みなさんこんにちは、コモノです。
ブログを始めてはや2年。でもたったの2年である。したがってボドゲ歴も2年。さらに知らない人とボードゲームを遊んだことがないという、オープン会もボドゲカフェも行かない状態がまだ続いてしまっている。理由は仕事の忙しさとか家庭の事情もあって、そんなに自由でもない状態が相変わらず。。。なのでボードゲームを知る手段っていまだにインターネットなのだ。当然ながらブログを始めた2016年以前のボードゲームは何が発売されてたとかどんなのが面白かったとか基本的に知らない。なのでいろいろな方のブログ読んだり動画を見たりで「お!面白そう!」ってなったものを調べてポチるかどうか検討してる。皆もそうであるな?
過去という空白の時間は自ら埋める他はなく、このブログだって自分でポーネグリフ掘っちゃってるようなもんなわけですよね。(違うか)ってーことでですね、過去の名作枠にもなるべく手を出していきたいなと最近思ってます。バトルライン遊んでからそう思いました。いやマジで。
タルギ 完全日本語版
去年再販されてたのでちょっと今更感あるんですけど、今日は2人用ボドゲつながり(繋がってない)の作品、2012年ドイツゲーム大賞エキスパート部門最終候補まで登りつめた2人用ボードゲーム「タルギ」を開封しよかなと。
あたしゃ今宵、トゥアレグ族の青き民になる。
じゃ開けるよー。
【目次】
タルギ(Targi )って?
「タルギ」という言葉は砂漠の民トゥアレグ族の男性の事。実在するジブシー系の遊牧民であるトゥアレグ族は、家族や血縁者で部族を作り暮らしている。プレイヤーはその部族長となり自らの部族を繁栄の道に導くのだ。2人専用なので双方が自らの部族の繁栄をかけて競うって訳だな。またトゥアレグ族の特徴的なのは男性がターバンで顔を覆っている点。他のイスラム圏だと女性が顔を隠すのだけど、トゥアレグ族は逆ですな。また青いターバンを纏うことから青の民って言われているらしい。
なんかカッチョいいな!!
なお「好戦的な民族」との情報も。。。((((;゜Д゜)))ガクブル(wiki調べ)
海外版タルギのボックスはまさにその通りのデザインで、非常に暑苦しい勇猛なトゥアレグ族のタルギ(男性)をあしらったボックスである。
肝心のゲームはワーカープレイスメントとセットコレクションをメインになかなかの戦略を求められるゲーム。プレイヤーは3つのコマを駆使して、中央のエリアに広がるアクションを行い部族の繁栄を目指す。手番ではカードで作られたエリアにタルギ駒を配置するのだけど、制約がその自由を制限する。まさに相手との駆け引きが悩ましい2人専用のボードゲームだぞ。
プレイ人数:2人用
プレイ時間:60分
対象年齢 :12歳以上
日本国内の発売元はコザイクから。編集はグループSNEが担当してる。
エラッタはコチラから確認できるよ。
コンポーネント全体
全体的にシンプルですな。タイル類は資源と勝利点トークンがほとんど。金貨もあるな。
コマ
2人用なので青と白のタルギ駒。それぞれの部族マーカーが二つづつある。
一つだけ入っている灰色のコマは盗賊コマ。外周カードでお邪魔をするのだ。青いコマはトゥアレグ族の男性が青いターバン、青い衣装を身につけるという事実に基づいてるのかな。青の民かぁ......
カード
カードの形式をとっているけど、ゲームではコマを動かすエリアになる。一部エラッタがあるので注意しよう。
外周カード
ぐるっと一周、カードを並べる。
この外周カードにタルギ駒を置くことになるよ。並べる順番がカードの左上に書かれている。
商品カード
塩、胡椒、ナツメヤシを得ることが出来るぞ。
商品は部族カードを手元に配置するときのコストになる。
部族カード
部族の力を示すカード。
色々な効果があるので、強いカードを手に入れると有利。右下に勝利点が描かれておりますな。
〈ゲームの流れ〉
勝利条件
最終計算で勝利点の多いプレイヤーの勝利。
ゲームの終了条件
どちらかのプレイヤーが12枚目の部族カードを自分のエリアに配置したら、そのターンで終了となるよ。また、盗賊コマが外周に配置した最後の「略奪カード」に進んでもゲームは終了となるぞ。
準備
外周カードを順番に左上からぐるっと並べるよ。エリアの左上の角がNo.1にならなくて、ExcelでいうB1セルにNo.1のカードを配置する。B1▶︎C1▶︎D1▶︎E1▶︎E2▶︎E3....と続くのだ。
こんな感じだな。
外周カードが配置されたら、中央の3×3エリアに商品カード5枚と部族カード4枚を配置する。
並べ方は左上から右に向かって商品▶︎部族...と交互に配置。
プレイヤーはタルギ駒3・部族トークン2、資源チップを各2枚づつ、勝利点トークンを各1枚づつ(3点・1点)を受け取って準備完了である。
手番の流れ
商品を集めて、集めた商品を使って部族カードを配置してくのが基本的な流れになる。プレイヤーは交互にタルギ駒を置いていく。対面に相手の駒が置いてあるところには自分のタルギ駒は置けないので注意だ。交互に3つのタルギ駒を置き終わったら、今度は部族マーカーを配置する。自分のタルギ駒を置いたところから直線を引き、二つの駒の延長戦が交わるエリアに部族マーカーを配置するよ。
アクション
2人とも部族マーカーを配置し終わったら、スタートプレイヤーから駒を配置したカードのアクションを行う。(最大5アクション)
・アクションはどの順番で行っても良い
・中央エリアで獲得した商品カードはトークンを得たら捨て札に
・部族カードはコストを払って手元に配置、または手札に(1枚のみ)
・商品カードの空きエリアには部族カードを裏面で補充
・部族カードの空きエリアには商品カードを裏面で補充
両名がアクションを行なったら盗賊駒を一つ進めて次のターンである。中央の裏向きのカードもオープンにするよ。
部族カードの配置について
部族カードは商品を支払うと手元に配置できるのだけど、並べ方で勝利点が追加で入るよ。3×4の12枚を並べるのだけど以下の追加点も狙えるのだ。
1行に同種の部族カード4枚▶︎追加で4勝利点
1行に異種の部族カードが1枚づつ▶︎追加で2勝利点
ただ単に並べていくだけではなく、どの順番で部族カードをゲットし配置するのかも悩ましくなっているわけだな。。。
〈まとめ〉
これはかなり考えどころがあるボドゲだぞ。深夜にルール確認をしていて「うーん。。。 えーと、コレを置いてあーなって、、、」と考えていたら、考えすぎちゃって気がついたら寝落ちしてたから。
劇的なコンボがあるわけでもないし手元に広がる部族カードも鮮やかな訳でもないんだけども、あれこれ考えるという事の範囲が丁度良いというか、悩ましさ満載である。
これはちゃんと遊んでみないと。
よし、会社持ってこ。(仕事しろ)
負けたら悔しそうだな。。。。
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拡張も出てるよ!