みなさまこんちわ。コモノです。
無人島っていう響きってなんかワクワクするじゃないですか。そんな無人島を生き延びた有名人っていえばロビンソン・クルーソーな訳ですが今日ご紹介するゲーム、実はロビンソンは登場しなくて、プレイするア・ナ・タが主人公ですの。(✧ω✧)!
そう、ロビンソン・クルーソーのように遭難し流されついた孤島から、全員で(時には1人で)協力しながら脱出するというのが「ロビンソン・クルーソー」です。このボドゲ実は以前からめっちゃ気になってたのですが、とにかくテキストの量がたくさんあってとてもじゃ無いけども英語版をポチって遊ぶ気になれなかったゲーム。
コアゲーマーの方々では日本語化して遊ばれている方もいらっしゃるなか、日本語版出ろ出ろ出ろ出ろ...と念じてから早幾年。ついにアークライトさんから日本語版が出たので念願のサバイバル生活に出かけられるようになりました!
今日はロマンあふれる呪われた島の冒険「ロビンソン・クルーソー完全日本語版」をご紹介いたしますよっ!
- ロビンソン・クルーソー 完全日本語版
- ロビンソン・クルーソーは協力型のサバイバルゲームだっ!
- ロビンソン・クルーソーのシナリオは全7本
- ロビンソン・クルーソーの遊び方
- 誰もが楽しい!ドラマチックな無人島妄想体験。
- ソロプレイでもかなり楽しい
- 【販売情報】
- オススメの記事
ロビンソン・クルーソー 完全日本語版
プレイ人数:1〜4人
対象年齢 :14歳以上
プレイ時間:60〜120分
ロビンソン・クルーソーのエラッタ情報
ロビンソン・クルーソーは協力型のサバイバルゲームだっ!
洞窟を探検して、未知の生物と戦い、宝物をの発掘して。。。と、無人島の冒険が待っている事は間違いありません。めっちゃテキストのあるアクションカードもモリモリなので、それこそ妄想だけでご飯一杯食べれますレベルです。
しかし。このゲームは冒険活劇アドベンチャーなどではなく、まちがいなくサバイバルゲーム。いたる所で体力を奪われるシステムです。気がつくと瀕死...という事がなんども起きます。そう、無人島という特殊な環境では、人の心はいとも簡単に折れるのです。という現実が随所で表現されているような、ゲームですけどメンタル強くないと乗り切れませんけど何か?的なサバイバルゲームでした。マジかよ辛い。
士気ってどんなものか知ってますか?体力がなくなると士気も下がるんです。でもね、ロビンソン・クルーソーでは士気が下がると体力まで下がる事があるんです。
知ってましたか?雨風を屋根のないところで受け続けると、食べるものも無くなって体力が削られるんです。自然って超厳しいですよね。
知ってましたか?野生動物っているじゃないですか。あいつら人を襲うんですよ。まじ野生動物って怖いよ。。。
と、これでもかって言うくらい体力下がるイベント盛りだくさん。しかも当然ポックリ死にます。死んだらゲームオーバーです。ソロだろうと御構い無し。みんなでプレイしていたとしても、仲間が死ぬと言うイベントは現実の雰囲気にも暗く影を落とすこと間違いなし。ゲームの中の士気がそのままリアルの士気に跳ね返るかのようなシビアなプレイングがこのゲームでは体験できます。
ロビンソン・クルーソーのシナリオは全7本
入門編と言われる「漂流者たち」から始まり、癖のありそうなシナリオが7本入っていますよ。ルール確認がてら入門編シナリオをプレイした事をベースに記事を書いている訳ですが。。。2回トライして2回死亡。すでに心折れそうです。
でもたまにゲームの中で良いイベントが起きると、めちゃ嬉しくなる。天気がいいだけで嬉しくなるって経験をゲームの中で味わえるとかすごい。
シナリオは多彩なバリエーションがあって「食人島」なんてのもあるのだよ。無人島に漂着しただけでもアレなのに(号泣)という素敵な体験が7本です。少なくない?と思うかもしれませんが、7本を無事ストレートにクリアできる人なんかいないと思うし、レガシー系ではないのでリプレイ可能なので存分にサバイバルを楽しむことできるよ。
ロビンソン・クルーソーの遊び方
ルールが細かいのでセットアップ手順やアクションの詳細は今回省略させていただき、全体の大まかな流れを説明しておくよ。ゲームは5つのフェイズに別れていて、毎ラウンド順に処理していく。トータルのラウンド数は選んだシナリオによって異なるのだ。
セットアップはトークンやマーカー類を事前に分類しておけば然程時間はかからない。何度か遊んだ後にベストな収納を見つけるよ良さそうだ。
1)イベントフェイズ
イベントカードを引き、処理を行うフェイズ。カードの上段に記載されたテキストを処理するよ。イベントといっても8割型よくない事が待っているので期待はしてはいけない。逆になんでもない「今日は天気が良い」みたいなイベントを引くと、それだけでとっても幸せな気分になれる。イベントカードは脅威エリアに最大2枚配置されるのだけど、カードの下段のアクションを行えば取り除く事も出来る。そのままにしておくべきか、取り除くべきかも悩ましい。
2)士気フェイズ
士気トラックのマーカーの位置をみて、意思トークンを得たり減らしたり。ただし指定された意思トークンを破棄できなかった場合は代わりに体力を失う。心が折れてしまった人は弱るのも早いという事か。
3)生産フェイズ
キャンプトークンのある島タイルから収入を得る。キャンプトークンは焚き火マークとシェルターマークの面がある。早くシェルターにしないと天候が悪化した時に....早めにねぐらは確保するのが大事。
4)アクションフェイズ
各エリアにアクションマーカーを配置する計画行動と、配置したマーカーを取り除きアクション効果を処理する2段階のステップになっている。アクションの種類は全部で7個あるのだけど、何をどの順番で行うべきなのか全く検討がつかなかった。でも一度プレイするたびに前後のつながる感じがつかめるので、あきらめずに立ち向かうのは大事であると学びました。
- 脅威アクション:イベントフェイズで引き当てた脅威に対応するアクション
- 狩猟アクション:森に潜む猛獣をハンティングするアクションだが....
