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LUUNO(ルーノ)【ボードゲーム】|魔女になるの。魔女になるにはあなたが生贄になる必要があるの....ねぇ、生贄になってくれない?って可愛い子に言われたらどうします?(やだ怖い)

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ども。コモノです。

 

本日はRulemakerさん2025春ゲムマ新作「LUUNO(ルーノ)」のご紹介です。

 

前作のULT(ウルト)は我が家でも子供達に大人気となり、気がつけば次女はハンデなしで大人に勝つまでに上達しました。過去そんなに次女がやりこんだゲームなかったかもしれん....と思っていたところにRulemakerさんより新作のサンプル提供をいただけるという嬉しいお声がけがありました。しかもウルトの続編というか...続編?(=✧ω✧)キラーン

果たして次女を虜にしたあのプレイ感は再び味わえるだろうか?魔女の生き残りをかけたLUUNOで雪辱を果たしてやろうというオッサンの目論見は如何に?

【注】本記事はRulemakerさんよりサンプル提供を受けて執筆しています

 

LUUNO(ルーノ)

プレイ人数:2〜6人

対象年齢 :7歳以上

プレイ時間:10〜30分

国内発行元:LUUNOの魅力について|Rulemaker

ゲームマーケット2025春情報(土曜 H07)

gamemarket.jp

 

LUUNO(ルーノ)ってどんなゲーム?

LUUNO(以下ルーノ)は魔女となるための儀式を生き残るため、知力を尽くして他のプレイヤーを出し抜き生贄になってもらうゲームです。さらっと書きましたがボックスアートにも「生贄になるのはひとりだけ・・・」って書いてあるよ。

儀式(ゲーム)はプレイヤーたちが魔女となる為に手札から1枚ずつカードを場に出していき、手札(山札)が空になるかカードが出せなくなるか、またはゲームから降りることで1ゲームが終了します。

1ゲーム終了時に引き取ったカードのマイナス点を計算し、最もマイナスが大きかったプレイヤーは魔女カードを受け取ります。そうして次の儀式を始めるのです。

儀式が終了した時点ですでに魔女カードを受け取っているプレイヤーが最下位だった場合、そのプレイヤーは儀式の生贄となりゲームに敗北します。LUUNOには勝者は居らず、ただ生贄となったプレイヤーのみが敗北の味を噛み締めるゲーム。

魔女とは、誰かの犠牲の上に誕生するのですな.....

 

前作ULT(ウルト)とはまた異なったプレイ感が新鮮

前作のウルトはカードの特殊能力を駆使して、シナジーをうまく見つける楽しみと爽快感があるゲームでした。カードの能力を把握し出した我が家の次女はスィッと大人に勝てるようになりドヤ顔連発。

ウルトの図

Rulemakerさんの記事でウルトとルーノの比較をされているので、気になる人は目を通してみるとよりこの2つのカードゲームが楽しくなると思います。

note.com

こちらの記事でも触れられていますがウルトとはまた異なった楽しみを存分に感じるルーノ。ウルトではカード効果の組み合わせやコンボを狙って気持ちよくなることができるようになりましたがルーノの楽しさは方向性が結構異なっていて、もっと相手を陥れると言いますか...マイナスを押し付けるという悪巧みを存分をめぐらせる楽しみを感じられるタイトルです。(褒めてるよ!)

ルールはウルトに比べてシンプルになりましたが、相手の考えを読んだり見透かしたり、手番でのカードプレイで勝敗が決まる駆け引き感がとても強まっているタイトル。ウルトのような派手さは感じないものの、プレイ時の緊張感はより上がりましたぞ。

 

LUUNO(ルーノ)のコンポーネント

Rulemakerさんのカードゲームは元々イラストが超綺麗。ボックスアートにちょいっと出て来た女の子がたくさん出てくるのかな?と思ったらミステリアス&クールな雰囲気を感じる魔女カードが並びます。

どうやら箱の女の子はプレイヤー自身で、儀式の結果次第では生贄になる存在のようでした。可愛らしいのは間違いないですが、非常に設定にダークさを感じます(笑)

数字カードのイラストも美しく、背面デザインにも品を感じますな。

 

LUUNO(ルーノ)のルール・遊び方

ゲームのルール、準備も比較的簡単です。ウルトよりもプレイ準備のコストは低いですな。

ゲームのセットアップ

記事では限定のプレイシートを使用していますが、同梱のルールシート背面にもプレイシートが印刷されていますぞ。

  1. 魔女カードと数字カードに分ける
  2. 魔女カードをシャッフルし、白枠の面を表にして山札として配置
  3. 数字カードをよくシャッフルして山札とした配置
  4. 数字カードの山札から各プレイヤーに10枚ずつ配布
  5. 適当な方法でスタートプレイヤーを決める

