ども。コモノです。
今日はついにあのネメシスの遊び方&プレイダイジェストですよ!なんせドラマチック過ぎて、レビューを読んでもらうのもなんか勿体無い。むしろプレイして体感してほしい!という、ブログ書いてるのにそれでいいのか?っていう感情が芽生えた不思議な体験でした。そう、まさにこれは貴重な体験でした。映画さながらの展開が胸アツすぎたので、つぶさにレビュー書くよりも、自分の気分が盛り上がった触りをお届けしよかなと思います。話題作のネメシス、深夜のソロプレイダイジェストでございます!
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- ネメシス 日本語版
- 【ネメシス販売情報】
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ネメシス 日本語版
プレイ人数:1〜5人
対象年齢 :12歳以上
プレイ時間:90〜180分
Boardgamegeek
ネメシスのセットアップ
ゲームの準備はやはり細かい。大きく分けるとプレイエリアの準備、個人ボードの準備に分かれるよ。慣れてしまえば楽だけど、最初はルールブックをよく見ながら丁寧に行うと良い。使わないカードなども出るので、間違いの無いように準備しよう。
ゲームボードの準備
- ゲームボードをテーブルに配置(両面・難易度に合わせて選択)
- ルームタイル2の配置(ランダム・余りは箱にしまう)
- ルームタイル1の配置
- 探査トークンを裏向きでよく混ぜ、ルームタイル上に配置
- 座標カードを伏せてよくシャッフルし、1枚をコクピット脇に伏せて配置(余は箱にしまう)
- 目的地表の「B」にステータスマーカーを配置
- 脱出ポッドトークンを配置(参加人数により枚数が異なる)
- エンジントークンを裏向きでシャッフルし、1〜3に裏向きで配置(余りは箱にしまう)
- ステータスマーカーをタイムトラックの緑マスに1つ配置
- 戦闘、騒音ダイスをゲームボード横に配置
イントルーダーボードのセットアップ
- イントルーダーボードをゲームボード横に配置
- イントルーダーの弱点カードを3枚、ランダムに伏せて配置(余りは箱にしまう)
- 卵トークンを5個イントルーダーボード上に配置
- イントルーダーバッグにイントルーダートークンを入れる
>>ダミー1/幼体4/成長体1/完全体3/クイーン1
- バッグに入れなかったイントルーダートークンをゲームボード横に配置
トークン類のセットアップ
- イントルーダーの死骸トークンをゲームボード横に配置
- マーカー類(火災/故障/騒音/弾薬・ダメージ/ステータス)を種類別にゲームボード横に配置
- ドアトークン/赤い死体トークンをゲームボード横に配置
カード類のセットアップ
- アイテムカードを種類別によくシャッフルし、伏せて山札にする
- イベントカードをよくシャッフルし伏せて山札にする
- イントルーダーの攻撃カードをよくシャッフルし伏せて山札にする
- 重症カードをよくシャッフルし伏せて山札にする
- 感染カードをよくシャッフルし伏せて山札にする
- 感染カードの山札の横にスキャナーボードを置く
乗組員の準備
ゲームのパートナーを決定するよ。まず早見表をランダムに参加プレイヤーに配り、記載されている番号をチェック。この番号はゲーム中にプレイヤーを指定する場合にも使われるので、早見表は全員が見える場所に置いておこう。
- 自分の番号と同じNo.のついたカードホルダーを受け取る
- 目的カード(組織/個人)から使用しないカードを除外し箱にしまう
- それぞれの目的カードから1枚づつ各プレイヤーに伏せて配布
目的カードは他のプレイヤーには非公開。決して悟られてはならず、知られてはならない情報なので注意しよう。そしてよく読もう。ゲーム中、どちらかの目的を選ぶタイミングが訪れる。そしてその目的を達成することがゲームに勝利する条件となるのだ。ドラマはすでに始まっている。。。
キャラクターの決定
ネメシスを探索するパートナーを選択する。キャラクターによってアクションの種類が異なるため、違ったプレイ感となるよ。
- 早見表の番号の小さいプレイヤーから順にキャラクター決定カードを引く
- カードで指定されたキャラクターボードを受け取る
- 該当のキャラクターミニチュアを受け取り、コールドスリープルームに配置
- 該当のキャラクターが使用するアクションカード、アイテムカード一式を受け取る
- 初期装備の武器カードを右手、または左手のスロットにセットする
- 武器カード上に弾薬マーカーをセット
- アクションカードをよくシャッフルし山札とし、ボードの左側にセット
