ども、コモノです。
超久しぶりにプレイレビューを書いてみよかなと思いたち、北海の侵略者を深夜のダイニングテーブルに広げました。もちろんお供はソロヴァリアントです。
結論から言いますと、楽しかったけど終わらなかったよ!(判ってた...)
BGGによれば60〜120分の記載なのでなんとか終わるかな?(23時開始)と思ったんだけど、やっぱり25時半にしてゲーム半ば。。。で、泣く泣く寝た。
準備と翻訳に60分くらい費やした感覚なので、純粋にプレイのみなら120分で行けるような気もしました。
ファーストレビューはコチラからどぞ!
今日はプレイレビューとなってますが、ファーストレビューで触れられなかったソロヴァリアントと、実際のプレイ感を中心にライトにお届けしたいと思います!
プレイ時間について
冒頭で触れたように深夜の蛮行は睡魔の襲撃とともに時間切れとなり終了しちゃいました。終わらなかった理由を簡単にまとめておくよ。
準備を間違えないように確認しながらやった▶︎30分くらいかかった
ソロヴァリアントのルールを噛み砕いて理解しようとした▶︎30分くらいかかった
翻訳シール貼りをサボった▶︎Google翻訳のアプリで毎回チェック
強烈に眠くなった▶︎すみません....
準備は慣れれば短縮可能(10分くらいで行ける気がする)なのと、ソロルールも一回遊べばルール把握は問題なし。カードの翻訳シールは貼れば問題なし。なので、次回はもう少しスムーズに遊べると思う。同僚にボドゲのルール読みと把握能力に恐ろしく長けている奴がいるので、ゲーム慣れしている人はこのあたりは問題ないんだと思う。
セットアップのポイント
1番時間がかかるのはボード上に資源コマを並べる所ではないかと思う。予め箱にしまっておく場合は以下のように分類しておくと楽。
資源(金・鉄・家畜)コマとヴァルキリーコマは1袋にまとめておく
資源コマとヴァルキリーは準備の際に全部をバッグに入れてしまうので、分類しておく意味があるとすれば破損防止のためかと思う。我が家ではそんなに出し入れが発生しないと思うのでまとめてバッグに予め放り込んでしまっておこうかと。
労働者(黒・白・灰色)コマも1袋にまとめておく
労働者の初期配置は黒がプレイヤー&街に、灰色と白はボード上の居留地に配置する。初期に配置する場所は各色固定なので、それに合わせた収納を検討するとよろしいな。
で、我が家では1つの袋にガサっと放り込むことにした。
これで準備にかかる時間がかなり短縮できる筈なのだ。筈。。。
ソロヴァリアントの準備
ソロプレイに使用するヴァリアントは、架空のプレイヤーの手番で行動に指示を与えるカードデッキだぞ。
箱を開けてびっくりしたけど、内側にルールの記載が書いてあったw
ミニマリズムというべきだろうか。
オートマカードは上下に分かれて記載があり「上段が侵略・下段が労働」の行動について描かれている。
オートマは原則がいくつかあり、そのルールにしたがってカード効果を処理するよ。
a)オートマは侵略を優先して行動する
b)侵略ができなかった場合には、労働する
オートマさん、なんて好戦的なんだ・・・(;;゚;Д;゚;;)
また、オートマは以下の3つの条件を満たした場合にのみ侵略行為に及ぶ。
・カード左上の軍事力を有している
・十分な食料がある(侵略先居住地の指定)
・略奪品(資源等)が残っている
この条件に満たない場合は、オートマデッキは下段の労働アクションを行うよ。写真のカードの場合は軍事力1・食料1を得る事ができるのだ。
オートマとプレイヤーの違い
オートマは通常のプレイヤーと以下の点で異なる。
・住民カードを受け取らない
・献上タイルを獲得するときに資源は不要
・ワーカーを配置しない・持たない
ワーカーの配置がないのでインタラクション薄めかと思いきや、カードの最下段に記載のあるエリアは、次のターンでプレイヤーは使用することが出来ないというオマケの制約付き。ふっ・・・
プレイレビュー
プレイヤーアクション
