ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

主にボードゲーム中。ぼっちの時間を豊かにしたいブログ。

【ボドゲ】イーオンズ・エンド 完全日本語版|デッキをシャッフルできない魔術師たちは、己の知力のみでネメシスに挑むのであります。

ども、コモノでございます。

今日は久しぶりの冒険モノボードゲームのご紹介ですよ!

 

待ちに待ってた「イーオンズ・エンド完全日本語版」が、やっと手元に届きました!なんでそんなに待ち焦がれてたかというと、ゲムマ特設サイトで先行販売される情報を見逃していて普通に予約しちゃってたんですよ。。。早めに手に入れた方のツイートを見るたびにぐぬぬ...と(仕方ない)

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あぁ、早く手に入る事がわかっていれば!!とは言え、あっという間に売り切れてましたので結果は同じだったかもしれない訳ですが、そのくらいイーオンズ・エンド待ち焦がれていたのです。ファンタジー系デッキ構築ゲームの人気作イーオンズ・エンド完全日本語版のご紹介、心して参りたいと!

 

イーオンズ・エンド 完全日本語版

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プレイ人数:1〜4人

対象年齢 :14歳以上

プレイ時間:60分

arclightgames.jp

Boardgamegeek

boardgamegeek.com

 

イーオンズ・エンドってどんなゲーム?

とにかく評判が良いという印象のあるイーオンズ・エンド。ソロプレイが可能なゲームなのでボドゲを遊ぶようになってから割と早めにその名前を覚えておりました。英語版はもうすでに拡張もかなり出ていてKickstarterでも見かけてましたが、カードゲームなのでテキストが多い。。。英語が全く読めないのでちょっと腰が引けていたボドゲであります。フレーバーがしっかりしているゲームはどうしてもテキスト多くなるのよね。

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もはや終焉を迎えているどこかの世界で、最後の街を死守する破孔魔術師と名も無き魔物「ネメシス」との攻防がイーオンズ・エンドの舞台です。

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ゲームはいわゆるデッキ構築系のゲーム。デッキのカードシャッフルを行わないという点が特徴的なのです。手札をプレイしてコストを集め呪文カードを入手したり、呪文を唱えたりするのですが、その後に捨て札の山に積んでいくカードの順番がとても重要。自分のデッキが尽きた時、捨て札の山をデッキに戻す(よくあるやつ)のですが、その時点でカードをシャッフルしません。

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つまり捨てた順番で次のデッキからカードを引くことになるのですな。次に自分が引く順番を考えながらカードをプレイするのが特徴的で、シャッフルするデッキ構築系のゲームとはちょっと悩みどころが異なるゲームです。

 

イーオンズ・エンドのコンポーネント

デッキ構築ゲームというだけあって、カードがたっぷり入っております。特徴としてはあらかじめ最初のゲームを行うための初期デッキが準備されている事。

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大きく「STOP」と書かれたカードに注意書きが書いてあって「シャッフルはまかりならぬ...」と念を押されます。いやそんなに言わんでも大丈夫...とたかをくくっていたら、癖でデッキをシャッフルしかけたぞ。油断は禁物だ。

 

サプライカード

「エーテル」と呼ばれるコストを払って入手できる呪文や遺物、宝石カードたち。

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初期ゲームの推奨サプライ

宝石はエーテルを生み出し、呪文はネメシスやミニオン(敵)にダメージを与える事ができるカード。遺物はカードを廃棄できたり、サポート系の効果を持つものが多い。初期デッキではペチペチ叩く程度の呪文だけど、サプライからガシガシカードを獲得してデッキを強くするのです。

プレイヤーマット

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特別能力と初期手札や初期デッキが異なるキャラクターたち。どのキャラクターを選ぶかでプレイする感じが大きく変わりそう。

 

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各キャラクター固有の能力はチャージトークンと呼ばれるトークンを一定数集めると発動できる。これが結構強いのだ。

破孔タイル

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呪文をセットするタイル。開放済みのタイルに呪文をセットできる。ゲーム中に各タイルを段階的に強化する事で開放する事ができるよ。呪文を使うためのスロットみたいなものってことね。 

ネメシスマット

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ネメシスはボスの事だぞ。全部で4体いる。ゲームではこの内の1体を選んで退けることが目標となる。なお、初回のお相手はキービジュアルにも登場するレイジボーン。

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初回の相手とは思えないくらい凶暴だってことに、後々気がつくことになる。 

激怒トークン

ネメシスの中には激怒する奴(レイジボーンもな)がいる....

