ども。コモノです。
すっかり忘れてました。
ネイションズ・ダイスゲーム拡張「アンレスト」の事を記事に書くの。
あれだけ好きだ!って言ってたくせに。(怒)
悪気はないんだ。許して欲しい。いつだって心の中で君をを忘れた事なんてなかったよ?
そんな事言ったって態度で示してくれないと解らないじゃない!バカッ!(( ̄へ ̄)=3 フン
的な1人ツッコミを脳内で再生しながらちょいちょい遊んでたものの(変態か)、夜更けに1人でダイスをジャラジャラやってると何故か心地よい睡魔➡︎床で熟睡。な繰り返しでねぇ。。。誰かがきっとレビューを邪魔するんだよ。誰だよ。
国内で販売が開始されてそろそろ半年経ってしまうのだけど、あれだけ好きだと言っているのに開封レビューすら書かないのも....って事なので、「ネイションズ:ダイスゲーム拡張:アンレスト」のファーストレビューがてら簡単なプレイレポートをお届けしたいと思います。
ネイションズ:ダイスゲーム、結構楽しいからな? ホントだぞ?
では始まり始まりー。
〈ゲームの概要〉
ネイションズ:ダイスゲームはダイスを降って出た目に応じてタイルを獲得し、文明を発展させながら勝利点を稼ぐボードゲームだよ。運の要素はしっかりあるのでガチガチゲーマー向けではないけれど、ダイスの目に一喜一憂しながらお気に入りの偉業タイルを集める楽しさと、ピラミッドやモアイ像からMTIやらスエズ運河と、もはや文明とは何か?を網羅的に楽しめる独特の世界観とダイスを交換しながら狙う資源を上手く得ていく悩ましさが程よく混ざった軽めの文明発展ゲームだぞ。(もはや説明になっていない感)
ネイションズ:ダイスゲームのレビューはコチラ
そのネイションズ:ダイスゲームに新しい要素(騒乱ダイスとか追加タイル類)と新しい8つの文明を追加する拡張が「アンレスト」だ。グリーンダイスはゲームの展開にスピード感と熟慮をもたらす要素「騒乱」が追加されるため、ダイス選択の悩ましさが増す拡張となっているぞ。また追加される文明ボードはそれぞれに特徴があり(基本ゲームはどの文明でも条件は同じだった)選択した文明によって初期チットなどの条件が異なる。
文明ごとに得意不得意が出てくるので、アクションごとにより悩ましい判断を求められる事になるのだ。
どうよ?楽しそうだな?(伝われこの思いっ!)
つ、伝わらないかな....
〈開封〉
ネイションズ:ダイスゲーム拡張 アンレスト
NATIONS The Dice Game UNREST
プレイ人数:1〜4人
プレイ時間:20〜40分
対象年齢 :14歳以上
BoardGameGeekでも7.9の高評価なの。
コンポーネント
箱は拡張だから薄いのだよね。
基本のコンポーネントに追加する拡張。プレイヤーボードは表裏の両面仕様で合計8つの文明が追加される。
箱を開けて驚いたトコ。緑ダイスがフチに綺麗にハマってる!この収納の仕方は良いですなーw 無駄のない感じがグッドです。
プレイヤーボード(文明ボード)
お分かりだろうか。基本のコンポーネントといくつか違いがあるのだ。まず都市タイルが文明によって4枚しか置けないものがあるぞ。その代わりに初期配置のチットが増加していたり、偉人タイルが2枚置けたりする。各文明ごとにこの条件が異なるのでどの文明でプレイするかによって戦略を考えねばならないのだ。
追加タイル類
量はそんなに多くないのだけど、偉業(ワンダー)タイルも追加されるしイベントタイルや都市タイルも追加される。
黄色の縁のタイルはボーナスタイル、緑の縁のタイルは先行パスタイル。この拡張での追加要素だな。
〈追加要素〉
アンレストにはゲーム性を変化させる追加の要素が結構ある。目立つものといえば「騒乱」を起こすグリーンダイスかな。
グリーン(騒乱)ダイス
グリーンダイスで拳のマークが出た場合は騒乱が起きている状態。他のアクションを選択する前にグリーンのダイスを振り直さなければならない。これだけだとタダのお邪魔ダイスなのだけど、拳以外のダイス目は資源が2つ以上とかなりお得なダイスなのだ。騒乱が起きるリスクを取りながら、良い目が出やすい緑ダイスを狙うかどうかがポイント。
スター付きふり直しチット
オレンジの矢印がスター付きの振り直しチット。
通常の振り直しチットは1アクションを消費するのだけど、星付きの振り直しチットは振り直したダイスを使ってそのままアクションを行うことが出来る。偉人タイルで獲得できたりする。
先行パスタイル
緑の縁のタイルが先行パスタイル。
ラウンド内で一番最初にパスをしたプレイヤーが受け取る事が出来る。書物、飢饉、戦争のいずれかで資源に追加して使用できるタイル。あと1つ足らなかった!っていう状況を打破してくれる可能性ある。
ボーナスタイル
黄色の縁がボーナスタイル。
特殊な恩恵をもたらしてくれる。写真で表になっているボーナスは「先行パスタイル」の資源追加が2になるというモノ。パスと組み合わせて使うとイイやつだ。
ゲーム性を結構変化させる拡張の内容だぞ。騒乱を鎮圧すれば恩恵は大きいのだ。
〈お試しプレイ〉
「アンレスト」は拡張の内容全てを全部追加して遊ぶように出来ているぞ。簡単に違いに触れつつ振り返ってみたいともう!
