ども。コモノです。
えーと。。。不買の誓いを立てていた8月なのですが、すみませんラグーザの誘惑に勝てませんでした。だってツイッター見てたら欲しくなっちゃったんだもん。
щ(゚Д゚щ)アァァァァァ..
щ(゚Д゚щ)アァァァァァ....
щ(゚Д゚щ)アァァァァァ.........
ふぅ。。。今めっちゃ反省した。(してない)
よし。で、ラグーザです。15世紀のラグーザは海洋都市。プレイヤーは建築士となり、街の発展に一番貢献することを目指すゲームだよ。外壁を建てたり家を建てたり、塔を建てたりととにかく都市の発展に貢献するためアレコレやるのだ。舞台となるラグーザは現在「アドリア海の海の真珠」と評されるまでに美しい市街となり世界遺産にも登録されている。紅の豚の街のモデルにもなった事でも有名だな。そんな街に家建てるって幸せ。はぁぁ...住みたい(逃避)
現クロアチア・ドゥブロニクを舞台として繰り広げられるボードゲーム「ラグーザ」。いつか行ってみたい街を夢見て開封いたしますっ。
〈ラグーザ?〉
ラグーザのデザイナーはFabio Lopiano氏。昨年のエッセンスカウトアクションで入賞したCalimala(カリマラ)のデザイナーだぞ。
Calimala、国内流通あるかと思ってたら案外見かけずに終わってしまった感。はて??本作「ラグーザ」はキックスターターで出資募集してたので、以前からちょっと気にはなってた。あぁ、どうしましょどうしましょ・・・と悩んで悩んでた所にテンデイズゲームズから和訳付き輸入版の発売情報。それでも悩んでたんだけど、、、結局欲しくなってポチっちゃった!
画像引用:BoardGameGeek
家を建てた「周囲の土地」から資源を得てそれでまた建築を行う、というちょいと変わったルール。ソロ用ルールも用意されたワーカープレイスメント。スペックだけ見てたらいずれはポチる運命だった。そう、きっとそうだったのだ。
〈開封〉
ラグーザ(Ragusa)
プレイ人数:1〜5人
対象年齢 :40〜80分
プレイ時間:12歳以上
Boardgamegeek
コンポーネント全体
意外なまでにシンプルだったコンポーネント。和訳付き輸入盤なのでテンデイズゲームズ訳がついてます。
プレイボード
美しい。
これが後のアドリア海の海の真珠である。東方貿易で栄華を誇るラグーザ。この街をより豊かにしていくため、家を建て、外壁を作るのだ。それは後世に世にも美しい旧市街として讃えられるのだぞ。
個人ボード
個人ボードは資源と必需品を管理するのみ。迷うことがない。
コマ類
あらかじめ同色の箱に収められた家コマと塔コマ。これはとても便利だと思う。
カード
カードは何種類かあるよ。
資源トラックカード
資源トラックカードは家コマを建てて入手できる資源量を管理する。
ボーナスカード
最初に1枚、任意のカードを選んで持つことが出来るボーナスカード。ゲーム終了時に選んだカードに応じたボーナスが得られるので戦略に影響出るかな。他人のボーナスカードは見ることができないよ。
船カード
マーケットで必需品を払って入手できる船カード。交易品を積んでいて、その勝利点を得ることが出来るよ。
パトリシアンカード
パトリシアン。それは永遠の貴族。ソロプレイのお相手である。最初からプレイヤーの倍の資源ルートを持っているという、まさに貴族の中の貴族である。
〈ラグーザのルール〉
コンポーネントがシンプルなせいか、とてもセットアップも楽な印象。
セットアップ
- プレイボードをテーブル中央に配置する
- トラッカービーズを3つ、プレイボードの市場トラック「1」の位置に配置する
- 個人ボードを1枚選び、同色のコマ(塔コマ15個・家コマN個)を受け取る
注)プレイ人数によって家コマの数は異なるよ。詳しくはルールブックを参照ましょ。
- 3つのトラッカービーズを個人ボードの必需品アイコン(一番左)に配置する
- プレイヤーの選んだ色のマーカーを勝利点トラックの「0」の位置に配置する
- 同色の資源トラックカード6枚をワンセット受け取る
- 船カードをよくシャッフルし、プレイボードの下部に裏向きで配置する
- 船カードの裏面に記載されている矢印に従い、市場トラックのビーズを進める
- 残りの船カードをシャッフルし、裏向きの山札にしてプレイボードの横に配置する
- ボーナスカードを3枚づつランダムに配布し、その中から1枚を選び残りは捨て札にする
- 捨て札にしたボーナスカードと残りのカードを合わせてシャッフルし、裏向きの山札にする
ゲームの終了と勝利条件
プレイヤーの家コマが全て配置されたらゲームは終了するよ。得点計算を行い、一番勝利点が高かったプレイヤーの勝利。得点計算はちょっと書くとややこしいので割愛(毎度すみませんす)。配置済みの連続した家・塔・市街壁の合計数と、大聖堂での得点合計と獲得済みのボーナスカードから勝利点を得ることが出来る。
手番の流れ
手番の流れもシンプルである。が、それぞれのルールを把握するのはちとややこしい。最初はルールブックとにらめっこになるな。
- 家または塔コマをおく
- 建設条件を満たしているか確認する(満たしていなければ別の場所へ)
- 隣接しているヘクスの効果を順番に処理する(資源の増加や市街のアクション)
建設条件、や資源の増減・市街のアクションについてはルールブックを読もう。また建設条件を満たすために魚の交換を使うことも出来たりする。
オリーブや葡萄畑が広がる地方エリア
マップ上では資源を得ることが出来る「地方エリア」とアクションを行使できる「都市エリア」に分かれていて、それぞれに家コマを立てることで効果を得る。家コマを配置するバランスをコントロールするのが悩ましそうなのだ。
勝利点への道
どれを選ぶのか、それが問題だ....