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そんなに怒らなくても良いじゃん?レイジボーンは激怒トークンが4つたまるとストライクカードという凶暴なカードをプレイしてくるのだ。怒り過ぎは体によくない。

ネメシスデッキ

プレイヤーが呪文を駆使してネメシスを撃退するように、ネメシスも当然攻撃してくる。このネメシスの攻撃を操るのがネメシスデッキだ。

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なお、ネメシスデッキのカードには階層が設定されていて、1〜3階層まである。各階層のカード枚数はプレイヤーの参加人数に応じて枚数調整が入るので、準備の時には注意するのだ。難易度がガラッと変わってしまう。

 

ゲームの準備で注意する点

初めてイーオンズ・エンドを遊ぶ人向けに、あらかじめ準備が整った状態でカードが封入されている。準備用の手順を記したシート通りにカードをセットしていくと、あっという間に準備完了なのである。親切だぞ。シートに記載されている通りに準備を進めていけば問題はないけれど、注意しなければいけない部分がある。 

プレイ人数によるデッキ調整

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ネメシスデッキは3つのレベルに分かれたカードで構成されてる。プレイ人数に応じて、デッキに含まれる枚数を調整するのは忘れないようにしたい。箱を開けて準備されているセットについても以下の手順のうち、No.3以降は対応をする必要があるよ。

  1. ネメシスデッキを階層別に分ける
  2. 各階層のカードを基本セットとモンスター別のカードに分ける
  3. 階層ごとに基本セットのカード枚数を、参加人数に応じて調整する
  4. 調整した基本セットをモンスター別の各階層デッキに加える
  5. 階層ごとにカードをシャッフルし、階層3(最下段)〜階層1(最上段)の順に重ねる

このネメシスデッキの枚数調整を忘れると、ゲームバランスはかなり狂ってしまうので、しっかりやったほうが良いぞ。最初プレイをしようとしてた時、カード調整をうっかり忘れて遊び始めてしまっていた。(まぁ、いつもの事だ....)

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想像していたより楽にゲームが進んでいき「アレ?!」となって気が付いたのだけど、調整を忘れると難易度が結構変わってしまう。シビアなやり取りでドキドキするためにも、デッキの調整は必須だぞ。

破孔タイルをセットする向き

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選択したキャラクターマットの上部に、タイルの向きを指定するマークがあるので注意しよう。コレを見落として適当に配置すると、コレも難易度が変わる....(⬅︎忘れてた人 )破孔が開放されるまでのコスト&ステップが変わるので、間違えないようにしたい。 

スペースは意外と必要?

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この配置だとちょっと上が窮屈かもしれない

プレイヤーボードにはナンバートークンとダメージトークンが乗る。ボードの左右にデッキと捨て札を置く必要があるし、上部には呪文カードと破孔タイルを配置するので、結構スペースが必要だぞ。手元にもカードをプレイできるスペースがあると良いな。

初回はお任せセットアップで済ませてしまったが、サプライは自由に組み合わせてOKだ。慣れてきたらルールを参照して自由に組み合わせてプレイする事が出来るので、ゲームの展開はとてもバリエーションがある。また難易度調整が可能なルールもあるので安心して遊べる。

 

イーオンズ・エンドのルールと遊び方

ざっくりゲームの流れを説明するよ。 

手番の順序はデッキドローで決まる

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手番を決定するのにはターン順デッキを引く。ターン順デッキに組み込むカードの種類と枚数は参加するプレイヤーの人数で異なるので注意だ。デッキが尽きるとシャッフルして新たなデッキを作る。イーオンズ・エンドでは手札のプレイでシャッフルを行わないので、手番順にはちょっと運の要素が入るのも特徴だぞ。

