みなさん、こんにちは。コモノです。
美味しい食事というのは誰しも嬉しく、また自然と楽しくなるもの。タイトルで引用した名言は美食の探求者として有名なブリア・サヴァラン著書「美味礼讃」の中の一節です。
外食をたまにする事がありますが、その食事を提供するレストランもお気に入りが見つかると嬉しいものでございますよね。特に東京は世界の都市の中でも屈指の美食都市。最近では美食文化の本場といわれるおフランスより美味しいお店が多いとかそうでもないとか、日本ってやはり素敵ですなぁ。(棒読み)
ま、そんな事言いながらも毎日コンビニごはんばかりです。恐縮です。あぁイタリアンのフルコースとか食べたいんだって。。。
今日は世界に誇る美食の国、日本のとある街でトレンドを見極めながら流行りのレストランを出店し話題のお店となることを目指すボードゲーム「GRAND OPENING!!(グランドオープニング)」のご紹介だよ。
コモノが大好きなJUGAME STUDIO2018年新作だぞ。トレンドにあわせたお店をプロデュースするという中々の難題をボードゲームに仕上げた本作。どんな感じのボドゲなのかやはり興味あるな!
2018春ゲムマで楽しみにしていた作品のうちの一つ、まだ遊べてないのだけどルール読んだ感じと合わせて、謹んでGRAND OPENING!!をご紹介しちゃうよー。
【目次】
〈GRAND OPENING!!(グランドオープニング)って?〉
とある街の3つのストリートに、プレイヤーはトレンドに合わせたお店を出店します。1つのストリートに4つの店舗が開店すると、そのエリアはグランドオープニングを迎え得点の計算が発生。お店が出店される度にトレンドが変化するのに合わせて店舗のグレード(高級店)ボーナスや出店形式(隣接出店・専門エリア取材)ボーナスも発生。グランドオープニングのタイミングとトレンドを見極め、より高い得点を目指すゲームだぞ。
〈開封〉
GRAND OPENING!!(グランドオープニング)
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:20分
対象年齢 :10歳以上
アートワークはさすがといいいますか、JUGAME STUDIOっぽい統一感のあるデザイン。これまでのJUGAME STUDIOのボードゲームとサイズの異なる箱なのだけど、片手にすっぽりハマるちょうど良さ。これはこれで良いなー。
コンポーネント全体
小さな箱にすっきり収まるコンポーネント。まさにスマートな感じ。まとまりと品の良いアートワークで相変わらず好み。
ルールブック
ルールブックは予め2ヶ国語対応。英語圏への販売を最初から考えた作り込み。
ストリートボード
まさにストリート。3枚入ってますよ。上下に各4つの店舗を出店できる。
看板マーカー
自分の選択したプロデューサー名が入ってる。レストランカードの右上にバッジのように配置するよ。
トレンド・スコアトラック&マーカー
スコアトラックは色別マーカーを、トレンドは黒マーカーを置くよ。
レストランカード
やはりこのゲームのキモはレストランカード。カードは全部で36枚あるよ。
かなり種類が豊富なのと、実際に話題になったジャンルのお店も結構あって眺めてて面白い。おでん店とか一時期流行ったよな、たしか....(食べてない)
No.1〜4のカードにはトラックのアイコンが書かれている。
No.はそのまま出店カードを配置する順番になるので、このトラックアイコンがついているカードは素早く出店が可能だ。まさにフードトラックで乗り付けて営業を始める感じだぞ。
ジャンルは全部で4つ。日本食のジャンルは馴染みのあるものが並んでるな!
