ども。コモノです。
先日は「オルレアン完全日本語版」の開封レビューをお届けしました。オルレアンは2人〜4人で遊ぶことができるボードゲームです。
なのでぼっちソロプレイは未対応。。。(当然)
まぁ「誰かと遊ぶからゲームは楽しい」っていう事実を全く否定するものではありませんが、世の中にはコモノのように様々な理由から仲間を募って遊ぶことが儘ならない方は結構大勢いるのではないかと思います。
そんな皆様。
オルレアンは我々を見捨てては居なかったよ!
今日ご紹介する「オルレアン:侵略」はオルレアンの世界観そのままに、異なるルールでゲームを楽しむための拡張セットなのだよ。プレイ人数も拡張し1人〜5人まで可能になる。そんな素敵な拡張「オルレアン:侵略」を今日は開封しちゃうよー。
オルレアン:侵略 (Orléans: Invasion)
これです。この青い箱。
プレイ人数:1〜5人
プレイ時間:90〜120分
対象年齢 :12歳以上
Boardgamegeek
コンポーネント全体
写真を撮るためにゴソゴソ引っ張り出してテーブルに並べていたら、おや、、、カードが入ってる!何に使うカードだろ?
拡張なのでコマ類は少なめ。追加のタイル類にシナリオ別のストーリー用ボード(シート?)が5枚。裏表で英独語それぞれに対応していた。ストーリーボードは主に慈善事業ボードと差し替えて使うっぽい感じ。
ルールブックは英語とドイツ語が入っている。コモノはバネストさんで購入したのでバネスト訳もついている。ルールのテキストは結構な量があるので、これは日本語訳付きで手に入れた方が良いレベルかと思うぞ。
そして白いコマもある。
白いコマの中に一人だけいるのは大工さんだ!シナリオ「繁栄」で大工さんは活躍するぞ。建物を建ててくれる。
追加タイルとか
オルレアン:拡張には全部で6本の新規シナリオが追加されていて、それぞれ異なるルールで遊ぶことができる。各シナリオ毎で使用するタイルが微妙に異なっているのでマニュアルを参照ながら準備する事になるぞ。ちょっとばかり準備は大変かもしれない。
これはプレイヤー用の拡張タイル。5人まで対応するシナリオで使用するので5枚ある。
たしか・・・異なるシナリオで使うんだと思ったんだけどこれもプレイヤー用の拡張タイル。結構場所とるね。
追加の施設や砂時計(イベント)タイルもあるよ。
お、砂時計タイルに「Invasion!」の文字が!
.....( ;゚Д゚))ブルブル
やはりイングランド軍なのか、そうなのか・・・
追加プレイボード
この拡張の名前になった「侵略」というシナリオは2〜5名で行う協力ゲーム。基本ゲームの対戦形式から一転、全プレイヤーが一丸となってオルレアンの街を守るという協力シナリオになっている。そのシナリオで追加される街の城壁ボードがこちらだ。
全部で5つの共通目的が描かれている。これを全プレイヤーで達成していくのだな。
やはりそう簡単に行くわけがなさそうな目的。あたりまえだけどかなりカツカツなゲーム進行となることが予想できるな。騎士チップ13枚(5人プレイ時)とか、どんだけ送り込まなければならないんですか。。。
カード
なんとこの拡張ではカードが追加されているよ!
勝利点が描かれているカードだな。ちなみにどのシナリオで使うのかはよくわかっていない。。。
背面も雰囲気バッチリ。ジイさんが良い味出している。
こちらは人物カード。「侵略」のシナリオで使用するんだったと思う。
職業別に追加の目的が設定されるっぽい。ジェネラルとかスコラとかあんまり難しい単語では無いのでこれ位は訳さなくて大丈夫だぞ。(大丈夫...だ..ぞ?)
雰囲気溢れ出る感が(・∀・)イイ!!
