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【ボードゲーム】西フランク王国の子爵 日本語版|西フランク王国三部作が完結!王国の最末期を支える子爵たちの物語ですぞ!

ども。コモノです。

 

遂に西フランク王国三部作が完結しました!三部作ラストの本作では西フランク王国最末期に領土を収める子爵たちの1人となり、王国最後の時代を支えます。

西フランク王国というのは今のフランスにつながる中世ヨーロッパに実在した王国。この西フランク王国の衰退は、後の百年戦争へと続くヨーロッパ史の大きな転換期の始まりです。そんな時代を子爵となってプレイするんですよ。世界史好きとしては萌えしかないな?

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王国の最後にのちの繁栄の道筋を見いだせるのか、はたまた貧困に喘ぐ過酷な状況におとされるのか、プレイヤーたちの知恵が試されます!ヨーロッパ史のドラマチックな時代につながる静かな序章となる王国の末期を存分に楽しめそうな「西フランク王国の子爵」を今日はご紹介したいと思います!

 

いや、マジで楽しみにしてたのよ....(ΦωΦ)フフフ…

 

 

西フランク王国の子爵 日本語版

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プレイ人数:1〜4人
対象年齢 :12歳以上
プレイ時間:60〜90分
国内出版元:ケンビル[KenBill]

国内出版元のケンビルから間違いやすい部分のFAQが公開されていますよ!

Boardgamegeek

boardgamegeek.com

 

西フランク王国の子爵ってどんなゲーム? 

西フランク王国三部作(The West Kingdom Trilogy)の最終章にあたる本作。史実の衰退期にあたる980年頃を時代設定としていて、西フランク王国の最末期がゲームの舞台です。円周上に配置されたエリアをくるくる回りながらアクションを行うロンデルシステムと、そのアクションのリソースとなる市民たちをコントロールするデッキ構築を組み合わせた中〜重量級のメカニクスが表現するのは、衰退期にある王国の中で市民たちの協力を得ながら領土を盛り立てようとする子爵たちの奮闘の物語です。

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後のフランス王国につながる歴史の端緒をゲームでプレイできるって、ちょっと興奮するな?この時代のあとに続くのは百年戦争などが起きる激動の時代。そんな時代の転換期の市政では美徳と汚職が混在する混沌とした部分があることもこのゲームでは示唆されているぞ。勧善懲悪的な設定でないところも生々しく、それがゲームの得点にも影響を与える設定になっている。悪事でさえも僅かな繁栄の礎であるという考えはあまり日本のゲームでは見かけないけど個人的には好きな考え方。勧善懲悪ではないところも魅力的であります。

難易度は建築家>子爵>聖騎士

西フランク王国三部作の中では2番目の複雑さとなる子爵。考え所は聖騎士の方が複雑だけどルールの把握は子爵の方が手間取った印象あるのよね。アイコンの把握と参照先の把握がなかなか頭に入ってこなかったのは疲れが溜まっていたからだということにしておきたい。ロンデルの移動先と市民の持つリソースの把握が効率の良い得点には不可欠なゲームだぞ。

 

西フランク王国の子爵のコンポーネント

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西フランク王国3部作の中では1番シンプルなコンポーネント。その証拠にすべて収納した後の箱に空間的余裕が生まれます。

カードサイズ

西フランク王国の子爵に入っているカードサイズについてはケンビル公式アカウントからアナウンスが出てましたよ。

 

 

西フランク王国の子爵の遊び方とルール

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表情豊かな市民に囲まれて、子爵たちは奮闘するのです。

ゲームの準備

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準備自体は比較的簡単。割とすんなりできるし、時間もかかりませんよ。

  1. ゲームボードをプレイ人数に合わせた面を面にし、円形に組み合わせる
  2. 城トレイに所定のタイルははめておく
  3. 円の中央に城トレイを配置する
  4. プレイヤーごとにプレイヤーシート、初期手札のセットを受け取る
  5. 選択した色のコマ一式をうけとり、シートの所定の位置にコマを配置する
  6. プレイヤーカードと市民カードを参加人数に応じて上下セットにして並べる
  7. スタートプレイヤーから任意の1セットを選択し、受け取る
  8. 市民カードは初期手札に加えてよくシャッフルし伏せて山札とする
  9. プレイヤーカードに描かれた配置エリアに子爵コマを配置
  10. プレイヤーカードに描かれたリソース全てを受けとる

 

手番の流れ

手番は以下の順番で進行していく。アクションの詳細は割愛するけれど、子爵コマの配置された位置(外周・内周)によって選択できるアクションが異なるので注意が必要だ。

市民カードのスライド(押し出し効果の処理)

