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【ボードゲーム】「サント・ドミンゴ(Santo Domingo)」ファーストレビュー:〈ゲムマ衝動買いFile No.1 〉ずっと欲しかったサント・ドミンゴ。Klemens Franzのアートワークはズルいのだ。

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ども。コモノでございます。

 

ゲームマーケット2018春で、何点か衝動買いをしてしまいました。ごめんなさい。

今日ご紹介する「サント・ドミンゴ(Santo Domingo)」は、その中でも全くためらう事なく「これ、下さい」って言っちゃったボードゲームでございます。

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国内で取り扱っているのは(コモノが知ってる限りで)ボードゲーム専門店の老舗バネストさんのみ。不定期に入荷しては気がつくと売り切れてしまっていて..の繰り返しで、永らく購入を逃していたのだ。しかもゲームマーケットで販売される事に気がついたのは当日の朝、しかもバネストさんが設営完了とツイートした卓上にチラッと映っているのをたまたま発見して気がついたという(笑)。今回のゲームマーケットで買えたのはラッキーでしかなく。

そう、これはまさに天啓。(違います)

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ま、なんでそんなに欲しかったのかというと話すと長くなるんですが、とにかく手に入れて遊んでみたかったんです。そういうのってありますでしょう?あるでしょう?あるよ、ね???何というのでしょうか、、、ま、つまりはなんか好みだったって事です。

 

そんなサント・ドミンゴ(Santo Domingo)を今日は開封しちゃいますよー。

 

【目次】

 

〈サント・ドミンゴ(Santo Domingo)って?〉

サント・ドミンゴはドイツのパブリッシャー「ペガサス・シュピーレ」から発売されている、いわゆる小箱系(小箱の中ではちょっと大きいかな?)のボードゲーム。

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Arkwright(2014)やGentes(2017)のデザイナー、シュテファン・リストハウス(Stefan Risthaus)の作品だよ。アートワークはアグリコラクランズ・オブ・カレドニアと同じクレメンス・フランツ (Klemens Franz)。あるあるとしてはクレメンス・フランツの絵を見た瞬間に面白いのではないか!?となるのだけど、これは仕方ないよな。

 

プレイヤーは新大陸発見の拠点となったサント・ドミンゴで財を成し、より多くの名声を求めるよ。名声も商品も無限にあるわけでなく、同じように野心を持ったプレイヤー同士で、それら限られた資源をどのように手に入れるか知略を尽くすのだ。

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ゲームでは手札を8枚づつ各プレイヤーが持ち、カードを1枚(ないし2枚)づつ一斉に場に出して順番にカード効果を駆使しながら勝利点や食料を得ていく。バッティングの要素もあるし、誰かが30勝利点を超えるとゲームが終了するために、常に相手が出すカードや数手先に獲得できるリソースを考え無駄なく勝利点を稼ぐ必要があるよ。相手の出したカードのカウンティングぽいことも考えるし、交易のレーティングにも気を配る必要がある。小箱系ながら結構悩ましいルールなんであります。

 

 

〈開封〉

サント・ドミンゴ(Santo Domingo)

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プレイ人数:2〜6人

プレイ時間:20〜30分

対象年齢 :8歳以上

 

基本がカードゲームなのだけど、このサント・ドミンゴでは勝利点と食料、交易レートを付属のボードで管理するよ。

 

コンポーネント全体

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このカードが主体の小箱系なのに、ボードが付属してくるという満足感たるや。木製のオーソドックスなキューブもよりボドゲしてる感が増して良い。何事も形からであるよ。形大事ね。ルルブというか、ルールシート。2ヶ国語(英・独)分が入っているよ。バネストさんで購入したボードゲームは、原則としてルールの和訳がついてくるので安心だな。

 

トラックボード

2つに分かれていて組み合わせて使用するタイプ。

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表裏(夏・冬)に分かれており、記載されている交易のレートが異なる。冬用のボードだと交換レートがよりシビアになっているので、さらに戦略を重視したカードプレイが求められる模様。

 

