みなさんこんにちは。コモノです。
先日の記事でも書いたように、遂に憧れのコンコルディアを手に入れました!
マック・ゲルツ作のなかでもファンの多いコンコルディアですがプレイ人数が2〜5名のボドゲなのでソロばっかりの我が家ではなかなか遊ぶ機会が持てないのが悲しい現実。全国のソロプレイを余儀なくされている隠れボドゲファンの方々も、せっかくの名作なのになかなか手が出なくて悲しい思いをされておりますでしょう。そうでしょう。
しかし諦めるのはまだ早いのです!ボードゲーマー御用達のBoardgamegeekには、全世界のソロプレイ好きな方々が自作のハウスルールをアップされているのです。コンコルディアほどの作品、きっとソロルールもアップされているはず.....と探したところ、ありました( ̄ー ̄)ニヤ...
しかも78イイね!押されてる結構評判がよろしいルールです。今日はこのルールを使用してソロプレイを遊んでみたいと思いますよ!ハウスルールを翻訳(超絶自信ないけど)したものも記載をしておきます。興味あったら遊んでみて欲しいぞ!
ではコンコルディア遊んでみるよー!
〈ソロプレイセットアップ〉
基本は2人用の準備と一緒。通常のセットアップといくつか異なる点があるよ。
◆AIプレイヤーのセットアップ
AIプレイヤーの色を選びます。
メインスターターボードの横にAIスターターカードをセットします。
AIプレイヤー用の倉庫ボードをメインゲームボードの横に設定します。
AIプレイヤーの入植者2人をスターティングシティに置く。 動かないのでどちらでも構いません。
残りのAIの入植者を倉庫ボードの割り当てられたスペースに置きます。
AIの倉庫ボードに最初の資源を配置します。(小麦2個、レンガ1個、道具1個、ワイン1個、布1個)◆プレイヤーのセットアップ
プレイヤーは通常のルールに従ってセットアップします。
(小麦2個、レンガ1個、道具1個、ワイン1個、布1個、5金)。
大長官カードは使用しません。
他のすべてのセットアップ手順は、2人用のゲームと同じです。
もはやボードの準備だけでうっとりできるくらい好みな雰囲気なのだ。1人で遊べるとかルール作ってくれた人は神だな。
〈ソロプレイ用ルール〉
手番はプレイヤーがスタートプレイヤーとなるよ。
カードアクション
プレイヤーのカードプレイについては以下2つのカードについて処理が変更となる。
外交官カード:AIはカードをプレイしないので、外交官がプレイした場合、プレイヤーは自分が最後にプレイしたカードをコピーします。
長官カード:プレイヤーが長官カードをプレイして(商品の生産ではなく)お金を受け取る場合、AIプレイヤーは入植者をボードに配置します。
すべてのAI入植者がすでにボードに参加している場合は何も行いません。
AIは入植者を移動させることがないので、
AIのアクション
AIはダイスロールを使って行動を決定する。ルールでは6面体ダイス2個か、12面体ダイス1個を使用するように記載されている。
1回目は6面体ダイス×2コ、2回目は12面体ダイスで遊んでみた。結論としては12面体ダイスの方がバランス良かった気がするよ!確率論とか難しいことはわからないのだけど、12面体ダイスの方がキリキリする手を取られた気がする。ルールの作者の人も12面体ダイスを使って遊ぶことをお勧めしていたので、やっぱ12面体ダイスだな。
〈注意〉
12面ダイスを使用している場合は▲の数字に従ってください。
6面ダイスを使用している場合は⚪︎に従ってください。
▲(1-4)◯(2-5):家を建てるアクション
以下の規則に従って、家を都市に配置します。まだ家がおかれておらず、倉庫にある最高値の商品を算出する都市に家を配置します。
そのタイプの家を建てるため、倉庫から1つその商品を支払います。
(例:織物を算出する都市に家を建てるために、倉庫から織物1を支払う)・該当の都市が複数ある場合は、出発地から最寄り都市までのAIが存在しない地域の都市を選択してください。
・該当の都市(家が建っていない)が既にない場合(プレイヤーはそのタイプのすべての都市に家を持っています)、占有されている都市に家を建てるための(最も安い)コストを払います。
・該当のタイプのすべての都市にAIがすでに家を持っている場合は、降順で次の都市タイプ(財または商品を支払う)に家を建てます(シルク▶︎ワイン▶︎道具▶︎小麦▶︎レンガ)。
AIが商品を持っていない場合は、ボーナス商品を受け取ります。
・ダイスを振ってそのタイプの商品を1つ選び、次に低い値の商品を1つ受け取ってください。
・レンガの場合は2つのレンガを受け取ります。
▲(8-12)◯(6-8)商品獲得アクション
1つの商品を受け取り倉庫に置きます。
商品のタイプを決定するためにもう1度ダイスを振ります。
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レンガ▲(1-4) ◯(2-4)
