やぁ、コモノだ。
ちょっと今日はソワソワしている。まるで長いこと逢っていなかった愛しの恋人に会うかのような気分とでも言うのだろうか。(キモい)
ずっと気になっていたのだけど、ずっと自信が無くて手を出せなかった。
自分では持て余すのが判っていた。それではあんまりにも彼女に失礼だ。
でも遂に我慢ができなくて。。。( ✧Д✧) カッ!!
届いっちゃったよ八◯亜紀コンコルディア。
買っちゃいましたー!遂に買っちゃいましたー!ひっさびさになんだかテンションがめいいっぱい舞い上がってますが、今日は運要素が全く無いといわれる硬派なボードゲーム「コンコルディア 日本語版」を開封したいと思います!
お子ちゃまはお呼びじゃないぜ?的なリードテキストにビビる
ソロプレイできないのになんでやっ!というツッコミは右に置いておいて、名だたるゲーマーの方やボドゲブロガーの方がみんな口を揃えて面白いっていう名作。心して開けてみたいとおもいますよ。今日は開けるだけだぞ。(悲しみ)
〈コンコルディアとは〉
コンコルディアと聞いて真っ先に飛行機を思い浮かべたお年頃ですが、最近はボードゲームになりました。コンコルディアは地中海(標準マップ)を舞台に交易で財をなし勝利点を競うボードゲームですじゃ。2013年の発売ながら現在も Boardgamegeekのレーティングが8.1と非常に高い評価でファンも多い作品。
2014年ドイツ年間ゲーム大賞エキスパート部門ノミネート作品だぞ。
最近ボックスアートが更新されて少し若々しくなりました。
コチラが旧版のデザイン
画像引用:BoardGameGeek
BGGの画像を見るとあんまりそんな事も思わないんだけど、これ店頭で見かけたときは本当に八代亜紀さんに見えたんだよね....なんでだろ。新しいデザインは後ほど写真でお伝えしたいと思う。
デザイナーはロンデルシステムの生みの親として有名なマック・ゲルツ氏。
ナヴェガドールや古代など、運の要素が少なく実力がでるゲームをデザインする事でも有名な人気デザイナーだ。中でもコンコルディアは非常に美しいアートワークとシンプルかつ重厚なメカニクス、拡張も数多く出ていてリプレイ性も高いゲーム。日本語版はニューゲームズオーダーから発売されていて継続的に供給されている。常に市場で見かけるという状況はとてもありがたいし、名作が欲しい時に手に入るというのはとても素晴らしい。ニューゲームズオーダーさんには感謝だな。
なお昨年大型拡張の第2弾となるヴィーナスがリリースされてる。こちらも日本語版でないかしらね...
〈開封〉
コンコルディア 日本語版
こちらが新しいボックスですよ!
プレイ人数:2〜5人
対象年齢 :13歳以上
プレイ時間:100分
Boardgamegeek
New Games Order
ボックスアートは昨年だったかな、新しいものになっている。以前の箱絵よりも少しお姉さんが若返っている気がするが、八代亜紀と由美かおるくらいの差かもしれない。なお、箱のサイズはメチャでかいタイプ(アナクロニーくらいかな?)だが厚みはそんなにないよ。
コンポーネント全体
噂には聞いていたけど、とてもシンプル。個人ボードとカード、最小限のトークンやタイル類のみ。
マップボード
両面仕様になっとります。プレイ人数で使い分けるよ。
帝国領マップ(3〜5人用)
イタリア領マップ(2〜4人)
長靴が横になっていると雰囲気あるなー。
コマ類
プレイヤー用に配布するコマがほとんどで、資源系のコマは結構少ない。
道具・食料・織物・酒瓶・レンガの5種類だったかな・・・
酒瓶が魚にしかみえないのはヌスフィヨルドのせいかもしれない。仕方ない。
これがプレイヤーに配布するコマのワンセット。
船コマと人型コマはどちらも入植者として扱うコマ。船は海を、人は陸を移動できる。
タイル類
基本的にタイル類も少ない。貨幣タイルの出来の良さにはうっとりする。
裏面もイイ。こういうところに惚れる。
属州タイル
各地域での特産物?を表すタイル。
都市トークン
都市トークン(属州タイルも)はゲームごとに配置が変わるのでリプレイ性は高い。
倉庫(個人ボード)
各プレイヤーが資源などをストックしておく倉庫ボード。
裏面にはプレイサマリー付き。
ルール読んでからじゃないとよく判らない...