 

プレイヤーの手番の流れ

プレイヤーとネメシスでは手番のフェイズ構成が異なるよ。プレイヤーは以下の3つのフェイズで構成されている。

呪文フェイズ

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前ターンでセットしておいた呪文をぶっ放す(キャストする)爽快なフェイズ。開放済みの破孔タイルにセットした呪文はそのまま次のターンに維持することも出来る。閉鎖済みのタイルの呪文は、必ずキャストしなければならないので注意。

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攻撃対象はネメシスだけではなく、召喚されたミニオンに向けることもできる。どちらを攻撃するかは呪文を放つプレイヤーが決めるのだぞ。 

メインフェイズ

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プレイヤーのメインフェイズでは8つのアクションを任意の順番で任意の回数繰り返す事が出来るよ。

  • カード1枚の獲得:エーテル(コスト)を支払ってサプライからカードを獲得できる。獲得したカードは捨て札の山に載せる。
  • 宝石/遺物カードのプレイ:手札から1枚カードをプレイし効果を得る。
  • 破孔タイルの開放:エーテル(コスト)を支払い破孔タイルを開放できる。強化より高いコストがかかるぞ。
  • 破孔タイルの強化:エーテルを支払い破孔タイルを強化する。
  • 呪文カード1枚のセット:手札の呪文カードを開放済み、またはそのターンに強化した破孔タイルにセットする。
  • チャージ1の獲得:エーテル(コスト)2を支払いチャージ1を獲得する
  • セット中効果の発動:破孔にセット済みの呪文の中で、セット中効果を持つカードの処理をする
  • 廃棄コストの支払い:エーテルを支払いネメシスカードを破棄する

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セットした呪文は次の自分のターンで発動するので、ターン順デッキ、破孔タイルの向きなどを参考にしながらアクションを選んでいく。 

手札カード補充フェイズ

実はとても重要なフェイズなのが、カード補充フェイズ。プレイ済みのカードを捨て山に重ねる時、任意の順番で重ねる事が出来る。

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デッキが尽きた時、この捨て札の山の順番のままデッキになるので、捨てる際には次のデッキでドローする順番を意識して捨てる順番を考えなければならないのだ。

 

ネメシスの手番

当然ながらネメシスにもターンが存在する。(当たり前)ネメシスもデッキから公開されたカードの効果を順に処理し、プレイヤーたちを攻撃してくるのだ。 

メインフェイズ

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既に公開されているカードの効果を左から順番に処理していく。前ターンで配置されたカードはミニオンとパワー。デッキには3種類のカードが存在しているがミニオンとパワーは基本的に公開されたらその場に残る。ミニオンなら体力を奪い、パワーカードなら廃棄条件を満たさない限り毎ターン何らかの攻撃がある。

補完フェイズ

公開されたカードの処理が終わったら、ネメシスデッキから新たに1枚を場に公開する。次のターンで処理すべきネメシスカードが1枚増えるのだ。

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アタックカードは即時効果。その場で処理を行う。ミニオンやパワーカードは配置のみなので次のターンまで効果は発動しないよ。

ミニオンカードやパワーカードは条件を満たせば捨て札にすることも出来るので、プレイヤーの行動次第で公開されたネメシスカードを減らす事が出来る。

激怒トークン

名前からして歓迎できないトークンだが、その名の通りネメシスマットに指定された条件を満たすと、ネメシスごと特定のアクションが発生する。(激怒トークンを持たないネメシスもいる)

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レイジボーン怒りすぎ問題

初回のお相手「レイジボーン」は4つの激怒トークンがマットに配置されると、ストライクカードをプレイする事になる。これがまたひどい効果をもたらす。

ネメシスの公開するカードをうまく牽制しながら、ネメシス本体の体力を削って行くのが基本戦術なのだけど、ネメシスカードの暴力的な効果がそれらを妨害する。

 

