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【ボドゲ紹介】西フランク王国の聖騎士(Paladins of the West Kingdom): The West Kingdom Trilogyの第2作目は「聖騎士」たちとの物語。っつーか、これは悩ましすぎる....( ゚д゚)

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ども、コモノです。

 

遂に遂に届きましたっ!西フランク王国の建築家(Architects of the West Kingdom)に続く3部作の第2作目「西フランク王国の聖騎士Paladins of the West Kingdom」が届いたよ!予定よりも早い到着は昨年「Architects 〜」の時もそうだったなと思い出したり....

エッセンに合わせて新作をリリースするスケジュール管理がしっかりできているのは、毎度ながら素晴らしいと思うのだ。前作「Architects 〜」はかなり好きな感じのゲームだったので、今回も個人的な期待度MAX案件。(●ↀωↀ●)

果たしていかにっ!?期待の新作「Paladins of the West Kingdom」開封しちゃいますよ!

 

西フランク王国の聖騎士(Paladins of the West Kingdom)

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プレイ人数:1〜4人

対象年齢:12歳以上

プレイ時間:90〜120分

Boardgamegeek

boardgamegeek.com

 

Paladins of the West Kingdom

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「Paladins of the West Kingdom」は北海の侵略者(Riders of the North Sea)の作者が手掛ける次なる3部作(The West Kingdom Trilogy)の第2作品目。前作に続きShem PhillipsとS J Macdonaldのコンビで本作のゲームデザインも担当してます。Mihajlo Dimitrievskiが担当するアートワークは相変わらず刺さりますわね。

Architects 〜」では捕縛システムというちょっと変わったシステムが採用されていて、ゲームとしてもちょっとした真新しさがある内容だったけど、本作はどうなのか。。。

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「Paladins〜」では、プレイヤーは王国の高貴な身分の役割として領土を外敵から身を守るために奔走し、国内からの信用を得なければならない。都市から労働者を雇い様々な脅威に対処することになるのだけど、王はそんなプレイヤーたちを援助するため最も信頼の厚い最高位の騎士を派遣する。プレイヤーは「聖騎士」たちの援助を受けながら国内からの信用を得て、名誉ある地位まで昇り詰めるのだな。援助してくれる聖騎士は全部で12名いて、それぞれが異なる能力で支援をしてくれる。

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7ラウンドに渡るゲームの中でどの聖騎士の力を借りるのか、またどの方針で名声を集めるのか。考えることが細かく絡みあっていて非常に悩ましいゲーム展開になるよ。西フランク王国に名声を轟かせてやるのだっ!

 

西フランク王国の聖騎士のコンポーネント

Shem Phillipsが創り出すボードゲームのサイズはちょっと他のゲームとは異なるサイズだ。「The North Sea Trilogy」から一貫して正方形の小さなボックスに見事にコンポーネントが収まる仕様になってるぞ。

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ただしかなりみっちり入っているので、カードをスリーブに入れたらおそらく絶対に収まらないようなサイズ感。この辺りは好みが分かれる気がする。今回の「Paladins〜」は以前にも増してぴったりサイズなコンポーネント一式で、普通に収納しても蓋が少し浮く気がする。だれかこのパズルを解いてほしい。。。 

箱の中身は?

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デザインが好きだというのもあるけれど、パッと並べた時の鮮やかさは気分がアガる。ボードとカード、コマ類が中心でタイル(トークン)類が少ないのも過去作品と共通している特徴な気がする。

メインボード

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2分割されていて、横一列に並べるタイプ。繋げて並べないとプレイアビリティは低くなるので、遊ぶテーブルは結構な広さがないと大変だと思う。

プレイヤーボード

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各プレイヤーが持つ個人ボードはワーカーを配置するエリアがデザインされている。所持している共通のアクションコマを配置するエリアや、仲間に誘い入れた外敵のカードを配置するエリアなども指定されているよ。エリアなどのゲーム性に関わる部分は全て共通の仕様だけど、配布される聖騎士のデッキを区別するために左下のカード置き場の背景だけが異なる。

