ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

主にボードゲーム中。ぼっちの時間を豊かにしたいブログ。

「アクロティリ(AKROTIRI)日本語版」〈ボードゲーム〉:ちょっくら神殿掘って、歴史に名を刻んでくるわ。地図を片手に失われた神殿を探し求める2人用ボードゲームの隠れた名作が日本語版で再販。

ども。コモノです。

 

最近ソロできるボドゲのご紹介が滞ってる気がしてますが、気のせいです。そうなんです。2018年の年末から今年にかけて発表されたボードゲームの中に、どうしても欲しくなっちゃったボドゲが多かったのがその理由。

 

中でも2人用ボードゲームというジャンルに気がついたら結構お金を注ぎ込んでる感あるのですが、、なんでだろうね?今日ご紹介するアクロティリは2014年の作品で、長らく絶版となってたボドゲ。今回の再販にあたり日本語版が製作され国内でも発売されたってツイッターには書いてありました。たしかにボードゲーム始めた頃にちょっと見かけたような気もしてましたが、その後はあまり見なくなってたアクロティリ。2人用ボードゲームなので遊ぶ人が少なかったんでしょうか。。

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でも以前のレビューを見ると結構面白そうで、再販案内➡︎レビューチェック➡︎即ポチというゴールデンな流れを辿り、先日我が家に到着しましたよ。

エーゲ海で古代ミノア神殿の発掘とか、それもう絶対好きなやつですわ。フレーバー的にもツボったアクロティリ、ウキウキしながら開封したいと思います!

 

〈アクロティリとは〉

「アクロティリ」ってそもそもなんなのさ?ということで検索してみたら現在もしっかり存在する地名で、なんとエーゲ海なのにイギリス統治下にある地域だそうな。ウィキさんにはエシュ◯ンあるかも、みたいなこと書かれてたけどマジか。

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ゲームはこのアクロティリ周辺の島々を探索し、伝説の神殿を発掘していくというロマンあふれる設定です。手元の地図カードをみながらタイルを引いて場に配置し、神殿を発掘していくとかめっちゃ楽しそう。しかも発掘に必要な費用を捻出するために資源の輸送みたいな事も発生する。いわゆるピック&デリバーってやつですな?これはちょっと遊んだことがないメカニクスな気がする。。。(あったかな....)

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エーゲ海を舞台にした遺跡発掘という萌えしか感じない設定で、お互いが名声を求めてガチ勝負するというある意味実際にあったんだろうな、、、という妄想膨らむテーマもも素敵です。

 

 

〈開封〉

アクロティリ(Akrotiri)日本語版

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プレイ人数:2人

対象年齢 :14歳以上

プレイ時間:45分

Boardgamegeek

boardgamegeek.com

ホビージャパン

hobbyjapan.games

箱の大きさは世界の七不思議デュエルブラッディインと同じ大きさ。いわゆる中箱?という感じなんですが、、、めっちゃズッシリとしてる感じ。下手すると同時に届いたソレニアと同じくらいの重さなんじゃない?ってくらい重く感じる。。。何入ってるとこうなるんだ?という疑問を胸に箱を開けると・・・

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タイルだった...ԅ(º﹃ºԅ) 

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すげーみっちりしてる感じあるよ。

 

地形タイル

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この箱の重さを決定づけたのは地形タイルでした。それぞれ結構大きいのだけど、なんと36枚も入ってた。正方形に並べたら6×6ですが、、、1片が10センチ弱あるように見える。ってーことは、かなりの広さがいるんじゃないかと想像。

その他タイル類

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箱の1番下に嵌っててしばらく取れなかったのがコチラのタイルトークン。

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先手番マーカーやお金(ドラクマ)トークン。パッとみたデザインはめっちゃカッコいいと思う。

市場ボード

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ピック&デリバーの商材となる資源があるボード。アクロティリでは4つの資源をやりくりすることになる

プレイヤーボード

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手番でおこなうことやアクション数などを管理するシート。これはかなり見やすいと思う。

コマ類

地形を移動するための船コマと発掘する神殿コマ。どっちも雰囲気があってなかなか良いのだ。

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船には資源を積めるようになってる。可愛い。

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神殿もなんだかちょっとズッシリ感がある良い作り。 

カード類

ゲームの進行を結構左右するだろうカード類。

地図カード

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古い地図っぽいデザインがグッドなんである。地図カードは難易度に応じて3種類。調査が困難であればあるほど得られる勝利点も大きいよ。

目的カード

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地図カードとは異なる目的カード。他のプレイヤーに知られないよう管理しながら、目的を達成するよ。

 

 