- 作成アクション:島に散らばるアイテムを作成したり、シェルターや武器レベルをあげる事もできる
- 収集アクション:キャンプに隣接したタイルから資源を入手するアクションん
- 探索アクション:未開の島タイルを探索し、新しいフィールドを開拓できるアクション
- キャンプ整頓アクション::士気を回復できるアクション
- 休息アクション:体力を回復できるアクション
配置するマーカー数
各エリアに個人のマーカーを1〜2個配置し、任意のアクションを行うよ。2個割り当てれば自動的に成功となる。探索・作成・収集アクションでは1つのみアクションマーカーを割り当てた場合は、ダイス判定を行う必要があるよ。
このダイス判定を成功させないといけないというのが冒険の難易度をグッとあげているのだ。失敗する事もあるし、体力を失う事もある。成功しても冒険カードをめくる必要があったりするので、展開が読めないというのが面白いポイント。
カードに記載されたイベントではだいたい良いことは起きないのだけど、稀に宝物を発見したりできる。決して冒険は悪いことばかりではないのだ。アクションマーカーを2個配置すれば失敗しないアクションも多いので、マーカーコマの活用のしどころを考えるのも楽しい。ただし毎回2個ずつマーカーを配置しているとシナリオのクリア条件を満たすのが遅くなるので後半が相当難しくなる。こういうところでも決断力を試されるのだな。
アイテムも条件を満たさなければ作成できない...
生き残るために必要そうなアクションを選び、その結果を確認して次のアクションへ。この手探り感が、本当に心細い。もう深夜に1人でやってると結構絶望感漂うのでソロで遊ぶなら深夜帯がオススメかもしれない。
各アクションの手順や注意はルールブックをよく読もう。何度か通して遊んで見れば理解出来ると思うけど、配置するコマ数の違いや獲得資源の使い所など、アクションフェイズ前後で混乱しやすい処理が多いように思う。最初ちょっと頭に入れるのに苦労した、というか、まだ良くわかってないかもしれないが、何度か同じ動作を繰り返すと割とすんなり理解できると思う。
5)天候フェイズ
とても地味に効いてくるフェイズ。キャンプのシェルター化や屋根の増築を怠っていると後半まじ辛い目にあうよ。雨風で体力を奪われ衰弱していくってああいぅ事なんだね....
6)夜フェイズ
キャンプの移動やアイテムを使用した体力回復などが出来る。一息つける時間なのだけど、直前の天候フェイズで運悪く食料とかを奪われてしまっていた場合、座して死を待つというとても恐怖感溢れるフェイズになる。(体験済み)
誰もが楽しい!ドラマチックな無人島妄想体験。
ロビンソン・クルーソーを遊んだ後には小説風のナレーションを考える人が絶対多いだろうな、と思う。もしゲーム中に即興で語れる人がいたら相当盛り上がるのではないだろうか。かなり楽しいはず。
最初に遊ぶことを推奨されている「漂流者たち」というシナリオをソロでプレイしたのだけど、2回やって2敗退。途中まではかなり良い感じ!と思って進んでいると、シナリオ後半で雨風に食料や木材を持って行かれて衰弱死したりする。
毛皮を手に入れるための猛獣との戦闘もドキドキなのだ。これなら大丈夫!と思ってたら思ってたより強い猛獣が出てきて一発で瀕死とか、安心できない展開もアツい。シナリオ毎に勝利条件が異なるうえにランダムに登場するイベントカード冒険カードのおかげで毎回異なる冒険体験ができる。そして何と言っても協力ゲームの中では圧倒的に難易度が高いので、そう簡単にクリアとは行かない。かといって全く歯が立たないとか、絶望しかないという終わり方ではなくて「ああしとけば良かったか!」とか、次こそは!と思うレベルでゲームが終わるのがすごいと思う。まぁ大体次のゲームでは異なる展開になるのでその時反省した事は次回あまり役に立たないのだけども。
ソロプレイでもかなり楽しい
ソロプレイではフライデーとワンコが一緒に冒険に付いてきてくれるので寂しくなんかないという点も良い。またアクションの手数も良い感じで補完してくれる。
なおワンコは猛獣との戦闘と新しい土地の探索以外では役に立ってくれないばかりか、人のキャラクターの補佐的なコマとしてしか活躍出来ないのでなかなか使い所が悩ましい。絶妙なバランスだと思う。
もう一歩!あと少しなのに!という絶妙な感じなのも素晴らしく、そして何と言ってもしっかり考えないとクリアできない(運という感じでもない)難易度が繰り返し遊びたいと思ってしまう理由かなと。待ってた甲斐がある。これは楽しい。
なんとか「漂流者たち」をクリアして、先に進みたいぞ。生き延びよう。僕らは明日も生き延びなければならないのだ....(●ↀωↀ●)✧
【販売情報】
ソロプレイお好きな方は、損はしないと思うよ!
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