アクションカード

No.1〜No.8までの人物が描かれており、それでワンセット。各プレイヤーは8枚の人物カードの能力を基本にして、勝利点・食料を獲得していくよ。

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中央の勝利点や食料は、早い者勝ちで消費されていくのでより早いタイミングで獲得するのか、しばし待ってがっぽり獲得を狙うのか、なかなか悩ましいんである。

 

No1.船長

勝利点を1ptづつ、最大2ptまで受け取る

No2.提督 

勝利点を1ptづつ、最大5ptまで受け取る

No3.知事 

このラウンド中にプレイされた1船長につき4pt・1提督につき2pt受け取る 

No4.フリゲート艦 

商品を1つつづ、最大3つ受け取る

No5.ガレオン船 

商品を1つつづ、メインボード上で分割不可になるまで受け取る。

No6.税関 

このラウンド中にプレイされた1フリゲート艦につき3勝利点を・1ガレオン船につき1勝利点を受け取る

No7.交易商 

交易トラッック上のレーティングで商品を勝利点に変換する事ができる。最初の1人を除いて2コマずつ後退する。

No8.乞食

プレイ時の手札数に応じて商品を追加で受け取る。また、このラウンド中にプレイされた1交易商につき商品4を受け取る。乞食をプレイしたプレイヤーは捨て札にしたアクションカードを全て手札に戻す。

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乞食をプレイするとアクションカードが手札に戻ってくる。手札が切れたらゲーム終了!みたいな切りのよさはないのだけど、これはこれで結構好きな感じ。延々と続きそうなのも好きだぞ。なお、相手のプレイヤーが乞食をプレイすると大体覚えていたはずの手札構成(相手のね)をすっかり忘れてしまう。。。1度カードが手元に戻ってきてからが、このゲームの本当の戦いなのではないだろうか。

 

 

〈ゲームの流れ〉

ゲームはラウンド制でラウンド内は主に3つのフェーズに分かれているよ。

 

1)供給フェーズ

 ▶︎トラック上のマーカーをプレイ人数に応じて進める

2)カード選択フェイズ

 ▶︎手札からカードを選択して裏向きでプレイ

3)カード解決フェイズ

 ▶︎一斉に公開してNo.の少ないカードから解決する

 

ラウンド終了時にプレイしたカードは伏せて捨て札にする。乞食がプレイされるまで伏せたまま、少ない手札でプレイをする事になる。誰かが30勝利点を超えたところでゲームは終了、全員の勝利点を比べ勝敗を決めるよ。

 

〈昼下がりのプレイログ〉

ランチタイムのプレイは昼下がりのプレイログって見出しにしようそうしよう。前回テストプレイに付き合ってくれた同僚が1人でご飯を食べていたのを発見したのでそのまま拉致してプレイに付き合ってもらったぞ。まぁ前回の快勝もあるし今回もアレだ、結構余裕なんではないか?キリキリ言わしたる。

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とサント・ドミンゴの初プレイに臨んだところ。

 

(;;゚;Д;゚;;)…

 

彼女はめっちゃ嬉しそうでした。

前回の勝利は神のいたずらか、そうか・・・(。-з-)チキショ

 

 

〈まとめ〉

大航海時代の雰囲気を勝手に感じてしまうのはクレメンス・フランツのアートワークのおかげと言いいますか。サント・ドミンゴ、期待していたよりも面白しろくてかなりお気に入りになりそう!

・お手軽でインストも簡単

・キューブやボード、アートワークで雰囲気も中々に良い

・カードのプレイ順や効果について、結構悩ましい

・相手のプレイするカードなど読み合い楽しい

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乞食プレイがあるおかげ(語弊がありまくりw)で、この悩ましさが一定時間続くので、ゲームが終わった後はかなりボードゲーム遊んじゃいました感があって良いです。

 

こういうゲーム好きだなー!非常に良いお買い物でした。

あとは勝つだけなんだけど、

それはちょっと未定。。(´;ω;`)ブワワッ

 

 

【販売情報】

売っているのはバネストさんしか知らないぞ。

banesto.nagoya

運悪く売り切れてたら、たまに覗くのだ。

 

 

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