ども。コモノです。
先日アークライトさんからのお知らせで、「あやつり人形」が新版で再発売されるというニュースを見かけました。
【新製品】王様にふさわしい立派な都市を建設せよ! 名作カードゲームに新たなキャラクターや建物が追加され、イラストも一新されて再登場! 『あやつり人形 新版 完全日本語版』は2017年11月18日発売予定!https://t.co/g0c6UiWdnu pic.twitter.com/R0EvUwj4FU
— アークライトゲームズ (@ArclightGames) 2017年10月16日
はて、あやつり人形・・・・?
どこかで聞いたことあるなとしばらく考えていたところ、思い出しました。
絶賛積みゲー中だという事に。
マスカレイドを購入した時に評判が良かった「あやつり人形」も一緒に購入していてそのまま棚に積み上げたままだった訳ですが、新版のデザインがちょっと好みだったので間違ってポチる前に引っ張り出し、ゲームそのものをまず確認してみよう!と思い立ちました。積みゲーって罪。
深夜のぼっちプレイでルールを把握、翌日会社に持ち込んでランチの時にちょっと遊んで見たところやっぱり楽しかったのですよね。 ハコオンナ会常連メンバー様の感想では「これ面白い!」でした。やっぱりキャラクターカードの能力を把握してから面白さ倍増する。ただ60分のランチタイムにインスト有りだとちょっと難しいかな。。。軽めのゲーム中心に遊んでいる会社メンバーには悩ましさ的に新鮮だったようで、なかなかの高評価。ふふふ・・・これは遂に重ゲーへの道が開けたな
(☼ Д ☼) クワッッ!!!
そうなるとやはり新版も買うしかない、よな?w
2017/11/21 あやつり人形新版、開封しました!
来月発売される新版がちょっと気になっているけどどんなゲームかよくわからないという皆様に向け、旧版をこのタイミングでご紹介するのも有りかと思うので(超言い訳)今日はあやつり人形の開封レビューをお届けいたしますよー。
はぁ、積みゲー反省...
【目次】
〈あやつり人形って?〉
あやつり人形は8種類の役職者を毎ラウンドこっそり雇い、様々な建物を建て勝利点を競うカードゲーム。2000年のドイツゲーム大賞最終候補作品だよ!
プレイ人数:2〜8人
プレイ時間:20〜60分
対象年齢 :10歳以上
「あやつり人形 日本語版」は元々「Ohne Furcht und Adel」というタイトルで発売されていたものにダークシティという拡張(追加カードセット)を同梱して再販された「Citadels」(シタデルズ)がベースになってる。ちょっとダーク目なイラストとファンタジーテイストがコモノ好みのカードゲームで、ゲームが進んだ時の手札の並びとか結構見た目麗しくてうっとりする。
この何とも言えない味わいのある雰囲気が良いのだ。
作者はブルーノ・フェイドゥッティさんなのだが、残念ながら他の作品は知らないのだ。フェイドゥッティ、覚えやすい名前なんだけどな。
〈開封〉
ちょっと縦長の箱に「あやつり人形」は入っている。
開けてみるとカードが二束にルールブック。ん?これだけ?と思いきや、内側のしきりの下に金貨トークンと親マーカーのキングミープル(勝手に命名)が入っていた。なんとトリッキーな梱包か。
〈カード〉
あやつり人形はカードゲームなので、このカードを紹介したらあとは何も紹介することがない。(そんなことない)来月発売の新版ではカードデザインが刷新されるので、もし今回ご紹介している現行(2012edition)のデザインが好きなら別途お買い求めいただく必要があるよ。
建物カード
ゲームでは建物カードを建設して得点を集めていく。各カードには左下にカラーシンボルがあって、色と役職の組み合わせで追加の金貨トークンをもらえたりする。(青の建物と司教とか)
また、最後の得点計算でシンボル5色全てを建ていると追加ボーナスもある。基本建物コストが得点になるのだけど、シンボルも無視できないルールになっていた。
なかなか雰囲気のあるカードがたくさんあるので、並べてて楽しいのも良いな。
キャラクターカード
この曲者どもの集まりが、あやつり人形のキモである。
役職は毎ラウンド選択し直すので、場の状況にあった役職をチョイスするのが大事だよ。カードの能力を駆使して他のプレイヤーより有利にゲームを進めるのが悩ましい。あぁ悩ましいとも。
個人的にはこの奇術師が大好き。この箱の横にも登場するカードだぞ。
奇術師は誰かの手札と自分の手札をマルッと交換できます
ボーナスカード
ボーナスカードはダークシティという拡張で追加されたカードたち。キャラクターカード、建物カードともにあって、カードの右上に☆のマークが付いている。
建物はより摩訶不思議な感じの建物が増えているな。。。
キャラクターカードは、これまた癖のある奴らばっか。
女王と皇帝は顔つきがヤバい。悪いことしか考えてない。。。
この2人は絶対暴君だと思う。
なお、ボーナスカードはそのまま基本セットに追加するのではなく一部のカードと入れ替えたり、追加する枚数に注意が必要だったりするので遊ぶときはルールブックを良く読もう。ゲームのバランスがかなり狂っちゃうかもしれないぞ。
〈お試しプレイ〉
会社で遊ぶ前に自宅でちょっとルールの確認をしたよ。
なにやら美しいな?並ぶ街並みの雰囲気がある。深夜ぼっちでルール確認してても思ったんだけど、あやつり人形はかなり面白いと見た!