船カードやボーナスカードはのちの勝利点に繋がる。宝石や陶磁器など、交易で得られるアイテムは勝利点をもたらすのだ。
宝石を運んでくる船もある。東方貿易ヤバイ。
また船カードを購入すると必需品の市場価格が変化する。必需品市場全体の流れや他のプレイヤーの狙いにも気を払う必要があるワケだ。
また市街を囲む壁は、自分の家コマや塔コマと繋がっている長さが勝利点に影響する。塔コマか家コマのいずれかが途切れないよう、うまく建築を進めるのだ。塔コマや市街壁の建築を行うためには該当するエリアに隣接して家コマを置く必要がある(写真のMASONでは外壁を作れるよ)。
全ては最初の1軒からだ
当然家コマの配置には資源が必要なので、地方での家コマの配置はとても重要になるということだな。家コマには限りがあるし資源の管理も大切だ。産出する資源を勝利点に変えるボーナスカードを持っていなければ、終了時に得点に繋げることが出来ないのだ。1つ1つのアクション処理や建築条件はそこまでややこしくないのだけど、勝利点につないでいくための何をどこに置くのか、うまく繋がるステップを理解するのに時間がかかりそう。いや果たして自分に理解できるだろうか.....w
ソロプレイルール
ラグーザは2人プレイとソロプレイに独立したルールが存在する。ソロプレイではパトリシアンという貴族カードとの争いになる。
パトリシアンは個人ボード2枚&家コマ各12個を所持してプレイを開始するらしい。更にいくつか土地をあらかじめ抑えている。もうズブズブの利権まみれの貴族だ。
他にもパトリシアンの勝利に擦り寄るかのようにアクションの最大化やボーナスカード2枚どりなど、バラマキしているに違いないようなルールなのだ。美しいラグーザを取り戻すため、悪の枢軸を挫かなければならない貴族パトリシアンとの激闘の様子は、のちにプレイレビューでお届けしたいと思うぞ。
〈まとめ〉
まず箱を開けた段階でメチャ好印象。
仕分けの必要もなくて、コンポーネントをすっきり収納できる仕様というのはとてもありがたい。お片づけも楽だ。
そしてゲームのルールもかなりスッキリしている。得点につなげていくプレイ自体は非常に悩ましいのだけど、プレイすることに関しは非常にシンプル(基本は自分のコマを置くだけでゲームが進む)で、難しい処理とかはほぼない。
そして何より美しい...(●ↀωↀ●)✧
ボードの華やかさはボドゲの隠された魅力の1つである。バラージのダークな美しさとはまた異なる、鮮やかな美。はぁぁぁ....ドゥブロニク行きたい。
一度配置した家コマを取り除いたり移動したりは出来ないので、通常のワーカープレイスメントのような気軽さはない。しかも家コマや塔コマには限りがあるので、産出する資源量と得られる必需品の要不要の見極めも重要と。これは、、、じっくりまったりプレイできちゃうなー。ソロプレイ相手のパトリシアンは悪いヤツみたいだし。ルール確認しただけですがめっちゃ爽快!って感じではないけどぐぐっと悩ましいプレイ感といいましょうか。ただダウンタイムが長い感じでもないので、この感じはソロ限定かなと。誰かと遊ぶなら周りの勢いに乗って結構サクサク進むんじゃないかしら。
ラグーザ、衝動買いしちゃいましたけど悔いは無しっ(ↀωↀ)!
パトリシアンとの対決は後日だ。
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