小麦▲(5-6) ◯(5-6)
ツール▲(7-8) ◯(7-8)
ワイン▲(9-10) ◯(9-10)
シルク▲(11-12)◯(11-12)
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もし倉庫がいっぱいになった場合は、AIの入植者を出発都市に置きます。
AIの入植者全員がメインのゲームボードに配置されていて倉庫が一杯になったら、カードの購入アクションと同じルールで1枚のカードを購入します。
▲(5-7)◯(9-12):カードを購入するアクション
通常のカード獲得のコストルールを使用して、最大2枚のカードを購入します。
1番右(最も高価)から順に左へ確認していきながら、カードを購入してください
さらに安い費用を払えるなら、常に2枚のカードを買うようにしてください。
AIがカードを買う余裕がない場合は、ボーナス商品を受け取ります。
・ダイスを振ってそのタイプの商品を1つ選び、次に低い値の商品を1つ受け取ってください。
・レンガの場合は2つのレンガを受け取ります。
AIがカードを購入する余裕がなく、倉庫がいっぱいになっている(非常にありそうもない)場合は、「家を建てる」アクションに従って、最も価値の高い資源を算出する都市に家を建てます。
ゲームの終了条件
終了条件は通常のルールとほぼ変わらない。勝敗を決定するというより勝利点トライアルといったほうが良いと思う。
◆終了条件
ゲームは通常のルール(すべての家が建てられたかすべてのカードが購入された)に従って終了します。
7ポイントのコンコルディアカードを獲得した場合は通常通り勝利点を獲得します。
プレイヤーの手番でゲームの終了条件を満たした場合、AIは可能であれば次のいずれかの操作を実行します。・カードを購入する
・プレースハウスアクション
・織物を1つ受けとる最終決算の得点は通常のルールに従って処理されます。
〈ソロプレイ〉
2日間にわたりソロプレイを遊んでみた感想を簡単にお伝えするよ!
AIはダイスを使ってアクションの選択を行うので運の要素が入ってくるのだけど、その結果は擬似インタラクション的なハードルを作ってくれている。駆け引きというより自分の狙いをしっかり邪魔してくれる感じだぞ。
ハウスアクション
ハウスアクション(家を建てるアクション)では、AIは手近かつ放射的に家を建てていくのだけど、かなり簡単に家を建てられてしまう。
中盤で既にこんな感じ。。ローマの外縁はほぼ先に家を建てられてしまった。
ダイス目の偏りの結果ではあるのだけど、圧倒的ローコストでAIは家を建ててしまうので織物帝国を夢見た戦略はボッロボロにされました。。。
カード獲得アクション
カード獲得もなかなかにスピーディ。AIは産物のストックがかなり発生するので、基本ジャブジャブ。2回目のプレイではコチラが欲しくて狙っていたカードをホイホイ持っていかれ、更に最後のコンコルディアカードも抑えられるという始末。
この直前のラウンドでAIは織物をゲットしていた、という神コンボ。
しかもだな、 AIカードが獲得するためのコストが全くない場合は、自動的にボーナスとして産物の入手が可能。なにそれ。
商品獲得アクション
元のルールには「Good Action」って書いてあった。最良のアクション?いやそれはAIにとって最良って意味だわな。ダイスを振って獲得する商品を決定できるし、そんな簡単に手に入っていいの?ねぇいいの?ってくらい簡単に手に入れる。。。
しかも商品で倉庫がいっぱいになると自動的に入植者がボードに配置されていくというボーナスがある。護民官カードのプレイとかいらないのである。入植者カードもいらないのである。
〈まとめ〉
2回ほど遊んでみたけど、結構楽しむことが出来たよ!ソロプレイなので自分で黙々と遊ぶ感じになるわけだけど、獲得したカードとボード上の家の配置に悩む感じは十宇文すぎるくらいに楽しめる。またAIはカードのプレイを行わない。なので当然それに代わる処理があるわけだけど、実に嫌なタイミングで実行されるようなルールになってる。ことごとく狙った都市に家を建てられてしまって家を建てるお金が足らなくなる▶︎次のラウンドまで待たされるとか、欲しかったカードを直前に奪われるとか。。。結構無慈悲なことがよく起きる。
勝利点を得るため状況に応じて狙いを柔軟に変更しなければ、100点超えるのすら難しくなるという微妙なバランス。運の要素がないコンコルディアにダイスロールを加えるルールってどうなの?と思いますが、これはこれで十分に楽しいと思う!
もうちょっとマシな点が取れるように頑張ろう。。110点くらい余裕になったら拡張のサルサとか追加して遊ぼーと思うぞ。
名作まとめました。
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やっぱり買って損はないと思う。