ども。コモノです。
春のゲームマーケットでポチっていたナインタイルパニックですが、諸事情によりずっと積んでおりました。そして未だしっかり遊べていないという体たらく。それでもそろそろルール確認くらいはしときたいしな...って事で開けてやることにしたワケです。
ナインタイルのレビューはコチラ⬇︎
名前が同じだったのでてっきりナインタイルの続編かと思ったら、あらら??一味違ったゲームになっていて、ウヒョッてなりました。これがまた...コモノの苦手なガチなパズルゲームに仕上がってるというね(笑)
キャッチコピーは「いそげ、脳みそ」。は?もう疲れまくってるアタシにこれ以上何を急がせたいというのか( ゚д゚)?
なにやらいそがされるらしいナインタイルパニック、どんなパニックが待っているというのか?今日は遊び方とコンポーネントをさらりとご紹介いたしますよん。
〈開封〉
ナインタイルパニック
プレイ人数:2〜5人
対象年齢 :7歳以上
プレイ時間:20分
Boardgamegeek
Oink Games
ずっと気がついてなかったのですが、ナインタイルパニックのデザイナーはJens Merkl氏とJean-Claude Pellin氏のお二人。Jean-Claude Pellin氏はナインタイルのデザインも手がけていて、そのほかにWhat's UPとか見かけたことがあるゲームのデザインも手がけられてました。Oink Gamesがパブリッシャーだったので、日本人のデザイナーさんかと思ってたら違いました。
コンポーネント全体
ナインタイルに比べてちょっと箱が大きくなってます。はて?タイル増えたのかと思ったら色々入ってるw
タイル
ナインタイルパニックのタイルに描かれているのは宇宙人やそれを追う組織のエージェント。街にいる男の子と女の子など、ナインタイルとは異なるデザイン。
スコアトラック
お、スコアがあるよ?スコアトラックは3枚に分かれて入ってる。
木製コマ・順番マーカー
スコアトラック用のマーカーコマ。スコア用のコマは宇宙人の仕様なはず。
こっちが完成順を把握するためのマーカータイルだ。
お題カード
ナインタイル最大の特徴がこの「お題」。お題に沿ってタイルを配置すると得点が増すのだ。
砂時計
一番最初にタイルの配置が終わったプレイヤーが砂時計をひっくり返すと、そこから90秒後にラウンドが終了するの。突然始まるタイムトライアルがこれまた混乱に拍車をかける仕様。
〈ナインタイルの遊び方〉
ナインタイルパニックでは、プレイヤーたちは3つのお題に沿ってタイルを並べていく。お題は出来上がった9×9のタイル(街)の状態を表していて、お題の条件を満たすようにタイルをひっくり返したり回転させたりしながら配置していくゲームだぞ。
セットアップ
準備は簡単。ゲームの開始も簡単。色々簡単に始められるのはオインクゲームズ作品に共通の魅力だと思うのだ。
- プレイヤーは色別のタイルセットを受け取る
- スコアトラックを並べ、自分の色のマーカーをゼロの位置に配置する
- お題カードをよくシャッフルしてテーブルの中央に裏向きに積む
- スコアトラックのそばに順番マーカーを参加人数分並べる
- 順番マーカーのそばに砂時計を配置する
- お題カードの山札から3枚引き、全員が見えるところに配置する
以上で準備は完了だ。
ゲームの流れ
合図とともにゲームをスタートさせるよ。お好みに合った掛け声とともにゲームをスタートさせよう。おすすめの掛け声は以下に記しておく。
- よーい...どんっ!(昭和風)
- レッツラゴー!(昭和風)
- いっせーの、せっ!!!(昭和風)
- アーユーレディ?Goッ!(昭和風)
ちなみにどんな合図でも良いのだ。ダジャレでも良い。なんかごめん....
各プレイヤーは一斉に9×9になるようにタイルを並べ、3つのお題を満たすように街を作っていく。お題には難易度もあり、初心者は避けておいた方が無難な上級お題もあるよ。
またタイルの配置には制限もある。繋がる道の配置でNGとなるものもあるので、事前に確認をしておくのだ。すぐに覚えられる制限だけど、街が完成して順番マーカーを取ったあとに発覚した場合はもちろん得点にはならない。なので注意は必要だぞ。
最初に街を完成させたプレイヤー
街を完成させたプレイヤーは以下の処理を行うよ
- 残っている順番マーカーの一番低い番号を確保する
- (最初に街を完成させたプレイヤーのみ)砂時計をひっくり返す
最初に街を完成させたプレイヤーがひっくり返した砂時計は、約90秒で落ちきる。残されたプレイヤー達は90秒をフルに使ってさらなるお題を満たすことになるのだ。もちろんペナルティの対象となる配置は厳禁。急いでミスを起こしても勝てないし、慎重になりすぎて時間切れでもこれまたダメ。意外と短い90秒の中でめいいっぱい脳みそ全力疾走なワケですよ。
お題の判定
全員が街を作り終えたらその街の得点計算を行うよ。お題には絶対的な条件と相対的な条件がある。それぞれをカウントしてスコアトラックのコマを移動させる。どこまでお題に沿った街づくりを狙うか、またはスピード優先で相手のミスを誘うか。こだわりを何処に置くかで戦略は異なるのだ。
タイル配置でのNG
街タイルでのNG例だぞ。
道が閉じている
9×9に収まっていない
道が繋がっていない
これらを守っていないタイルは得点対象にならない。最初は特に注意が必要な部分だぞ。
〈まとめ〉
お試しプレイはルール確認のみ。まだ実際に誰かと遊んではいないのだけど、前作のナインタイルとは大きくプレイ感が異なる。また勝ち筋もスピード勝負だけではなく、お題を意識したまちづくりで得点を堅実に行うことも可能だ。ポイントは1人目の完成後、ひっくりかえされる砂時計。これがまた焦りを誘発する。
小学校低学年から遊べる容易なルールもGoodだな。
事前にこっそりタイルの配置を覚えて、お題にあった配置も事前に趣味レーションしておけばばっちりかと思ってタイル眺めてたけど.....覚えきれるわけがなかったw
箱の裏に書かれていたキャッチフレーズ「いそげ、脳みそ」は伊達じゃなかった。ナインタイルをより複雑に課題を付与したナインタイルパニック、さらなる悩ましさ全開のスピードパズルだったよ。
四十路の脳みそにはまじ過信が禁物。短期記憶も衰えまくりで、どんどん付いていけなくなっている模様....オッサン、そんなに急げないのです。´;ω;`)ブワッ
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