みなさまこんにちは。コモノです。
今日はお肉好き必見のボードゲーム「100%ビーフ ショーダウン」のご紹介ですよ。JUGAME STUDIOさん2018ゲームマーケット秋の新作は、お肉の仕入れをテーマにしたゲーム。ステーキハウスのシェフとなり良いお肉を目利きしながら仕入れていく本作。ゲームマーケットに先駆けた東京都内のイベント「肉フェス」でも公認ゲームとして先行販売されていた作品だよ。
【肉フェスで先行販売】今週末10/12から立川の昭和記念公園で開催される「肉フェス」で「100%ビーフ ショーダウン」を先行販売します。10日間開催ですので、美味しいお肉と一緒にお土産として是非!https://t.co/12iZyHHi5j#boardgames #ボードゲーム #肉フェス pic.twitter.com/RJyARgwWdY
— JUGAME STUDIO (@JUGAME_STUDIO) October 10, 2018
肉フェス公認ゲームか。
もはやそれはお肉の一部なのでは....(º﹃ºԅ) ジュル(違う)
年末の忘年会シーズンにももってこいな気がしてならない「100%ビーフ ショーダウン」開封してみたいと思います!
【目次】
〈100%ビーフ ショーダウンとは〉
そう、それはステーキハウスのシェフたる威厳をかけた牛肉の目利き対決。見るものを幸せなお肉の世界に誘う、肉による肉のためのお肉対決。それが100%ビーフ ショーダウンである。カードドラフトがベースになっているので、手元に残すカード、相手に渡すカード、渡されるカードをよく読みながら6枚の手札中5枚をつかって役を作り上げていく。
役はポーカーのようにカードの組み合わせで決まり、それぞれの役に勝利ポイントが設定されているよ。全3ラウンドを競い一番勝利ポイントを稼いだプレイヤーの勝ちだぞ。デザイナーはYu Marunoさん。「グランドオープニング」や「サクラハント」・「真打」をデザインしたデザイナーさんだぞ。コモノは真打が気に入りすぎで、プレイしない保管用に1つ買ってあるくらいである。Marunoさんのデザインするゲームはカードをとても上手く使う。ルールもメカニクスも決して重すぎず、かといってスカスカしないゲームという印象があるな。がっつり重く濃密に楽しむ!というより、少しだけ空いてしまった時間をスッと埋めてくれるような、軽やかなゲームを作るデザイナーさんだぞ。
〈開封〉
100% BEEF SHOWDOWN(100%ビーフ ショーダウン)
プレイ人数:2〜4人
対象年齢 :14歳以上
プレイ時間:20分〜30分
今回のコンポーネントはカードのみ。役を確認できるメニューカードと、役の元になるお肉の部位が描かれたビーフカードのみの構成だぞ。
ルールブック
ルールは日英語版があらかじめ入ってる。
メニューカード
部位ごとに設定された役を確認できるよ。お肉が実に見事に描かれている。
5枚で作らなければならないので、どれを選択するのかは悩ましい。
ビーフカード
役を作り上げるカードたち。
聞いたことがあるようなお肉の部位がしっかり描かれております。
サーロイン
「背中から腰にかけての部位」とな。ほほう。
あのステキな曲線を描いているあたりがサーロインってことなのね。
フィレ
「サーロインの内側にある部位」って書いてある。
柔らかいお肉、ってイメージしかなかった。
リブ
「背中から肩にかけての部位」。
今ちょうど肩こりに悩みまくっているんだけど、このリブってのが硬くなったってことだな。
シャトーブリアン
フィレの中央に位置する希少なお肉。なんか聞いたことあるけど、口にした事があるかは定かでは無いお肉。。。
フィレとしても使用可能とか万能。当然希少部位なので、シャトーブリアンで作る役は点数だって高いのだ。
ボーン
肉では、ない。が骨つき肉の魔力を忘れてはいけない。
1つで2度美味しいTボーンステーキとか作れちゃう。
ラムチョッップ(拡張)
ラムチョップはビーフではない。が、それが故の拡張カードなのだ。
ラムチョップがもたらすもの、それはグラスフェッドの牛。?グラスフェッドって何?ってなったので調べてみたら「グラスフェッドカウ(牧草飼育牛)」なんだって!ストレスのない環境で伸び伸びと牧草を食み育った牛。ラムは羊なので、のんびり羊たちと同じ牧場でモグモグしてた牛って事だな!頭に使用すれば5VPが手に入るよ。
〈遊び方〉
100% BEEF SHOWDOWの役は手札をドラフトをしながら作るよ。1ラウンドの流れは以下のように進む。
カードの選択
1)よくビーフカードをシャッフルし、各プレイヤーに6枚づつ配る
2)手札から1枚選び、残り全てを左隣のプレイヤーに渡す
3)選んだ1枚目のカードは裏向きで自分の前に置く
4)2枚目〜5枚目のカードは全員が選び終わったタイミングで公開して置く
5)6枚目のカードを受け取ったら公開せず、全ての自分のカードを手札に持つ
役作り
6)手札から役作りに使用する5枚を選ぶ(手に持ったままだぞ)
7)役に使わないカードを頭カードとして場に伏せて置く
SHOWDOW
8)頭カードに続いて役を作りながらカードを並べる
9)役の得点を比べる
10)一番ポイントが高かったプレイヤーがラウンドの勝者となる
次のラウンドの準備
11)勝者は勝利点を獲得(頭カードを表にしてメニューカードに差し込む)
12)敗者は頭カードを伏せて手元に置き、ストックカードとする
13)リブを一番役に多く持っていたプレイヤーはリブボーナス(+1点)を受け取る
この流れを3ラウンド行い、勝利点を一番多く獲得したプレイヤーの勝ちとなる。役で作ったポイントは勝利点ではなく、役に使用しなかった頭カードに記載された数字が勝利点となる所が面白いところ。役作りは役作りで大切だけれど、他のプレイヤーが何を狙ってくるのかしっかり見極めて置くのも大切。頭カードに配置するカードが実は一番大事なので、勝利点と役づくりのバランスを見極め3ラウンドをプレイするところに悩ましさが詰まっている感じだぞ。
JUGAME STUDIOの公式ページのルール説明が超わかりやすいのでそちらを見るとよりプレイの雰囲気がつかめると思うよ!
〈まとめ〉
ポーカーの役作り、とルールに記載されていたけど、この役作りを上手く取り回すだけではなく獲得できる勝利点も計算に入れて相手のギリギリ上で勝ち抜けるような事ができたらさぞかし楽しいだろうなー。
あとコンポーネントのクオリティの高さはさすがJUGAME STUDIO作品。役作りで並べたカードが牛の姿になるなんて、どれだけお肉に対する愛が詰まっているのかと。もはや忘年会の待ち時間とかにちょろっと遊ぼうものなら水炊きの予定がステーキハウスに変更されるくらいの誘惑感である。お肉は正義。(●ↀωↀ●)✧
エイジングビーフ的な拡張出ないかしら?
会社の同僚と遊んだら「ステーキ食べに行く?」ってなりそうでいろいろ怖いが(笑)、そういう意味でも盛り上がれる事間違い無いと思うよ!ちょうど忘年会時期だからとても良いタイミングで遊べそうで楽しみな作品。なお、負けたら奢りってのはやっちゃダメなやつだな。。。シャトーブリアンとかお値段知らないし。
みなさまも健全にお肉を楽しみませう。
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Amazonではまだ販売されてないですな。
販売情報が確認できたら追記するよ!
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