カード
コンコルディアはカードをプレイしてゲームが進むのだ。
初期人物カード(5色/各7枚)
販売札カード
販売札カードは参加するプレイ人数によって使用するカードが異なるよ。
〈コンコルディアの遊び方〉
なんというか、とてもシンプルである。ゲームの手順はとても整理されていて、ほぼ迷うところはない。
勝利条件
ローマにおいて、もっとも影響力を発揮できたプレイヤーの勝利。つまり勝利点が1番高いプレイヤーの勝利である。
セットアップ
もうこれは付属のセットアップ用シートを見た方が良い。
とっても判りやすく書かれている。(手抜きではないぞ...)
手番のアクション
手札のカードをプレイして、その効果を処理する。
だけ。マジでそれだけ。。。
ルールを読み進めているうちに、コンコルディアの悩ましいポイントが見えてきた。それは得点計算。勝利点を得るための決算が最後に発生するのだけど、勝利点を得るための計算式は人物カードに記載された神々の名前が重要になってくる。いずれの神の手(アクション)も自領の発展には必要なのだけど、最後にどの神と手を結ぶのかしっかり押さえておかないといけないのだな・・・
なお、まだ書けるほどに頭の中で整理できていないので気になる人はルールを読むべし。 (すまぬ)
〈拡張〉
コンコルディアには拡張が出ているよ。ゲーム性に変化をもたらすのは「塩」が加わるサルサ拡張。
その他はマップを差し替えるタイプの拡張だ。
コンコルディア 拡張マップ BRITANIA / GERMANIA
- 作者: Mac Gerdts
- 出版社/メーカー: PD出版
- 発売日: 2014/10/23
- メディア: おもちゃ&ホビー
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コンコルディア 拡張マップ GALLIA / CORSICA
- 作者: Mac Gerdts
- 出版社/メーカー: PD出版
- 発売日: 2016/10/10
- メディア: ゲーム
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なお、昨年海外でリリースされた「コンコルディア・ヴィーナス」には基本セット(コンコルディア)が組み込まれたバージョンと、拡張のみのバージョンの2種類がある。
国内での日本語版アナウンスはまだだけど、コレから購入する人はちょっと待ってもいいのかもしれない。
〈まとめ〉
まず開封した時のコンポーネントの美しさにうっとり出来る。歴史好き、特に西洋史好きなので個人的にはそれだけでもかなり刺さった。メカニクスの事についてはプレイしてからでないとなんとも言えないけれど、 シンプルなゲームの流れにうっかりしていると最後に得点につながらない決算の事を考えると、やはり最初からしっかりとした戦略を考えないとイケナイんだと思ったワケです。
対人要素・カードの引きなど、程よく戦略を変更させるような仕組みも入っているので色々プレイの方針を考えるのは楽しそうだなー。決算が神様によるのもフレーバーとマッチしてて何から何まで美しい印象。やっぱ買って良かった...(未プレイですけど)
さて、練習相手はどうするかというとコチラでしばらく訓練するのだ!
Boardgamegeekには非公式ルールながらソロプレイヤーの味方がいっぱいあるのだ。コンコルディアにもソロルールがあるとか、マジ感謝である。
2019/04/17追記
ソロルール翻訳して遊んでみたよ!
名作まとめました。
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