ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]

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コンコルディア拡張:ソリタリア(Concordia: Solitaria)【ボドゲ紹介】|名作コンコルディアにソロ拡張が出てましたよ!一瞬の気の迷い(迷ってない)でポチポチしちゃったのでご紹介でっす!

ども。コモノです。

 

もともとコンコルディアのソロ拡張を調べていたわけではないのです。むしろこの拡張が出ていたことを知らなかったのです。たまたまビヨンド・ザ・サンのオフィシャルルールをリオグランデゲームズのサイトに見に行って、たまたま表示されたコチラのタイトル。おっ!コンコルディアやんけ!ん?よくみたらSolitiaって書いてある....?と調べていくうちに「おぉ!コンコルディアのオフィシャルソロルール!」「おおぉ!米アマゾンでちょうど在庫あるじゃん!」と、情報発見からカートに入れてポチッとするまで約10分くらい。。。久しぶりにやらかした感のあるお買い物です....(꒪ཫ꒪; )ヤバイ

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でもコンコルディアがソロで遊べる!しかもオフィシャルルール!ってなったら試してみたくなるのが人情ってモンじゃん?早速海外から届いたんで、コンコルディア:ソリタリアしっかりご紹介して参りたいと思います!

 

コンコルディア拡張:ソリタリア(Concordia: Solitaria)

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プレイ人数:1〜2人

対象年齢 :14歳以上

プレイ時間:30〜60分

国内発行元:ニューゲームズオーダー - コンコルディア:ソリタリア

Boardgamegeek

boardgamegeek.com

 

 

コンコルディアってどんなゲーム?

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今日ご紹介するコンコルディア:ソリタリア(ソリタリアってスペイン語ですかね?)はコンコルディアというボードゲームに追加してあそぶ拡張セットです。元のコンコルディアは2013年にリリースされており、発売から10年弱経ついまでもBGGのランクで19位(記事執筆時点)を維持する世界中にファンを持つ名作ボードゲームですよね。

www.comonox.com

中世の地中海を舞台に交易で財をなしつつ各地に拠点を立てながら、お金を儲け人物カードを集めていくコンコルディア。美しいプレイボードの上で濃ゆいインタラクションとシビアな判断力を要求される、割と実力がはっきりでる中量級の戦略ゲームです。拡張セットやマップも出ていて長く遊ぶことができるゲームなのです。

これまでのソリターリア?

コンコルディアの魅力はドラフトによるカードピックやマップ上の展開を見極めた上でのカードプレイなど、インタラクション部分がかなり楽しいボドゲです。そのコンコルディア、ソロプレイできないかねぇ。。。と思うのはやはり世の常なのか、これまではファンメイドのソロルールがBGGにいくつかアップされていました。

ファンルールでソロを遊んでみた記事はコチラ!

www.comonox.com

昨今、世界的なCOVID-19の影響でソロで遊びたい!という声がボドゲ界隈も増えました。そのおかげか、まさかのオフィシャルソロルールが発売されたのではないかと。マジか...こうなってはファンルールとの違い、気になるじゃないですか。。。

協力モード&仮想3人プレイ

Concordia: Solitariaにはソロで遊ぶためのルールの他に、2人が協力して遊ぶチームルールと、2人+ソリティアルール(つまり仮想3人プレイ)で遊ぶためのコンポーネントが付属します。コンコルディア・ヴィーナスでと同じ協力ゲームをよりコンパクトに遊ぶことができます。ヴィーナス未体験なのでルールの違いとかはわからないですが、少人数で遊ぶことが多い方にはプレイの幅が広がる拡張となっていますよ!

 

コンコルディア:ソリタリアのコンポーネント

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コンポーネントはカード類と専用のカスタムダイスのみというシンプルな構成です。

ソロ用ルール

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ソロで遊ぶ場合のコンポーネントはコチラ。ゲームで使用する人物カードを差し替えて遊ぶことになります。ソロ用のコンポーネント内には仮想3人プレイ時のみに使用する拒否権カードや、時代3カードに追加する2枚の追加カードがありますよ!

協力プレイ用ルール

チーム戦では専用にまとめられた人物カードのデッキを使用します。カード背面を見ればすぐに見分けがつくのはありがたいですな。

従来の拡張に合わせた調整やヴァリアント

これまでコンコルディアにはいくつかの拡張セットが発売されておりますが、それらを組み合わせた時の調整もしっかりルールには記載があった。いつも入れて遊ぶ拡張があるならば、最後にその調整を忘れないようにいたしましょう。

 

コンコルディア:ソロのルール・遊び方

今回のソリタリア拡張のルールはとてもシンプル。ソロの相手には「Contrarius(コントラリウス?)」という名前がついているみたい。差し替える人物カードにはこのコントラリウスのリアクション効果がセットで描かれているため、自分でカードをプレイするとそのカードに描かれたリアクションが発生するというルールだよ。

リアクションシステム?