- 早見表、目的カード2枚、残りのアイテムカードをボードのそばに配置
さぁ、生き残るのだ。
ネメシスの遊び方・ルール
手番の流れはさほど難しくなく、シンプルではあるのだけど細かな処理が結構ある。それぞれの詳細は割愛するので、ルールブックをよく参照しながらプレイしてね。大まかな流れをざっくりと説明しておくよ。
全体の進行
早見表に書かれているので迷ったら参照しましょう。1ラウンドは2つのフェイズに分かれていて、フェイズごとにステップがある。まずはプレイヤーのアクションフェイズから始まるよ。
アクションフェイズ
- 手札を5枚になるまで補充
- スタートプレイヤーマーカーを左隣の人に渡す
- 各プレイヤーがアクションを2回まで行う
- 全員がパスするまでステップ3を繰り返す
イベントフェイズ
- タイムトラックを一つ進める
- イントルーダーの攻撃
- 火災のダメージ処理
- イベントカードの解決
- イントルーダーバッグの処理
アクションの詳細については細かなルールが設定されている。大切な処理などもあるのでルールブックを参照しながら進めよう。
忘れやすい処理について
全体の中でよく発生するけれど忘れやすく間違いやすい処理がある。
騒音ロール
アクションで行う「移動」などで発生する騒音ダイスの処理はついつい忘れがち。それとスライムまみれになっているときは静寂判定は危険判定とみなされるので注意だ。
イントルーダーバッグの処理(イベントフィエズ)
処理を忘れるということは無いのだけど、ドローしたトークンの種類によって処理が異なる上に結構細かい。最初は何度もルールブックを見返すことになると思う。最初から覚えよとせず、ルールブックをみた方が早いぞ。
勝利条件と達成条件
ゲームに勝利するには各キャラクターが持っている目標カードの達成が必要になる。しかしそれと同じくらい重要なことに「生き残っていること」があるのだ。タイムトラックが最後の赤いエリアに到達した時に生存確認が行われる事になるのだけど、結構えぐい。宇宙船がワープに入る時にコールドスリープしているか、脱出ポッドで脱出していなければならないし、3基あるエンジンのうち2つが動いていなければならない。
脱出ボッドのロックは解除されなければ乗る事すらできない....
目的によって地球だったり火星に向かっていなければならなかったり、ゲーム中に運良く生き残れたとしても最後の最後で命が絶たれる可能性がある。それぞれの目的カードを良く確認して、自分が生き残るための条件を満たしているかを常に意識する必要があるよ。
プレイヤーアクションについて
プレイヤーは内容の異なる10枚のカードセットを受け取り、5枚の手札を持ってアクションを行う。アクションにはそれぞれコストが設定されているので、アクションをプレイする場合は手札のカードから更にコストを支払わなければならない。
カードタイトル左横の「1」がネメシスの地図のコストだ
コストがかかる行動にはアイテムカードの使用などもあるので計画的にカードを使用する必要があるよ。10枚の山札が尽きたら捨て札をシャッフルして山札にするのでアクションカード自体は循環していく。どのタイミングでカードが回ってくるかも考えながらアクションを行う必要があるぞ。
ネメシスのソロプレイについて
ネメシスではソロプレイが最初からサポートされている。しかもルールもほぼ変わらず楽しむ事が可能だよ。変更点は以下のポイントのみ。
- 探査トークンによって支持されるアイテム数が半分になる
- 目的カードがソロ/協力モード用になる
未調査のルームに侵入した時に公開する探査トークンでは、その部屋にあるアイテム数が指定される。ソロモードではその数が表記の半分になる。アイテムは最大でも2つまでとなる点に注意が必要だ。
完全協力モードもあるよ
通常ルールでプレイヤー達は協力しているようで協力関係にない。そこを完全に協力するルールに切り替えて遊ぶことも可能だよ。このモードを使用するとソロプレイで複数キャラクターを使って遊ぶのも可能。
更にイントルーダーとなってプレイも!
ゲームで最初に死んでしまったキャラクターのプレイヤーには、イントルーダーとなってプレイする事も可能なルールがあるよ。もちろん採用しなくても良いのだけど、プレイヤーを恐怖のどん底に突き落とす役割も用意されているところがすごい。
深夜のソロプレイダイジェスト(ネタバレ的要素あり)
今回のキャラクターは「ソルジャー」だ。ダンディだ。
レガシー系システムではないけれど、遊ぶときに知らない方が楽しいかな?という内容もあったりします。なので未プレイの人がこの先をお読みになる場合は、心してどうぞ!