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これらの背景画は聖騎士カードの背景と共通なので、絵を合わせて配布する事になるのだ。聖騎士たちの能力も共通なので、あくまで目安となるよ。

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個人ボードの大きさとしても結構あるのだけど、周辺に獲得したカードなども並べるので、手元のスペースもそれなりに広めに取っておく方が遊びやすい。

労働者コマ

全部で6種類のコマがある。各ラウンドで選択する聖騎士と酒場カードに描かれている労働者コマをそのラウンドで使用するよ。

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種類は全部で6種類。

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コマについている名前にはあまり意味はなくフレーバーとして機能する。唯一、紫の犯罪者コマだけは獲得時に疑惑カードが付いてくる。代わりにどのコマの代用ともできるワイルドカード系の労働者コマだ。

個人ボードに労働者コマを配置する際に、基本的に色の指定があるエリアはその色の労働者コマ以外は置く事が出来ない。(犯罪者コマを除く)配置するコマ数によって獲得できる資源が異なるアクションもあるので、選択する色の他に獲得する数も大切になるよ。

コインと食料

トークン類は2種類のみ。

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コインはメタルコインで置き換えると雰囲気が増すぞ。Shem Phillipsの創るゲームは共通してトークン類が少ないのも特徴だと思っている。

 

魅惑のカード

カード類は種類が結構あるよ。

聖騎士カード

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王国の繁栄に協力してくれる12名の聖騎士たち。各プレイヤーに配布されるデッキの内容は共通。プレイヤーボードの背景と聖騎士カードの背景がセットになっている。

市民カード

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王国の民たち。クエストに派遣(プレイ後に破棄)したり直接雇用(獲得)したりできる。クエストに向かわせた市民は即時効果を、直接雇用した市民からは永続効果を得ることができる。

外敵カード

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王国に攻め入る外敵たち。撃退(プレイ後に破棄)や転向(獲得)して、その効果を得るよ。撃退は即時効果、転向は永続効果をもたらす。

城壁カード

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王国の守りを固めるカード。固有アクションで獲得できる。獲得時に即時効果として労働者コマなどを得ることが出来る。

酒場カード

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各ラウンドの最初に労働者を獲得できる。 紫の犯罪者コマをスカウトする時は、疑惑カードを受け取るのを忘れずに。

疑惑カード

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犯罪者コマを得るたびに入手するカード。毎回税金サプライからコインをもらえるのだけど、税金サプライが枯渇すると取り調べが発生する。疑惑の取り調べなので、当然よろしくない事が起きる。 

借金カード

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取り調べが行われると、悪い事が暴かれる。大体税金をちょろまかしていた事がバレるので取り立ての対象となるのだ。

王の依頼・援助カード

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王が布告する課題と援助が描かれている。新しいワーカースペースも現れるよ。 

 

西フランク王国の聖騎士|ルールと遊び方

ゲームの準備は大まかにメインボードの準備とプレイヤーボードの準備に分かれる。ざっくりと準備の概要を説明するよ。細かな部分はルールブックを参照して欲しい。

メインボードのセットアップ

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  • メインボード2枚を開いて横一列に繋げて並べる
  • 市民カードをまとめてシャッフルし、メインボードの左端に伏せて山札にする
  • 市民カードの山札から、左側のボード上に5枚を公開し並べる
  • 外敵カードをよくシャッフルし、メインボードの右側に伏せて山札にする
  • 外敵カードの山札から、右側のボード下部に5枚を公開して並べる
  • 城壁カードを伏せてメインボード中央上部に伏せて山札にする
  • 疑惑カード、借金カードを右側のボード右上部に山札として配置する
  • 酒場カードをよくシャッフルし左側ボード左下部に伏せて山札とする
  • 酒場カードの山札からプレイ人数+1枚を公開し並べる
  • 王の依頼・王の援助カードをそれぞれシャッフルし、メインボード上の所定の位置に配置する
  • 税金サプライに5〜8コインを配置する
  • 労働者コマ・トークン類はメインボードの横にストックとして配置する

