ども。コモノです。
昨年秋にヒトメボレして蹴っ飛ばしたKickstarterのボドゲが先日突然届きました。予定では6月だったのだけどね。そのボドゲはこちら「The Island of El Dorado」。
黄金の島エルドラドを手中に収め、富と名声を手に入れるというボードゲーム。
|ω・`).....チラッ
Kickstarterのページでは、その豪華なコンポーネントに魅了されっぱなしだったボドゲなのですが、届いた実物はいったいどんな出来に仕上がっているのだろうか。気になるコンポーネントレビューを今日はお届けしちゃいたいと思う。
黄金の島っ!
テンション、あがるなっ!
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
【目次】
〈The Island of El Doradoってどんなゲーム?〉
「The Island of El Dorado」は探検家となったプレイヤーが島にある4つの神殿を支配し、エルドラドを手中に収めるというボードゲーム。プレイ時にタイルをめくってマップを繋げていくので毎回異なったマップ構成になるボドゲだよ。また探検家は全部で10人いて、それぞれが少しづつ異なった能力を持っている。
神殿を抑えるための早い者勝ち的なレース要素と、都度異なるマップでの探索。砦や供物、簡易軍隊(農民)を雇うためのリソース確保と配分などにも気を配る必要があるので、ただの競争にはなりにくい仕様。そして最後には神殿を奪い合う直接バトル的な戦闘と、黄金を求めていた当時(何時?)の人間の本性を的確に表したボードゲームだぞ....(ルール読んだだけですけども何か)。
〈開封〉
ダンボールを開封したそこに鎮座した箱。触り心地からしてもはや超高級なお菓子の箱か何かか。これまでのボードゲームのソレではないことだけは確かである気がする。
The Island of El Dorado
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:25〜80分
対象年齢 :10歳以上
このWebサイトがこれまた素晴らしくオサレなんである。もうこんなボドゲライフおくりたい。おくりたい。おくりたい。
BoardGameGeekに日本語訳がアップされました!
訳者の方ありがとうございます。
このボックスがまずヤバイんですよ。
マグネットでパカって開いたりくっついたりするんだよ!なんなんでしょうこの感激の仕様は。無駄にパカパカしちゃったよ。
そして箱を開けた蓋の裏には。当時の探検を模写したと思われる絵画が!
外箱はミニマルなオサレ系、そして中は冒険へと誘う「秘密の絵」的な。
もはや何かの映画のオープニングのようなこの仕様。まじセンス脱帽です。このアートワーはヤバイなー。こういうの好きだわー。。。
この時点で心がやられっ放し。これがEl Dradoの魔力か。
コンポーネント全体
箱にはタイルがすでに抜かれた状態で収まっております。タイル入れるプラトレイがぴったり収まる形で作られているので、無駄のないレイアウト。ルールブックが一回り小さいサイズで作られているので、チラチラ下のコンポーネントが見えるのだけどコレがまたワクワク感をくすぐるチラリズムってやつだな?
〈タイル〉
エルドラドへの探検用タイルと洞窟探検用タイルに別れるよ。裏面に「El Dorado」「The Cave」って描かれてるので判別しやすい。
タイルには資源を生み出すタイルと、神殿などのイベント系タイルがあるよ。
資源系タイル
資源は食料/木材/黄金/庭園の4種類。
それぞれのタイルに探検家か農民(農村隣接)が居る場合、資源を入手することができる。特に庭園は食材・木材・黄金の3種類を産出可能とか・・・
イベント系タイル
ゲーム内で特別な意味を持つタイルがいくつかあるよ。やはり代表的なのは神殿タイル。エルドラドに存在する神殿は全部で4つ。そのうち地上に存在するのは3つだ。
この神殿に供物を備え、エルドラドを支配することを目指すのだよ。あとの2つも絵柄が異なりますが、タイルの絵の淵に金のラインが入っているのでわかりやすい。
洞窟タイル
洞窟タイルは入口と出口に別れるよ。内部には隠された神殿が存在するぞ。
洞窟内部の神殿はなんと聖杯!
