2018年のお正月、年始のポチり初めを華麗に飾った話題作が海を超えてやってきました。そのボードゲームの名は「アズール(AZUL)」。今日はそのアズールを一足早くご紹介しちゃいますよ。
アズールは世界最大のボードゲームイベント「シュピール'17」人気投票(スカウトアクション)堂々の3位に輝いた実力作。
シュピール'17スカウトアクション結果はコチラ!
世界中のボードゲーマーがシュピールに注目している中、スカウトアクション上位になったボードゲームは世界中で売れまくる事になるわけでしてアズールも例外ではありませんでした。 そんなわけで今回ご紹介するアズールは海外版です。日本語版発売を前に、さくっと開封レビューをお届けいたしますよ!
アズールってどんなゲーム?
プレイヤーはタイル職人になるのです。ポルトガル王の招きによってエヴォラ宮殿の壁を美しいタイルで飾ることを競います。ゲームはタイルをルールに沿って自分のボードに配置していく、いわゆるタイルプレイスメント。自分の手元にタイルを獲得してからボードに置くまでの2ステップをうまくコントロールし、配置したタイルの列に応じて獲得できる得点を目指します。美しいタイルに目を奪われつつ、配置するタイルに無駄が出ないようエヴォラ宮殿の壁を飾りつくすのだぞ。
そして2018ドイツ年間ゲーム大賞受賞・ドイツゲーム賞のダブルクラウンを受賞するという快挙まで達成。すごいゲームなのだよ。
アズール(AZUL)
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:30分〜45分
対象年齢 :8歳以上
Boardgamegeek
ボックス
やはりまずはこの外箱です。あぁぁ。待ってた。右下のPlan B Gamesのロゴも可愛い。裏面も今回は見ちゃう。
注:2018/10月現在、販売元がNext Move Games(関連会社ね)に変更されてるよ!
いちどルールを目にした後だと、この背面の説明だけでゲームできちゃうな。得点計算が細かいけどルールはシンプルです。
コンポーネント(箱の中)
もう華麗とか美麗とかって話です。パズル系といえるのかはあれだけど、持ってるだけで結構満足するレベル(ダメなやつ)
得点マーカーに使うキューブが小さいので、それだけは無くさない様に注意だな。
ルールブック
箱を開けた直後に飛び込んでくるルールブック。青で統一されたこの感じがまた憎い。
書いてあるルールは比較的シンプルなもの。公開されている和訳があるので輸入版も遊ぶのには困らないよ。翻訳してくださった方には感謝しかない。
ファクトリーディスプレイタイル
ゲーム中、タイルが補充されるファクトリーディスプレイ。輸入品だからなのかちょっと曲がってラップされてました。
幸いタイルそのものは曲がってなかったのでセーフ。そんなにギュウギュウしなくてもいいのにね。この丸いファクトリーディスプレイタイルは内箱の底にぴったり収まる窪みが用意されている。ファーストプレイヤーマーカーもなくしがちなコンポーネントなのだけど一緒にしまう事が可能。
注:ファーストプレイヤーマーカーは現行だとタイルになってますよ
左右それぞれに5枚/4枚と仕舞っておけるのは便利!
プレイヤーボード
美しいタイルを廃位していくボード。
左の階段状のエリアがパターンエリア。ファクトリーディスプレイから一度パターンエリアにタイルを取り、そこから右のタイルエリアに配置する。上段はスコアトラック。
タイル類
思っていた大きさより一回り小さかったタイル。
でも触った感じは少し重みが感じられる。いい感じであるな。左下のキューブは得点計算用。
タイルバッグ
タイルをごそっと放り込んでおくバッグ。
ちいさなタイルがガサガサ入っていると、それだけでなんか幸せ感ある。
アズールのルール
アズールはゲームの準備も結構簡単だぞ。
1)プレイヤーボードの準備
プレイヤーボードを一枚づつ配り、左上の「0」の位置にスコアトラックマーカーのキューブをおくよ。
2)ファクトリーディスプレイタイルの配置
プレイする人数に応じてファクトリーディスプレイタイルを中央に配置する。写真は2名プレイの準備なので5枚のタイルを配置。
ファクトリーディスプレイタイルの配置枚数は以下の通り。
2人プレイ:5枚
3人プレイ:7枚
4人プレイ:9枚
3)タイルの準備
5種類(各20個)のタイルをタイルバッグに入れ、よく混ぜる。
その後、スタートプレイヤーになった人がファクトリーディスプレイタイル状に4個づつタイルを配置していく。
これで準備完了!
まとめ
ごめんなさい。ここまで準備してまたしても寝落ちしました。この時期の寝落ちは命に関わります。みんなも気をつけよう。
プレイの手順もとてもシンプルで、ざっくりまとめると以下の流れで進むよ。
A・タイルの取得(パターンエリアへの配置)
B・タイルの配置(タイルエリアへの配置)
C・次ラウンドの準備
Aのタイルの取得フェーズはファクトリーディスプレイとディスプレイ中央からタイルがなくなるまで繰り返し続くよ。Bのタイル配置は全員が一緒に行う。
タイル配置時に得点計算を同時に行い、スコアトラックで管理する。タイルの取得時にはマイナス点を発生させるペナルティがあり、タイルの配置には順番に応じてコンボボーナスみたいな計算が発生する。先を見越しながらマイナスを抑えタイルの配置をうまくコントロールしていく悩ましさがありそうね(寝落ちたからよくわかってない)。。
並べていくだけでも美しく、見ていて飽きないアートワークはとても満足感が高い。タイル配置系の悩ましさ?はちょっと苦手な部類かもしれないけど、これなら上手く出来なくてもなんだか許せると思う!(笑)
Plan B Gamesではジョーカータイルというオプションも出してるんだけど、これ日本でも売ってくれないかなー。各サイトの予約は復活したり途切れたりを繰り返しているようなので予約できない人も出そうだけど、発売日当日に店頭分販売分が出ないかしら。気になる人は是非手にとって遊んでみると良いと思うぞ。
名作まとめました。
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画像:駿河屋
アズールはシリーズ化されてるよ!新作はステンドグラス。