プレイヤーボードのセットアップ

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  • 配布されたプレイヤーボードを手元に配置する
  • ボード左下にある聖騎士カード配置位置の背景と揃いのカードデッキを受け取る
  • 受け取った聖騎士カードのデッキはよくシャッフルし、ボード横に伏せて山札とする
  • 小屋・修道僧・要塞コマのワンセットを受け取り、ボード上に配置する
  • 1食料 / 3コインを受け取る
  • スタートプレイヤーマーカーを任意のプレイヤーが受け取る 

以上でプレイ準備は終了だ。結構場所を取るので広いテーブルで遊ぶことをお勧めするぞ。

ゲームの流れ

大まかなゲームの流れについても説明するよ。詳細はルールブックを参照して欲しいのだけど、この手番で行うアクションがこのゲーム最大の楽しみなので、後日プレイレビューを書くときにもう少し細かく触れておきたいと思う。

聖騎士カードの選択

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  1. 各プレイヤーは聖騎士カードの山札から3枚引く
  2. 3枚のうち、このラウンドで使用するカードを1枚決めて手元に伏せておく
  3. 残りの2枚のうち1枚を伏せて山札の一番上に配置する
  4. 残った1枚を山札の1番下に配置する
労働者コマの受け取り

全員が聖騎士を選択し終えたら、スタートプレイヤーから順番に酒場カードを選択して労働者コマを受け取るよ。

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まず聖騎士カードの左上の労働者コマを手元に置く。

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次に酒場で4名スカウトする。各ラウンドでは計6名のワーカーを獲得する。

聖騎士カードに描かれた労働者コマ2個と選んだ酒場カードに描かれた労働者コマ4個を受け取り、手元に置いておく。各ラウンドで受け取るコマの色を毎回決めるのだけど、ここが超重要になってくるのだ。上手く噛み合わないと何もできずに終わることもある。慎重に選ぶのだぞ。

アクション

全員が労働者コマを受け取ったら、スタートプレイヤーから順番にアクションを1回づつ行う。全員がパスするまでアクションは続く。アクションの詳細は今回は割愛するけれど、ワーカープレイスメントの醍醐味を十二分に味わえるルールだぞ。

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労働者コマの種類(色)の選択や、各アクションの連鎖から、メインボード上に配置できるコマや獲得するカード類など、もうひたすら頭を使って悩む時間が堪能できると思う。(ルールの確認だけなのに、結構アタマはぐったりした....w)

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王の援助カードが公開されるとアクションエリアが解放されますよ...

アクションの結果がもたらす効果などをどう勝利点に繋げることが出来るか、めっちゃ悩ましい感じだな。

 

まとめ

本当はソロプレイまで遊んできゃっふーぅぅ!とか書く予定だったのだけど、ルール確認のために1人2役でゲームを進めてみたところ、ガッツリ2時間以上悩むはめになりました。まぁ公称90〜120分ってなってるからそのくらいで済んだのはラッキーだったかもしれない。

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王の依頼カードは目標カードですよ....ゆめゆめ忘れるでないぞ

今回、勝利点につながる流れを全く考えずにルール確認してたら終了時点で16点(滝汗)とかマジありえない点数になりました。ということは.....何も考えてないと絶対点数なんか取れないって事ですな!(`ФωФ') カッ!

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最近は結構なんも考えてなくてもふんわりそれっぽい点数になったりしてた(気のせい)のですが、Paladins of the West Kingdomは甘くなかった。。。

こんな感覚は、、そうオーディンの祝祭以来かもしれない。俄然やる気出てくるくっそ悩ましい感じとナイスフレーバーに浸る快楽。これはちょっと期待以上にハマりそうな予感するよ!ちょっと予想以上に好きかもしれない。聖騎士たちよ....

 

щ(゚Д゚щ)アァァァァ

щ(゚Д゚щ)アァァァァ...

щ(゚Д゚щ)アァァァァ......

〜心の叫び〜

 

もう一度ルールを熟読してレッツリトライいたしますっ。

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もちろん、ソロもあるよん( =ↀωↀ)

 

 

 

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