ども、みなさまこんちは。コモノです。
今日ご紹介するボードゲームは「Pot de vin」です。え、これなんて読むのかって?
えと・・・「ポ、ポッ デゥ ヴィン」..(;;゚;Д;゚;;)?
画像引用:BoardGameGeek
ち、違うな。。(笑)
と読み方はさておいて、まずこのアートワークて目を引いてしまったトリックテイキング「Pot de vin」ですぞ。お好きな方はご存知だと思うけど「ブラッディ・イン」のアートワークも同じアーティスト「Weberson Santiago」だよ。
boardgamegeek.comボードゲームの見た目、デザインって個人的にはとっても大事。むしろ内容をよく知らない海外製品はそれが理由で手に取ることも多いのだ。今日はそんなジャケ買い(懐いな...)よろしくポチった「Pot de vin」をご紹介したいと思うよ!
【目次】
〈Pot de vinって?〉
情報があまりなくて、調べていたらどうやらトリックテイキングだって位は事前にわかったのだけど。。。見た目重視でそれ以上考えずにポチりました。反省。
なにせタイトルになってる言葉の意味も調べずにポチったわけで。「Pot de vin」がフランス語で賄賂・袖の下を指す言葉だと知ったのはモノが我が家に届いてから。ブラッディ・インといいPot de vinといい....(笑)
プレイヤーは街のギルドから支持を集めるべく、4人の有力者たちとうまくお近づきになるようにカードを手元に集めるよ。4人の有力者が持つギルドアイコンを程よい感じに獲得するよう、トリックを勝ち抜かなければなりませんのだ。たまに賄賂を贈って上手く立ち回るのだぞ。
〈開封〉
Pot de vin
プレイ人数:3〜6人
プレイ時間:30〜45分
対象年齢 :14歳以上
コンポーネント全体
白を基調としたシンプルなデザイン。品はよろしい。
アートワークが際立つ感じで良いな!
プレイマット
カードの山札を置くシート。
隣のエリアは公開された切り札カードを置いて置く場所だと思う。
スコアパッド&ペンシル
得点計算のためのメモパッドと鉛筆が入ってました。
意外と鉛筆の雰囲気が良い。
賄賂の宝石
宝石は手札を出したく無い(パス)するときにカードの代わりに出すよ。
紫という色使いが、、、アレね。
カード
4種類の人物カードがある。それぞれはNo.1〜13までの連番が振ってあるよ。
No.1:ジョーカー
No.2:中立カード(勝利点+2)
No.3:中立カード(勝利点-3)
No.4〜 No.12:ギルドシンボルを持つカード
No.13 :Pot de vin
No.4から12までのカードにはギルドのシンボルが記されている。トリックで勝利すると各プレイヤーのプレイしたカードを獲得できるので、このシンボルを上手く集めて得点を狙うのだな。
サマリー&お宝カード
サマリーは裏表あるよ。各キャラクターがどのシンボルを持っているかの一覧と、得点計算時の早見表。
お宝カードは各プレイヤー1枚持って、獲得した賄賂の宝石を載せておく。
〈Pot de vinの遊び方〉
準備はまずプレイ人数に応じて手札を配るよ。
3人プレイ:手札各12枚/山札16枚/宝石トークン各4個
4人プレイ:手札各10枚/山札12枚/宝石トークン各2個
5人プレイ:手札各8枚/山札12枚/宝石トークン各4個
6人プレイの詳細は割愛するけど、ペア戦になるよ。
プレイ手順
山札から1枚を公開する。公開されたキャラクターがこのラウンドの切り札となる。
スタートプレイヤーから場に手札をプレイ。プレイされたカードのキャラクターがリードとなるよ。
以降、時計回りに順番に各プレイヤーも手札から場にプレイする。
一巡したらラウンドは終了し、ラウンドでの勝者を決める。写真ではリードのキャラクターのみなので、数字(ランク)が一番高い数字を出した左のプレイヤーがラウンドの勝者となる。
ラウンドの勝利条件
a)リードと同じキャラクターのみがプレイされた場合
⇨より高い数字(ランク)を出したプレイヤーがラウンドの勝者
b)リードと異なるキャラクターがプレイされた場合(切り札以外)
⇨リードと同じキャラクターかつランクが高いカードのプレイヤーが勝者
c)リードと異なるキャラクターがプレイされた場合(切り札含む)
⇨切り札のより高いランクのカードをプレイしたプレイヤーが勝者
ラウンドの勝者は場に出ているカードと切り札カードを獲得し、手元にシンボルごと並べていく。中立カードはどのシンボルにも加えず、中立カードの列として並べて置くよ。
ラウンドの勝者が次のラウンドのスタートプレイヤーになる。
賄賂の宝石
手札からプレイしたく無い時は賄賂の宝石をカードの代わりに出すことができる。
宝石が手元に無い時はパスできない。ラウンドの勝者はカードの代わりに宝石を得て宝石カードの上に乗せておくよ。
得点処理
山札が尽きたら得点計算を行う。以下の所持シンボル別の得点を控えておくのだ。なお中立カードの列から「1」のジョーカーカードを抜き出し、場に並べているギルドに追加しても良いよ。ただし各シンボルは2枚以上のジョーカーを受け入れることができない点に注意だな。手元に並べたシンボルの数に応じた得点を合計する。数が多ければ良いという訳では無い点が悩ましい。
例)シンボル2+ジョーカー1なので、3個の扱い(6点)
ギルドシンボル1個:1点
ギルドシンボル2個:3点
ギルドシンボル3個:6点
ギルドシンボル4個:-1点
ギルドシンボル5個:-3点
ギルドシンボル6個:-6点
ギルドシンボル7個:10点
ギルドシンボル8個:15点
pot de vin:1枚/-1点・2枚/-3点・3枚/-6点・4枚/10点
お宝カードの上の賄賂の宝石は1個1点。
中立カードのNo.2/No.3はそれぞれ+2点/-2点
Pot de vinは4枚集めると恩恵がデカく、中途半端だと身を切るイタさとなるのね。。。賄賂ってやっぱりリスキー。一番得点の高いプレイヤーが勝者となる。
〈まとめ〉
このギルドアイコンをほどよく集める悩ましさったら。勢いでラウンドを買ってしまうとPot de vinまで貰ってしまったりするし、3個でいいのに。。って時に5個集まってしまったり。-3点で済ませるのか、10点を狙っていくべきか。狙ったキャラクターのカードがあと何枚場に出てくる可能性があるのかをカウントしながら、他のプレイヤーを出し抜くためにポーカーフェイスを保たなければならない。
トリックテイキングがどんなルールでどんな風に勝ち筋を作っていくのか、とても分かりやすいボードゲーム。そういう意味ではトリックテイキングビギナーの方にもうってつけだし、サマリーのおかげでカウンティングもやりやすいと思う!
裏を返せばトリテ好きの方には物足りなかったりするのかなー?好きなアートワークと賄賂という素敵なフレーバーを堪能しながら、ちょっとセットコレクション的なカードを眺めつつ遊ぶトリックテイキング。
なかなか良い感じでした!やっぱこのアートワークが好みなんだわ。
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アートワークを堪能したいならブラッディインもオススメ!