ども、コモノです。
ドイツ・エッセンで開催されていたSpiel'19が無事閉幕し、今年のスカウトアクションの結果も発表されました!
Final Sonntag 14:00#fairplay #scoutaktion #fairplayscoutaktion #spiel19 pic.twitter.com/h781FqnSWv
— Hold on Harry @ stable (@Fairplaymagazin) October 27, 2019
スカウトアクションとはエッセンの期間中、会場内で試遊した人たちに向けて行われる人気投票の結果。今年の年末から来年にかけて日本国内の流通を占う意味でも重要な意味を持つ投票なのです。
今年の栄えあるスカウトアクション受賞作をさくっとまとめて見たいと思いますよん!
【1位】
栄えある1位は『Die Crew』になりました!KOSMOSの2019年作品。ここまでまったくノーチェックだったので、どんなゲームなのかさっぱりわかりません!
Die Crew
画像引用:BoardGameGeek
KOSMOSのサイトの説明によれば、2〜5人の協力型ボードゲームで50のミッションがあるとの事。太陽系の端にある第9惑星への探索ミッションをクリアしていくゲームっぽい。ロマンあるな!そして早速ジーピーから国内発売予定のアナウンスがあったみたいだぞ。
エッセンで、今年のスカウトアクション暫定1位の「Die Crew(ザ クルー)」を、ジーピーから発売予定!! pic.twitter.com/C8LPy46awX
— (株)ジーピー広報 (@gpinc_jp) October 27, 2019
去年の1位もジーピーさんだったな?
【2位】
こちらもまったくノーチェックのクリスタルパレスが2位に。BGGのサイトを見る限りだとめっちゃ雰囲気ありますな!ロンドンで行われた第1回世界博覧会がテーマのワーカープレイスメントゲーム。
Crystal Palace
画像引用:BoardGameGeek
雰囲気だけでもちょっと手を出してしまいそう。国内流通はきっとどこかが出してくれる気がしている。出るでしょう、そうでしょう。
Marco Polo II
同率2位には「マルコポーロ」の続編が入りました。ツォルキンコンビのルチアーニ&タスキーニ作品ですし、これは国内流通は来る気がしてならない。
画像引用:BoardGameGeek
前作のマルコポーロをまず遊ばないと、って話ですけども。ええ。
【3位】
Azul: Summer Pavilion
キマした!アズール新作が3位です。サマーパビリオンはひし形のタイルを並べていく美しいゲーム。AZULシリーズはいつまで続くんだろね?
画像引用:BoardGameGeek
シントラのステンドグラスも日本語版出たしこれも出るかな。個人的にも大好きなシリーズなのでポチり必至。
Barrage
バラージきました!ルチアーニは2作品入賞ですな。デベロップでいくつか問題があったバラージですが、最近Kickでフォローのプロジェクトも始まっておりキックスターター利用者も少し胸をなで下ろしているところにいいニュース。
ゲームはやっぱりちょっと重めですが、その分たっぷり悩ましさを堪能できるゲーム。ゆっくり遊べてないのがぐぬぬ...もうじきテンデイズゲームズ から日本語版流通が始まるのでそちらも楽しみだな!
Carnival of Monsters
タイトルだけでもウキウキしそうなモンスターのカーニバルが同率3位。アンドロイド:ネットランナーとかバニーキングダムのリチャード・ガーフィールド作品です。今回上位にランクインした中ではかなり個人的に気になるセットコレクション系ゲーム。
画像引用:BoardGameGeek
このデザインでセットコレクション作ってみたくなるでしょう。そうでしょう。きっとどこかが日本語版出してくれるに違いないと信じている。
Res Arcana
トム・レーマンの話題作「レス・アルカナ」も3位にランクイン!テンデイズゲームズからすでに日本語版が流通してるのだけど、おそらくこの発表を受けて在庫切れを起こしている模様。まぁ焦らず待ちましょう。
ソロプレイが出来ない(バリアント作ったとしても相性良く無いみたいでデザイナーが非推奨)のが残念だけど、まぁ欲しいヤツ。
TEAM3
見ざる言わざる聞かざるの叡智の三猿が建築会社を始めたっていう設定のパズルゲームです。ぱっと見は子供と一緒に遊べそう!とか思ってると痛い目みる年齢設定でした。14歳以上とかになってんだよね。どんだけ難しいのか。
ピンクとグリーンが出てるみたいです。これもきっと国内流通するな!
国内流通してるそうです!後ほどリンク追加いたします(滝汗
Amazonへのリンク追加しました!
画像:Amazon
〈まとめ〉
割と軽めというか、みっちり考えさせられる悩ましいゲームが選ばれる印象のあったスカウトアクションも去年あたりから少し選出されるゲームの傾向が変わってきた感じ。そんな傾向も感じられる中で2位のクリスタルパレスやバラージが入ってきたのは、シュピール‘19には本当に幅広い層のゲーム好きな人たちが集まっている証拠なのかなと。4位以下にも面白そうなのあるから、それも国内流通してくれませんかね?
年末から来年にかけての大手パブリッシャーからのアナウンスが楽しみになってきたな!