ども。コモノです。
今日はボードゲームからちょっと外れまして、ゲームブックなるアイテムのご紹介です。年齢的に「知ってる!子供の頃やってた!」となる方は御齢がアレでアレあろうと推察されます。ええ。お互い若くはございません。ファイティング・ファンタジーというのはゲームブックのシリーズ名です。ボードゲームではないのですが注目のタイトルが来年発売されるという情報を見て嬉しくなっちゃったのでお知らせしたいと思うのです。ゲームブック?知らないよ?という方もちょっと御付き合いくださいませ。
すでにファイティング・ファンタジーをご存知の世代の方には懐かしく、今の新しい世代の方には新鮮に映るだろう伝説的タイトル「火吹き山の魔法使い」を初めの作品とするファイティング・ファンタジー。
こちらが当時の「火吹き山の魔法使い」。すでにプレミアム価格は当然の取引が一般的。
当時人気を博した4作品に加えて、「火吹き山の魔法使いふたたび」という日本語訳されていなかった作品を追加したコレクションが、なんと2021年7月に発売されるというアナウンスがありました!!
画像引用:ファイティング・ファンタジー・コレクション ~火吹山の魔法使いふたたび~|SBクリエイティブ
メインビジュアル、雰囲気あって良いですなぁ....
収録タイトルも当時ゲームブックを遊んでいたことがある方には馴染みのあるタイトルが並んでいます。
・火吹き山の魔法使い
・バルサスの要塞
・盗賊都市
・モンスター誕生
・火吹き山の魔法使いふたたび
特に「火吹き山の魔法使いふたたび」は日本語訳で発売されるのは今回初めてだそうです。ずっと翻訳されてなかったんですね。ゲームブックファンの方にとってはもう持ってる!という方も多いかとは思いますが、それでも外せないコレクションではないだろうかと思います。 Amazonでも早速予約受付が開始。本作はどうやら受注生産品となるようで、事前の予約数に合わせて発行部数が決まるようですよ。ちょっとでも気になった方、予約しませう!
ゲームブックについて
ゲームブックというゲームのジャンルが初めて、遊んだことがないという方向けに簡単に説明しますと、ゲームブックというのは小説の中に読者が選択する分岐があり、それを選択しながら読み進める冒険物語です。体力や経験点など今のRPGで出てくるステータスもあって、紙とペンでメモをしながら読み進めていきます。ファイティング・ファンタジーシリーズでは判定にダイスも使用します。時には死んじゃったりもするので、物語がそこで終わってしまったりもするのです。クリアすることは確かに目的なのですが、自分が選択してきた事の結末を知るというか、それはそれで一つの物語にもなったりするのがゲームブックの好きなところでした。
やはり物語で展開するので没入感もあって、気がついたらブツブツ言いながら1人でダイスを振り、ページをめくりながらなにやらメモを走らせるオッさんが1人....みたいなシチュエーションが生まれます。なので1人でしっぽり読むのをオススメしたいですわ。もちろん途中で読むのを止めても再開は容易。基本は小説なので読み終わった後の満足感もなかなかのモノです。難しいことなどはなく、当時小、中学生だった自分も一時期どっぷり浸かっていたゲームブック。今のゲーム好きになる原体験の一つとなったのがゲームブックでした。
ファイティング・ファンタジーシリーズについて
ゲームブックの傑作と言われる「火吹き山の魔法使い」ですがファイティングファンタジーシリーズって実は未体験なのです。正確には最後まで読み終わっていないというか、確か近所の本屋には「バルサスの要塞」と「盗賊都市」しか置いてなくて、バルサスの要塞をちょっと読み始めたような記憶はあるんですが読み終えた記憶がありません。なので今回のアナウンスはちょっと嬉しかったのです。なんせ当時のオリジナル書籍はプレミア価格が当たり前。それが5タイトル入ってるってんですから、それはもう楽しみしかない。
ファイティング・ファンタジーに同じ世界観で異なるシリーズとされたソーサリーというシリーズもありました。こっちは読んでた記憶があるな。「シャムタンティの丘を超えて」 は「魔法使いの丘」というタイトルだったと思います。発売時期によってタイトルが変わってますね。でも当時はちょっと子供の自分には内容が難しかったような記憶もあります。今なら大人だから、きっと大丈夫だな。。。?
その他のゲームブックについて
当時は別のゲームブックのシリーズにご執心だったので、そればっかり遊んでいたというのが実情でした。「グレイルクエスト」や富士見ドラゴンブックのAD&Dシリーズに熱中してたんですよね。 グレイルクエストは今でも新版が入手できるので興味がある方は手に取ってみても良いんではないかと。これらもオススメのゲームブックです。
グレイルクエスト
J・Hブレナンの作品でアーサー王伝説の世界が繰り広げられるゲームブックです。中でも暗黒城の魔術師がお気に入りでした。
富士見ドラゴンブック AD&Dシリーズ
表紙見ただけで惚れるでしょう。そうでしょう。ウェイレスの大魔術師好きだったんですよねー。お話はすでに忘れてますけども。
そんな理由からファイティング・ファンタジーシリーズはずっと興味はあったのだけど、遊ぶ機会を失っていたままでした。なので今回のファイティング・ファンタジーコレクション、ポチりました!そうとも、火吹き山に向かわんでなんとするか!来年の夏かー、、、先は長いけど楽しみだな。
ゲームブックに興味を持ったら、こんなボドゲもオススメですぜ。
D&DやT&TのテーブルトークRPGも面白い。ソロシナリオもあったはずだし。もともとあんまり詳しくはないので、色々調べながら探すのも楽しそうだなー。