2020/12/15 深夜23:30
宇宙探査船ネメシスの船内では生き残りをかけたミッションが開始された。今日は200分を超える激闘となった熱いドラマをダイジェストで振り返ってみたい。最初に断っておくと、これはもうドラマである。っていうか、ドラマだった。
コールドスリープからの覚醒
あたりを見渡すと冷たくなったクルーの死体が転がっている。なんてこった!イイやつだったのに。。。しかしこの傷は...?なにかやばい事が起きている空気を感じ取り身構える。とりあえずコイツを手術室に運ぼう。もしかしたら蘇生措置が間に合うかもしれない。
今回のパートナーはソルジャーだ。乗組員の中でも戦闘のプロフェッショナル。アサルトライフルでイントルーダーをボッコボコにしてやる戦法になるのだな?しかも目標のうちの1つが「青い死体トークンを手術室に運ぶ」というもの。ラッキーでしかない。死体はオブジェクトとして扱われ、片手が空いていれば運ぶ事ができる。さっそく死体トークンを空いた右手にセットした。
オブジェクトの取得にもコストが掛かるとか、リアルだの....
手術室へ
まずは船内のどこかにある手術室へ向かわなければならない。記憶はぼんやりしていて思い出せないが、、とりあえず武器はしっかりとセットしておこう。コイツを殺ったのが何者かわからないがロクでもない奴だということは理解ができる。こっちだったか...息を潜め暗い通路の先へ足を踏み出した。
新しいルームに足を踏み入れた時に必ず発生する騒音ダイスの判定。ダイスの目に記された通路に騒音トークンを配置するのだけど、2つ以上置く事ができない。2つ目を置かなければならなくなったらすなわちイントルーダーとの遭遇が発生するのだ。まだこの時点では早く会ってみたいような、会ってみたくないような...
その直後のルームは、2枚ある目的カードの1つの条件を満たすものだった。手術室だ。ラッキーすぎるこの展開。もらった。( ✧Д✧) カッ!!
が、ミッションコンプリート!とならないのが残念だ。お次は生き延びるための行動をおこさなければならない。
最初の遭遇
次の部屋に足を踏み入れた時、足元に落ちていた工具のようなものを盛大に蹴り上げてしまった。辺りに反響する金属音。そして耳元のマイクからかすかに有機体の発するキィキィといった鳴き声のようなものが金属音に混じって聴こえる。何だ?その時突然背筋を襲った強烈な寒気。これはヤバイ事になった!!兵士としての本能からなのか、自分の置かれている状況を瞬時に理解した・・・
移動に伴う騒音ダイスの判定で発生したイントルーダーとの初めての遭遇。それは唐突に起きる。グロい!幼体だけどグロい!
身体がとっさに反応し、アサルトライフルをフルオートでぶっ放していた。奇妙な生き物もピクリとも動かない。なんだ?見たこともない生物だが...一応武器は効果的のようだ。
初めての遭遇時には2枚ある目的カードのうち1枚のみを選択しなければならない。イントルーダーとの遭遇が遅ければ遅いほど、目的達成の確率を比べる事ができるのに。。。 しかし今回は「死後の緊急対応」にした。すでに死体も運んでいる事だし悪くないチョイスだ。というより幸運とも言える。
エンジンルームへ
生き残るためには無事地球に帰らなければならない。そうするとこの船が無事に地球までの道のりを航行するためのエンジンをチェックする必要がある。そのため船尾にあるエンジンルームに向かう。第1エンジンは無事なようだ。
3基あるエンジンのうち最低でも2基が動いていなければワープ航法に入る事ができない。あと1基エンジンが動いていればいいのでチェックしに行くぞ。
本当の恐怖
次のエンジンをチェックするためにモニター監視ルームに足を踏み入れた途端、突如現れたイントルーダーはまさかの完全体だった。いやまじですか。。。
せっかく初登場なので、我が家にいた色付きの完全体にご登場いただく
手札は残っているのでさっそく攻撃を仕掛けることにした。デカブツめ!弾幕攻撃をくらいやがれっ!
