2022/03/03 追記:再販予約始のリンク掲載
ども。コモノです。
今日は可愛い森の動物たちの激アツなバトルが楽しいルートに新しい拡張が出たのでそちらのご紹介でございますよ!日本語版のローカライズタイトルは「そびえる山のいきもの乱記」。
英題は「Root: The Underworld Expansion」なので、かなり思い切ったローカライズタイトルとなっています。でもこのルート日本語版のシリーズについてるローカライズタイトル、結構好きなんだよねー。「はるけき森」「さざめく河」に続く「そびえる山」です。再販されるたびに売り切れ御免が続いている人気作の新拡張ですが、今回の再販では基本セット・拡張とも「レギュラー版」となりました。変更点なども併せてご紹介したいと思いますよ!
ルート拡張 〜そびえる山のいきもの乱記〜レギュラー版
プレイ人数:2〜6人
対象年齢 :10歳以上
プレイ時間:60〜90分
国内発行元:アークライトゲームズ
Boardgamegeek
ルート拡張 〜そびえる山のいきもの乱記〜ってどんなゲーム?
本作は拡張セットで遊ぶには基本ゲームのセットとなる「ルート 〜はるけき森のどうぶつ戦記〜」が必要になりますよ。ルートは森に住まう各種族のうちの一つを担当して、森の覇権を争うエリアマジョリティ系のボードゲームで、各派閥が完全に非対称能力を持っているという点が非常に面白いゲーム。今回の「いきもの乱記」拡張は新しい派閥が2種類と、新しい舞台となる「山岳」と「湖」を描いた新マップが追加されてるのが大きな特徴。
特にマップの変化は遊ぶ盤面が変わるので、派閥を変更する以上に視覚的なフレッシュさも戻ってくる。「地底公領」と「黒鳥結社」という2つの新しい派閥も加わり、森の覇権を争うどうぶつ達のバチバチした抗争にも新たな展開が訪れるのですよ!
「はるけき森のどうぶつ戦記」と「さざめく河のけだもの軍記」はコチラ!
なお、本拡張はVASTのデザイナーであるPatrick Leder氏が担当されているよ。
レギュラー版とは?
今回のルートシリーズの日本語版再販ではこれまでのシリーズ名に「レギュラー版」というバージョン名が加わりました。レギュラー版では、これまでのコンポーネント構成が少し変更になっていて、拡張セットには根の法典から拡張部分だけを切り出した「レギュラー版拡張ルールブック」が付属するようになりました。また、新たな拡張が発売されるたびに「根の法典」には改訂が入るため、根の法典はPDFで更新された内容がアークライトのWEBサイトから確認できるようになっています。新たに何か追加されたというより、より遊びやすくルールブック類の添付構成を変えたバージョンがレギュラー版となるわけですな!もちろんこれまでの基本セットであってもルール内容的に変わるものではないので安心して遊ぶことができるよ。
ルート ~はるけき森のどうぶつ戦記~ レギュラー版 完全日本語版 | ArclightGames Official
ルート 拡張 ~さざめく河のけだもの軍記~ レギュラー版 完全日本語版 | ArclightGames Official
ルート 拡張 ~そびえる山のいきもの乱記~ レギュラー版 完全日本語版 | ArclightGames Official
そびえる山のいきもの乱記のコンポーネント
やはりマップボードの追加はででーんとしていて嬉しい。今回加わる2つの派閥もこれまでになかったような癖モノ揃い。
「地底公領」は地下を這い回るモグラたち。山岳マップで遊ぶと雰囲気出るヤツやな。「黒鳥結社」は結社というだけあってテロ工作で戦うというこれまた破天荒な能力を持っている。この派閥の極端な能力さがルートを面白くしている1番の魅力だと思うけど、本拡張でも余す所なくそれらは発揮されそうなのであります。
遊び方・ルールの変更点や違いは?
基本的なゲーム展開はこれまでと変更はなく、根の法典に記載されたルール通り遊べる。マップごとの新要素、派閥ごとのルールは更新された根の法典とレギュラー版拡張ルールブックを参照して欲しいぞ。
「湖」マップはどこかのキャンプ場かのような雰囲気
根の法典のP17には追補として、新たな2つの派閥を含んだ全派閥を対象とした、組み合わせ例の参考が記載されている。ゲームバランスを考慮した組み合わせ例なので、どの派閥で遊ぶか迷った場合は参考にすると良いと思う。
ソロプレイはできる?
残念ながら、基本セットに「そびえる山のいきもの乱記」を加えただけではソロプレイは出来ない。ソロプレイを行うにはあのメカ猫がいる「さざめく川のけだもの軍記」拡張が必要になるので注意しよう。同拡張を用いたソロプレイの遊び方としては特に変更なく、メカ野侯国との対戦となる。もちろん新マップ&新派閥を使用してメカ野侯国と遊ぶこともできるのでソロプレイのバリエーションも増えるよ。ソロプレイ時の派閥選択としてはこれまで推奨されていた「鷲野王朝」に加え、本拡張で追加された「地底公領」もバランスが取れた派閥みたいだぞ。
ルート拡張 〜そびえる山のいきもの乱記〜の感想・まとめ
モグラが可愛かったので「地底公領」を使用してメカ野侯国の侵略に立ち向かってみた。地底公領はもぐらの穴を掘ることで控えている兵士たちをドサッと支配エリアに送り込むことができる。
その分アクション回数は最初控えめに設定されていて、臣下を上手く雇い追加アクションを増やして行ったり、クラフトアクションを使いこなさないと状況が好転しない。
メカ野侯国は相変わらずの暴力的増殖で局所的に兵士がモコモコ増えるし、、
あー、もう毎度の展開w
この派閥ごとの特性をしっかり掴み、噛み合った戦略が取れるようになると俄然面白くなるルート。「そびえる山のいきもの乱記」の2派閥もそういった戦略性の特徴を使いこなす楽しみはバッチリあって何度かお付き合いして見たくなる派閥。モグラは可愛いし臣下も有能。鷲巣王朝では内乱に振り回されたけど、地底公領ではいかにマップ上の支配地域を伸ばせるか多面展開をとったほうが有利なのかな?
色々考えを巡らしながらバチバチしたプレイをソロで楽しむというのもルートが好きな理由。友達や気の合うメンバーと遊ぶもよし、1人黙々と派閥との親交を温めメカ野広告に立ち向かうもよし。「いきもの乱記」はルート好きなら揃えて損はないですよ!
早くクロックワークス拡張、出ないかねー。
オース(Oath)もお薦め!
【そびえる山のいきもの乱記:販売情報】
2022/03/02 再販予約始まってます!
基本セットは入手しやすいかも。世界的にも人気のあるタイトルなので再販はいずれかかると思われます。売り切れてしまっているのは再販待とうな!
おすすめの記事