ボン・ソワール。コモノックスです。
先のブラッディ・インのレビューでのご挨拶「ボン・ソワール」って、なんか個人的にハマったのでしばらく使うかもしれません。
さて、今日はコモノの中で何かと話題のストーンマイヤーズゲームが昨年のキックスターターで作ったゲームの完全日本語版。「ふたつの街の物語」のファーストレビューをお送りするぞ。
Between Two Cities
(英題のほうがかっこいいな)
最初「ふたつの街の物語」というタイトルを見た時にコモノはピンときた。
遂にぼっちでも拡大生産の波に溺れるように、ふたつの街を作れるに違いないと。拡大生産系の街づくりゲームを想像してたんです。はい。
でも勘違いも甚だしいことが箱を開けてよくわかりました(笑)『ふたつの街の物語』は左右のプレイヤーと協力をしながら、1人でふたつの街を作ります。完成したふたつの街の中、得点の低い街が自分の街となり全員の中で得点が一番高かったプレイヤーが勝利するゲームだそうです。
ん、左右のプレイヤーと協力しながら街をつくる・・・
なんかちょっとイメージと違ったw
ぼっち(ソロ)どうなってんの???と心配してみたら、あれまぁ(誰)
ソロプレイ用ルールなる冊子が付属しておりました。そしてそこにはボードゲームではあまり耳慣れない言葉が書いてあったのだ。
それは「オートマ」。
オートマ?オートマ。(自動車・・・?)あ、オートマタ(自動人形)のことか!
しかも「オートマック」「オートマリア」というおそらく男女のオートマ2名がソロプレイの時はお相手をしてくれるようだぞ。
なんか自動人形とテーブルの上で仮想の街を作る姿って、近未来的なサイバーパンクっぽいものを想像してしまうのはコモノだけかね?
そうなるともう、BGMはこれしか出てこない。
Björk - All is Full of Love
うん、なんか物悲しい。「世界には僕と2人の自動人形しか生き残っていません」的なモノローグ。手塚治の火の鳥にも似たような話あったかしら。。。
さて「ふたつの街の物語」のソロプレイは、このオートマを使用した別のルールで遊ぶ設定になっていた。面白いなと思ったのがソロプレイ用のルールデザインはメインのゲームデザインと独立して行われている事。正確な事はわからないけどオートマファクトリーってロゴが付いていたので、これはきっとソロゲームの相手をする「オートマ」のルールや行動をゲーム本体のデザインとは独立して考えているチームがあるって事ではないだろうかね?
STONEMAIER GAMESの作品ではヴィチカルチャーのエッセンシャルエディションでも「オートマ」が出てくる記載があったり、最近なにかと話題(コモノの周囲だけかもだが)のScytheでもソロプレイが可能になっている。
ソロプレイを大事にしてくれている感じがして、コモノは非常に好感を持ったぞ。うん。Scytheやってみたいから日本語盤出そうぜ?(切望)
コモノのScytheへの熱い想いはこちら。
ちょっと脱線したからもどそう。。。
〈開封!〉
みんな、BGMは流れているな?
コンポーネントは比較的シンプル。タイルドラフトが基本のゲームの模様だ。
そしてお待ちかね。
今回の完全日本語版にのみくっついてくる、国宝白鷺城のトークンがこちら!
なんかかわいいw
がんばって姫路城してる感じがかわいい。
その他のトークンたち。主に点数計算と自分のアイコンとして使う。
姫路城、実に堂々たる姿よw
ルールブックは2冊。
得点用のボード。結構な大きさある。
順番決定用のカード。タイルドラフト&お隣さん協力型のゲームだから、座る位置は結構重要なのだろう。ま、コモノには関係ないがな。
こんなのもある。
一番好きなゲームか。言われてみればなんだろうな。。。
これがオートマカードなるものだ。
おお。マリアとマック。
これが得点表かな。
思ったんですが、これ得点計算が頭に入ってた方が絶対いいゲームよね。。。
〈手順〉
ルールというか、このゲームは手順でほとんど進むのだ。
ゲームは全3ラウンド。ラウンドごとに手順が違うんだな。。。7枚のタイルから任意の2枚を抜き、残りを隣の人が取れるように配置する。
これをステップに分かれて順番に行っていき、左右に4×4のふたつの街を作り上げて高得点を狙うのがこのゲームだ。思ってたのとは違うものの、ちょっとドキドキするな。
このタイル量をみよ。気分も充実だな(意味は不明)
やっぱり街作るのって、単純にいいと思うw
詳しい進行はプレイレビューでお届けするぞ。
〈まとめ〉
これは、、、やってみたら結構楽しい!ってパターンのゲームな気がしてならない。
きっとタイルを並べたら満足感漂うんだな。。。
シンプルながらもしっとりとした重みの漂う「ふたりの街の物語」。果たしてコモノが自動人形と作り上げる街に物語は生まれるのか?!
乞うご期待w
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そうそう、オートマタって映画もあったよね。
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