これはスイーツジャンルのお店。
ジェラートはフードトラックで出店出来るのだな。
〈ゲームの流れ〉
簡単にゲームの流れもご紹介するよー。
勝利条件
トレンドによるスコアとレストラン出店ボーナスの合計で、得点が一番高かったプレイヤーの勝ち。トレンドに乗れるかどうかが結構キモだぞ。
セットアップ
1)プレイヤーカラーの決定
4種類あるカラーから好きな色を選ぶよ。プレイ人数によって使用するカラーが決定されているので注意だな。カラー毎プロデューサーのキャラが設定されているので、読んでなりきるのが吉。
2)手札と山札の準備
レストランカードはよくシャッフルしてから山札に。プレイ人数に応じて一定枚数を除外。初期手札もプレイ人数に応じて変わるよ。(例:2名プレイでは−6枚/手札4枚)
3)ストリートボードの配置
ストリートボードを横一列に3枚並べる。各ストリートは道を挟んで4店舗✖️2なのでストリート毎最大8店舗出店可能なのだな。ボード並べるとなんとなく京都の裏路地を思い出すの・・・
4)補充カードの配置
出店時に補充できるカードをストリート毎に配置。各ストリート2枚なので早い者勝ちだ。
5)トレンド&スコアトラックの準備
初期のトラック位置に各マーカーを合わせて配置するよ。
ゲームの手順
ゲームは5つのフェーズで構成されているよ。
A)手札からカードを選ぶ
全プレイヤーが同時にカードを裏向きに場に出す。
B)トレンドを進める
Aで出されたカードの種類毎にトレンドトラックを進める。
飲食店はやっぱりトレンド大事よね。
C)出店場所を決めカードを配置する
カードの左上に描かれた数字が小さいカードを出したプレイヤーから、順に出店場所を選んでレストランを開店させるよ。出店にはいくつか制約があるので注意。
出店が終わればストリートに残っているから補充用カードを1枚とって手札を補充する。
D)グランドオープニング!
ストリートの各エリア内で4つ目の店舗を開店させたらグランドオープニングを迎えるので、得点を計算しとこうな。得点は色々な条件で発生するので、見落としのないようにルールを読むべし。
E)ラウンドの処理を行う。
各ストリート2枚になるよう、補充カードを追加する。
レストランの山札が尽きたら残り2ラウンドで終了と。全てのエリアで4つの店舗が開店したら得点を比べて勝敗を決めるよ。
〈まとめ〉
このゲーム、シンプルながらいろいろ悩ましいポイントがそこかしこにあるようにおもう。。。トレンドによるスコア以外にもレストランの配置で得点が入るのだけど、4つのエリア全てを自分で埋めることが出来るわけでもなく、相手がどのジャンルをプレイするかによって方針をしないとダメだし、プレイ順も手札によっては選択肢が狭まる。フードトラックで出店を素早く行えば予めマイナスを考えた得点獲得だし、高級店路線なら他のプレイヤーの出店計画に左右されるし。。。
結構コレ悩ましいよ?
真打の時のようなセットコレクション系ボーナスもないので、少ない得点源をどう獲得していくか、結構考えることになるぞ。グランドオープニングでは自分以外の出店者にも得点が入るので、他のプレイヤーの配点も意識した出店計画も必要。かなり濃厚な読み合いをする事になるね。。。
はぁレストラン経営って大変すな。。。
お気に入りのジャンルの店舗を狙って攻めていく事だけ考えてたら、勝てない気がする(当たり前)スイーツストリートなんか作ってやろうと思ってましたが、出店計画の見直しが必要となりました。早く遊んでみたいっす!
2018/05/20追記。早速遊んでみた!
トレンドは可視化されてるので出店ジャンルで相手のポイントを潰したりも出来ちゃうなど、真面目に勝ちにいくと中々のアツい事に。グランドオープニングのタイミング次第でトレンド配点が変わるので、頭の中で場札と手札を見比べながらウンウン言ってました。ドリンクのトレンドの波を抑える事ができて珍しく勝てたよ!(笑)
JUGAME STUDIOのシンプルなコンポーネントは、コモノの同僚みたいなライトなユーザーにかなり評判良いのだけど、やはり本作も突き刺さった模様。
グランドオープニング!
— コモノックス (@komonox) 2018年5月20日
読み合いによるトレンド操作でガチゲー化w
想像よりも駆け引き感あって楽しい。そして最後街並みを見た時の感想は「実際にこういう商店街あるよね」でした。僅差で勝てたのでご満悦。 pic.twitter.com/I2kjqxnpOD
2人で30分くらい、ルールは比較的わかりやすいけどしっかり悩めるちょうど良さ。ゲームの後の盤上の美しさなどなど、素晴らしきかな。
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JUGAME STUDIO作品はちょっと軽めだけどしっかり遊べる。グランドオープニングはまだ買えないみたいだなー。パーフェクトホテルは第2版になったよ!
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