シナリオボード
「オルレアン:侵略」には全6本の追加シナリオが存在する。それぞれのシナリオで使用するストーリーボードがこちらだぞ。
そしてこのシナリオの中に、ソロシナリオが全部で3本収録されているという感涙ものの対応だ。「ネ申」と書いて神と読んじゃうくらいの感動。ちなみに各シナリオのざっくりとした説明はこんな感じだ。
①「繁栄」
2〜5人プレイ。通常のルールに大工と建物カードが登場!大工さんを移動させて建物を建てるというアクションが追加される。繁栄の名の通り、オルレアンの街をより発展させる事に重きを置いたルールの追加シナリオ。
②「侵略」
この拡張のタイトルになったシナリオ。2〜5人の協力型シナリオだぞ。Invasionのタイルが公開されるまでに5つの共通目的と人物カードに示された個人目的を全て達成すればクリアだぞ。街の城壁ボードに様々なチップを送り込む共通目的だけではなく、自分で引いた人物カードの目的も達成する必要がある。こんなん、無事オルレアンの街を守りきることが出来るか....
③「対決」
2人用の対決シナリオ。4つの目的をいち早く達成したプレイヤーの勝ち。
シンプルながら鮮明な対決ルールが良い。難易度の異なる4つの目的をどのように達成していくのか、悩ましさは増してる感じ。ワインを配達したり、夫人に衣装を送ったりと商人が主役のシナリオ。
④「高官」
ソロプレイ用シナリオの入門編。入門とか言っても楽では無い。市民チップをたくさん集めるよ。
⑤「首都ヴィエルゾン」
ソロプレイ用シナリオ。難易度設定が3段階ある。5つの目的を規定ラウンド(14ラウンド)以内に達成することが目的。ヴィエルゾンを首都にすべく、5つの目的を14ラウンド以内に達成するよ!
⑥「旅する商人」
ソロプレイ用シナリオ。こちらも5つの目的を規定ラウンドで達成する事が目標。色々な街に色々な商品をお届けするシナリオ。ただ持って行くだけといえばだけなのだけど、商品を集めて➡︎配達なので難易度は高いな......
ちなみに「侵略」のシナリオは2〜5人の協力シナリオだけど、協力型のゲームって1人2役でも遊べるから問題は無いかな。なので深夜に独り、オルレアン包囲戦の再現妄想とかしちゃってたって全然イイって事だよな!
もう、もう持たぬ....
おのれ、イングランドめ!
くじけるな!祖国の命運がオルレアンにかかっているのだぞ!
し、しかし将軍.....
的な、な。d(∀)グッ!!!
好きなボドゲのソロ対応は素直に嬉しい訳です。深夜に独り、オルレアンの街で起きるあれやこれやに妄想を馳せつつ現実逃避軽いトリップ感ある時間を過ごせるなんて、至福じゃございません?至福ですよ?
オルレアン:侵略開封のまとめ
それぞれが異なるコンポーネントを用いてオルレアンというコンポーネントを遊び尽くすかのように、実に充実した内容の拡張となっているぞ。特に「侵略」は拡張タイトルにもなっているように、街の城壁へ騎士チップを送り込んだりとか、雰囲気も十分なルールだった。騎士チップを送り込み、市民を避難させ、お金を集め、食料を備蓄し、防御塔を建築する。街の籠城時の準備に沿った目的を達成するので、とても雰囲気があってよろしい。
また、ソロプレイ用シナリオが3本と充実している点も個人的には超大事。それに加えオルレアンという街のもつ歴史的な背景もボードゲームのテーマとしてはあっているように思う。ぼっちの妄想プレイにはかなり相性の良いテーマってわけだな!
コンポーネントにカード(建物や人物)が追加された事で華やかさも増し、ゲームそのものの魅力もアップしていると感じるぞ。なおオルレアンそのものは言語依存が少ないゲームだけれど、ルールはそれなりのテキスト量があるので、拡張も本体も可能であれば翻訳付き(または日本語版)を入手して遊ぶのをお勧めしたい。
いや衝動に任せてポチった割にかなりツボに刺さる結果となったオルレアン。残りの拡張もなんとか手に入れて起きたいなぁ。。。バネストさん入荷しないかしら。
コレははよプレイしたいですな!
オルレアン完全日本語版の開封レビューはコチラ!
オルレアン 日本語版&拡張がEngamesから発売予定!
2021年春予定!楽しみだな!
>>届きました!
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Engames版は品切れ中。
海外版 一応Amazonにも売っている。和訳は多分ついていないので注意するのだ。