〈アクロティリの遊び方〉

失われた神殿を発掘し、歴史に名を残そうとするわけなので神殿発掘がやはり勝利点獲得には1番近い。しかし神殿発掘にはお金がかかる。。。島を巡りながら売却する資源を回収したり、積み替えたりしながら効率よくお金を集める必要があるよ。

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終了条件

いずれかのプレイヤーが6つ目の神殿を発掘したラウンドで終了する。

勝利条件

ゲームが終了したのち勝利点を計算し、高い方が勝者となる。勝利点を得ることができるのは以下の3パターン。

・プレイ済み地図カードの勝利点合計

・ゲーム終了時に目的カードを公開し、目的を達成したカードの勝利点合計

 注)目的カード毎に神殿はカウントできるよ

・10ドラクマ毎に1勝利点

セットアップ

書くと細々してるけど、実際はスムーズにセットアップが済む。

・テーラー島ボードをテーブルの中央に配置

・市場ボードに資源キューブ32個を全て配置

・各プレイヤーに以下を配布

 ➡︎2ドラクマ/神殿マーカー6個/プレイヤーボード/船マーカー

・先攻プレイヤーにマーカーを配布

・地形タイル36枚を良くシャッフルし伏せて山札にする

・各プレイヤーは1枚づつ地形タイルをとり、それぞれテーラー島ボードに繋げて配置する

・自分が配置した地形タイルに資源キューブを2個おく

 ▶︎1つ目はタイルに示された象形アイコンと同じ資源キューブを配置

 ▶︎2つ目は任意の資源キューブを同じタイルの別の島の上に配置

・地図タイルを種類別に分けて良くシャッフルしそれぞれ伏せて山札とする

・各プレイヤーに「容易な地図カード」1枚「通常の地図カード」1枚の計2枚を配布

・目的カードを良くシャッフルし山札として、各プレイヤーに2枚づつ配布

 ▶︎内1枚のみを受け取り(自分のみ、非公開)残りの1枚は山札の1番下に戻す

・各プレイヤーはテーラー島の別々の埠頭に船マーカーを置く

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手番の流れ

手番では以下を順番に行うよ。地形タイルをどう配置するかは手元の地図カードを良くみて考える事になる。

1・地形タイルの配置

2・資源キューブの配置

3・ アクション 

アクションの詳細

手番で行えるアクション回数は、プレイヤーボードの神殿トラックに記されている。トラック上で確認できる1番右の数字が可能なアクションの回数だぞ。アクションは以下のうちから任意で組み合わせて行うことが可能。またフリーアクションは回数の制限にかかわらず行うことができるよ。各アクションの注意事項や詳細についてはルールブックやプレイヤーシートを確認してほしいぞ。

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a)移動(海路/陸路)

b)荷積み(資源は最大3個まで)

c)神殿の発掘(地図カードのプレイ)

d)地図カードの購入(船がテーラー島にある時のみ)

e)神託を受ける(手番中に1度のみ)

フリーアクション

フリーアクションは以下の2種類。船に積んだ資源はいつでも売ったり降ろしたりすることが出来る。売却には相場があるので、より高く売れる資源を積むと良いのだ。

・資源の売却(船がテーラー島にある時のみ)

・資源の荷下ろし(船がテーラー島以外にある時のみ)

また目的カードを達成することでも勝利点を得る事も出来る。神殿を探し求める探検家たちの軌跡をなかなか正確にトレースしながら高い勝利点を目指す事になるよ。 

 

〈まとめ〉

アクロティリ、ちょっとルール確認してて思ったんだけど結構しっかりと悩ましい。いわゆる中箱サイズのボドゲの中では間違いなく重い系。というか、大箱サイズのボドゲとあんまり悩ましさの度合いが違わない気がする。お昼休みに遊んでみよ!と思ってたけど、絶対45分なんかで終わらない気がするな....

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むしろサシ飲みの時とかに90分くらいかけてみっちり遊んだ方が満足感高い気がしてならない。ボドゲビギナー同士で遊ぶならルール確認含めて時間ももう少しかかりそうだぞ。

 

ただあんまり相手の邪魔というか、インタラクションは発生しないでゲームそのものは進みそう。あくまで自分の1手をどうするのかって所に集約する感じで、その辺りは2人用ゲームだってことを考えると物足らないのかもしれない。相手の繋いだタイルに絡んで置いていけばそんなことはないのかな?

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それでも中箱サイズでこれだけみっちり楽しめそうってのは凄い。ちょっと重い系を遊びたいという時にもアクロティリで良いじゃん、ってなるセレクトなんんじゃないかと。旧版をあわせると最大で4人まで遊ぶ人数を増やすことが出来る。日本語版を購入していればルールも問題ないだろうし、海外でポチるのもアリかもですぞ。

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とりあえず会社のお昼休みに誰か捕まえて遊んでもらおー。

 

 

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画像:駿河屋

 

 

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