ども。コモノです。
うっすらお気づきかもしれませんが不肖コモノ、フィジカル面は人並み以下です。さらに数学的な思考はゴマ並です。突発的パッションと好奇心だけで生きてたりします。なお、それも割とすぐ冷める傾向にあります。
今日ご紹介する「クリプティッド」は、最初単純にパッケージデザインに心惹かれたのです。未確認生物を探し当てるゲーム?ってキャッチも刺さりました。昔からUMAやUFOは大好きで小中学校は月刊ムーの愛読者でしたし。ビッグフットとかチュパカブラとかネッシーとかな。懐いわー。。。
今回の探検のお相手
んで、クリプティッドですが最初はスルーしてたんです。ソロできないボドゲですし。でもツイッター界隈で遊んだ方々が口々に「面白い!」って言っておられるのを見て、ウズウズ心が言い始めました。最近アレです、海外系ボドゲへの誘惑を断ち切れずに散在する傾向にありますが、それはきっとツイッターが悪いんです。ええ間違いなく。先月だったか気分がクリプティッド一色になってたタイミングで、遥か海の向こう大英帝国の某ネット本屋さんが日本に送料無料でクリプティッドを発送してくれると言う情報まで流れてきました。折しも米アマゾンでは品切れ中。国内で取り扱いを始めてたすごろくやさん(現在は取り扱いなし)では品切れ中で入荷時期未定。こうなるともはや選択肢は残っていません....えぇ、仕方が無いのです。
で、ポチった。
仕方あるまい?
はるばる英国より取り寄せちゃったクリプティッド、本日は開封してやりたいと思いますよ!
クリプティッド(Cryptid)
プレイ人数:3〜5人
対象年齢 :10歳以上
プレイ時間:30〜50分
Boardgamegeek
コンポーネント全体
箱を開けるとそこには調査報告書っぽいルールブックが。
クリプティッドは未確認生物。研究者の探求のマトである。
なんつーか、綺麗だよね。
構成はかなりスッキリしてる。
モジュラーボード
表面のみのヘクスボードが6枚。これをカードの指示に従って配置していくのだ。
マップには赤線と黒線で囲まれたエリアもある。赤はピューマ、黒は熊の生息地だぞ。
ヒントにはそれらを起点としたヒントもある。
コマ類
5色のキューブとディスク。色別にワンセットだよ。
その他、地形内に配置される建物(立石と廃屋)とポーンが入っている。
カードデッキ
探索する地形とヒントを示すカードデッキ。結構な枚数があってビビった。
カードには2種類あってカードの両サイドに黒のラインが入っているカードはアドバンスドモードで使用するカード。
クルーブック
プレイヤーが持つ手がかりが書かれたブック。
カードにどのヒントが該当するのか記載されているので、各プレイヤーは他人に知られないようにするのだ。
クリプティッドの遊び方
勝利条件
クリプティッドが潜むボード上のマスを、1番早く当てたプレイヤーが勝利するよ。
セットアップ
クリプティッドを遊ぶときはまずプレイモードの選択をするよ。アドバンスドモードは「ここには居ない」という否定形のヒントが加わったモード。基本のヒントは「いる」に関してのヒントが記載されている。
- 各プレイヤー毎にコマ一式(キューブとディスク)を受け取る
- プレイするモードが決まったら、対応するカードをよくシャッフルし1枚引く
- カードの記載の通りにモジュラーボードをセットし建物を配置する
- プレイ人数に対応したクルーブックを各自1冊づつ受け取る
- 各プレイヤーごと指定された番号にある自分の情報(ヒント)を確認する
各自カードに記載された手がかりNo.を確認し、クルーブックの対応するNo.のヒントを把握しておく。
手番の流れ
プレイヤーの手番では以下の2つからアクションを選択する
質問
特定のマスにポーンを配置して、プレイヤーを1名指名して「ココにはいる?」という質問を投げかけます。指名されたプレイヤーは以下の2つを選択してコマを配置するよ。
・いない▶︎キューブをそのマスに配置する
・いるかもしれない▶︎ディスクをそのマスに配置する
キューブが配置された場合、質問したプレイヤーも自分のヒントに基づき特定のマスにキューブを配置するよ。
探索
特定のマスにポーンを配置して「ここにいるはず」という宣言をする。
・自分のディスクが配置されている場合▶︎他の空いているマスで、クリプティッドがいる(可能性がある)マスにディスクを配置します
次に時計回りに各プレイヤーが自分のヒントを元に回答を行うよ。
・いるかもしれない▶︎ディスクが置かれていない場合はディスクを置く
・いない▶︎キューブを配置する
探索の宣言に対して誰かがキューブをそのマスに配置した場合は、そこで探索は終了する。探索を宣言したプレイヤーは自分のヒントに基づきキューブを任意の空きマスに配置する。
探索の宣言で指定されたマスに全員のディスクが配置された場合、宣言を行なったプレイヤーが勝利。全員が答える「いるかもしれない・いない」という回答から他のプレイヤーのヒントを推測し、いち早くクリプティッドのいるマスを特定するのだな。
めっちゃUMA探索じゃない?
まとめ
GW中に遊ぶ気満々だったのだけど、仕事のあれやこれやと色々重なってまだ遊べていないクリプティッド。ルールは熟読してしまった。
ルールブックによると北米の荒野に潜むクリプティッドを探し当てるというなんともロマンあふれる設定だ。1人3役でテーブルの上でコマを配置したり、あれこれしてみたりしている。もうこれだけで十分楽しそうなので頬が緩みっぱなしっすよ。。。みな、深夜のダイニングで1人ニヤけるおっさんを想像してほしい。
だってUMA探索が出来ちゃうんだよ?いわゆる論理パズルで特定のエリアを推定していくのだけど、これは楽しいだろうなぁ....
実際遊んだらまた違った感想になるのだと思うけど、質問を行う時や探索を宣言する時に色々駆け引きが生まれそうな感じだ。ここだと思うマスを浮き彫りにしようとしすぎても他のプレイヤーに出し抜かれてしまいそう。自分の手番までのリードタイムも計算に入れて、適度なブラフをいれながら質問を重ねる高等テクニックが必要そうだぞ。
拡張マップとか出して欲しいんだけど、多分出るかなぁ...?(まだ遊んでないが)
キックスターターでデラックス版作っていただいても良くってよ?家コマとかスタPやポーンをもう少し雰囲気あふれる木ゴマに変えてもらったって良くってよ?
きっとみんなポチると思うんです。
ともあれクリプティッド、近々にメンバーを拉致して遊ぶ事にしよう。これはきっとみんな好きじゃなかろうか。
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国内ではすごろくやで和訳付き輸入盤の取り扱いがありましたが、現在は削除されてます。ピチカートデザイン(ジェリージェリーカフェを営業する企業)が日本語版の制作を発表した影響かしらね。
\クリプテッド 日本語版 製作決定🐉🇯🇵/
— ピチカートデザイン|PIZZICATO DESIGN, INC. (@pizzicatodesign) April 24, 2019
推理とパズルが面白いと話題のボードゲーム「CRYPTID」の完全日本語版がJELLY JELLY GAMESで製作決定しました!
公式から発表された2人用ルールを追加し、Webアプリも日本語に対応予定です。2019年中発売予定です。https://t.co/ZGqcGNq7Co pic.twitter.com/43mFXLHHdg
今年中に発売されるみたいなので、興味が湧いた人は待っても良いと思う。和訳を作成し公開してくれている方もいる。待てない人は米アマゾンから購入して遊んでも良いと思う!