本記事はアークライト版のレビューです。再販されたEngames版はコチラ!
ども。コモノです。
先日はトロワを開封して舞い上がっておりました。やぱり中世ヨーロッパを舞台にするとテンション上がるんです。なんででしょうかね?今日は同じく中世フランス、オルレアンの街を舞台にしたボードゲーム「オルレアン完全日本語版」をご紹介するよっ!
※本記事はアークライト版でのご紹介(ゲーム内容は一緒)です。Engames版はコチラからどうぞ!
オルレアンといえば「オルレアンの乙女」で有名なジャンヌダルクがすぐに思い浮かぶけど、このゲームにはジャンヌ出てこないからな(残念)。ただ時代設定が曖昧な中世フランスが舞台だから、百年戦争直前のオルレアンの街とか妄想しながら楽しむのはアリだと思う。なぜなら「侵略」という名前の拡張がすでに出ていて、オルレアンの街を守るプレイも楽しめちゃうからだ。
先日トロワを購入した時、臨時のTポイント収入に余裕があった(あった。筈。間違いなく...)のでついついポチッとやっちまった感じだけど、我が家に無事オルレアンが到着!相変わらず言い訳がましいこの上ないが、とにかくオルレアン買っちゃったんだよ!トロワもあれだけど、オルレアンも良い感じだったので今日はそのコンポーネントのご紹介いたしますっ!
オルレアン完全日本語版 / Orléans
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:90分
対象年齢 :12歳以上
現在はEngames版が入手可能!
Boardgamegeek
オルレアンってどんなゲーム?
プレイヤーは中世フランスにある都市オルレアンの貴族。従者をひきいて都市の発展に寄与し、財をなさなければならないよ。従者には農民、騎士、職人、修道者などがいて、彼らは特な分野で様々な能力を発揮してプレイヤーの地位向上に貢献してくれる。商品を生産し取引をひろげたり、ロワール渓谷を水路や陸路で移動しながら商業ギルドを建設し貿易を行うのだね。
メカニクスはバッグビルディングと呼ばれ、獲得したチップをバッグに入れていく。バッグの中からランダムにチップを引きながらボードに配置していくのだけど、残チップの管理や次の一手の予想などがなかなかに痺れるのです。デッキ構築と同じメカニクスなのだけど、バッグからチップを引くという行為だとまたちょっと違った感覚で人気があるボードゲームなのです。華々しい受賞歴がその人気を物語っております。
- 2015年 ドイツ年間ゲーム大賞エキスパートゲーム賞ノミネート
- 2015年 ドイツゲーム大賞2位受賞
- 2015年 オーストリアゲーム賞エキスパート部門
コンポーネント全体
箱を開けた時の印象はぎっちり詰まっている感じ。
カードはないものの、プレイボード以外にタイルとチップ類がとても多い。タイル抜き作業と仕分けはけっこう大変。あらかじめ小分け用のビニール袋が付いているのは好感度高いですな。ルールブックの他には木製のコマとチップ用バッグが入っている。
プレイボード
これがオルレアンを囲む全景である。
ボードの右側(マップ)では移動しながらチップを獲得して、各地に自分の商業ギルドを立てていく。
水路と陸路で移動するためのチップが異なるのだよね。
左側では雇い入れた従者(チップ)達の管理をする。ゲーム中に獲得できる交易品などのチップもこちらに積み上げられている。バラバラしちゃうならトレイにいれてもいいかもだけど、雰囲気を大事にしたデザインに惚れたのでバランス次第か。
慈善事業ボード
市役所アクションから雇った従者を送りこめる慈善事業ボード。
送り込むたびにコインや書物がゲットできる。また市民トークン(最後の得点計算に影響するよ)もゲットできるぞ。従者チップをダブらせないよう慈善事業に送り込むのがかなり大事になる気がしてる。
プレイヤーボード
4枚色違いで入ってます。チップを置いてアクションを行うボード。
写本室ってある。
頭良くなりそうな印象通り、影響度というカリスマちっくな値が上がるよ。獲得したチップを上手くボードに送り込み、ドローするチップの内容をうまくコントロールしてくとアクションの見通しが立ちやすい。
なんてメカニクスは理解できたっぽい事書いてるけど、テストプレイしても頭の回転はまったく付いていかなかったけどな(笑)。修行だ、修行。滝に打たれてくる。
タイル類
とにかくタイル類が細かくて多いのもオルレアンの特徴。自分だけが使える施設タイルはとっても箱庭感あっていい。
仕立て屋でもらえる特産品は5ポイント。研究室とか図書館も良いな。その他には、オルレアンで中心的な役割を果たす従者チップ。
この丸いチップがゲームの全てを左右するぞ。従者チップだけで100枚くらいあった気がする。それ以外にも産物タイルとか、細かくて数が多いのが特徴か。このタイル抜きの作業、コモノのなまった身体にはなかなかハードだった。タイル抜きに従者欲しい。
コマ類
木製のコマがやっぱり良い感じである。
プレイボードにキューブが載っているとそれだけで幸せ感あるな!
