ども。コモノです。
今日は遂に遂に遂に蒸気の時代デラックス版を開けるのです。Twitterのフォロワーの皆様の盛り上がりの様子、いつも(指も咥える勢いで)見てました。 あぁ、なんであの時蹴っておかなかったのかと。そんな思いが募りに募りまくっておりましたが、タイミングも資金も容易に蒸気を手にすることを許してくれなかったのであります。
しかし、遂に先日ふるりん本舗さんでの再販時に蒸気の時代豪華版(Age of Steam Deluxe Edition)をポチれたのであります!遂に念願の蒸気ゲットォォォ...´;ω;`)ブワッ
ってことで、今日は遂に開けますぜ?待望のAge of Steam DXエディション開けてやるんですわ!ふひゃひゃっฅ(*ΦωΦ*)ฅ
Age of Steam(蒸気の時代)Deluxe Edition
プレイ人数:1〜6人
対象年齢 :13歳以上
プレイ時間:120分
国内発行元:ふるりん本舗
Boardgamegeek
Age of Steam(蒸気の時代)ってどんなゲーム?
いわゆる鉄道をテーマにしたボードゲームで初版はなんと2002年だそうです。日本国内ではアークライトから完全日本語版として出ていましたが、何せ古いゲームなのでボドゲ始めた当時はあまり魅力的に見えなかったのよね。。。(言い訳)
とはいえソロプレイが中心の我が家にとって、1人から遊べる鉄道ゲームとしてずっと心には残っていた訳です。それが2019年、Eagle-Gryphon Gamesでデザインを刷新したデラックスエディションのキックスタータープロジェクトが開始。アートワークはラセルダ作品などでお馴染みのイアン・オトゥールが担当しかなりモダンな装いに生まれ変わったのです。そして一目見て惚れたと・・・何よ?見た目だけなのっ?って責められたら「そ、そ、そんなことないぉ..」って言いますけども。ま、見た目ってアタシにとっては重要なんす...(ボドゲの話だぞ)
デザイナーはマーティン・ウォレス(ワレス)!
気になるデザイナーは国内でファンも多いマーティン・ウォレス。ボードゲーマーにはお馴染みの「皆に借金させまくる王」ですね。蒸気の時代も最初のフェーズが株式発行です。株式という文字を見るとなぜ借金を想像するのか、その責任はワレスあるんじゃね?位に、資金のやりくりに悩ませてくれるワレス氏。蒸気の時代ももちろん資金のやりくりに延々悩むことになりましょう。
拡張マップも多数存在
非常に長く愛されているAge of Steamにはいわゆる拡張のマップが多数存在します。BGGに登録されているマップは全部で121..(꒪ཫ꒪; )
Age of Steam | Board Game | BoardGameGeek
マップを変え、マップごとに若干の修正が加わるルールでかなりプレイ感が変わるというAge of Steamですが今回のデラックスエディションにも当時拡張としてリリースされたマップが付属してます。
両面印刷のボードが3つで計6マップもあるの!デラックスエディションではアートワークが異なるので旧マップでは違和感もありますが、評価の良いマップは新デザインで発売してくれているようです。今回もフランス&ポーランドマップを一緒にポチってしまいました。
Age of Steam Deluxe Editionのコンポーネント
Age of Steam Deluxe Editionの箱のサイズはEagle-Gryphon Gamesで出している他の豪華版系と同じ箱サイズ。ラセルダ作品と同じくデカい系です。その中にイアン・オトゥールのアートワークに彩られたマップやコマ類が入っています。
箱の内部にはあらかじめコンポーネントを収納できるトレイが付属してます。収納後も美しい。素晴らしい。
Age of Steamの遊び方・ルール
初めて遊ぶ!という皆様に向けて超簡単に準備とルールを説明しときます。概要なんでざっくりと、そしてマップごとにルールが若干異なるのでそれらを忘れないようにしましょう。
ゲームの準備
準備も基本的にはコマ類を並べるだけとシンプルなもの。
マップとボード類をテーブルに配置
線路タイル・マネーチップ・新都市タイル・街ディスク・ダイスをボード横に配置
ターントラックマーカーをトラックのスタート位置に配置
商品コマをバッグに全て入れる
商品ディスプレイの左上から順番に、1つづつバッグから取り出したコマを配置
マップ上の都市にバッグから取り出したコマを配置(マップごとにルールがあるよ)
1色を選び、その色のディスクを全て受け取る
エンジントラック・収入トラックに自分のディスクを1つづつ配置
プレイヤーごとダイスを振り大きい目を出した順に手番順トラックにディスクを配置
各プレイヤーは株式発行トラックにディスクを1つ配置し、10$受け取る
手元にあるのは20枚のディスクと僅か10$のみ。ここから鉄道王になる道が始まるのです。
手番の流れ
ゲームはフェイズ制。大まかには各フェイズごとに手番順に処理を行いますよ。
憎らしいのは手番決定フェイズと収益低下フェイズ。手番決定には入札でお金を巻き上げられ、収益低下では収入に応じて強制下落。
- 株式発行フェイズ
- 手番順決定フェイズ
- アクション選択フェイズ
- 線路敷設フェイズ
- 商品輸送フェイズ
- 収入フェイズ
- 経費支払いフェイズ
- 収益低下フェイズ
- 商品補充フェイズ
アクション選択では7種類のアクションをひとつづつ選んでいく。線路敷設・商品の輸送、補充・手番順決定のそれぞれのフェイズに効果を得られるアクションが並んでいるのだけど早い者勝ち。
マップを見ながら何をどうしてどうすれば儲かる?のような悩みを抱えつつ線路を並べコストを払い、商品を都市に輸送していく。まさに鉄道事業なんでありますね。
ソロプレイはできる?