ファーストレビューでも触れた通り、ワーカーアクションは手番で2回行うことが出来る。最初の数手番は食料を集めたり、乗組員を集める事に注力する事になるわけだけど、なにせサクサク進むので長い感じはしなかった。北海の侵略者では居留地の略奪を行わないと勝利ポイントなんかほぼ入ってこない。なので積極的に略奪しにいく事になるんです。良い人では勝てないゲームだな。
例えば近場の居留地(左上の港 /HARBOUR )を略奪するために最低限必要なのは食料×2・乗組員×2だ。(黄色は略奪時に得られるVP)ボードにある居留地は上段に行くほど必要資源・軍事力が高くなる。先を見据えて軍備を増強しておくのだぞ。
侵略アクション
手元の黒いワーカーを居留地エリアに配置して必要な食料をサプライに戻すよ。任意の居留地にある資源やヴァルキリーを得て、その場にある労働者(灰色か白色)を受け取る。侵略を成功させると手持ちの黒ワーカーと交換する形になるって事だ。
街には灰色か白色のワーカーを配置しなければ起動しないアクションエリアがあるので、ワーカーの色も結構重要なのだ。
砦や修道院などの上部に配置された居留地には白いワーカーたちが置かれている。
素早くリソースを確保し、華麗に侵略するって事だな。
ヴァルキリー
なお、略奪品の中にヴァルキリーコマが入っていた場合、コマ1つにつき乗組員が1名死亡(捨て札)する。
美しい女騎士みたいなのを想像してたんだけど、明らかにドクロである...(。-з-)チキショ
ともかくもヴァルキリーが乗組員を胸に出きヴァルハラに行っちゃうわけですが、代わりにヴァルキリートラックの数値が上がるのだ。ゲーム終了時にVPが得られるよ。
労働アクション
兵舎(BARRACKS)では、銀を払うことで手札を乗組員することが出来る。乗組員にするためのコスト(銀)は住民カードの左上に描かれているよ。
ワーカーを置き(または取り)手札をプレイしてコストを払う。
WARLORDはゲーム終了時に2VPを与えてくれる。住民カードは固有能力を持っていて、乗組員(自分の場にプレイ)とした場合は左下の能力が適用されるよ。
その他にも木材がもらえたり、鉄を納めて軍備を整えたり、銀貨を製造したり略奪にいくための準備を労働アクションでは行うことが出来る。
侵略と労働アクションを順番にやり繰りし、より多くの勝利点を集めたプレイヤーが勝者となるよ。
オートマアクション
23枚(毎回ゲームで使用するのは21枚)のアクションがあり、それぞれのカードに侵略と労働のアクションが描かれている。
このカードの場合、侵略を行うには「軍事力8・食料5」が必要で、場所は砦。侵略すべき順序は1▶︎2と番号が振ってあるので略奪品が残っていてかつ、1番若い番号のエリアを襲うのだ。最初の頃は軍事力が全く足らない(住民カードを持たないので軍事力スコアトラックの数値がそのまま軍事力になるよ)ので、悩むことなく労働をするオートマ。オートマにはワーカーの配置縛りが無いので、くっそ憎たらしい勢いで食料とか軍事力とかが溜まっていくんである。非常に無駄がなく、華麗。
まとめ
書いていても思うのだけど、やっぱり手番で出来ることはシンプルで明快なアクションだと思う。「食料を貰う」とか「銀を得る」とか判りやすい。でもそのリソースをいい感じに変換し、食料や軍事力に転換していく過程が悩ましさ抜群。手番での見通しが良いので次の手番ではアレやりたい!とすぐ思いつくのだけど、どう効率よく勝利点を獲得できるアクションに繋げる事が出来るか、1人なのに結構悩みまくった。
見通し良い分、考慮忘れで1手番無駄になったりと結構気が抜けない感じだぞ。
今回のお試しプレイでは途中睡魔に負けてしまったので、是非リベンジして遊びたい。ソロモードもあのコンポーネント量でコレだけピシッと楽しませてくれるのは素晴らしき。別に出ている拡張2種(英語版のみ)のシステムにもソロヴァリアントは対応しているので、拡張にも興味出ちゃった・・・
アートワークも好みだし、卓上の華やかさも満足。重ゲーだけど重く無い感じでサクサク進む北海の侵略者、良い!次回こそ寝ないで遊び切ろうと思う。奪いまくるのだ。
スキタイの侵略者も出た!
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