「たぎる、論理」という言葉をどこかで耳にしたことがあるかもしれない。それは今日ご紹介する数字当てゲーム「タギロン」の事であります。なんなら「タギロン?え、なんかの怪獣の名前だっけ?」くらいの認識でいた訳ですが、実際手にとって遊んでみたらばコレはっ!!!(☼ Д ☼) クワッッ!!!
って、なりました。これはやばいぞタギロン。
という訳でして、すでに遊んだ事ある人も多いと思うタギロン新装版を遅ればせながら手に入れたので、どこで(☼ Д ☼) クワッッ!!!ってなったのかも含めてご紹介いたしますよ!
たぎる、論理 TAGIRON(タギロン) 新装版
プレイ人数:2〜4人
対象年齢 :10歳〜
プレイ時間:15分〜
は?論理?
そうです。タギロンは論理パズルです。クリプティッドやルート・オブ・リマと同じ流れのゲームなのです。えー、こんな小箱で論理パズルなの?って最初ちょっと思っちゃいましたが遊んで吃驚(ビックリ)。全く勝てない....(笑)
論理的思考能力が壊滅的に弱いアタクシ、論理パズルが好きで手は出す訳ですが毎回強烈な敗北感を味わいます。そしてこのタギロンも例外ではありませんでした。たった5枚の数字タイルの並びを当てるだけなのに、右往左往する思考。どの質問を投げかければこの迷いが晴れるのか、それすらも混乱する脳と思考。とにもかくにも濃厚なプレイを味わえるタギロン。コレは確かに滾るわ....
タギロンの遊び方とかルールとか
ルールはめっちゃ簡単です。準備もすぐ終わるのよね。
ゲームの準備
- プレイヤーに1つづつ衝立を配布
- 数字タイルを全て伏せ、各自5枚を伏せたまま衝立の中に持つ
- タイルを表に向け左から数字順に小➡︎大と並べる
- 同数だった場合は赤が左、青が右として並べる
- 質問カードをよくシャッフルし、伏せて山札とする
- 山札から6枚をテーブルの中央に公開する
以上で準備は終わりだよ。
ゲームの進め方
質問への回答には、嘘をついてはいけないのです!
プレイヤーは自分の手番がきたら以下のうちの1つを選んで行う。
- 宣言
- 質問
宣言を選んだ場合は、プレイヤー1人を指名しそのタイルの並びを言い当てる。指名されたプレイヤーはその答えが当たっているか、当たっていないかを正直に答える。
質問を選んだプレイヤーは場に出ているカードから1枚を選択し、他のプレイヤーに質問をする。質問は誰か1名を指名して答えてもらう質問と、質問者以外全員が答えなければならない質問に分かれている。もちろん回答には真摯に向き合い、嘘をついてはいけない。回答がでたら、山札から新たに1枚を公開し次のプレイヤーの手番になるよ。
準備もルールも非常に簡単。だかそこから生み出される勝負の世界は簡単ではなかったのです....
Let'sタギロン!
会社でちろっとプレイしてみた。会社で論理的思考とか、なんか遊びではない枠な気がするけどやっぱゲームの方が気楽で良きですな。お相手は元エンジニア系職の同僚です。ハンデあり過ぎや....
質問をぼーっと眺めて、ピン!ときたカードから質問していく。最初の1回2回は全く理解できない。これでどうやって相手の数字の並びと色まで当てられるんや.....
そうだ!メモだ。メモを取るしかない!
が、この新装版のタギロンにはメモは同梱されていなかった。。。Oh!!!
40を超え、普段あまり動かしていない脳の論理的思考を司る領域を酷使するヲッさん2人のプレイ時間は20分ほどだろうか。やはりエンジニア領域に明るい職歴を持つメンバーはしばらくすると勘を取り戻したのか、なんか1人で頷いている。独り言も「あぁ、なるほど」とか「おーー!!」とかである。
....|ω・`).....チラッ
アタシも食い下がった。
ゲームを持ってきた手前、食い下がるしかない。幸い相手もまだ本調子ではなさそうだ。まだなんとかついていけるはず。が、無かった....(.;゚;;∀;゚:,)
ふふっ....(号泣
タギロンまとめ
まず怪獣かよ?とか言っててごめんなさい。論理パズルのなんたるかを改めて思い知らされたタギロン。ライトなゲームなのにこの脳みそフル回転状態って、久しぶりなのであります。
5枚の数字の並びを当てるだけなのに、質問をどうすべきか、相手の回答をなんども反芻し少しづつ明らかにしていく楽しさ。論理パズルは大好きなのに、どうしてもあと一歩及ばない感じとかタギロンで嫌という程味わうことができるよ!
クリプティッドやルート・オブ・リマ、最近のタイトルだとザ・キーなどにくらべると圧倒的に手が出しやすいタギロン。ちょこっとした空き時間にもさっと楽しめる良作です。
しかしくやしいなぁ....w
タギロンの販売情報
タギロンは至る所で入手が可能なのも良いですな!
論理パズル系ならこんなボドゲもあります