聖杯タイルは所持する事ができるのだ。持っていれば即ち支配。
そのほかに洞窟の住人と呼ばれるタイルが3つほどあるんだが、願わくば出会わずに洞窟を出ていく事ができるならそれに越したことは無いと、思う・・・
なお、神殿は発見するとこのミニチュアを置く事ができますぜ。
雰囲気ありまくりです。
〈資源カード〉
資源を表すカードは3種類。カードボックスからして雰囲気が良いのだ。
赤が食料、緑が木材、黄色が黄金だよ。
それぞれタイルの絵の色と対応している。
隅っこにあるアイコンも可愛い。
〈探検家達〉
このエルドラドの支配を目論む探検家は全部で10人。
探検家ボード
2人で1枚のボードを裏表切り替えて使用するよ。ボードには個別の能力(移動+1とか)が記載されているのと、各資源を購入するときのコストが書かれている。
探検家コマ
まずこの造形を見るべし。ちょっと無理して仕舞ったら絶対折れそうである。
探検家ボードの肖像から、容易に想像できるモデルになってるのもすばらしき。
探検家バッグ
名称(勝手につけました)はともかくもw
このコマ達を大切にしまって置くバッグが付いているという感動。
統一感のあるバッグ、抜かりのない仕事ですなぁ・・・これで$49だった。コストってどうなってんですかね。。。
〈ゲームの流れ〉
超ざっくりとだけど、ゲームの流れをおさらい。ゲームの目的は4つの神殿を自分の支配下に置くこと。未知のタイルをめくって土地をオープンにしながら神殿を探し回るのが基本なのでレースゲーム的に展開していく。洞窟内にある神殿は聖杯なので見つけたら獲得できる。洞窟内には住人もいて、ただ単に探検だけですまないあたりがニクい。
各プレイヤーの各ターンは3つのフェイズに分かれているよ。
1)ダイスロールフェイズ
黄金ダイスを2つ降ってそれぞれ移動と収入に割り当てる。
2)収入フェイズ
割り当てられたダイス目分の収入を得る。
・探検家コマ or 農民コマ/農家隣接のいるタイルから収入を得るよ
3)アクションフェイズ
三つのアクションから任意のアクションを選択して実行するよ。
・Move
移動に割り当てたダイス目を使用する。移動中もBuyやAttack可能
・Buy
資源を使って砦/農家/農民/供物を購入可能
・Attack
他のプレイヤーの影響下にあるタイルへ侵入し、戦闘を行う
ゲームの目的は神殿をいち早く見つけ供物を捧げていく事。聖杯をめぐる直接バトルもあるけど襲って殴れば勝てるってものでもなく、戦闘に備えた要塞の配置位置や付近の農民の配置などなど、なかなか悩ましくも熱い展開が待っている感じだぞ。
WebサイトにはFAQも乗っていたので、そちらも見て置くのが良いと思う。
〈まとめ〉
プレイ人数が2人からなので、お試しで1人二役でちょっと遊んでみた。このタイルがテーブルに広がっていく様は、やっぱ好きですな。
タイルのデザインも美麗なので、実に雰囲気があって良いのでございます。が、同時にちょっと気になるところも。。。
Good
・細部にわたる美しいアートワーク&コンポーネント
・探検している気分にさせてくれるメカニクス
・シンプルで迷わないルール
ちょっと気になる
・もう少し手元のやりくりで悩ましい気分を味わいたい
・レースかバトル以外での勝ち筋も欲しい
・やっぱりソロプレイも遊びたい・・・
主に最後のソロプレイしたい欲はデカイのだけど(笑)
ルールのみの拡張とか出てくれても良いんだけどな、と思ってたら、なんと今年の後半で2nd Edition + Expansionのキックがあるぽい!
この美麗なコンポーネントは是非遊び尽くしたくなる感あるので、この拡張はポチり確定。はい、確定。ソロルールも追加されるかもしれないし楽しみが増えた!
Kickstarterはたまにこういう興奮に包まれるので、止められなくなるんだねぇ。。。
危険っ!でも(ΦωΦ)イイネ!!
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そういえばもう一つのエルドラド。
日本語訳ついてないかもしれないからご注意だぞ。