ども。コモノです。
今日はみんなが大好きな「ヴァイキング」がテーマのボドゲをご紹介です。「北欧神話」ってテーマでまとめようかと思ったんですけど、なんか壮大すぎてちょっと収集がつかなくなりそうだったのでいずれチャレンジするわ(ↀωↀ)。
ヴァイキングは北欧に実在した武装船団を駆る人々たちの集まり。神々への信仰を重んじていたその生活様式から北欧神話と言えばヴァイキングというイメージも強いです。また独立した経済網を持っていた事でも知られ、交易によってその生活を潤していたこともわかっています。ボードゲームにはそんなヴァイキングたちをテーマにした魅力的なタイトルが多くあるのです。
今日はぼっちのホビーBlogでご紹介済みのタイトルと併せて、未プレイのもの(いつかは欲しいヤツ)もご紹介したいと思いますよ!
- オーディンの祝祭(A Feast for Odin)
- ブラッドレイジ 完全日本語版(Blood Rage)
- 北海の侵略者(Riders of the North Sea)
- HEL: The Last Saga
- Herrlof
- Raid - A Viking Card Game
- Pax Viking
- Valhalla
- Reavers of Midgard
- ヴァイキングテーマのまとめ
- オススメのまとめ記事
オーディンの祝祭(A Feast for Odin)
ぼっちのホビーBlogでブログ開始の最初期にご紹介したオーディンの祝祭はヴァイキングの生活がテーマになっているボードゲームです。ゲーム中は船で遠洋の島を巡ったり、お祈りの供物を捧げたりと当時のヴァイキングが行なっていたであろう活動を通して得点を狙っていくので気分はそのまんまヴァイキングです。
デザイナーは「アグリコラ」など人気作を多数手がけるウヴェ・ローゼンベルク。ワーカープレイスメントとパズルという異なるメカニクスを組み合わせた重量級ゲームでソロプレイでもかなり楽しい作品ですよ。世界最大のボードゲーム情報サイトBoardgamegeekで17,000以上もの評価を受けてなお「8.2」という高い結果を残しています。
ブラッドレイジ 完全日本語版(Blood Rage)
まさにヴァイキング!北欧神話では戦士は死した後ワルキューレに導かれヴァルハラの門をくぐると言われていますが、まさにそんな世界を心いくまで堪能できるボードゲームが「ブラッドレイジ」です。ユーロ系のボードゲームとはまた異なる趣のミニチュアを使用した武闘派エリアマジョリティ。
神話上の戦いが卓上に再現される興奮がたまらないのですが、プレイヤー間で直接殴り合うことになるのでそれが気になる方はご注意。通常ミニチュアを使用しているとゲーム性に疑問符がつくような事もあるのですがブラッドレイジはその点も心配なく、ドラフトやアクションポイントなど考え所が随所にあるゲームですよ!
北海の侵略者(Riders of the North Sea)
2017KDJ(ドイツ年間ゲーム大賞エキスパート部門)ノミネート作に輝いた人気作「北海の侵略者」もヴァイキングたちをフィーチャーしたボードゲーム。ワーカープレイスメントなのだけど、コマをボードに置いた時と引き取った時の2アクションが発生するシステムのおかげで、スピーディな展開が魅力の中量級ゲームです。
ボスに献上品を納め、気いいられてのし上がってやろうというなんとも我欲の塊のようなくせに死んでもちゃっかりヴァルキリーに連れて行ってもらえるというヴァイキング感溢れるプレイングが楽しめます。
北海の侵略者はリメイクが決定していて、拡張要素を合わせルール調整の入った「スキタイの侵略者」日本語版が2021年2月に発売です!ヴァイキングじゃないけど、こちらも楽しみな作品。
HEL: The Last Saga
実はまだ一般流通前のKickstarterプロジェクト。2021年6月が製品到着予定ラインなので2021年年末くらいにはチラホラ遊ばれているんじゃないかという期待作。キリスト教化に抵抗するヴァイキングたちが約束の地へと辿りついた!はずが、そこは想像とは異なる土地だったという展開のストーリーテリング要素のあるホラーボードゲーム。
ストーリーもせっかくなので楽しみたいけれど言語依存がかなり強いボードゲームなのでプロジェクトはお見送りしてしまったのだけど、荒くれ者で死をも恐れぬイメージのあるヴァイキングのリアルな一面が垣間見れそうな世界観はどうしても遊んでみたい欲あるわけです。日本語化を強く望んでいる作品の一つ。なお英語読める人なら絶賛レイトプレッジ受付中ですよ!(2021年2月現在)
Herrlof
HerrlofもKickstarter発のボードゲームです。2人専用のトリックテイキングゲームにもヴァイキングテーマがあるのですよ。 戦いに明け暮れて残った4人が次なる王の座をかけて行うカードゲームです。
ビッドあり、トランプありのトリックテイキングですが、特殊能力のあるランクカードが入っていて、あれこれ考えるポイントがありそうなトリテです。自分がビッドした勝利数は秘匿情報なのでブラフの要素もあって、駆け引きも楽しそう!海外では販売が開始されたところもあるのでちょっと入手してあそんでみようか検討してる作品です。アートワークも良きですな!