そんな感想がコモノ1人の妄想ではないと信じ、翌日(今日ね)会社でハコオンナ会のメンバーを誘ってプレイしてみたよ。そしたらやっぱり「面白い!」って反応が返ってきた。これがドイツ年間ゲーム大賞最終ノミネートの実力か。17年経ってもなお面白さが色褪せないって超凄いと思う。
特に最初何も知らずにゲームを始めたばかりの時は、毎ラウンドなんとなくキャラクターを選択して進んでいくけど、キャラクターの効果が頭に入ってからはかなり熱い読み合いが発生する。ゲームは毎ラウンド変化する他のプレイヤーの手札を予想しながら建物を建てていく。ラウンドの開始時に役職カードを選択するためにドラフトを行うのだけど、もうその時点でかなりアツい。陥れようとするヤツ、うまく他人から金をかすめとろうとするヤツ。普段見ることが出来ない本性が垣間見れて実に素晴らしい体験w
「緑の建物ばっかり建ててるから、選んだのは商人かな?盗賊で狙っとこう」とか
「あと1手であがれるけど、ここで将軍に狙われるとおしまいだ・・・」とか。
「金貨溜め込んでるから高い建物カード持ってそう。奇術師の出番か...」とか。
この読み合いに重みがあり、カードゲームなんだけど終わった時に「いつも使ってない脳を使った感」がふわっと残るような感じ。でも考えすぎて疲れちゃった!という程に重くもなく、程々に良い感じで悩ましい。建物もバリエーションがあって見た目も綺麗なので、手元に並べていく楽しさもあるよ。
決して軽すぎず重すぎず、かなりおすすめボードゲームだと思う!今日は時間切れで全部遊べなかったのが残念だけど、また遊びたい感強し。こうして皆んなも少しづつ重ゲーへの道(魔の道)を開拓していくのだろうな。
〈あやつり人形 新版 完全日本語版〉
来月11月にアークライトさんから発売される「あやつり人形 新版 完全日本語版」は2016年にデザインを刷新して発売された新しいバージョンだよ。Citadelsは発売されてから17年も経つのにいまだ新版が作成され発売されるというのが、このゲームが多くのユーザーに支持されている証拠だと思う。
カードデザインはかなり変更されたみたい。よりファンタジーっぽい感じ。これはこれで好きな感じのデザイン。
さらに全く新しいキャラクターカード9種に建物カード12種追加とか書かれてますな。キャラクター追加って、なにそれずるい。
あと気になるのが「脅迫マーカー」と「令状マーカー」。何に使うんだろ。手元のあやつり人形にはなかったマーカーのような。新規ヴァリアントも追加になるのかな。これは、、、やはり買え。という事なのか・・・?
〈まとめ〉
はいはい、結果です。新しい新版、「欲しくなっちゃった!」ですね。いつもの事ですけど。ソロプレイ対応はしてないですが、新規カードはやっぱり気になっちゃいます。やっぱりカードゲーム好きなんだよなー。みんなとさらっと遊ぶのにはカードゲーム良いよね?
セットコレクションの要素もあるし、読み合いも楽しそう。
欲しくなっちゃったなー。
欲しくなっちゃったなー。
欲しくなっちゃったなー。
。。。。まだポチってないぞ?
ポチった⬇︎
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旧版は現在あやつり人形クラシックとして販売してるよ!内容物がいくつか異なるので注意だぞ。
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