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カートグラファー( Cartographers)|2020年ドイツ年間ゲーム大賞エキスパート部門ノミネート作!地図製作者として女王からの寵愛を受けるのです!

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ども。コモノです。

 

少し前からずっと気になっていて、でも毎度買いそびれていたボドゲをようやく入手することができました!それが今日ご紹介するカートグラファー(Cartographers: A Roll Player Tale)です。

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カートグラファーはダイスでキャラメイク&ミニ冒険ができる「ロールプレイヤー」の世界観から生まれたスピンオフ的なボードゲーム。ロールプレイヤーでは冒険に参加するキャラクター作成に焦点があたっていたように、カートグラファーでも僻地を開拓することそのものではなく、未開の領土に地図を引く地図製作がテーマになっているボードゲームでございます。

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モンスターも一応出てくるよ

普段見落としがちだけれど、とても貴重なロマンの原石である地図。その地図を引く製作者に焦点を当てている点といい、なんでしょうこの素晴らしきセンスって。

そういうところに心惹かれたのと、紙ペンゲームながらファンタジー世界を堪能できる点とかマジ遊んでみたかったカートグラファー。めっちゃ期待して開封いたしたいと思います!さぁ描くぜ。

 

カートグラファー(Cartographers: A Roll Player Tale)

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プレイ人数:1〜100人

対象年齢 :10歳以上

プレイ時間:30〜45分

Boardgamegeek

boardgamegeek.com

日本語版もアークライトから発売済み!

 

カートグラファーってどんなゲーム?

カートグラファーは端的に言えば、いわゆる紙ペンゲーム。カードを山札から引き、そこに記された形をマップシートに書き込んで地図を作っていくゲームだよ。4つの季節を通して勅令カードで指示される地図を描き、得点を重ねていくのだ。

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探索カードで記された土地を空いているシートにマッピングしていると、なんだか未開の地を探索しているような気分に浸れる。もちろん勅令にある得点を意識しながらマッピングしないと得点計算で手痛い目にあうのだけど、思うようにぴったりハマらないパズルの要素がコレまた辛い。

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面白い仕組みとしてはモンスターの襲撃に遭うと隣のプレイヤーにシートを渡し、自由に書き込まれてしまう事。独りで黙々と地図を引いていたはずなのに、突如モンスターのおかげでお邪魔要素が生まれるのは面白い仕掛け。

ゲームが終了した後には、これまたいい具合に完成した地図を愛でながらプレイを振り返ることが出来るのも良きかな(=ↀωↀ=)!

 

カートグラファーのコンポーネント

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紙ペンゲームなのでみっちりシートが入っております。カードの枚数は少ないながらも雰囲気たっぷりです。マップシートは両面仕様で、それぞれ異なるマップが描かれているので、みんなでプレイするときは同じ面を使用しませう。

 

カードサイズ&スリーブ

紙ペンゲームだけど、カートグラファーにはカードも入っている。サイズは88mm×63mmだ。エポック社のレギュラーサイズでちょうど良い感じ。100枚入りワンパックで十分間に合うぞ。

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季節カードや探索カードは派遣された領地が描かれていると思って眺めると、なかなか味わいがあるよ。アートワークはロールプレイヤーシリーズと同じデザイナーなので、世界観が統一されているところも良いな。

 

カートグラファーの遊び方とルール

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ルールはとてもシンプルです。準備も簡単。ソロで遊ぶときも同じ準備でOKだよ。 

ゲームの準備

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  • 季節カードを春・夏・秋・冬の順番に上から重ねて置く。
  • 勅令カードをA→Dの順に場に並べる
  • 得点カードを裏面のアイコン別に4つの山に分ける
  • 勅令カードの下に得点カードを各アイコンの山札から1枚づつ(4種各1枚)配置し、残りの得点カードは箱にしまう
  • 待ち伏せカードをシャッフルして伏せて山札にして置く
  • 探索カードをまとめ、待ち伏せカードの山札から1枚伏せたまま加え、よくシャッフルして山札にする
  • マップシートと鉛筆をプレイヤーに各1枚づつ配布する

以上で準備は完了です。 

手番の流れ

手番の流れもとってもわかりやすい。大きく3つのフェイズに分かれている。コインの獲得ルールなどもう少し詳細な決まりがあるので詳しくはルールブックを参照してほしいのだ。

探索フェイズ

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手番のプレイヤーは探索カードの山札から1枚公開する。公開されたカードが以下の場合はそれぞれ指示に従う。

