ども。コモノです。
「パンドリア:商人たち」がついに我が家に届きましたっ!度々このブログでも触れておりますIrongamesが昨年リリースした気になるタイトル。
前作タイル配置&エリアマジョリティのボドゲとして渋い魅力を放っていたパンドリアが、なんと紙ペンゲームになったと知ったのは昨年のこと。しかもリリース済みの拡張(アーティファクト&レリック)の要素も含み、かつソロプレイにも対応したとあっては、、、ポチるしかなかろうな?(ↀωↀ)グッ!
しかし紙ペンゲームでパンドリア...いったいどんなゲームになっているのか?パンドリアは好きなボドゲなのですが、色々な意味で気になっている「パンドリア:商人たち」とは一体???その気になる中身、今日はとくとご紹介したいと思いまっす!
パンドリア:商人たち
プレイ人数:1〜4人
対象年齢 :10歳以上
プレイ時間:30〜90分
国内取扱元:テンデイズゲームズ
Boardgamegeek
「パンドリア:商人たち」ってどんなゲーム?
元となったパンドリアは2連につらなったタイルをボードに配置していき、周囲をぐるっと囲った土地から資源を得ていくタイル配置ゲーム。囲っただけでは得点を得ることができず、そのエリアに自分のコマを隣接させておく必要があるというちょっと変わったシステムが魅力でもあったのです。
それを「パンドリア:商人たち」ではダイスロールでちゃんと再現してるよ!2つのダイスを振り出た目を繋げてマップに書き込んで行くのですが、タイルと違って何を書き込むか選ぶことが出来るので残ったマスの形や呪文・建物効果などを考えながらどの順番で書き込むか悩ましい時間を過ごすことになるよ。
エリアを囲って得た資源(黄金)からカードを購入することも出来る。カードには呪文と建物それぞれの効果が描かれていて、いずれかの能力を選択肢効率的に得点を獲得するのだけど、どちらの効果を使うのかもこれまた悩ましい。紙ペンゲームではあるけれどみっちり悩んで小一時間。満足感のある時間が過ごせるボドゲですわ。
コンポーネント
A4版のシートが2つ、結構な枚数束になって入っております。あとは各プレイヤーに配布する4つの資源コマとダイス。紙ペンゲームですが超絶シンプルな構成です。
シートはマップシートと王国シートの2種類。
マップシートの裏面にはソロプレイ用のマップが印刷されてます。
王国シートの裏面には入門者向けとして用意されたファミリルール用のシートが印刷されているよ。
シートはかなり大量にあるので足りなくなるということはないと思うけれど、もしなくなってしまうようならIrongamaeのサイトにはシートだけ売ってたりします。
Pandoria Merchants - Zusatzblöcke
筆記用具だけ揃えればすぐに遊べる手軽さも嬉しい。
「パンドリア:商人たち」の遊び方とルール
手番の基本的な流れは以下の通り。プレイヤー人数ごとの規定エリアに全て書き込まれたらゲームは終了し、得点計算に移るよ。
手番の流れ
1)ダイスを振る
2)資源2つと労働者を書き込む
ダイスがゾロ目だった場合は2つの間に工芸品マークを書き込むよ。
3)呪文・建物・遺物・記念碑のいずれか1つを選択して実行
呪文と建物は同じカードの上下に記載されている。どちらか一方しか使用する事ができないので注意しよう。
4)閉鎖された土地の決算
閉鎖された土地に自分の労働者が隣接している土地のみから資源を得たり得点できることに注意。
5)資源の記録と得点
各資源とも6個以上の資源1つにつき1点を得る。保管は5個まで。そのほか都市1つにつき1点を得て、獲得した工芸品をトラックに記録するよ。
7)カードの購入
得た資源(主に黄金)を使ってカードを1枚購入できる。また技能2つで1他の資源1つ分として使用することも可能だ。
ソロプレイについて
元の「パンドリア」と異なる点としてはソロモードが付いているということも大きい。ダイスロールと紙ペンという組み合わせはそれだけでソロ感が強くなるけれど、あえてソロプレイを用意してくれているのは嬉しい。ソロではトロールとの競争となる。3ラウンド以降、トロールはカードを破壊したり、異物を奪って行ったりする。容赦ない猛攻をしのぎつつ、トロールの得点より上回れば勝利できるよ。
「パンドリア:商人たち」のまとめ
やっぱIrongamesのボドゲは渋いっすねぇ。。。めっちゃ好みです。パンドリアが好きだというのはあるけれど、シンプルなルールに考え所が色々散りばめられているのが好きなのです。
パンドリアとの違いといえばコンポーネントなどかと思うけど、タイルで土地を囲んで点を得るという基本的な手段は変わらないので比較的遊ぶハードルが低かった。でもプレイ終わってみると60分くらいは悩みながらダイスを振り続けていたようで、終わった後の満足感は中量級ゲームのそれに近いしっかりしたものでした。
まぁトロールには敗れたわけだけどさ(お約束)
空白のマップにアイコンを書き込んでいく快感はやはり格別のものがあるな!カートグラファーズにも通じるこの感じはとても好きでした。うちの中で1人黙々と遊べてしまいそうな中毒感あります。(笑)
オリジナルのパンドリアもまた引っ張り出してきてやりたいなー。
【パンドリア:商人たちの販売情報】