ニムト(6 nimmt!)というカードゲームをご存知であろうか?
なんて言ったら「当たり前っす!」と言われかねないくらいメジャーな定番カードゲームで、ボードゲームを取り扱っているお店なら大体置いてあるゲームだ。
ただこれまで遊ぶ機会もなく、ボドゲショップで見かけても「ほーん。。。」くらいの反応でしかなかったのだけど「放課後さいころ倶楽部」の第4話をAmazon Primeで見ていたらなんだかとても欲しくなってしまい先日ついポチってしまった。
画像引用:アニメ『放課後さいころ倶楽部』公式サイト|STORY
しかも今回ポチったのは25周年記念版というちょっと異なるパッケージのニムト。なので今日はそんな名作「ニムト!」の25周年記念版をご紹介しようと思うぞ。
2024/01/12 追記 ニムト30周年記念版が出ますよ!
- 価格: 3080 円
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ニムト!25周年記念版
プレイ人数:2〜10人
対象年齢 :8歳以上
プレイ時間:45分
Boardgamegeek
ニムト25周年版のコンポーネント
基本がカードゲームなのでシンプルだけど、25周年記念版というだけあって箱はちょっと豪華だ。パカって開くタイプだけど、別にマグネットとかはついてない。でもなんだかちょっとだけ嬉しい。
中身はカードが2束と、鉛筆にスコアシート。メビウスさんのルール和訳付き。
ニムトのデザイナー
初版は1994年でデザイナーはかの著名なウォルフガング・クラマー。あのクラマー&キースリングのクラマーさんだな。箱を開けるとご本人からのメッセージが書いてあった。なお、読めない。。。
ニムト(基本ルール)の遊び方
ニムトはとても簡単なルールだぞ。多分1回遊べばサクッと頭にルールは入るはず。
勝利条件
数ラウンドゲームを行い、引き取った牛アイコンの数が66を超えたプレイヤーが出た時点でゲームが終了するよ。その時に牛アイコンの数が一番少なかったプレイヤーが勝利!
手番の流れ
ゲームの流れもとてもわかりやすい。
1)各自手札を10枚持つ。
2)場に4枚のカードを並べる。
3)手札から1枚を伏せて場に出す。
4)一斉にカードを公開する
5)場に並んだカードの番号と一番近いカードを昇順に並べる
6)列の6枚目を出したプレイヤーが最後の1枚を残し、残りを引き取る
7)手札が切れるまで1〜6を繰り返す
とってもシンプルなのだけど、どのカードを場に出すのかや他のプレイヤーの手札に何があるのかを予測しながら場にカードを伏せていくのが悩ましい。一斉に公開してカードを並べていくと、予想外に列が伸びてしまって引き取る予定のないカードが手元に来たりする。そんなワイワイやりながら遊ぶと楽しいゲームだぞ。
25周年版の違い
ニムトには1〜104までのカードが入っている。このカードが基本で、25周年版には新たなルールで遊ぶ事ができるスペシャルカードが28枚(7種×4枚)入っている。
スペシャルカードの効果
それぞれのカードにはユニークな効果があって、ゲームの展開を大きく変える事ができる。
5列目を作る事が出来るカードと、7枚目を出せるカード。
引き取った牛アイコンを1枚分だけプラスカウントに出来るカードや、列の途中にカードを挿入する事が出来るカードなんてのもある。
プレイしたカードと手札を交換したり、場に出ているカードを1枚別の場所に移動出来るカード。
特定の列をブロックするカードもある。
スペシャルカードを入れて遊ぶルール
スペシャルカードを入れて遊ぶときは、以下の変更が加えられるよ。
- プレイ人数:2〜8人
- 手札は12枚とスペシャルカードが3枚
- 2ラウンド制
ルールの変更点
- 手札からカードをプレイするときに、スペシャルカードを1枚同時にプレイする事が出来る
- 手札を配置する際にスペシャルカードを公開し、効果を処理する
- スペシャルカードをプレイした手番の最後にスペシャルカードの山札から1枚引く
- ラウンドが終了した際に手元に残ったスペシャルカードは次のラウンドに引き継ぎ
1ラウンドと2ラウンド両方のマイナスポイントを合計して、ポイントが少なかったプレイヤーが勝利するよ!
ニムトのバリエーション
ニムトにはルールが変更されたバリエーションが結構あるのだ。プレイ人数やプレイ感がどうやら異なるらしい。Xニムトは実は一緒にポチったので、後ほど紹介記事を書こうと思う。
ニムト
Xニムト
11ニムト
赤箱ニムト
まとめ
ニムト、放課後さいころ倶楽部で見た時になんだか楽しそうだった。実際購入してみてダイニングでルールチェックをしていたけど、 ワイワイしながらやったら絶対楽しいやつだ!今まで「ほーん。。。」とか思ってて本当にごめんなさい。
意外とこの頃の名作枠はあまりプレイしていなくって、実際に放課後さいころ倶楽部に登場したボドゲだって、実はほとんど遊んだ事が無い。マラケシュとか。
今回ニムトに触ってて思ったのだけど、やっぱり長く市場に残っているゲームというのは一定の安定感があるなという事。新規性みたいな驚きはないのだけど、多分遊んでつまらなかった。。という事は少ない気がする。好き嫌いはあるだろうけど、もう少し定番と呼ばれるゲームも遊ばねば!まぁ1人で深夜には出来ないんだけどさ...(。-з-)
さ、会社持ってこw
【販売情報】
軽めのカードゲームは並行輸入品も多く見かけるので、購入するときは和訳がついていないかもしれない。事前にお店に確認してポチろう。
普通のニムトもあるよ。
放課後さいころ倶楽部もイイぞ。。。全巻欲しい。