ども。コモノです。
先日サニーバードさんからリリースされたカレトス 日本語版、先行販売の方を受け迷わずポチってしまったカレトス。さっそく届きました!欲しい!と思い立ってポチっとしてから我が家に届くまでわずか中1日。このスピーディ感こそお買い物の醍醐味!って久しぶりに思ったよ。ただただ、仕事がくそ忙しいという悲しい事実さえなければ、届いたその日に「うっひょー!」ってブログだって書けたはずだったのに。あぁ、忙しいってなにさ。
なんなのさ。うぅぅ...遊びてぇ....あぁ恨めしい...遊びてぇぇぇ....「おのれ、この恨み晴らさでおくべきかぁぁぁ....!」→違う。
さて、、、今日は強引に時間作ったから、モンスターで村人を追い回すカレトス、開けちゃうぜっ!
カレトス(Caretos) 日本語版
プレイ人数:2〜4人
対象年齢 :8歳以上
プレイ時間:45分
国内発行元:サニーバード
Boardgamegeek
カレトスってどんなゲーム?
カレトスは村人とモンスターが鬼ごっこするボードゲーム。でもプレイヤーが操るのはモンスターなのです。村人を怖がらせ、1人で孤立したところに襲いかかり、よりたくさんの村人を捕まえたプレイヤーが勝つという村人がとてもかわいそうなボドゲです。
しかしモンスターにはカレトという天敵がいて、カレトに捕まったモンスターは大釜に閉じ込められて身動きが取れなくなってしまいます。「悪いごとするやつぁいねがぁぁぁ」とガランガラン音を立ててモンスターを追い立てるカレトの正体は、実は仮装した村人たち。
つまり操るモンスターで村人を追いかけつつ、他のプレイヤーが動かすカレトからはうまく逃げなければならないという二重の鬼ごっこ。それがカレトスなのでございます。
魔を払うカレトと村人を襲うモンスターの思惑が入り乱れ、マップのどこにモンスターを移動させるかめっちゃ悩ましい。でも鬼ごっこだからやる事は超わかりやすい。カレトス、思ってたよりもツボにささった中量級ゲームです。
カレトスのコンポーネント
カレトスのコンポーネントは程よい分量で多くもなく少なくもなく。なんか久しぶりに自分的にすんなり受け入れられる分量の内容物でした。しかも思ってたより(失礼)品質が良くて、マップもカードもクオリティ高め!
ボックスアートは日本語版仕様!
日本語版のボックスアートは長谷川登鯉さんです。海外版のカレトスはずばりカレトスそのものが描かれたアートワークですが、日本語版では登場するモンスターたちがばっちりならんだアートワークになってます。最初この絵を見たときは長谷川さんの書き起こしなのかなと思ってたんですが、どうやらリデザインされたもの見たい。違和感ないし、カレトスのストーリー的に違和感がないのがすごいよ。
マップは人数によって使用面が違うよ
3〜4人で遊ぶマップはルートがわちゃわちゃあって楽しそう。
カレトスのルール・遊び方
毎度のことながら、ツボった中量級なので準備も簡単。基本並べるだけなんです。
コチラが2人用のマップですよ
重量級のもっちりした盤面も好きだけど、やっぱりカレトスくらいの中量級の盤面を見ると安心できるのはなぜだろう。
ゲームの準備
プレイ人数に応じて、使用するカードをまず準備しておきましょう。
左下にアイコンが描かれているので、遊ぶ人数以下のカードを使うよ。2人で遊ぶときはさらに村人コマから各色2個ずつを箱に戻しておくのです。
- テーブル中央にプレイ人数に応じたマップの盤面を表にして配置
- 村人コマをよく混ぜ、7個ずつ(2人で遊ぶときは5個づつ)、村人マークがあるエリアにランダムに配置
- 村人コマを置いたエリアに焚き火トークンを一つづつ配置
- 残った焚き火トークンはサプライにまとめておく
- モンスターカードをシャッフルし、各プレイヤーにランダムに2枚づつ配布
- 受け取ったモンスターのコマをマップ上の所定エリアに配置(任意の同じマークの場所)
- カレトコマをマップ上の所定のエリアに配置
- 大釜カードをマップのそばに配置