ヒット!ヒット!ヒット!精神的に狂乱状態にあっても、ソルジャーの能力はハンパない。フルオート連射でアサルトライフルをぶっ放したおかげで完全体も一撃で粉砕できた。
あぶねぇ....なお、イントルーダーへの攻撃のたびに奴らは生存判定(イントルーダーの攻撃カードをめくって確認)を行うので、手持ちのカードが残っていれば連続して攻撃することも出来る。反撃はイベントフェイズに行われるので、殴れるだけ殴るというのもアリだな。
なんだったんだ、今のは。。。ためらわずに向けられた殺気に、今頃になって恐怖が込み上げてくる。船内の探索は相当慎重に行わなければならなさそうだ。足元のイントルーダーの死体を眺めながら、アサルトライフルの残弾がゼロになった事を思い出し急に不安になった。エネルギーボックスは早急にいくつか入手ししておく必要があるな。
第2エンジンの修復が終わった。次は目標地点の確認だ。オートパイロットの設定が狂っている場合、遥か彼方の宇宙に放り出される可能性もある。
エンジンルームからコクピットまではかなりある。慎重に向かわなければ...
束の間の休息
船内の各所で火災が発生している。ワープ開始までの時間は残り少ない。無駄なことをしている暇はあまりないようだ。コールドスリープルームを抜けるとキャビンがあった。
あぁ、そういえばスリープに入る前に、ここで奴らと一杯やったな...随分と前の事のように思うが、誰がいたんだったか?妄想とも追憶とも区別がつかない思い出に束の間浸っていた。そのとりとめもない時間は突如背後から浴びせられた奇声で破られた。奴だ!!!
またしても完全体との遭遇だ。イベントフェイズの最後に引くイントルーダーバッグで完全体トークンを引くと騒音ダイスのチェックが行われるが、これまでは何とか切り抜けていた。しかし今回は運悪くイントルーダーとの遭遇となってしまった。
ヒェ━━(.;゚;;∀;゚:,)...危険!逃げなければ。
逃走
くそったれ!逃げろ!逃げろ!逃げろ!この場を離れなければならないと本能が脳内で絶叫している!背後にあるドアを抜ければ船内の中央を抜けてコクピットエリアにいけるはずだ。何とか逃げ切るんだ!
ここは???もしや!辺りを見渡してこのルームが命の希望を灯す部屋だという事がすぐにわかる。緊急脱出ポッドのロックを解除できるハッチコントロールルームだ!ルート的にコールドスリープルームに戻るより、左右どちらかのポッドの位置の方が近い。避難ハッチに向かわなければならないが何れにしても解除しておいた方が生存率は上がるはずだ!
傷の応急処置を施しながら、この後の行動をシュミレートする。残された時間。やらなければならない事。。。どうも少し混乱していてすっきり整理ができない。しかし修理するための時間を考えると、それは諦めた方がよさそうだという結論に達する。コントロールルームに向かおう。
希望、そして絶望
次のルームに足を踏み入れた瞬間、生きる希望が見えてきた!緊急脱出用のポッドに乗り込む避難ハッチだった。これなら目的地を確認、再セットしてもギリギリポッドへ搭乗するのも間に合うかもしれない!ツイてる。こんなラッキーは中々ない。この先のドアを抜ければコントロールルームだ。もし目的地が地球なら、すぐさま引き返してポッドのロック機構を修理し解除。そして避難ハッチでポッドに搭乗する事ができる!
頭の中でポジティブな思考が駆け巡る。生きて帰れる!と思った直後、とてつもない事が起きた。このルームに入った時に行う騒音ダイスチェックの結果で引いたトークンはこれまでとは異なるトークンの模様が描かれていた。
記憶にある緊急シークエンスを辿り、動作の確認をしてみたが、、、動かない!くそっ!周囲を見回すとパネルの一部が大きく破損しているのに気がついた。どうやらその奥にあるケーブルが断線しているようだ。どうする...修理している暇はなさそうだ。次の行動をシュミレートしている背後で、突如こだまするつんざくような絶叫。圧倒的な殺意で押しつぶされそうになるプレッシャー。コイツはヤバイ....ヤバイなんてもんじゃない!
そう、現れたのはクイーンだった。。。
(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガク
マジか。ドラマチックすぎる展開なんですけど!仕込みかと思ってしまうくらいハマる展開。クイーン最高!ヤバイ!いや、最低?
ですが、、このままだと間違いなく死にます。もう重傷を負ってもいいのでコントロールルームへ逃走を試みる事に。 当然ながら重傷をおいます。2枚目。重傷カードは3枚になると死亡なので、キャラクター的にももうあとがない状況に。ひぇぇ.....
