ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

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ペーパー・ダンジョンズ(Paper Dungeons)日本語版【ボドゲ紹介】|これは探索なのか、それとも落書きなのか。答えがダンジョンの壁に書いてあるみたいだから、ちょっとダンジョン行ってくる。

ども。コモノです。

 

ダンジョンってタイトルについてると、とりあえずポチろうとする右手が言うことを聞かないので困っています。ペーパー・ダンジョンズは全く知らなかったボドゲなのですが、以前テンデイズTVを眺めていた時に「ぬぬっ!」ってなって以来、ずっと欲しかったボドゲです。この度ついに我が家にお迎えできたので、ぜひご紹介がてら遊んでみようかと!ボックスアートは往年のD&Dの赤箱リスペクト(たぶん)のデザイン、ちょっとワクワクする冒険スタイルが描かれてますがサブタイが気になるんだよね....

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探索 落書き」ってなってるその意図とは?!気になるとこいっぱいのペーパー・ダンジョンズを今日はご紹介いたしますよ!

 

 

ペーパー・ダンジョンズ(Paper Dungeons)日本語版

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プレイ人数:1〜8人

対象年齢 :10歳以上

プレイ時間:30分

国内発行元:テンデイズゲームズ

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ペーパー・ダンジョンズ(Paper Dungeons)ってどんなゲーム?

ペーパー・ダンジョンズはいわゆるロール&ライト系と呼ばれる紙ペンゲームのジャンルに属するボードゲーム。しかもBGGのルールウェイトでは「2.11」となっているので、まごうことなき中量級に位置するゲームです。ほぅ...

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一昔前(ボドゲ始める前)の紙ペンゲームの印象といえば、ダイス運のみに左右されるようなゲーム性をあまり感じることができない印象が強かったんですが世の中そんなことないんですね....ガンツ・シェーン・クレバーやWelcome toでその狭い視野をガリッと広げられてから、ロール&ライトの中量級にはとっても好印象しかもっておらず、ペーパー・ダンジョンズにもそういう期待感を感じておりますよ。

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ダイスをふり、ダンジョンを模した用紙に探検の足跡を記していくゲームですが、途中部屋を探索したりモンスターを倒したりとさまざまな困難が待ち受けています。

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毎回選択するダンジョンには3体のボスモンスターがランダムに配置され、8ラウンドプレイするとゲームが終了となります。その終了までにどれだけの勝利点を集めることが出来たかを競うことになるのですな。

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目標達成をベースにしつつさまざまな条件をうまく満たしながら、得点を伸ばしていくことにチャレンジするタイプの紙ペンゲームですぞ!

キャンペーンモードもある!

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ダンジョンカードには物語の一節のような文章が添えられているのだけど、決まった順番で遊ぶことでキャンペーンとして楽しむことができるよ。冒険の背景としてストーリーが用意されているのでグッと世界観を堪能できるという嬉しい仕掛けも用意されてた。憎いじゃないかい....

 

ペーパー・ダンジョンズのコンポーネント

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箱の大きさは中型系で、同じ紙ペン系だとトロワダイスなんかと同じ大きさになります。最近のタイトルだとウォーターゲート(紙ペンじゃないけど)が同サイズです。内容もモンスター&ダンジョンカード、目標・任務カードの他、プレイを記録するシートとダイス、鉛筆のみというすっきりとした内容です。

毎回3体出てくるボスモンスター

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ダンジョンのボスで居てほしいモンスターが揃っております!そう、こういうオーソドックスなので良いんです。むしろオーソドックス万歳。

イラストは結構ユーモアある感じ

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なんかちょっと憎めない顔のミニオン。こんな感じの親しみ感あるアートワークが結構遊びやすく、人を選ばないで出せる気がします。

最近重量級の開封が続いていたので、非常に軽めに思えてしまうのはちょっと錯覚しているところがあるな?

 

ペーパー・ダンジョンズのルール・遊び方

ゲームの準備はとても簡単。慣れたら5分くらいでゲームを始めることが出来そう。

ゲームの準備

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ステップは細かいのだけど、準備自体はとても簡単。

  1. プレイヤーシートを1枚受け取る
  2. ダンジョンカードをよくシャッフルし、1枚を選んで場に出す
  3. カードのマップにある壁とボスモンスターの位置をシートに書き込む
  4. ダンジョンカードに描かれているボスモンスターのカードを3枚表向きに並べる
  5. ダイス6個をテーブルに用意する
  6. 任務カードをランダムに3枚引き、ボスカードの横に表向きで配置
  7. パワー・目的カードをそれぞれよくシャッフルし、各プレイヤーに2枚づつ配布
  8. プレイヤーはそれぞれ1枚づつ手元に残し、残りは捨て札に
  9. 残ったカード、捨て札のカードをまとめて箱に戻す
  10. 自分の目的カードの下部に描かれた英雄アイコンを確認する
  11. プレイヤーシート左上のアイコンと対応するボックスを塗りつぶす

