ども。コモノです。
今日はソロ専用ボドゲのご紹介です。その名を「グルームヘイヴン:ボタンズ&バグズ」と言います。そうです、アレです。

グルームヘイヴンといえば長らくBGGのランキングトップに鎮座していたRPGボドゲの最高峰。その続編がフロストヘイヴンにあたるわけですが、同じ世界観を共有したソロ専用のタイトルがボタンズ&バグズです。片手に乗ってしまう小箱のなかに20を超えるシナリオが収められたこの小さなグルームヘイヴン、普段からソロばっかり遊んでいる我が身としては期待しないわけには参りませんでした。さて、今回待っている卓上の冒険は果たしてどんな物語なのか。「グルームヘイヴン:ボタンズ&バグズ」のご紹介でございます!
グルームヘイヴン:ボタンズ&バグズ

プレイ人数:1人
対象年齢 :10歳以上
プレイ時間:20分(1シナリオ)
Boardgamegeek
グルームヘイヴン:ボタンズ&バグズってどんなゲーム?
【注】微妙にネタバレを含むので、気になる方は回れ右。

「ボタンズ&バグズ」はグルームヘイヴンの世界観をそのまま引き継いだソロ専用のスピンオフタイトル。これまでのグルームヘイヴンシリーズと同じく、プレイヤーは傭兵(冒険者)となって、この世界のとある酒場を訪れるところから物語は始まります。シリーズに共通した雰囲気を感じるシナリオカードを読むだけでもテンションが上がりますな!(小さな文字が辛くなってきたとか言わない....)

基本的に全てがコンパクト設計になってるボタンズ&バグズ。セットには6人の傭兵とミニチュアが含まれていますがご覧の通りのサイズ感。というかこのサイズでミニチュアって作れるのね?という新しい発見レベルでした。動かす時に指先がプルプルするサイズ感ではあるけど見慣れたカードサイズでもマップに早変わりするのは新しい発見。ちょっとニヤリとする設定も良き。

そしてグルームヘイヴンの楽しさの一つである戦闘。特にソロの冒険では手札管理をおろそかにすると全く勝てないのだけど、ボタンズ&バグズでもその楽しさはしっかり再現されておりますよ!組み合わせの悩ましさ、どのタイミングでどのカードを使うべきかの選択が楽しい。

ちょうど良い感じにダイスの補正が入るので余裕だと思ってた戦闘で意外にHP削られたりするソワソワ感もしっかりあります!最初サクサクですけど、キャンペーン後半になってくると絶対訳のわからないモンスターとか出てくるヤツだろこれ。。でも良いんです。それがグルームヘイヴンだしな!1シナリオは本当に20分から30分あれば遊べてしまうのでサッと遊べるボリューム感も良き。簡単かと思いきや....連続で続いていくシナリオはひとつの短編小説を読むような雰囲気を醸し出しております。ボタンズ&バグズ良い、良いですな!
ボタンズ&バグズのルール・遊び方
ボタンズ&バグズは準備もとても簡単。キャラクターを選んだらシナリオカードに記載されている通りにそのシナリオの準備をします。シナリオで会敵する相手はキューブで表現されますよ。
注意点
ボタンズ&バグズの箱に入っているルールは完全版ではない点に注意しましょう。読めばシナリオ1は問題なく遊べますが、詳細が記載されたルールブックはPDFで提供されています。CMON JAPANの製品ページからダウンロードできます。
画面下部のダウンロードタブから完全版ルールを入手しておきましょう。
手番の流れ
各ラウンドは以下の5つのステップで構成されていますよ。
各ラウンドのステップ
細かな詳細は完全版のルールブックを読みましょう。特に休憩(大小あるよ)はとても大切。
- ラウンド開始時効果
- シナリオのルールに記載された効果(モンスターの発生など)を適用します。
カード選択
- そのラウンドでプレイする能力カードを、手札から2枚選び、そのうち1枚を主カードとして決定します。主カードの行動順位番号が、そのラウンドの行動順位を決める数値になるよ。
- マップ上にいるモンスターの種類ごとにダイスを振り、出目に合致するマスに白キューブを移動します。
- 各モンスターの白キューブが配置された行動順位と自分が選んだカードの番号を比べて、より小さい番号のコマから先に手番を実行します。
行動順位の決定
キャラクターとモンスターの手番
- マップ上の全コマ(キャラクターもモンスターも)は、毎ラウンド1回ずつ手番を実行します(上級モンスターは2回)。
- 手番では、キャラクターは能力カードの上ボックス1つと下ボックス1つの、計2つのボックスを実行します。
- モンスターはモンスター・カードのコラム(タテ列)を1つ実行します。
- シナリオ・ルール、アイテム、能力カードにある「ラウンド終了時」の効果を起動します。
- 継続中の置き場にあるラウンド・ボーナス・カードを除去し、手札や捨て山に戻します。
- 手札と捨て札と合わせて2枚以上ある場合、小休息を実行してもOKです。
グルームヘイヴン:ボタンズ&バグズの感想・まとめ
ボタンズ&バグズ、ソロで遊ぶの楽しいな!グルームヘイヴンは大勢で遊ぶととても思い出深いボドゲになるタイトルだと思いますが(わかってる...わかってるよ)ソロで遊んでいる時の楽しいポイントがうまく抽出されているような気分になるタイトルでした。

ちょっとクセのある傭兵の能力をうまく使いながら荒くれ者たちが闊歩する世界の冒険はなんとも言えない味わい深さがあります。グルームヘイヴンの準備のめんどくささもすっ飛ばし、さらさらカードとキューブを並べて始められる手軽さはかなり嬉しい。

戦闘のフィーリングはまさにグルームヘイヴン。効果を眺めて、どの順番で手札を使っていくかしっかりした計画が求められます。もちろん回収のタイミングも重要で、RPGなのにハンドマネジメントがしっかり楽しめるのはこのシリーズならでは。ボタンズ&バグズもその点ぬかりはありません。

持続効果を発揮する手札もあるし、シナリオカードには装備できるアイテムの記載もあって同じキャラクターでも千差万別のプレイが楽しめるのも良き。単純なシナリオクリア型ではない冒険の楽しみもばっちりでした。

マップはカードの裏面から出てくるのでとてもコンパクト。グルームヘイヴンへの没入感についてはコンポーネントの制約がどうしても避けられないので、ソロ専用と割り切って遊ぶ気持ちも必要です。マップもミニチュアも小さいので大人の男性だとコマを摘むのにも苦労するかもだな。一通り遊んだらキューブとかをお気に入りのモンスターミニチュアに置き換えて遊ぶのもありかしら。

新しいシナリオが公開され、新しいマップに自分のキャラクターを配置した時の高揚感はなんとも言えないワクワク感が込み上げます。このミニサイズでもテンションあがるんだよ!モンスターたちもミニチュアで出ないかねぇ。。。無理かしら。
グルームヘイヴンシリーズ(基本セット&獅子のあぎと)とフロストヘイヴンはミニチュアセットをポチったのでそれが届いてから遊ぼうと思っていまは封印中。でもボタンズ&バグズ触っちゃったら遊びたくなってきちゃったな!ダイスロールではない戦闘、シナリオ形式で楽しめる王道の冒険はボタンズ&バグズでもしっかり楽しめちゃいます。シナリオ20本もあるのでしっかり長く遊べそうだぞ。
あー、、グルームヘイヴン遊びてぇ...それだけ遊ぶ時間をがっつり取りたい。もうそれだけで良い生活したい(願望)
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