座標の修正
なんとかたどり着いたコントロールルームで目的座標をチェックしたところ、行き先は火星。やはりチェックしておいて良かった。
危うく火星行きになるとこだった。宇宙の彼方よりはマシかもしれないけど。タイムロスだが修正はしなければ・・・・各ルーム固有のルームアクションはコスト2がかかる。この土壇場でのコスト支払いは非常に苦しい。
移動ルートの検討、行動のシミュレーションを行なっていたところ、このコントロールルームでもまさかの完全体の襲撃を受けました! ((;゚Д゚)?!
なにこの絶望感しかないコンボ。
しかも奇襲成功ですよ?しかもふたつ目の重傷ですよ?もうヤバイかもしれない。
しかし、立ち向かうしかないっ!このラストに向けての恐怖のオンパレードってなにこのドラマ的な展開は。さっきのクイーンがクライマックスかと思ってたのに!
щ(゚Д゚щ)カモォォォン....
щ(゚Д゚щ)カモォォォン....
щ(゚Д゚щ)カモォォォン!!
クソっ!最後の最後でコイツら!うぉぉぉぉ!!!力一杯振り回したライフルの柄で奴らの顔をなぎ払う。効いてる!意表をついたのか、怯んだ奴は背後の通路の暗闇に身をひそめるように引き下がって行った。助かった、のか...?
終幕。そして絶望と恐怖の始まり。
残されたタイムトラック、やらなければならない事。考えても始まらない。生き延びるために出来ることをギリギリまでやるのみだ。脱出ポッドの起動を試みるため、あのクイーンのいるルームに再度もどらなければならない。
避難ハッチのあるエリアに到達したところで最後手持ちアイテムの消火器を使ってクイーンを隣のエリアに押し戻した。しかし手札も切れなすすべもなくイベントフェイズに移行。そしてタイムトラックが最終エリアに達してしまった。
船内はワープ航法に移行する警告メッセージがけたたましく鳴り響いている。解ったよ。うるせーな...ワープに入ればコールドスリープしていない自分は間違いなく歪に押しつぶされるようにして死ぬだろう。もうちょっと間に合わないだろうな...でもあいつらを道連れにして逝けるなら、悪くはないかもしれない。クイーンのムカつく顔を再度視界にとらえたちょうどその時、その視界がぐにゃっと歪みそのまま意識がなくなった。最後あいつが笑っていたように見えたのは、気のせいか? くそっ!気になるじゃねえかよ。。。
そう、こうして本ミッションは失敗に終わった...
なお、イントルーダーさんたちはワープ航法くらいでは死なないそうなので、地球の皆さんごめんなさい。今回は最低3体が地球に到達いたします。
はっはっは...|ω・`).....チラッ スマヌ....
ネメシスまとめ
マジで劇的な展開を迎えた初のソロプレイ。準備と片付けを入れると都合4時間くらい遊んでいましたが、まったく時間が気にならないくらい1人で盛り上がっておりました。もちろん深夜のダイニングに1人だけどな!
映画を見ているような展開、今回は特に最後にクイーンが登場するなど何か仕込みでもあるのか?というラッキーに恵まれたおかげで本当に楽しかったですなぁ。。。
でも実際にクリアを目指すとなるとソロだとかなりキツイです。完全協力型のモードにすれば何とかなるかもしれませんが、マップを探索するにも独りだと得られる情報が少ないので、タイルやイベントカードの運の要素が強くなります。BGGでのベスト人数も4人となっているので、複数人で遊ばれるほうがより戦略的に楽しめるゲームだと思いました。
それでも1人で遊んでもかなり楽しかった。ギリギリに迫る感じとか後半にかけてイントルーダーに圧倒される感じとか、気分的に追い詰められていく感じはあまり他のゲームでは味わった事がないかもしれないです。ミニチュアゲームではありますが、このミニチュアの完成度もあってか雰囲気は盛り上がるしかない。ペイントできる人はペイントして遊ぶと相当楽しいのではないかと!
期待以上の満足度だったネメシス。次はあの綺麗なお姉さんで遊んでみたい....
遊ぶ機会があれば、ぜひ体験してみてほしいぞ!
2022/11/23 ロックダウンも出た!
【ネメシス販売情報】
市場には残ってはいるようですがネット通販はほぼプレミア販売。
実店舗の店頭でもし見かけたら是非!再販するといいな!