ども。コモノです。
Kickstarterピックアップ、今月は中編もあったんで豊作月です。みてるだけでも結構幸せなのって、なんなんでしょうかねぇ。最近は日本語版になる確率も上がっては来てるのでなんだか「け、蹴るの?蹴らないの?」みたいな逡巡をしてるわけですが、そもそも元手がない。なのに新作は出る。なんでや?(いや嬉しい)
今回も非常に悩ましい事になってますが、今月はもう1個蹴っちゃったしな。先日書いた年末に向けた推し5選だって全部ポチれるわけでなし。ど・れ・に・し・よ・う・か・な。か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・りっって指差して決めてもいいんじゃねか....?え、ダメ?
さぁ、悩もうではないですか!
Grand Austria Hotel: Let's Waltz! Expansion & Deluxe Upgrade
日本でも人気のある作品「グランドオーストリアホテル」に新しい拡張が出ます。さらに既存のコマ類を置き換えるデラックスアップグレードパックの提供と、人気作がさらに豪華に楽しめる仕様。あらかじめアップグレードした基本セットもオーダーできるので、持っていない自分としては非常に魅力的に見えるプロジェクト。
画像引用:Grand Austria Hotel: Let's Waltz! Expansion & Deluxe Upgrade by Lookout GmbH — Kickstarter
新しい拡張のタイトルは「Let's Waltz」。社交ダンス的な拡張って事かな?モジュール形式になってるみたいなので、それぞれ少しづつ異なった味わいのある拡張が楽しめるって事なのかな。豪華なホテルでワルツを踊るなんて体験はこの先も一生なさそうなのでアレですが、セレブよね。
基本コンポーネントをアップグレードするデラックスパックは木製トークンなどがセットになったもの。アップグレードパックであらかじめ構成されたデラックスバージョンの基本セットもオーダー可能。グランドオーストリアホテルの評判の良さは薄々気が付いているのだけど、、、気が付いているのよ。どうしましょ。
Project L: Finesse
リアルテトリス的なパズルゲーム「Project L」に新しい拡張が出ますよ!拡張がでる、といっても基本セットの一般流通はあまり見かけなかったので、基本セットを蹴り逃した方が基本セットと一緒にオーダーするためのプロジェクトに思えなくもない。
画像引用:Project L: Finesse by Boardcubator — Kickstarter
ピースをとって型に嵌める、を繰り返し行うゲームですがスタイリッシュなデザインとシンプルなルールはザ・パズルって感じがして好きです。自然子供たちと遊ぶ事になりそうですけども、、勝てる気はしません。なので負けると分かっている事がほぼ確定のゲームをどうするのか、という悩みではあるのよね。でもコンポーネントはめっちゃ綺麗ですよ。
For Sale Autorama & For Sale: Advisors Expansion
For Saleという不動産売買を行うカードゲームがあるのですが、そのリメイク版。テーマが不動産売買から中古車販売に変わり、アートワークがクワンチャイ・モリヤ氏デザインとなりました。さらに今回販売アドバイザーという新しい拡張要素が加わって一つのパッケージになってます。
画像引用:For Sale Autorama & For Sale: Advisors Expansion by Eagle Games — Kickstarter
For Sale自体は1997年が初版。かなり長く愛されているゲームです。確かにたまに中古市場とかで見かけてたのですが、英語版&3人からというプレイ人数をみて華麗にスルーしてきたのだけど....
こちらのフォー・セールの新版も関わらせていただくことになりました。
— ふるりん本舗 (@FruhlingVerkauf) 2020年10月23日
シュテファン・ドラの手による名作競りゲームが新しいテーマに衣替えした上に拡張要素まで携えて帰ってきました。拡張を入れなければ従来通りのフォー・セールが楽しめます!https://t.co/S2Zu3MYDBy
ふるりん本舗さん、マジですか・・・
日本語版になるのね。そうなのね。拡張込みの新版が日本語版で入手可能、しかもバックするときに選択できるってなんか凄くない?前回のMercado de Lisboaの時に結構感動しましたが、今後もこんな流れが定着するとめっちゃ嬉しい。そして不動産より中古車の方がちょっとテンション上がるのは仕方ありますまい....
Veiled Fate
人界に生まれ出でし自らの血統を受け継ぐ半神の存在を秘密裏に助け繁栄に導くという、まさに神々の遊び。しかも同じことを考えてる他の神々の半神を出しぬき、うまく自分の半神に名声をもたらすというなんとも神様の遊びです。神々ったらもう....
画像引用:Veiled Fate by IV Studios — Kickstarter
自分がどの半神を担当しているかは秘匿されているので、互いに誰を導いているのかを推測しながら進むゲーム。正体隠匿の要素もあり戦略的に半神を操る必要もありと、結構考え所が大きい感じです。ゲームの雰囲気はめっちゃ好きで、よくみたら日本語版も対応してる。ミニチュア付きで85ドル、メタルミニチュアが145ドル。。。うううううう。。。日本語版作成、どこか協力してるんだろうかね?
USURPER - A Strategic Game of Dark Factions
画像引用:USURPER - A Strategic Game of Dark Factions by Immolation Rite — Kickstarter
ドラフトで9枚の手札を集め、3×3のグリッドに配置して得点を競うとってもライトなカードゲーム。でもこの1枚1枚が全部ユニークなカード効果を持っていて、どこにどう並べるかで得点が変わってくるのです。
画像引用:USURPER - A Strategic Game of Dark Factions by Immolation Rite — Kickstarter
他にボーナススコアカードもあるようで、どの派閥のどのカードをどこに配置すれば最大得点になるのかをひたすら考えて並べると。カード効果の把握はもちろん、相手が狙っているだろう配置をドラフト時にカットするなど、引いて並べるという単純な中にも結構悩ましい駆け引きが待ってそう。このくらいシンプルなゲームでも結構満足できることを今年気が付いたので、このゲームも結構気になってるのです。