- 終了時ボーナスカードをランダムに1枚づつ配布
- ボーナスカードをよくシャッフルし、伏せて山札にして配置
- ボーナスカードの山札から3枚を公開し並べて配置
- 夜カードを良くシャッフルし、各プレイヤーに3枚づつ配布
手番の流れ
手番で行う事も、カードをプレイしてモンスターたちを動かすのみ。2体いるどちらかのモンスターを選び、プレイしたカードに描かれているアイコンを参照してモンスターカードの同じアイコンが描かれているエリアにある効果を処理します。
追加アクションと通常アクション
夜カードにはアイコンの上部に追加のアイコンが描かれているカードがあるのだけど、このカードをプレイしたときは通常のアクションに加えてアクションを行う事ができるのです。写真のカードは通常のアイコンに加えてカレト駒を2マス動かす事ができるアクションを持っているので、カレト駒も動かす事ができるよ。追加アクションという名称なのだけど、実際にアクションを処理する順番は「追加アクション(任意)▶︎通常アクション(必須)」となるので注意が必要だよ。写真のカードならば「カレト駒の移動▶︎モンスターコマを移動(最大7コマ)+テキスト効果」となるよ。
ダブルアクション
使用した夜カードは表向きに手元に並べて配置する。使用済みカードを並べた時に、カードの左上のアイコンを参照し、同じアイコンが連続した際にはもう1回アクションを行う事が可能。この場合は以下の2つのうちのいずれかを行う事ができるよ。
- もう1体のモンスターもアイコンを参照して効果を処理する(同じモンスター2回はNG)
- 大釜に捉えられたモンスターをマップに出す
ダブルアクションを行なった後には表向きに配置していた夜カードをまとめて捨て札にして、手元から破棄しておくのを忘れないようにしましょう。
焚き火トークン
自分の手番では焚き火トークンを使用することも可能。この焚き火トークンの使用は手番中に好きなタイミングで行う事ができるのです。
ソロプレイはできる?
ソロプレイはできないですな!でもマップ上のどこをどう移動させれば良いのか、一人二役で確認するのはアリだと思う。というかある程度、モンスターの能力やマップの配置を頭に入れておくと勝率は上がる感じのゲーム。勝ちたい人は予習推奨だけど、普通に「泣ぐごはいねがぁぁぁぁ...」と心の中で叫びながらコマを動かしていた3月某日。割と楽しかったのは事実。
カレトス(Caretos)の感想・まとめ
ゲームのタイトルになっている「カレト」はモンスターをとっ捕まえて大釜に放り込む事ができる一番強いコマ。このカレト、意外とホイホイモンスターを捕まえていくために思った様に村人を捕まえる事ができないところがカレトスの面白いところになってると思います。
またモンスターの持っている能力がかなりトリッキーに異なるので、最初ランダムに配布されたモンスターによってプレイ方針を変える臨機応変さも必要。どのモンスターも一見すると強い能力を持ってますが、カレト駒と村人の逃走ルートをよく見極めておかないと思う様に村人を捕まえる事ができません。
チャンス!と思っても、案外遠くにいる他のプレイヤーのモンスターに横取りされてしまったりするので気を抜いてたら勝てるゲームではないという難易度もちょうど良いです。覚えやすいルールにかわいいモンスター。そして常に何に追いかけられている感じとひたすら追いかける辛さがうまくミックスされている鬼ごっこ系ボドゲでした。
想像していたのはもう少しファミリーゲームよりの簡単なルールだったのですが、しっかり悩まなければ勝てないゲームのバランスと山札から引くカード運がちょうど良い感じで楽しく鬼ごっこができる感じです。
これなら長女もしっかり覚える事出来そう!アートワークも可愛いので、きっと気に入ってもらえるはず。というかアタシが気に入ったわっ(_゚∀゚)o彡
中量級のボドゲ好きな人、カレトスはいいぞ。
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