ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

主にボードゲーム中。ぼっちの時間を豊かにしたいブログ。

【ボードゲーム】ティカル 2016年版:密林を探検だ!マヤ神殿を発掘だよ!クラマー&キースリングの名作を豪華コンポーネント遊びます。

ども。コモノです。

 

1999年ドイツ年間ゲーム大賞/ドイツゲーム大賞のダブルクラウンに輝いた名作「ティカル / Tikal」のリニューアル(2016年)版を開封しますよ!なにせ20世紀の作品なので最近遊ばれているレビューなどあまり見かけないゲームなのですが、豪華になったという神殿のコンポーネントの写真に心奪われずっと気になっていたティカル。先日のテンデイズゲームズ のセールでついにポチってしまいました!

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エルドラドやらツォルキンやら、今年はなぜか南米ブームが到来中。今日はティカル新番のコンポーネントを心ゆくまで愛でるレビューです。

 

ティカル(Tikal)2016年版

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プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:60分~90分
対象年齢 :10歳~

boardgamegeek.com

ボックスのアートワークが変更されてしまったことはちょっと残念ではあるものの、探検する感はしっかり残されておりますな。旧版はラベンスバーガー(Ravensburger)から出ていますが、新版はスーパーミープルから発売されています。

 

デザイナーはクラマー&キースリング!

ティカルのデザイナーははウォルフガング・クラマーとミヒャエル・キースリング。この二人のペアが創り出すボードゲームは数々の賞を受賞している名コンビですな。

代表作をちょっと検索するだけでどこかで耳にしたことがあるようなゲームしか出てこない二人ですが、実はコモノ、クラマーの作品は一つも遊んだことがありません。ということでティカルがクラマーデビューになるのです。ミヒャエル・キースリングは今年のドイツ年間ゲーム大賞に2作品ノミネート(アズール / ヘヴン&エール)された事でも記憶に新しいですよ。

 

ウォルフガング・クラマー作品一覧(BGG)

ミヒャエル・キースリング作品一覧(BGG)

boardgamegeek.com

 

ティカル(Tikal)ってどんなゲーム?

ティカルはクラマー&キースリングの作品のうち、怖い顔三部作(アートワークが怖い顔)としても有名なボードゲーム。今日開封するのは2016年にコンポーネントが刷新された新版です。プレイヤーは手番で10アクションポイント(以下AP)を使って密林を探検し、マヤの神殿を発掘しながら勝利点を得ていくというゲーム。

 

怖い顔三部作の怖い顔したアートワーク

ティカル (Tikal) 1999年

ジャワ (Java) 2000年

メキシカ (Mexica) 2002年

画像:駿河屋

全部並べておきたい....(ダメ)

このうちティカルとメキシカはスーパーミープル社によって豪華コンポーネントを加えた新版がリリースされています。

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ティカルも怖い顔的なアートワークは変更になっちゃいましたが、神殿タイルが立体化されてより豪華になりました。

 

コンポーネント全体

箱を開けたらメキシカ新版の広告チラシがぺろっと入ってた。

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そういえばボドゲでこの手のチラシってあまり見かけないけど、もっと入れたら良いのにね。

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中は探検隊のミープルと神殿コマ(立体)、フィールドタイルに宝物タイル。プレイヤーエイドタイルが4枚入ってる。割とシンプルな感じですが重厚に見えますな。 

プレイボード

えーと、デカイです。4ツ折かと思いきや6ツ折でした!

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軽くダイニングテーブルをおおう大きさ。。。遊ぶ場所はちょっと選ぶかな。 

神殿コマ

キタ!神殿コマ!

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一段一段分かれていて、積み上げるとマヤの神殿になるというアレ。コレを積んで見たくてティカルを買ったといっても過言ではないのだ。 あとでプレイボードの上に積んでみよ!

タイル類

タイル類もそんなに多くはないですよ。

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6角形タイル(フィールドタイル)

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探検を進めると1枚ずつ配置されていくタイル。裏面にはA〜Gまで印刷されていて、タイルの山を作るときはGが一番下になるよう重ねるよ。

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タイルとタイルは小さな小道で繋がるようにできていて、小道の間にある敷石1つを超えるのに1APが必要だぞ。

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火山のマークが出てきたら決算が発生するよ。

宝物タイル

森林を探索していると発見される宝物たち。

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ヒスイの仮面とかどこかで見たことがある宝物があるよ!テンションあがる。

プレイヤーエイド 

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手番で行えるアクションが消費APとともにわかりやすく図解されてますよ。

 

 

ティカルの遊び方と手順

ゲームの流れをざっくり説明。ルールに細かい処理はあるものの把握は比較的楽な印象です。良い!複雑じゃないところは気に入った(笑)

セットアップ

ゲームのセットアップは結構簡単。ただ神殿コマや宝物タイルは細かいので、無くさないようにだな。慣れたら10分もかからないかな?