基本のプレイの流れは以下のレビューを参考にしてほしい。
セットアップも基本は同じ。ソロプレイの先行パスタイルは図のようにならべておけば困ることはないかな。
久しぶりにルールの復習しながらなので、1ゲーム目はあまり動きもなく。
なんかとっても中途半端な結果で29ポイント。(。-з-)
続いて2ゲーム目で少し騒乱ダイスやラウンド毎のダイスリプレースに光が見えた気がしたのだけど・・・伸びず。各ラウンドでダイスリソースが無駄になる事が散見。なんかうまく行かなかった。
やっぱり時代4を見据えたダイス交換の重要性を痛感。ワンダー建てられないと意味ないし。でもモアイは建てられたけどな!
それでも26ポイント。....(;ーωー;)
お試し最後の3ゲーム目
文明はどれにしようかと思ったけど、ポーランドにしてみた!
偉人タイルが2枚配置可能。そして初期チットに書物が追加されている。なお、偉人タイル欄に描かれているチットはそのエリアにタイルを配置した時点でもどなければならない事に注意だぞ。
セットアップ完了後。先行パスタイルとイベントタイルも配置。
時代1の配置。どうしよっかな・・・まずはダイスを獲得していこうかしら。
あわよくば勝利点3と4のワンダーも建てれちゃうと嬉しいが・・・
ま、やっぱり甘くない。(4面ダイスの呪いである)
ソロプレイでは4面ダイスをアクション毎に振って、未使用タイルを除外していく。
あまりタイルの引きが良くなかったのだけど、ここで青ダイスを騒乱ダイスにチェンジして見る。時代2なのにどうでるか....
時代3で青ダイスを手に入れるつもりが都市が殆どないという。
でもここで緑のダイスが活躍するのだ。植民地支配を進めてチットを獲得し、ワンダーの建築を達成する方針に転換。まずはタージマハルをゲットしつつ、振り直しチットを手に入れておく。騒乱ダイスの目を望みのものに近づける戦法。
勝利点付きの偉人をゲット。あと1人置ける。
時代4のプレイ内容は完璧に満足とは行かなかったものの、時代3の植民地政策で手に入れたチットや赤ダイスでの武力推しを上手く使えたおかげで43ポイントまで伸ばす事が出来たよ!
ダイスの出目は確かに運頼みだけど、それでも狙った戦法で勝利点をゲットできた時の爽快感はかなりあると思う。
〈まとめ〉
今回お試しプレイとはいえ久しぶりに遊んでみて、やはり拡張「アンレスト」はあったほうが絶対に楽しいと思ったのだ。
・文明ごとの戦略を考える楽しさ
・追加要素による勝利点獲得への可能性が拡充
・騒乱ダイスによる戦略性の向上
グリーンダイスは確かに1手遅れるかもしれないリスクはあるものの、狙った戦術にうまくダイス目がハマった時の感じはかなり楽しい。文明ごとの初期チットの種類だって結構重要なので、最初の選択時から考える事が多いのも良い。悩ましい!っていう感じではないんだけど、ほどよく頭が動き続けているような感じ。
純粋な戦略を立て緻密な戦略とともにプレイの構築をするようなボードゲームではないものの、狙ったタイルが他のプレイヤーに取られてしまうようなインタラクション時にもそれをリカバーする可能性を高める騒乱ダイスやボーナスタイルなど、程よくバランスが取れた要素が追加されていると思った。これは拡張なしには戻れないかもしれない・・・ネイションズ:ダイスゲームは持ってるけど拡張買ってない人は、早く買ったほうが良いと思うの(ΦωΦ)!
ソロの夜なべボドゲ欲にもかなり刺さるぞ?
お一人様にもおすすめっ( ゚∀゚)o彡゚
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