ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

主にボードゲーム中。ぼっちの時間を豊かにしたいブログ。

【ボドゲ紹介】クーパーアイランド完全日本語版(Cooper Island)|さぁ、上陸だ!愛犬とともに巡る、美しい島の開拓記が幕を開けるよ!

ども。コモノです。

 

本日も昨年より積みゲーの丘に奉っておりました重量級ボドゲを開けてみたいと思います。そのボドゲの名は「クーパーアイランド」。2019年エッセンシュピールのスカウトアクションで注目されたゲーマーズゲームですな。昨年アークライトから日本語版が出た時にしっかりポチっていたんだけど、なぜかなぜか積んじゃったのだよね。。。

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重量級という響きに臆したわけでは無いのです。でもなんとなく、箱を手にしてはスッともどす。という事を繰り返しておりました。いろいろ個人的には好きな要素がモリモリっぽい期待作なので、やはり懺悔の念とともにウキウキしながら開封してみたいと思いますよ!ソロプレイもあるしなっ!

 

 

クーパーアイランド 完全日本語版

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プレイ人数:1〜4人
対象年齢 :12歳以上
プレイ時間:75〜120分
国内出版元:アークライト

Boardgamegeek

boardgamegeek.com

 

クーパーアイランドってどんなゲーム?

大航海時代という魅惑的な響き。そんなロマンあふれる時代を背景にプレイヤーは1つの島の開拓を王に命じられます。その島は以前の航海中、愛犬「クーパー」が発見した島。プレイヤー達はこの新たな島を調査し、資源を集めて施設を建てなければなりません。王の期待に応えこの新大陸の開拓に一番の貢献を果たすのですっ!という大航海時代を生きる探検家ロマンあふれるボドゲ。

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やっぱいいよねぇ...探検って(=ↀωↀ=)✧

ゲームはワーカー&タイルプレイスメントを通した拡大再生産が中心のメカニクス。労働者を配置して資源を集め、施設を作りあげていくという島の調査活動がメカニクスとぴったりあっている感じです。せり出した半島を形作るメインボードも美しい重量級ゲームですよ。 

デザイナーはアンドレアス・オーデンタール

あのラ・グランハのデザイナーといえばボードゲームが好きな方にはピンとくるデザイナーだと思います。

決して多作なデザイナーではありませんが、ソラリスミッションなど出すボードゲーム はゲーマーの方々に一定の評価をされているデザイナーです。ラ・グランハは個人的にもお気に入りのワーカープレイスメントなのでクーパーアイランドにも期待しちゃいますな!

  

コンポーネント

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ゲーム全体のコンポーネントは基本的にタイルが中心。

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メインボードとなる島のボードもプレイ人数に応じてタイルを組み合わせて作成します。2人用のセットアップだとレイアウトのバリエーションが3種類あるので気に入った形でプレイしたらよろしいな。

プレイヤーごとに配布されるコマ&タイル

各プレイヤーに配布されるコマやタイルはワンセットでまとめておくと収納も準備も楽だと思う。左下のタイルは必要なものなので間違って捨てちゃわないように。

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色別のコマ類もタイルの背面の色と合わせてまとめておくと楽。

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程よい造形がかえってユーロ系ゲーム感を増しております。

バリエーション豊かな建物カード

得点にも繋がる建物カードは大きな建物カードと小さななてものカードの2種類。

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しかもユニークカードなのが素晴らしい。

カードサイズとスリーブ

建物カードや船カード、ソロプレイ用カードが全て同じサイズ。合わせて68枚入っているよ。

  • カードサイズ:87×56mm
  • カード枚数 :68枚

カードはリネン系の仕上げがされているので傷はつきにくいタイプだと思うけど、気になる方はスリーブに入れて遊ぶと良いかと思う。個人的にも滑りがあまり良くないのであとで入れようかなと思ってます。

 

 

クーパーアイランドの遊び方とルール

では探検の準備をいたしましょう。

ゲームの準備

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重量級なので準備も結構ありますよ...とおもいきや、クーパーアイランドの準備は案外簡単です。以下の準備以外は全て個人ボードのセットアップだよ。

