心ゆくまで堪能しましょう。
イーオンズ・エンド完全日本語版
冒険です!敵を打ち倒し、平和を手に入れるのです!ファンタージーの良いところは非日常の追体験。そんなヒロイズムをどっぷり堪能できるイーオンズ・エンドはデッキ構築ゲームとしてもめちゃめちゃ面白いのです。
デッキの順番を入れ替えることが出来ないので、先を見越したカードプレイが必須。デッキ構築ですが戦略的なデッキ運用が出来るところ、勝てそうで勝てなさそうな、でも勝てない。。。と絶妙な展開に毎回なるルールバランスの良さ。ファンが多いのも納得のファンタジー系デッキビルディングです。
K2最高峰エディション
つい先日開封して遊んだばかりのホヤホヤですが、K2自体は2010年発売のゲームです。人気のあった拡張2種とプロモだった雪崩タイルを同梱した最高峰エディション。ソロプレイ試しましたがめっちゃ楽しかった!
8000m級の山に挑む登山がいかに過酷で危険なのか。またわずか数百メートルを踏破するのがどれだけ困難なのか。登山家でしか知り得ないだろう緊張感の何分の1かは味わうことが出来るのでは無いでしょうか。マジ力尽きて死んでしまった時の喪失感はなかなか他のゲームで味わうことはなかった感覚です。準備も片付けも簡単で、すぐ遊べるのもK2の良いところ。深夜のプレイで登山家たちのロマンを体験しましょう。
ロビンソン・クルーソー 完全日本語版
無人島に漂着。そしてそこは様々な危険がうずまく絶海の孤島。手元にはわずかな持ち物しかなく生きて帰れるかは自分自身の知恵と力を頼るのみ。とても物語的な設定で始まるロビンソンクルーソーですが、設定に裏付けられた冒険物語だけで終わりません。
自分の選択した行動がその後に影響を及ぼすなど、今自分が何をどのように行うか?で生存率が変わるポイントが随所にあります。よく考え行動すれば生きて帰れるかもしれない、と思わせてくれる展開がたまりません。ソロプレイではワンコがおともに付いてきてくれるのでちょっと寂しさが薄れるのもポイント。
マラカイボ 日本語版
ソロプレイばかりだとなかなかユーロ系のゲームを遊ぶ機会が少なくなりますが、そんな時はマラカイボです。何を持ってユーロ系か、と言われるとちょっとよくわかってないかもしれませんが、ストーリーテリグではなくミニチュア系でもなく、一手にしっかりマネジメント力を試されるあの感じです。
別にキューブがあるからユーロ系って言ってるんじゃ無いんです。個人ボードやプレイボードなど目を配る場所の多さ、それでいって手番で行うことのシンプルさ。なのにカリブ海をスイスイ回っているような楽しさ。キャンペーンモードもありますが、しなりをクリアというよりショートミッションのクリアのような繋がりで、マップにも変化がついて楽しいのです。思考を振り回されるあの感じ、ソロプレイでも味わえますよ!
ネメシス 日本語版
今年の大本命とずっと言い続けてきたネメシス。まだプレイレビューを書いてないので、詳しくは語りますまい。。。ミニチュアゲーと呼ばれてしまいそうな精緻なミニチュアですが、そんな事は無いんです。
ダイスでは無い、カードコストによるアクション。どの手札を生かすのか、そしてどのルートを辿るのか。見た目はハクスラのようなのに、しっかり悩ませるメカニクス。そして突如現れるイントルーダー。生き延びるために協力するかのように見せかけて、必要とあらば仲間も生き延びるために利用するという半協力型のゲーム展開。某映画を彷彿とさせてくれるだろう展開が胸アツすぎるのです....ソロでも!
ソロプレイマイベスト2020年まとめ
本年はCOVID-19の影響もあり、ソロプレイ可能であるというボドゲがかなりリリースされた印象です。誰かと遊ぶボードゲームの楽しさは言わずもがなですが、自宅で1人で楽しむソロプレイも、意外と楽しいものなのです。
競い合う楽しみとはまた異なるベクトルで数あるボードゲーム を楽しむ1つの手段としてソロプレイが広まってくれると嬉しいなぁと思います。今回ベストとしてまとめた10タイトル以外にもソロプレイ可能、しかも楽しいゲームはたくさんあります。皆様のお気に入りが見つかるといいなーと。
なんでソロプレイ可能なボドゲをまとめたカテゴリをそっと置いておきますね。
まもなく200記事超えるな。。。
2021年版ソロプレイマイベスト10選はコチラ!
2022年版ソロプレイマイベスト10選はコチラ!