みなさん、ども。コモノです。
タイトルを読んでニヤついた方、引いた方。みなさん紛れもなくコモノと同じくオッさんです。探検といえばそう、あの昭和ゴールデンタイムの金字塔、水曜スペシャル川口浩探検隊だな!
「あたりに立ち込める濃い霧が、ジャングルの静けさをより一層際立てている。探検隊の耳に聞こえるのは道なきジャングルを踏み分ける足音のみ。原住民からもたらされた情報では、霧の濃いジャングルの奥深くに、鮮やかに光り輝く街のようなものを見たとの情報があった。果たしてこの先に我々の求めている黄金郷は実在するのか。。。」
なんてナレーションで、川口浩の探検は始まったな。な?探検。もはや自分でもよく分からないテンションになりつつある探検の魔力。今日ご紹介するのはそんな魔の魅力に囚われた探検隊たちが競う、心踊る神秘の都エルドラドへのレースゲーム。今年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品「エルドラド (Wettlauf nach El Dorado) 」だよ。
ライナー・クニツァさんという著名なボードゲームデザイナーのこの作品。巷で言われているクニツァらしさが無いとか、どんな事なのかよくわかっておりませんが面白い!という声が多数なのと、エルドラドがテーマにあるってだけで即ポチしたコモノ。きっとボードゲームマニアックスな方々が面白いって言うんだから面白いはず!これは期待大だな!と割と小躍りしてたんです。発表前に届いてたからしっかり遊んでテンションあがりまくったレビューを書くはず、書けるはず!だったんだけど。
叶わず。
仕方ないよねー。仕事忙しかったし、2歳児が魔物化したし。。。
そんで結局大賞はキングドミノが受賞しましたよ。あれだ、キングドミノもその内ちょっと欲しいとは思ってるけど。。もちろんマジックメイズが好きな人もいらっしゃるでしょう?
2017年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品はコチラ。
でも、コモノ的にはエルドラドがイチオシだったから!遊んでないけど、未開の地の探検は譲れないから!(遊んでから言え)
まぁそんな身勝手な期待であふれかえっていたエルドラド(Wettlauf nach El Dorado)の開封レビューを、本日遅ればせながらお届けしますよ!
【目次】
〈開封!〉
さて。エルドラド、実は結構前にポチったまま開封出来ていませんでした。つい先日、ドイツ年間ゲーム大賞の発表があり、エルドラドは惜しくも大賞受賞を逃していまする。残念だった。何かの呪いか。
エルドラド(Wettlauf nach El Dorado)
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:30〜60分
対象年齢 :10歳以上
ちなみにBoardGameGeekでは英題の登録があって、そちらはThe Quest for El Doradoになってるね。
この英訳は良い感じだな。
・ボックスアート
まず目を引いたのはこの箱。これ、エルドラドに眠る黄金の仮面だな?
遺跡の入口とかに燦然と輝いていて、口の中にハンドルとかあって、ヒネると天井が落ちてきたりする仕掛けとかあるわけだろ?(ゲーム中にはそんな事は起きません)
・コンポーネント
マニュアルとマップ解説のシート。今回コモノが購入したのはケンビルさんの和訳付きエルドラドだ。今はメビウスゲームズ版の和訳付きが販売開始されているようだ。
マニュアルの他にはマップタイル、トークンなどと、木製のプレイヤーコマ、カード類だ。意外と箱は大きいので、ちょっとスカスカ感は感じる。
マニュアルはドイツ語である。ドイツ語版だからな、当然だ。
英語と違って、いくら眺めててもさっぱり意味がわからない(英語だって解らない)。単語レベルで意味がわからないともはや読むとか読まないとか以前の問題なんだな。でも今回はケンビルさんの和訳シート&マニュアル付きだから安心だぞ!
・タイル類
マップはいくつかのパーツに分かれていて、組み合わせを変えて遊ぶ事ができる。
結構配置のバリエーションがあって、完全にフリーで並べて遊んでもOKみたい。
なかなかの場所を取るようだぞ。果たして我が家のダイニングテーブルは耐える事ができるのか。。。「訪問者を迷いの霧の中に導く、幻の黄金都市エルドラド。探検隊は無事たどり着ける事が出来るのか。」的なナレーションで始めたいぞ。
ほら、エルドラドだ!
ちっさいけど、黄金の仮面!これがゴールだ。ここを目指すのだな。テレインとか置いて遊びたくなるのだけど、持ってないな。なんか財宝があればいいのに、財宝。うーん。。なんか無いのか。
コモノは黄金ジェットを発見した!
ちょっと文明は違うけど、コレ買ってゴールに置いておくと良さそうだな!
海洋堂、さすがである。さっそくポチっておこう。。
タイルの他にはプレイヤーボード?もあるよ。
読めません。はい。でもサマリーシールも付いてたから安心。
・プレイヤーコマ
木製のコマがくっついてくる。
個人的には2頭身のミープルの方が好きだけど、まぁ良しとしよう。
そんな事いったって、やってみたくなるだろ。
お約束。探検隊スマート。
・カード類
エルドラドは「デッキ構築ゲームだ」ってツイッターに書いてあった。デッキ構築というと、カードでございますよね。
裏面はこれでもかっていうくらいエルドラドしてます。
カードの種類はそんなに多くない印象。
宝箱だな。
スイカもある。
6って数字、もしかしてスイカ強いのか?
なんかもう映画の登場人物っぽいカードがたまりません。
昔のハリウッド映画みたいな感じだな。誰かナレーションつけて。
ケンビルさんの和訳にはカードに貼るシールもくっついてきた。
何枚かのカードにはアイコン以外にテキストが記載されていたのでありがたいな。
〈まとめ〉
エルドラドはレースゲームで、デッキ構築しながら効率の良いルートを進み、一番に黄金の都にたどり着いたプレイヤーが勝ちというボードゲーム。マニュアルをちゃんと読めていないのでアレだが、カードをプレイしてコマを進めるタイプのレースだったと思う。マップのルートを読みつつ、効率よくジャングルを踏破していくためにデッキ内のカードを練っていくのかな?悩ましさと忙しさでアレか、悶えるやつだな。
デッキ構築という、コモノにとってほとんど未知のメカニクスが興味津々なのとともに、「ちゃんと遊べるんだろうか・・・」という不安が(笑)。買っておいてなんなんですが、みんなと遊ぶには自分で説明できないといけないという事を最近学んだコモノ。これは恒例のぼっちプレイ@深夜で修練が必要だな?
このルールを正確に覚えなければいけないというハードル感、よりジャングルの奥地に向かう前の不安感の再現に一役買っていることは間違いない。(違います)
惜しくも年間ボードゲーム大賞を逃すことになってしまったけど、やっぱりノミネート作品を見ているとエルドラドが一番好みのテーマだし、マニュアルをチラ見した程度でもそんなにページ数も多く無いし、複雑そうな事はなさそう。デッキ構築がなんなのか良くわかってないビギナーが遊ぶのにもちょうど良いのではないかと思う!すでに盛り上がりの最高潮は逃してしまったが、これは遊ぶのが楽しみになるボードゲームだな!日本語化のシール貼りが終わったらこっそり会社に持って行って、同僚を道連れに遊んでやろうと思うぞ!
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エルドラドは売ってませんでした。いったん品切れかな?国内で流通が確認できるようになったらリンク貼って起きますよ。
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2017ドイツ年間ゲーム大賞、エキスパート部門も大賞受賞作よりノミネート作品の方がコモノは好みでした。テラフォーミング・マーズは年内に日本語版が発売される予定なのでコモノは待つ!
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