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「C」と書かれたボックスの効果がそのカードのリアクション

例えば建築家(Architect)をプレイした場合、自分は通常のコンコルディアと同じアクション(移動&家の建築)を行うのだけど、その後にリアクションとしてディスプレイカードのピックアップがコントラリウスに発生します。(青ダイスを振ってその場のカードを自動追加....ボットあるあるのコストなしであります)

万事この調子で全ての人物カードにリアクションが描かれていて、自分でプレイした後に必ずリアクションの処理をするということを繰り返しゲームが進行するわけです。

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アタシが仮にレンガを生産すると、コントラリウスは3勝利点を得る。。なんでや!

ほほぅ...?

 

ゲームの準備

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今日は2種類入っているルール(ソロ用&チームプレイ用)のうち、ソロ用をベースに説明していきますよ。基本的なセットアップはコンコルディアに準じていて、最後の得点計算などにも違いがないというのはありがたいですな。

コンコルディア:ソリタリアを遊ぶ時の特徴的な準備としては、以下の2点くらい。

  • 使用する人物カードをソロ用のカードに全て差し替える
  • コンポーネントに付属している4つダイスを用意

最初に配布する手札もあらかじめ決められているので背面の色を見て手札を用意し、コントラリウス用のディスプレイを準備します。その他はほぼ標準ルールでのセットアップなので迷うこともないと思うよ。スタンダード / ベテラン / エキスパートの3段階に合わせた難易度調整があるので、それらに合わせて盤面の調整を準備の最後に行います。

 

ソロプレイはどんな感じなのか?

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まぁ、わかってたけどさ。。ムズイわね(笑)

というか、コンコルディアを遊ぶのがかなり久しぶりだった(言い訳)ので、得点ってどうやって上げて行くんだっけ???となるところからなのであくまでルール確認した感じ(言い訳×2回目)になっちゃった。けど、でもやっぱ面白いんだよねぇ。

容赦ないコントラリウスのリアクション

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あらかじめカードにリアクションの内容が書かれているので、自分の手札からカードをプレイすれば何が起きるかは事前に判ります。この「事前に判る」ところが非常に強いジレンマを与えてくれます。

程よいダイス運

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アタシが資源を買ったりすると、なぜか奴は家を建てる...

ソリティアではダイスを使用しますがちょうど良い感じです。全て公開情報の元でおこなわれるソロプレイというのは詰将棋的なものになってしまいがちですが、コンコルディア:ソリティアではそういったところをダイスがうまくかき混ぜてくれる感じ。運に偏りすぎるということもなく、遊んでいても違和感のないプレイが楽しめるダイスです。

得点計算はやっぱり重要

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カード背面が濃緋色のカードはコントラリウスの初期カード

コンコルディアの楽しみとして最後の得点計算がありますが、ソリティアでもその得点計算に意識を向けておく必要があります。コントラリウスはあらかじめ6枚のディスプレイをもってゲームを始めますが、気が付けばワッサワサとカードが並んでいきますよ。。。スタート時の勝利点に油断(スタンダードでは20点差から始まる)してると最終決算で泣くことに。

 

Concordia: Solitariaの感想・まとめ

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久しぶりに頑張って和訳をしてちろっと遊んでみましたが、やっぱりコンコルディアは良いですなぁ!各地に家を建て、商品を生産し、売り買いしながら人物カードを手に入れるという一連のサイクルがなんとも楽しく、あれこれやりたくなってしまうのは相変わらずです。最後の得点計算考えてたはずなのに、相変わらずワインとか織物の生産地を見ると家建てたくなっちゃう。なぜだろね?

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コンコルディア:ソリタリアは1手番づつ相手の処理が発生しますが、あらかじめカードにその内容が書かれているため慣れてくると非常にスピーディに処理することが出来ます。ソロボットのためのデッキが必要というわけではないので準備が楽という事もありますが、このシステムの一番のメリットは処理間違いが起きにくいのよね。

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カードテキストを正しく理解できるかどうか、は、また別の話よ?

ソロプレイを遊ぶ方は経験があると思いますが、自分の手に集中しているためなのかソロボット用の処理や順番をちょいちょい間違えてしまうのです。そのまま続けてしまうこともあれば、やりなおしてみたりと、何かとソロが故に煩わしく感じることも起きがち。でもコンコルディア:ソリタリアのこのシステムはその一つの解決策ではないかと!

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オートマ系のソロプレイよりもランダム性が下がるので、よりロジックパズル感が上がります。好き嫌いはあるかもですが個人的には遊びやすく手応えある感じで好きです。日本語版は出ていないので和訳は必要なんだけど、そんなに量が多いわけではありません。人物カードの種類もそこまで多くないのでサマリー片手に遊んでも辛くないです。コンコルディア遊んでみたかったけどプレイする環境が近くにない(人が集まりにくい)という方にもおすすめですぜ。

 

コンコルディアにもっと触れてたい人、ポチろう!

もし日本語版でたら、、、無論アタシは買い直すわっ(=ↀωↀ=)✧

 

 

【Concordia: Solitariaの販売情報】

記事執筆時点で国内での流通はありません。

日本語版も出ました!

コンコルディアシリーズはコチラ!

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