出来ます。デラックスエディションにはソロプレイ用のマップ「バルバトス」がついているのです!
鉄◯のオルフェンス?ではありませぬ。が、このバルバトスこそソロプレイ用のマップなのです。裏面のセントルイスは2人用。人数が少ない状態で遊ぶ時はこのマップを使用して遊ぶのです。
バルバトスマップは最後に発行した株を1つにつき5$で買い戻さなければならず、買い戻せなければ失敗。成功すればその差額がスコアになると。最後にバイアウトするんすね。
調べてみたら、アークライトの「蒸気の時代 完全日本語版」にもバルバトスマップがついていたようです。日本語版ではペラペラのシートらしいのだけど、デラックスエディションはしっかりしたボードになってるよ!セットアップやルールに幾つかの違いがあるので、遊ぶ時は注意しませう。
Age of Steam(蒸気の時代)Deluxe Editionの感想・まとめ
非常にファンが多く、やり込んでいる方が多い印象のAge of Steam。ソロプレイマップのバルバトスでちょいっと遊んでみた訳です。2夜連続で寝落ちするなど苦難を乗り越えて遊んでみた感想はといえば、、、なんでもっと早くに手を出しておかなかったのかと。やはり長い間愛され20年近く経ってデラックスエディションが出るのには理由があるんだよ。収入と支出のバランスやどの路線をどう結んで敷設していくのか、常に考えてタイルを置いていく訳です。上手く置けた!と思ったら、あぁぁぁぁぁ...こっちだった?こっちだったのかな?みたいな感じが延々と....(笑)
ソロプレイでこんな感じなのだから、ノーマルプレイで3人とかの思惑が入り乱れて遊んだらこれは楽しいだろうと思うのです。あと線路繋がっていくのが単純に楽しい。プレイ後のマップを見返すのも、思い通りに行ったゲームだと満足感高そうだぞ。タイルの種類が結構あるのでやり込んだ人はきっともっと上手く繋げられるんだろうなと。そういう意味でもリプレイ性は高いだろうし、これ上手くなりたいなぁ・・・
Age of Steam DX、ヤバい奴かもしれない。アートワークも好みだし、延々遊んでられるかもしれない・・・ソロでもかなり楽しいよ!
(ΦωΦ)キラーン+
こうなってくると所有権ディスクを汽車コマに置き換えるアップグレードパックを入手できなかったことが残念すぎた。。。もうかくなる上は輸入か。
おまけ:オーバーレイという名の便利グッズ
スタピ堂さんで販売しているオーバーレイを導入してみた。コマがずれないなどの具体的な機能アップは当然として、この艶とピッタリ感の素晴らしき事よ!なんかアクリルが美しすぎてさらに高級感が増してる。
程よい抵抗があるのでボードの上でズレたりもしないというスグレモノ。ちょっと感動した。コマがずれないというストレス解放効果がきっと更なる没頭感に影響を与えることは間違いないと思う。
蒸気の時代のオーバレイはレギュラーアイテムではない様なので、販売情報などはスタピ堂さん公式Twitterアカウントをフォローしておくと良いと思うよ!
Age of Steam(蒸気の時代)Deluxe Editionの販売情報
日本語のルールブックがついているバージョンはふるりん本舗さんで取り扱い。でも売り切れちゃっているので再入荷を期待しましょう。おすすめはやっぱり汽車コマ付きだけど売り切れ。通常のデラックス版も雰囲気が良いですよ。
注】2021年10月に再販予定ありみたいだぞ!
➡︎再販始まりました!