〈遺跡カード

遺跡カードが公開された場合、次に公開される探索カードの図形をマップ上の遺跡シンボルに重なるように配置しなければならない

〈待ち伏せカード〉

待ち伏せカードが公開された場合、カードの指示にある向きの隣のプレイヤーにマップシートを渡し待ち伏せカードの図形を書き込んでもらう

〈時空の裂け目カード〉

任意の土地種類を1つ選び、1×1マスの大きさでマップシートに記載する 

製図フェイズ

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全てのプレイヤーは公開されたカードの土地種類と図形を選択(1種類の時もある)し、マップシートに書き込む。コインを獲得した場合は手元のシートでコインアイコンをチェックしておく

チェックフェイズ

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  • 公開された探索カードの左上のシンボルを合計し、季節カードのシンボルと比較する
  • 季節カードのシンボルより公開済みカードの合計値が超えた場合は「決算」へ進む

コレだけ。手番でやるのって、コレだけなのです。とてもシンプルなので迷わないのですが、土地種類と図形の配置をおろそかにすると大変なことになります。

季節の終わり(決算)

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季節カードのシンボル値を超えたら、決算が行われる。季節カードには1種類の勅令カードが描かれており、その勅令カードの下にある得点カードのの条件に従って決算を行うよ。結果をマップシートの一番下に書き込んで、決算ごと数字を作成していく。

モンスターの処理

待ち伏せカードで描かれたモンスターは、隣接する土地が全く無いマス1つにつき「−1」ポイントのペナルティが生まれる。自由にさせとくと領地が荒らされるってことなんですね。そうですね。。。

4ラウンド(季節)が終了すると、最終得点計算を行い一番得点が高かったプレイヤーが女王の寵愛を受ける主席地図製作者となるわけです。 

ソロプレイ時の変更点

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基本的なゲームの流れは同じなのだけど、いくつか変更点がある。

待ち伏せカード

モンスターのエリアを書き込んでくれる人が居ないので、ソロでは自分で描くのです。

  1. 待ち伏せカードの右上のアイコンをチェック
  2. アイコンに記された位置の四隅から順番に、モンスターエリアが書き込める場所を探す
  3. モンスターエリアはマップシートの端に接している必要がある
  4. 四隅から順にチェックしていき、どこにも書き込めなかった場合は1列内側に寄せて順番にチェックしていく
  5. どこにも記載ができなかった場合は、待ち伏せは失敗する(書き込まない)
最終決算
  1. 4つの季節が終わった後に得点計算を行い合計値がでたら、得点カードの右下をチェックする
  2. 描かれたシンボルの数値を合計し、得点計算の合計値から差し引く

最終的な得点は得点カードのシンボル合計値を差し引いた後の数字となる点がソロでは異なるよ。成績は以下のように評価されるのだ。

+30:伝説の地図製作者

+20:巨匠の地図職人

+10:旅する地形学者

+−0:見習いの調査員

−5  :素人の査定官

−10:素人の査定官

−20:適性のない助手

−30:明らかなインク飲み

ほっほっほ..... 

 

カートグラファーを遊んでみたまとめ

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ずっと遊んでみたくてたまらなかったカートグラファーですが、やっぱポチって良かった満足感あります。パズル自体は苦手なのだけど、地図を描くというフレーバーに置き換えると楽しくなるのは何故なのか。

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未来の勅令カードも意識しないとなかなか得点が上がらない点や、待ち伏せカードによる妨害はちょうど良い儘ならなさがあって、カードをめくり黙々と地図を埋めるという行為も作業的な感じがあまりない。

また季節が進みマップシートに記載された部分が増えてくると、これまたなんと言いますか、新しい土地を描いているような満足感が生まれるのも良い。得点カードによってはゲーム終盤に得点がごそっと入ってくる要素もあるし、気がついたら抜かれてた...みたいなゲーム展開も発生するので地図職人たちも気は抜けない。

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いやぁ、、これは楽しい!かなり好きな紙ペンゲームだぞ!最後の地図に色をつけて反省会するのも楽しそうだし、鉛筆ではなくて万年筆とか持ってるならそれで描いてみても雰囲気出るのではないかな?

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お試しプレイの得点はそれはもう公開するのも気がひけるくらい酷かった(-62点)けども....得点方法確認しないで始めちゃったのがいけなかったんだけども....( ゚皿゚)キーッ!!

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どうせ「明らかなインク飲み」ですよ....ぐすっ。。

 

ま、まぁ何はともあれとにかく気に入ったカートグラファー。まずはルールを把握したのでリベンジ必須... (。-з-)チキショ

 

【販売情報】

ネットは売り切れ中....

 

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