プレイシートは使わなくても遊べますが、あったほうが儀式感がまして雰囲気はあるよ。

手番の流れ

ゲーム開始時、手番を始める前に儀式の準備がございます。

儀式の準備

  1. 各プレイヤーは山札から1枚ドロー
  2. 手札から1枚を選んでプレイエリアに伏せて出す
  3. スタートプレイヤーが1枚カードを選び開始エリアに表面で配置

準備が終わったらスタートプレイヤーの次のプレイヤーから時計回りでカードをプレイしていきます。手番では以下の2つのうち1つを選択してプレイするよ。

1)手札から1枚プレイエリアにカードを出す

プレイエリアにカードを出す際は、準備で配置されたカードを参照して以下のいずれかを満たすカードを出さなければならない

  • 数字が同じ
  • 色が同じ
  • 記号が同じ

トリックテイキングのマストフォローのようなルールですがディスカード(条件に当てはまらないカードをプレイする事)はできず、手札からカードが出せない場合は自動的に後述する「2)降りる」アクションを選択することになります。

【注】髑髏マークのカードについて

数字カードには髑髏マークが描かれたカードがあります。このカードがプレイされた場合はカードの色が無効になり数字または記号が一致しているカードしかプレイできなくなるので注意しましょう。

2)降りる(カードを引き取る)

手札からカードがプレイできない、またはプレイしたくない場合はプレイエリアに出ているカード全てと開始エリアのカードを引き取ってゲームから降りることができます。ただし一度降りたとしても手札が残っている以上、この儀式への参加は続きます。プレイヤーは誰かの手札が尽きるまでゲームを続けるのです。

得点計算

以下の3つのうちのいずれかに該当したら1ゲームが終了し、得点計算を行います。

  • 誰かの手札がなくなる
  • 山札が空になった時点

得点計算では引き取って手元にあるカードを髑髏あり、髑髏なしのカード別に分けてマイナス点の計算を行います。

髑髏あり→数字の数=マイナス点

髑髏なし→カード1枚につき1点

得点計算を行い、マイナス点が最も多かったプレイヤーがそのゲームの生贄となります。次のゲームを始める時は全ての数字カードを集めて新しい山札を作り、儀式の準備から改めて始めるのです。

魔女カード

生贄となったプレイヤーは魔女カードを1枚受け取ります。

魔女カードには白縁の表面と、黒縁の裏面があります。白縁は全カード共通ですが黒縁はオールユニークの能力です。どちらを次のゲームで使用するかはカードを引いた時に決めその面を公開して手元に置いておきます。

ゲームの行方

魔女カードを持っているプレイヤーがゲームの終了時に最下位だった場合、そのプレイヤーが儀式の生贄となりゲームに敗北します。魔女は2人同じ場所にいることは出来ないってことなのね.....

 

LUUNO(ルーノ)の感想・まとめ

限定プレイシートもめちゃカッコよし

LUUNO、シンプルルールですがとても気が抜けないぞ!

カードを1枚出すだけですがとてもあれこれ悩むゲームでした。ウルトも考えさせられるところはあったけどLUUNOは「このカード出して良いのか???こっちか?」みたいな駆け引きが手番ごとに迫ってくる感じあります。

ULTでもお馴染みのリバースカードもある

カードのカウンティングができる人が強いのはULTと同じです。ただ「降りる」という選択肢があるためマイナス点を早い段階で確定して引き取ることもできます。策にはまって大量失点を免れることもできる反面、髑髏カードが積み上がってしまった場を眺めて「降りるのか....続けるのか....」という緊張感に浸りながらもひたすら髑髏を出しまくるという極端な戦法を取ることもできます。

当然失敗するともはや取り返しのつかない失点となることもあるため注意が必要なのはいうまでもありません。もはや髑髏の出し合いは呪いですぞ。。。

失点はゲームごとにリセットされるため魔女カードが来たからといって慌てる必要はありませんが、再び最下位になることだけは避けなければならないので追い込まれてる感が半端ない(笑)

儀式の準備で髑髏カードを伏せカードに仕込んだり意図的に降りたりと、あれこれ画策してうまく行った時の爽快感はウルトとはまた異なる楽しさです。いやこれ次女が何かを掴んだら全く勝てなくなるやつかもしれない。魔女の能力を上手く使いこなせれば1度は最下位になることが生き延びる近道ってこともあるかもしれません。魔女たちの個性を把握できれば戦略の幅は確実に広がります。

小学生でも理解できるルールながらもプレイを継続するか降りるか、手札と睨めっこしながらウンウン悩ましいライトゲーム。ルーノが闇でウルトが光と表現される理由がなんとなく判る悩ましいゲームでした。

 

Rulemakerさんは今回のゲムマにも出展されるので、駆け引きやバースト系が好きな方はぜひ手に取って遊んでみてほしいぞ!

 

ゲームマーケット2025春:土曜H07(試遊あり)

 

【LUUNO(ルーノ)販売情報】

ゲームマーケット後に一般販売があるかな?続報はエックス公式アカウントをチェックすると良いですな。

 

Rulemaker公式アカウント

 

 

 

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