もう今更説明の必要もないくらい名作ボードゲーム枠なコンコルディア。ぼっちのホビーBlogでもご紹介済みの本作ですが、今日はその拡張「コンコルディア・サルサ」をご紹介したいと思いまする。
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全く運要素のない完全実力主義ゲームでありながらも、分かりやすいルールとその重厚な世界観&アートワークが心を掴んで離さないコンコルディア。この世界に「塩」という、当時から専売の対象になったアイテムを加えるのが「サルサ」拡張だ。塩は生命が生きるのには必須のアイテム。
あのコンコルディアの世界に加わる塩の取引はどんなものなのか?評判がすこぶる良いコンコルディア・サルサ拡張を開けちゃいます!
〈開封〉
コンコルディア・サルサ 日本語版
プレイ人数:2〜5人
対象年齢 :13歳以上
プレイ時間:90分
Boardgamegeek
New Games Order
日本語版の発売はNew Games Orderさんから。ルールブックも公開されていてとても親切である。
箱の中
コンコルディア・サルサの箱は基本のコンコルディアとほぼ一緒。この大きい箱に入っているコンポーネントって、どんなものが入っているのかと思ったけど意外とさっぱりしている。
追加マップ
追加のマップは両面仕様。ビザンティウム(縦)とヒスパニア(横)マップだ。
塩トークン
革袋に入った塩を模したトークン。コロコロしてて可愛い。
塩都市タイル
これが塩を生産する都市タイル。塩は基本都市と広場タイルの効果からしか入手ができない。
サマリータイル
塩の交換と得点計算のための早見表タイル。
広場ボード
サルサで追加される広場。ここには能力を持った人々が集う。
広場タイル
広場で獲得できる人々のタイル。それぞれ固有の能力を有しており、プレイヤーに恩恵をもたらしてくれる。
コンコルディア・サルサで追加される要素
拡張セットなので、以下の要素が追加される。
新規マップ
ローマの代わりにビザンティウムからスタートするのだ
両面のマップボードが付属。ビザンティウムとヒスパニア、2つの世界でコンコルディアを楽しむ事が出来る。もちろん塩抜きでこの2つのマップを楽しむことも可能だぞ。
塩
万能な交易品となる「塩」と、塩を算出する都市が加わる。
塩は他の産物の代替品として使用する事が出来る万能な産物。ただしたの産物と異なり商人から市場で購入する事は出来ず、入手は塩を特産品とする都市、または広場タイルの効果からのみとなる。同様に塩は市場で売却することも出来ない。
塩都市
塩を算出する都市に家コマを置くことで塩を入手する事が出来るよ。塩都市に家コマを置く場合のコストは以下の通り。
・道具+ワイン+貨幣5(その都市に置かれている家コマごとに追加で貨幣5)
他の都市と異なり、塩そのものは必要としないので注意だ。また、塩都市は得点計算の時にも留意すべき項目がある。
塩都市の勝利点
塩都市は、ユピテル(都市に建てた家)とサトゥルヌス(属州)について従来通り数に含めます。ミネルウァ(専門家カード)の点を計算する際には、塩都市はいずれか1種の物品の都市として数えます。
注:塩都市はメルクリウスの点(異なる種類の物品)を計算する際には数えません。
広場と広場タイル
サルサ拡張でもう1つ加わる要素が「広場」だ。広場には様々な能力を有した人々(タイル)が 集まる。手札の人物カードを一定枚数プレイすると任意のタイルを獲得する事が出来るよ。
貴族(青地)タイル
貴族タイルは永続的にゲーム終了時までその効果を与えてくれる。
一般人(緑地)タイル
一般人は即時効果を与えてくれる。使用したタイルは捨てる。
この特殊効果のあるタイルが加わる事で、戦略性が増すのと同時にやりたい事の選択肢が広がる。
〈まとめ〉
塩、便利すぎるだろ!しかし入手先を絞っているあたり、このバランスにはたまらないものがあるな。 塩の都市の数も増えすぎということもなく、適度に奪い合いを考えたくなる数なのも悩ましさが増してくる。
そして広場という新しいシステムでは、特殊タイルの恩恵を受ける事が出来る。タイルを手に入れるには人物カード(手札)をある程度プレイしておく必要があるため、より護民官などのカードの使い所に気を払う必要が出てきたって事だな。
ただでさえ上手くないってのに..私に一体どうしろと?(||゚Д゚)
もはや練習あるのみっ!というか、遊ぶの楽しみっ!
名作まとめました。
〈おまけ〉
コンコルディア・サルサ拡張にもソロプレイを可能にするハウスルールがありました!
プレイレビューせねばだな。
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コンコルディア、いいぞ。