1・プレイヤーの準備

各プレイヤーは1色選び、コマをワンセット受け取る。勝利点トラックの0の位置に四角いキューブを置く。プレイヤーエイドを1枚受け取る

2・駒の配置

神殿コマ:神殿コマは2〜10の数字がふってあるので、それぞれの数字毎重ねてプレイボードの脇に置いておく。

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フィールドタイル:裏面にあるA〜Gのローマ字毎にタイルをシャッフルして、一番下にGがくるように伏せて積み上げボードの脇に。

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宝物タイル:宝物タイルは良くシャッフルして裏向きに幾つかの山に分けて積んでボードの脇に。

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たしか以上で終わり!

プレイヤーは手番で10APを消費しながら様々なアクションを行いますよ。より多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝ちだ。

 

手番の流れ

プレイヤーの手番は2つのフェーズに分かれてる。

A・フィールドタイルフェーズ

1枚フィールドタイルを引いてボードに配置する

B・アクションフェーズ

10APを駆使しアクションを行う

 

プレイヤーは手番で以下の中からアクションを選択して実行するよ。

 

アクション詳細

隊員コマの配置(1AP)
手元にある隊員コマをベースキャンプ、または自分のキャンプへ配置する

隊員コマのキャンプ間移動(1AP)
ベースキャンプ(スタートの場所)と自分のキャンプ間を移動させることができる。

隊員コマの移動(敷石1つにつき1AP)
隊員コマを隣のフィールドタイルへ移動させる。
敷石の数だけAP消費するよ。

神殿の発掘(2AP)
神殿の階層を1上げることができる。自分の隊員コマが2つ以上配置されていれば、
1回の手番で最大2階層まで上げることができる。

財宝の発掘(3AP)
隊員コマがいるフィールドに財宝タイルがある場合、財宝タイルを1枚獲得できる。

財宝の交換(3AP)
自分の1枚しかない財宝タイルと他プレイヤーの財宝タイルを交換できる。

キャンプの設置(5AP)
フィールドタイルか、財宝が無くなった財宝タイルに隊員コマがあればキャンプを設置できる。

神殿に護衛を配置(5AP)
神殿タイルに一番多くの隊員コマを置いているプレイヤーは、隊員コマを1つ神殿の護衛に配置できます。
1つの隊員コマを神殿に配置した場合、残りの隊員コマはゲームから除外するよ。
護衛を配置した神殿からは決算時に勝利点を必ず自分の得点にできるのだ。

 

手持ちのAPは10ポイントなので、引き算しながらゼロになるまで任意のアクションを行うわけだけど、かなり色々できる。

 

 

ティカルを1人でお試しプレイ

久しぶりに深夜、ダイニングでルール確認プレイをしたよ。いや、久しぶりなのでちょと興奮する。マヤの密林探索ですよ!タイルを引いて配置して、探検家コマをキャンプに派遣して....ヤバイ。かなりこのゲーム好きかも知れん・・・(笑)

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Let'sら探検。

手番で消費できるAPのやりくりも悩ましいけれど、タイル配置も敷石の位置をしっかり見ておかないと気がついたら行き止まりになるので探検が終わっちゃったりする。対戦相手も自分がめくったタイルの上を移動できるし、タイル上の神殿発掘や宝物調査を行えるので、どの位置にどうタイルを配置するかも結構重要だと思う。

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ぼーっとしてて行き止まりになりかけたぞ....

決算のタイミングも頭に入れておかないと効率よく探検家コマを配置できないので、全体の把握も結構大事。

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財宝は同じ財宝を集めると決算時の勝利点が高いです。

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アクションで強制的に他のプレイヤーと財宝の交換とか出来る....酷いw

シンプルなルールだったんだけど、想像以上に悩ましい事になってます。お試しテストだからって好き放題神殿を積んで満足の図。

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まだ手順の確認だからね・・・

ティカルは「長考ゲーム」ってどっかで言われてたような気がするけど、これは考えるわな(笑) 

 

まとめ

1999年のボードゲームと聞いて正直「どうなんだろ、マヤ神殿のコマだけ好きとかなったらどうしよ。。。」とちょっと思ってたんです。でもティカルめっちゃ好きなゲームになりそうでした。ホントにゴメンなさい(笑)

複雑ではないルールなのに考え悩むポイントがかなりあって超好きな感じでした。凄いなー。どうやったらこういう仕組みを思いつくんだろう。それに新版の豪華なコンポーネントはボードゲームしてる感をかなり盛り上げてくれる事間違いなし。

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大きなプレイボードに一回り小さな探検家コマなので、このバランス感がこれまた探検気分を盛り上げてくれているのも良いです。

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10段の神殿に登るの図

ソロでは遊べないんだけど、なんでしょう。この感じ。ヘヴン&エールを正月に1人で回してた時にも似た、延々1人2役でやってても妙に楽しいというあの感じw

ボードゲームはやはり新作に目が行きがちだけど、ティカル(Tikal)は良いな!好きだ!探検気分かなり盛り上がるよ!

っていうことはメキシカも多分好きなんだろうなぁ・・・

問題はいつポチるかだw

 

 

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ティカル:Tikal(2016年版) / SuperMeeple / W Kramer& M Kiesling

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