市民カードを配置するエリアの1番右のにあるカードを捨て札の山に移し、カードを1枚づつ右にずらす。カードに押し出し効果があればこのタイミングで処理する。

カードの配置

配置エリアの1番左に手札からカードを1枚プレイし、即時効果などの処理を行うよ。

子爵コマの移動

配置したカードの左上にあるコインの値を参照して同じ数だけコマを移動させる。途中では止まれません。コインの値分しっかり移動します。

アクションの選択

4つのアクションから1つを選択して実行するよ。なおコマの位置が外環にある場合は「交易」と「建築」が、内輪にあるときは「労働者の配置」と「写本の執筆」が選択できるようになっているよ。それぞれのアクションは市民エリアに公開されたカードに表示されているアイコンを参照し、不足分はリソースコマで補いながらプレイするのです。なお、アクションの詳細な解説はルールブックを参照してほしい。そこまで複雑ではないのだけど、参照先が多くてなかなか頭には入ってこなかった.....悲しみ。

市民カードの雇用

子爵コマと隣接するエリアから市民カードをデッキに雇用できるんです。コインをお支払いすると捨て札の山にお迎えが可能。

美徳コマと汚職コマの衝突の解消

個人ボード上で美徳コマと汚職コマが同じコマに存在した時のみ、衝突の解消を行うよ。やはり綺麗事だけでは統治はならず、かといって悪徳ばかりでは民が惑うのです。領主たるものバランスをとる事も大事なのだな。

手札の補充

最後に手札を上限(デフォルトでは3枚)まで補充して手番が終了となります。

 

勝利点への道

やはり勝利点をもたらすのは何か、事前に把握しておくこと必至でしたぞ。

  • 権利証書・借金カードからの得点
  • 建築済み建物からの得点
  • 写本タイルからの得点
  • 城に配置された労働者からの得点
  • 城の指導者・聖職者ボーナスカードからの得点
  • 公開された繁栄・貧困カードからの得点

得点源がかなり多岐に渡るため常にこれらを意識したプレイが望まれる訳ですが、まだまだそんなトコまで頭が付いて行かず。でも得点源が多いので何かしらアクションを行えば得点になるという事でもあります。勝つためには何が必要か、周囲を見るのです。

 

ソロプレイについて

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西フランク王国の子爵も基本セットにオートマカードが含まれているのでソロプレイが可能。オートマカードに描かれたアクションを順に処理していくタイプのオートマなので処理は比較的簡単。ただしオートマは遠慮なく市民カードを破棄して行ったり、ガシガシ労働者を送り込んで行くので全くといっていいほど優しくはない。優しくないのだよ...

 

その他の要素について

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西フランク王国三部作のアートワークを担当しているのはMihajlo Dimitrievski氏。前シリーズでもそうだったけど、三部作中で繰り返し登場する市民たちがいるのも特徴だ。同じ世界観の中でプレイしているという気分が盛り上がる事もそうだし、見たことがない市民と出会う楽しみがあるのもこのシリーズの特徴だとおもう。



西フランク王国の子爵のまとめ

次なるアクションを検討しロンデルのどこに止まるのか悩みます。 でも手札のカードではぴったり狙いたい所に止まってくれなかったりするジレンマがあり、これまた悩みます。アクションを行いたいのにアイコンも資源も不足していて悩みます。

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やりたいことをうまく進めるのにはどの市民を雇用するのか悩みます。市民を雇用するのにお金がなくて悩みます。写本を手に入れたいのにインク壺が足らなくて困ります。カードを反転させるアクションを忘れていて慌てます。

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どれも順番に行って行けばいいのに、あれもこれも気になって悩みます。つまりいつも何かに困ってうまく進められなくてキーキー悩む、そんなゲームです。それって楽しいの?と思われる方もいるかもしれませんが、、、楽しいのです!重量級...とまでは行かないプレイ感なので重ゲー大好き!という方には程よく楽しめるし、中量級好きにはじっくり苦しめるプレイが待っていますよ!西フランク王国の聖騎士よりは得点プロセスがわかりやすいので、操作や手順に慣れてしまうとロンデルの楽しさとかデッキ構築の楽しさの方が優ってくると思います。

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清濁併せ呑むかのような市民たちの顔ぶれも、しばらくすると我が領土の民よ!ってな感じになってくるのも楽しいです。

西フランク王国シリーズをまた最初から通して遊びたくなるような、そんな気分になる子爵。もうちょっとやり込んでうまくプレイできるようになりたいと思う作品でした!やっぱこのシリーズが好きなんだな。(●ↀωↀ●)✧

 

>>西フランク王国シリーズのレビューはコチラから! 

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【西フランク王国の子爵 の販売情報】

ゲムマに合わせた先行販売は現在受付終了。一般販売は4/2から!間も無くですよ!

 

 

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