任務カードは全参加プレイヤーが共通して参照するカードで、冒険中に誰かがその条件を達成したラウンドの最後に捨て札になってしまう。

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目的カード、パワーカードは各プレイヤーのみが参照するので、他のプレイヤーには影響はないよ。最初に2択でどちらかを選べるので、マップをよく確認しながら選択するようにすると良さそう。ゲームを始めたばかりの時は、カード効果についてルールブックを参照して、間違えないようにしよう。

 

手番の流れ

ゲームの進行は大きく2つのステップに分かれるよ。

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1.ダイスロール:6個のダイスを振る

2.ダイス選択 :6個のうち3個を選択してプレイヤーシート上部のボックスに使用する

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使用する3つのダイスが決まったら、プレイヤーシート上部にあるボックス内にそのダイスの数字を書き込む。振ったダイスは全プレイヤーが共通して使用することが出来るので、他のプレイヤーと同じダイスを選択してもOKだぞ。

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ダイスは冒険者パーティのレベルを上げたり、アイテムを獲得できたり、移動することに使用できる。ダイスの色、アイコンにはちょっと細かいルールがあるので詳細はルールブックを参照してほしい。ただし細かいと言ってもややこしい訳ではなく、参照する色やイラストに一定のルールがある程度なので安心して大丈夫。

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毎ラウンド3つのダイスを選択して任務カードや目的カードにある条件を満たしながらダンジョンを探索する。3・6・8ラウンド終了時にはボスモンスターとの戦闘があるよ!

 

ソロプレイはできる?

もちろん1人で冒険に出かけることも可能だぞ。冒険者パーティを育て、ダンジョンを探索するルールにほとんど変更はないのもありがたいところ。

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ソロプレイでは通常選択ルールとなっている「宝石消失ルール」(ボスモンスター戦闘後に特定の宝石がダンジョンからなくなるルール)の適用が必須となっている。その点を忘れなければ大丈夫なのだ。

 

 

ペーパー・ダンジョンズ(Paper Dungeons)の感想・まとめ

他のロール&ライト系とはこれまたちょっと変わった印象をうけるペーパー・ダンジョンズ。リソース管理みたいな要素はとても薄くて、ゲームを有利に進めるためのダイス目をどう必要なパラメーターに割り振るかが悩ましい。

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レベルを上げると一緒にあがっていくHPや、ボスモンスターからがっさり栄誉点を奪うためのパーティレベル管理、冒険を有利に進めるためのポーションやアイテム生成などなど、結構意識することが多いので、この辺りをふーん....と考えることが多かった。

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そしてダンジョンの探索ルート設計も重要で、どういうルートを辿るかで得られるアイテム、ミニオンとの戦闘など栄誉点に関わるポイントが変わってくる。あと油断してるとボス部屋に辿り着けず、ボスとの戦闘に参加できない(ボスと戦うにはその部屋に居るか、通り過ぎていないと戦闘できない)という悲しい事態が発生する。やはりルート構築は結構大事よね。最近重いゲームが続いていたので軽く感じてしまったのだけど、高得点を狙おうとすると結構考えどころが多いゲーム。インタラクションはかなり薄い(宝石の取り合いくらい)のでソロプレイが好きな方にもおすすめです!

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ダイスの使い方さえ頭に入ってしまえばホイホイ進むことができるペーパー・ダンジョン。サクッと軽めに遊べるロール&ライト系ゲームはやっぱり癒しだわ....下手でも楽しいと思えるって、大事。ありがたや。

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ダンジョンを踏破したあとのプレイヤーシートも、冒険の記録って感じでウキウキできるのもなんか楽しい。行ったり来たり、倒したミニオンに印をつけたりと何かとプレイヤーシートが賑やかになるので、色違いのペンとか使っても楽しいしなんならモンスターの落書きしてもいいかもしれない。この自由な感じが「落書き」ってサブタイの理由かな?カートグラファーでも同じような感じあったので、セットで遊んでも楽しいかもしれないよ!

 

BGGでスコアアタックのスレッドを上げているユーザーがいらっしゃるので、それを参考にハイスコアを狙ってキャンペーンを遊ぶのも楽しそう。

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重いゲームに疲れてしまった時や、RPG系の重めのボドゲを遊ぶ導入にもちょうど良さそうっすな!終わって見直してたらちょいちょいルール間違えてるとこあったけど、楽しかったからまぁ良し(よくない)

 

とりあえずキャンペーン、行ってくるわっ(・∀・)!!

 

 

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【ペーパー・ダンジョンズ販売情報】

実はまだ正式な発売日前なのです。テンデイズゲームズで予約受付してますよ!

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