よいでわないか、よいでわないか〜
(# ̄ー ̄#)ニヤニヤ...
オルレアン開封の儀まとめ
オルレアン完全日本語版、タイルの施設名やボードのアクション名や地名に日本語があるくらいで、ゲームそのものにはあまり言語依存がなかった。
ルールは日本語でないと理解できなさそうだったのでアレだが、ゆくゆく海外版のオルレアンを購入して雰囲気度を上げて遊んで見たくなるような感じだ。テストプレイで1人2役しながらプレイをざっくりして見たが、ルールもそこまで煩雑ではなくやるべき事はあまり迷う感じはなかったよ。ただ最終的な得点計算の式が独特なので(市民トークンや商業ギルドの数でも変化がある)あらかじめ頭に得点計算の事をいれてプレイした方が高得点は狙いやすそうだった。ルール確認のための1人2役だったんだけど、、、結構楽しめちゃったのはソロプレイ感が強いって事なのかな?
ソロプレイヤーはマストバイ拡張「侵略」
なお、オルレアンにソロモードを追加できる拡張「侵略」をポチり済みなので、後日開封後に存分にオルレアンを遊んでやりたいと思っているぞ!実はオルレアン、全体的なゲームのフレーバーが好みなのはずいぶん前に気がついていたのだがソロプレイに未対応。んー、そうすると購入しても遊べる機会あんまりないし、他にも気になるゲームあるしなー。。。って割と優先順位低めだったのだ。しかーし!オルレアンにはその後拡張がいくつか発売されいて、その拡張でソロプレイが可能になるって事に先日気がついちゃったが最期。
遊んでみたい
遊んでみたい
遊んでみたい.....
オルレアン:侵略
此処を落とされたら、フランスの全てが終わる。持ちこたえろ!
オルレアンを死守するのだぁぁ。。
((((;≡д≡;i))))ヵ゙タヵ゙タ㌦㌦...
((((;≡д≡;i))))ヵ゙タヵ゙タ㌦㌦...
。。。。
「皆、勇敢に進みなさい。そうすれば総ては上手く行くでしょう。」
おぉぉぉ!!(゚ロ゚屮)屮
うぉぉぉぉ!
ジャンヌ〜ゥゥゥ!!!(妄想)
で、ポチ。まぁ、いつものことだけど。。。( ̄ω ̄;)
「オルレアン拡張:侵略」の開封レビューはコチラ!
オルレアン日本語版再販情報
長らく市場に姿を見せていなかったオルレアンですが、Engamesより2021年春に日本語版がリリースされる事が発表されました!しかも拡張「侵略」「交易と陰謀」も合わせてリリースとのこと。
>>届きました!
【オルレアン 販売情報】
現在はEngames版が入手可能!