 

イーオンズ・エンド「レイジボーン」ソロプレイの感想

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早速初めて遊ぶ人向けのルールを参照しながらレイジボーンに挑んでやろうといたします。いたしました。ルールを頭に入れるのに、ちょっと時間かかったかなー。。。でも数ターン遊べば読むと難解に感じたルールもだいたい飲み込めた。手番の流れがつかめればそんなに混乱することはないぞ。

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イーオンズ・エンドは噂に違わぬ面白さでございました!ソロプレイを2回遊んでみて1勝1敗。特に2回目のソロでは双方あと1撃もらった方が負けというドラマチックな展開の末、ターン順カードが無情にもネメシスを選んだという悔しい展開でした。

ゲームを遊んでみてのポイントをちょっとおさらいがてらまとめます。

エーテルの確保

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やはり最初に入手するのはエーテル(コストの素)だ。宝石カードを獲得することで得られるエーテルを増やす事が出来る。デッキの中にエーテルじゃぶじゃぶにしすぎると呪文や遺物カードが引けないということになりかねないので、どのくらい獲得しておくべきなのかは手探りであります。

油断大敵。ネメシスの放つミニオン

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ミニオンはネメシスデッキから出てくるネメシスの手下モンスター。階層1とか、低い階層のうちは大したことはないのだけど、或る日突然体力11とか攻撃力4とか、ボケッとしていると寝首を掻かれかねないミニオンがいる。

体力11とか、マジやめてほしい

高火力の呪文や圧縮効果のあるサプライカード

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サプライに並ぶカードの効果を見ていると、どこかドミニオンっぽいカードが出てくる。初期配置で指定されたサプライカードの組み合わせにも破棄することで体力を回復したり、プレイすることで不要なカードを破壊できるようなカードがある。

このサプライからどのようなカードを得るかによって、その後の攻撃スタイルなどが変わっていくのはやはりデッキ構築の面白みだ。 

ソロプレイは1人でも、複数のキャラクターを扱ってもよい

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協力ゲームなので1人2役でもいいし、純粋に1人のキャラクターでネメシスに挑んでも良い。キャラが増えても難易度的にあまり変わらない印象があるのは、人数に応じたカード調整がしっかり入っているからだと思う。

呪文をぶっ放す爽快感

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後半になってくると、開放済みの破孔も増えてくる。高火力の呪文カードを並べて一気に撃ち放つという爽快なプレイも可能だ。(そんな機会作れるかっ!っていう難易度だけども)サプライから手に入れる呪文の威力を堪能できれば、大魔術師気分を味わえる事間違いなし。

 

クリアできるか出来ないか微妙なラインを維持したゲーム展開楽しめるので、ソロでも楽しいの一言でございますた。イーオンズ・エンド、いいな!

 

まとめ 

いやマジでドラマチック。瀕死のレイジボーンが最後に激怒・激怒・激怒・ストライクというコンボ発動であと1回呪文が当たれば勝てるっ!ってとこで街崩壊.....みたいな展開が普通に起きる。

 

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初心者向けチュートリアルかのように準備されていた最初のゲームであっても、気を抜いたらアレよアレよと負けていく絶妙なバランスで構成されている。ルールブックを読んで理解しようとすると頭に入ってこなかったルールも、一度遊んでみればスッと理解できるのは流石。あ、いやそれは別の問題か...

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サプライの組み合わせを変えるだけでプレイ感がガラッと変わるよ!

協力ゲームなのでソロプレイでもあまりプレイ感が変わらないし、かといってバランスの悪い取ってつけたようなソロルールではないので、非常に満足感の高いプレイた楽しめる。冒険好きでソロで遊べるボドゲを探しているのであれば「イーオンズ・エンド」は買って損はないボドゲではないでしょうか!

 

かなり気に入っちゃったので、リプレイ必至。拡張も日本語版で出て欲しいぞ!

 

【販売情報】

 

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