みなさんこんばんわ。コモノです。
今日はマスカレイドのファーストレビューをお届けするよ。先日のディクシットに続きマスカレイドもソロ未対応のボードゲームのご紹介になるが、ま許して欲しいぞ。
マスカレイド 多言語版
画像:Amazon
プレイ人数:2人~13人用
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:約30分
ゲームデザイン:ブルーノ・フェイドゥッティ
Boardgamegeek
マスカレイドはあやつり人形のデザイナー、ブルーノ・フェイドゥッティが作ったカードゲームでいわゆるブラフという騙し合いのゲームですな。
騙し合いって書くとなんだか品があまりございませんが、人生なんて騙し騙され、諦めて生きてくもんだって事を思い出してみれば、ボードゲームで騙されるなんて可愛らしいもんですよね?ええ、そうですとも!(コモノに何があったかは察しろよ?)
そんな人生の縮図的なブラフゲームですが、このマスカレイドはボックスがまずゴージャスなのでずっと気になっていたゲームでした。なんでこのタイミングでマスカレイド?と思われる方もいるかもしれませんが、大体ファーストレビューって書いているときはプレイレビューのためのゲームする時間が無いときだったするのだ。もともと年末の忘年会用にでも買っちゃうかな(言い訳)って事でポチっておいたけど、年末に活躍する機会に恵まれず。。。
子供の相手してるせいかなんとなく疲れてて遊ぶ気力もない休日の午後。なんとなく開けて無かったマスカレイドの箱だけあけてみた。そしたら思ってたより豪華だった件。 pic.twitter.com/u1rDSRpVaR
— コモノックス (@komonox) December 17, 2016
ルールを確認するために箱だけ開けてたんだけど、このまましばらく遊ぶ機会も作れなさそうなのでファーストレビューだけ書いとこうかと。実際箱開けちゃったら意外と豪華すぎて面食らった感ありまくり。手札の正体を隠しながらブラフをかましつつお金を巻き上げるっていう主題もこの華美なデザインのおかげで貴族のお遊び程度の罪悪感です(笑)
ホラホラ。
パンがなければお菓子を食べれば良いじゃない?って言いそうだよ?
そんなわけで今日は超唐突に、マスカレイドのファーストレビューをお届けするよ。
あ、エクスパンションも買ったからそれも一緒に開けちゃうよー。
〈開封〉
ささ、箱を開けますよ。あ、エクスパンション(拡張)もお隣にね。ほら並べるとこんな感じ。
エクスパンションは箱が薄いのだ。
カードとトークンしか入ってないから当たり前だけども。
基本セットのコンポーネントはこんな感じ。
他言語版なのでマニュアルが複数入っているけど内容は同じ。英語とポーランド語、日本語の3言語に対応している。ポーランド語って珍しくないかい?
ゲームで使用するコインと、銀行のトークン。厚みもしっかりあって結構豪華な仕様だと思う。
キャラクターのトークン。これがないと参加していないキャラクターの能力を宣言しちゃいかねないので重要ね。
簡単だけど、キャラクターの能力が記載されている。
キャラクターごとにかなり能力が違うので、嘘をつく他人の仮面をかぶって欺くときに便利なサマリー。
最大人数分はないので、テーブルに出してみんなで見る感じになる。
エクスパンションのコンポーネントはカードの追加。
これだけでも結構ゴージャス。
〈カード〉
マスカレイドはなんといってもカードが美麗。
そしてこの美しいカードたちは、ゲームの最中にはほぼ眼にする事がないという、超ドSなルールとなっております。
この人が判事。絶対にゲームに参加するカードになってる。
判事の能力は銀行のコイン(罰金)を全て受けとる。
道化。もう顔が道化。
おちゃらけものらしく、銀行から1金受け取ってから他2名のカードを交換(するフリ)をする。なんかムカつく(笑)
女王様。
頭のなかに何が詰まってるのか超気になるけど能力はいたってシンプル。銀行から2金を受けとる。
エクスパンションのカードから、人形使い。人形の表情がまず好き。
プレイヤー2名からコインを1金づつ奪った上に、二人の座っている位置を入れ替える。道化よりずっとタチが悪かった。
エクスパンションで目立つこの二人。
女優と愛人。
もうね、、、能力っていうかなんていうか(笑)そもそも愛人って職業じゃないよね?え、あ仕事なの?そうなの?w?
興味がある人は是非エクスパンションを手に入れてみて確認して欲しいぞ。仲のいい男女混合のメンバーでこのエクスパンション入れて遊んだら結構盛り上がると思う。
〈ざっくりルール〉
ルールは結構シンプル。手番で行うアクションは3つだけ。ただし最初の4ラウンドは手札の交換アクション(交換のフリだけでもいい)しかできないので注意だ。
1・自分の手札をこっそりのぞく
2・隣の手札と交換(または交換のフリ)をする
3・カードの能力を宣言する
カードの能力を宣言するときは自分のカードの能力でもいいし、違うカードの能力でもいい。(ただしトークンが場に出てるカードのみね)
能力の宣言を受け、「そうじゃない!我こそ○○だ!」って名乗りを上げて、妨害行為をしてもいい。(宣言したカードを本当に持っていた人だけが能力を行使できる。嘘ついた人は罰金ね)
隣のプレイヤーが自分の手札を手にとって、交換したのか交換のフリをしたのかもよくわからなくなるので、相手のプレイヤーの顔からうまく読み取らないと正しい宣言をしてたつもりが違ったってこともありうる。
つまり「真実なんて目に見えている事以外にはどこにも存在しない」って事だよね?そうだね?ようは人生そのものって事だよね?
あ、違う?(笑)
嘘なんて、人生のスパイスですよ。ええ。(大人だからな)
〈まとめ〉
シンプルながらに駆け引きもあり、でかくて綺麗なカードで華麗に嘘をつくという、とっても大人なボードゲームのマスカレイド。2名ルール、3名ルールは別に存在していて基本的には4名以上で遊ぶことが標準ルールになってる。
正体隠匿、ブラフ系のゲームはお仕事で言うところのアイスブレイク的な使い方がいいのかな?アイスブレイクというよりなごり雪のように最後にもうワンプレー、のほうがあってるかしら。終わった後に参加したメンバーでワイワイ言うのは楽しそう。
BGGのレーティングは基本セットが6.7で、エクスパンションが7.4。混ぜて遊んだ方が楽しい感じなのだな。
コモノは当面の間、大勢で遊ぶ予定なんかないけどマスカレイドはいい買い物だったと思う。みんなも大人なら華麗に相手を騙してみてはいかがだろう?カードイラストも綺麗だし、なかなか品もあってオススメのボードゲームでしたぞ。
あやつり人形も実は買ってあったりするので、そのうち比較してみたいと思う。
ブルーノ・フェイドゥッティ、信用ならん奴なのだろうな(笑)
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アマゾンでエクスパンションも売ってっるな。並行輸入品だと日本語訳がついてこない事があるから注意が必要だぞ。
あやつり人形もイイぞ。