Raid - A Viking Card Game
Raidもヴァイキングたちの戦いをテーマにしたカードゲーム。2021年5月が完成予定のプロジェクトなのでまだ一般流通はないみたいです。ゲームは2〜4人で遊ぶことができます。割と濃いアートワークが多いヴァイキングテーマのボードゲームの中では異彩を放つクールなデザイン。でもプレイングはガチのバトルなので容赦ない感じです。
ドラフトでヴァイキングや怪物たちを集め、他のプレイヤーを襲撃して勝ち残るというデッキビルディング。シンプルながら熱い戦いしか予想できませぬ。
Pax Viking
画像引用:Pax Viking | Board Game | BoardGameGeek
ヴァイキングの交易にテーマを当てたエリアマジョリティ。ヴァイキングなのに品を感じる(失礼)アートワークとユーロ系のメカニクスが魅力的。ソロプレイにも対応していますがプレイ時間は90分前後と軽いゲームではなさそうです。
デザイナーはBios:Originsなどで知られるJon Manker。ロングシップのミニチュアも可愛いし、アートワークも良いし、Jon Manker作品なら結構悩ましい感じなのではないかと勝手に妄想。戦え!奪え!だけでないヴァイキング感を味わうのに最適か。
Valhalla
画像引用:Valhalla | Board Game | BoardGameGeek
やはりコレ。コレです。戦いに明け暮れ、ヴァルキュリアに誘われてヴァルハラに行く。これぞヴァイキングたる生き様。そんなテンション上がりまくりそうなアートワークをまとうValhallaも気になっているヴァイキングテーマのゲームの一つです。
強者を数多くヴァルハラに送り込むのが目的のダイスロール&プレイスメントなゲームで、見た目は重厚感モリモリですがプレイ感は割と軽めという遊びやすそうな作品。ソロモードもあるので1人でしっとりヴァイキングの人生に浸るのもよさそう。やっぱり死してなお栄光をって、ヴァイキングよねぇ...
Reavers of Midgard
画像引用:Reavers of Midgard | Board Game | BoardGameGeek
襲撃・略奪・怪物との戦闘とヴァイキング達に求めるほぼ全てが詰め込まれているセットコレクション&ワーカープレイスメント。ダイスも出てくるし、カードもあるしと個人的なボドゲの好きなポイントが全部盛りで入っているのでずっと気になって仕方がないゲームです。
画像引用:Reavers of Midgard | Board Game | BoardGameGeek
ソロモードがないのが残念なのですが、勢いあるヴァイキング達との戦いを存分に楽しめそう。モンスターや戦士達のアートワークもカッコいいので、気分的にも盛り上がれること間違いなし。
ヴァイキングテーマのまとめ
ご紹介したゲーム以外にも本当にたくさんヴァイキングをテーマにしたボードゲームがあります。チャンピオンシップオブミッドガルドなど、根強い人気を誇る作品なんかもたくさんあります。
日本国内で日本語版として入手できる作品はヴァイキングテーマ全体から見るとあまり多くない印象ですが、今後増えてくるといいなと思ってます。
さぁ、みんなでLet's略奪(=ↀωↀ=)!