ども。コモノです。
今週末はゲームマーケット春です。このボドゲ一大イベント前に貴重な予算枠に割り込んでくる魔物たちがやはり4月も到来です。ミニチュア系から渋くひかる王道系まで、どれも素通りが難しいアイテムが今月も揃ってしまいしまた。日本語版が出やすくなってきている昨今ですが、出ると確約できるものでもなく。Kickstarter発のボドゲ情報、今月も眺めつつ悩ましい時間を過ごすのです...ふぉぉ(=ↀωↀ=)✧
春ゲムマ直前ですが気になるKickボドゲのまとめでございます!
Mythic Battles : Ragnarök
前作はギリシアの神々たちの戦いでしたが、本作では北欧神話をフィーチャー。ロキとか出てきますよ!ダイスロールで戦うエリアマジョリティ&デッキ構築。かっちょいいミニチュアがやはりグッときます。
コアセットでもモリモリ感ありますが、北欧神話といえば!といったオーディンやワルキューレがすべてアドオンになってるのはちょっと辛い。全部ポチったらどんな金額になるのか考えたくはありません。カスタムダイスは単純なダイス目ではなく調整されているみたいなので、ダイスロールでの戦闘も盛り上がる気がしてならない作品。
Hippocrates
トロワやブラックエンジェル のデザイナーであるアラン・オーヴァン新作! 今回のテーマはヒポクラテスの治療院。歴史上最古のこの場所を存続させるためのタイルプレイスメントゲームです。
医師をやとい薬を手に入れ、適切な医師へ患者をあてがい重症の患者を救います。治療院としての名声を高めヒポクラテスの後継者となるのです!という、とっても意義ある事に向かうボドゲです。アートワークよし、言語異存なし、ソロプレイできる。良さげだなー。でも日本語版でるかな?そんな気もしないでもない作品。
Magna Roma
古代ローマの街を作るシティビルディング。タイルを配置しながら街を発展させ、より豊かな都市を築き上げるボドゲ。デザイナーは初見のMatteo De Nardis氏なのですが、オーソドックスな感じのタイルプレイスメントながら、ちょこちょこ楽しそうなポイントが気になってしまうゲーム。
タイル配置ではタイルの向きで得られるリソースが変わるため、その先で行うアクションを見据えての配置が求められる系。デラックスバージョンだと街に配置するタイルのミニチュアもついてきたりと、シティビルディングのテンション盛り上げてくれるデラックス版がやっぱり....でもお値段もね....
Clash of Deck : a real FREE-TO-PLAY Card Game!
いわゆるマジックザギャザリングのようなTCG系のゲーム。このプロジェクトはスターターキットを配布するのが目的のようで、1ボックスあたり2ユーロの送料のみでスターターキットが届くようです。
何事も無料という誘惑には弱いアタシ。そしてマジックのようなマナを生み出してカードでバトルするという単純明快なルールも良き。子供たちと遊ぶのにもちょうど良さそうなデザインも良いですな。毎月あたらしいパックがリリースされるらしいので、都度デッキを買い足して遊ぶタイプ。TCG遊んだ事ないよ!という人が最初にあそぶのにもちょうど良さそう。日本語のルールブック(PDF)も対応してるっぽい。
John Company: Second Edition
硬派な経済系ゲームとして密かに気になっていたJohn Companyが第2版になります!マジか!東インド会社の隆盛と衰退までを描く経済ゲームなのですが、なかなかに筋のピッと入ったゲームぽく、ずっと気になってるんですよね。第2版は初版からかなり改定された部分が多いので単純な再販ではないようです。
メインのボードデザインが変更されてるって、結構大幅な改訂。会社を大きくしてお金を集めましょう、ということが目的ではなく、東インド会社を通して自身の社会的地位を高める事に腐心するのが目的となるゲーム。資産を増やし会社を大きくするというよりも会社という機能を最大限利用し自身の名声を求めるというどこか皮肉めいた示唆に富むテーマを持っています。なので遊ぶ人は選ぶ、とパブリッシャー側からも説明があるくらいこだわりががあるボドゲ。ほほぅ....
当時の東インド会社もそういう位置付けとして置かれていた節もあるという史実に基づいたテーマをしっかり掘り下げている作品。こういうの、良いなー!良いんだけど、当然ながら良いお値段。うーむ・・・日本語版では出なさそう気もするので、ポチるならKickだと思われ。悩まし!