  • 島タイルをプレイヤー人数別にセット
  • 運搬カードを配置
  • 中央に配置する島タイル上に廃墟/彫像トークンを5枚配置
  • 王の勅命カードをプレイ人数に合わせて配置
  • 共有資材の在庫を種類別に分けて置く
  • 2連の地形タイルをバッグに入れ、各プレイヤー2枚づつ引く

個人ボードへのコマを配置は全部決まったところに配置するだけだなので、簡単なのです。配置図をみながらな行えばすぐ済むと思うので、ルールブックのP6を読むべし。

ゲームの勝利条件

ゲームは5ラウンド行われ、最後のクリーンアップフェイズが終わったら得点計算。得点を得る方法は以下の項目なので、ゲーム中はこれらを意識しながらプレイを進めるのです。

  • ゲーム中に得た操舵ポイント(航海日誌トークン)
  • 王の勅命カード
  • 建築物カード
  • 残った物品
  • 錨トークン(マイナス点) 

ゲームの流れ

ゲームは大きく3つのフェイズに分かれてますよ。各フィエズの詳細は省きますが(細かいので...)収入フェイズで資源を手に入れ、ワーカーフェイズでアクションを行い、クリーンアップフェイズでワーカーに賃金をお支払いする、という一連の流れを繰り返しながら島の開発を行うのですよ。

a)収入フェイズ

b)ワーカーフェイズ

c)クリーンアップフェイズ

ワーカープレイスメントで遭遇するとちょっと身が引き締まる「ワーカーへのお支払い」というルールがあるのが、プレイ前にしてなかなかドキドキするポイントだな。。。苦しいのだろうか?やっぱ苦しいのか?

ソロプレイについて

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クーパーアイランドにはソロプレイが可能なミニ拡張が付属してるよ。元々が拡張扱いなので、ルールブック内にはソロプレイについての記載がないので注意だ。

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この可愛いサマリーカードを読めばセットアップについても記載がある。難易度調整もできるみたいだぞ。相手はなんとクーパーである!

 

お試しソロプレイ

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クーパーとのソロプレイを楽しもうとセットアップをした図。写真上部にならんでいるカードがクーパーのエリアになる。セットアップは背面にクーパーが印刷されたカードにあるサマリーを見ながら行うのだけど、基本セットのゲームに比べるとちょっと煩雑に感じてしまうかもしれない。また結構スペースを占領するので、広めのテーブルがあったほうが良いと思う。

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基本ルールも確認しながらいざクーパーと!と思ったんですけど....

セットアップが終わって最初のアクションを始めた時に時計を見たらすでに午前2:30。このままこのゲームを遊ぶと終わるのは軽く4時を過ぎそう。ううむ....断念。。。



クーパーアイランドのまとめ

残念ながらクーパー島の開拓は次回に持ち越しましたが、重量級ゲームでありながらややこしい感じもせず、ルールもすっと理解できました。ただ久しぶりに重量級を遊ぶためか得点までの道筋を組み合わせて理解するのには時間を要したけども。(たぶん理解できてない...)

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普段から重量級ゲームをやり込んでいるゲーマーの方ならおそらくそこまで難しく感じることはないルールに思います。ルールブックもわかりやすい構成で何度も理解できずに読み返すようなことがなかったのもグッドポイント。

資源の交換や建物の建築、航海日誌の入手など、いかにも未開の島の探検を行なっているようなアクションが満載で、徐々に拓けていく島の様子を楽しみながら存分に頭を悩ませることが出来そうです。

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ちょうどコンポーネントを仕分けてさぁ遊ぶかな!ってタイミングで東北地方で大きな地震があったので中断してしまい、クーパーとのソロプレイはお預けになってしまったのです。なお、クーパーはなかなか可愛い。

 

これは近々クーパーと遊んでやらねばなるまい(●ↀωↀ●)!

 結構好みの感じがするクーパーアイランド。しっかり島の開拓してみたいぞ!

 

 

【クーパーアイランドの販売情報】

 

 

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